才能限界値
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解説
才能LVの最大値(レベルキャップ)。その人がどれだけ強くなれるのかを示す上限。人それぞれに生まれつき具わった成長の限界。誰もが同じように強くなれる訳ではないと言う、現実的に考えれば当たり前の事だが、一般的なRPGではまず考慮されない要素を誇張しつつ世界観に組み込んだもの。この世界の住人は際限なくレベルアップを繰り返して無限に強くなる事はできない。
それぞれのキャラには生まれつき才能限界という上限値が定まっていて、いくら努力しようがそれ以上にレベルを上げる事は出来ないし、自力でその上限を上げる事もできない。人間は勿論、カラーなどの異種族やモンスターにもこれは該当し、限界値の高い優秀な親から生まれた子は、親同様に高い才能限界値をもつ傾向にあるらしい。初出はランス3で、キャラによっては何度か変更がかけられている。
魔王である来水美樹、及び世界のバグであるランス、その娘であるリセット・カラーには才能限界が存在せず、理論上は無限に強くなる事が出来る。ただしLVが上がるほどに経験値は入り辛くなるため、レベルの伸びも対数関数的に落ち込むと考えられる。それにレベルをいくら上げたところで一級神などの高位存在が相手にはまったく歯がたたない。一瞬でレベルを1に下げられたり、時間を戻されたり、原子分解されたりする。そのため神に匹敵する絶対的な力というほどでもない(それでも規格外ではあるのだが)。
才能限界値は基本的に不変のものだが、システムの管理側であるレベル神などはあるていど細工することができるらしい。但し禁止事項。……なのだが、一部のレベル神が私腹をこやすために破ってしまう事例もあったりしてそれなりにズルズル。
ランスによる限界値向上
「世界のバグ」であるランスに抱かれると、抱かれた相手の限界が上昇する場合がある*1。彼のパートナーであるシィル・プラインは、出会った当初はLv30だった限界値がLv80まで上昇した。 最大の恩恵を受けたのがR10第二部の魔想志津香やナギである。ストーリーの都合上、ランスにあまりにも抱かれ過ぎた結果、限界値がLv230というとんでもないところまで上昇している。
アイスフレーム時代に抱かれまくったウルザ、シィルの代打をつとめたサチコ*2、不本意ながらも毎度毎度そういう関係に持ち込まれてしまう志津香たちも、ランスの皇帝液によって才能限界値を伸ばした。逆にかなみはさんざん抱かれまくったにも関わらず肉体的な相性が悪かったせいで1レベルも限界値が伸びていない。*3
ゲーム的には
ランス6では入れ替わりの激しいパーティーシステムの都合上、どのキャラも一律50*4まで才能限界を解除出来るように救済策が取られている。が、これはあくまでもゲームとしての面白さを保つための暫定的処置と考えておいた方が無難。後発タイトルではこれらの措置を取らない状態での才能限界値で登場している。
ランス・クエストでは、禁欲モルルンの副次効果やアイテムによって才能限界値をいくらでも伸ばせる。この仕様もやはりゲームシステム上の便宜としてふわっと考えておくのがよい。
また、才能限界制自体設定を除けばゲーム的にそのまま取り入れられているのは、初出とその次であるランス3とランス4だけというのが実情で、それ以外の作品では経験値次第でどのキャラでも悠々とLV100を越えられるシステムになっていたりもする。
作品 | ゲーム中での反映状況 |
R1/R01 | 概念なし。才能限界がないランスのみのステータス管理ということもありいくらでもレベルが上がる。 |
R2 | 概念なし。バードやミリでもLv100以上まで上がる。 |
R3 | 初登場。主人公キャラのランスとシィルには限界なし。 |
R03 | R3を継承しつつ最新設定に合わせ修正。シィルのみランスに抱かれた回数がまだ少ないということか才能限界50に*5 但し、アイテムで上昇可能な上一部のキャラには才能限界を伸ばした時のみ取得可能なスキルがある。*6 |
R4 | 微修正されつつ継続。相変わらずランスとシィルには限界なし。 |
R4x | ADV形式のため無関係。レベルはあってなきが如し。 |
鬼 | 膨大な設定データが公開され、ランスの限界が無限、シィルの限界が80に初めて決定。 しかしゲーム中で上がるのは指揮官としての「戦闘レベル」なので、結局無関係。 |
5D | 戦士や魔法のスキルにレベルを振り分ける闘神1形式で、やはり限界は無関係。 |
R6 | 一応反映されてはいるが、全てのキャラのレベルを自由に上げ続けたいという 一部ユーザーの要望にも配慮した仕様になった都合で形骸化。 |
R7 | メインは軍団戦だが、個人のレベルがパーティー戦や必殺技の強さを決定付ける要素として登場。 ただレベルアップの機会が限定される為、限界だけ高くても有り難みは少ない。 |
R8 | Lv35がキーとなるシステムであるため限界が35以上か否かが大きく関係する。 その関係で限界も上げやすく、ほとんどのユニットは限界を最大50まで上げることができる。 追加ディスクではこの上限も撤廃され、限界を999まで上げることも可能。 |
R9 | 熟練度/熟練ポイント制の導入により強さはレベルとは関係ない存在に。 才能限界及びレベルは資料集には記載されているもののゲームシステムには影響しない。 |
R10 | 各自部隊を率いるために、レベルとは別の部隊ランクが変動する。 同一キャラで別レベル(シリーズ別カード)も存在しており才能限界自体は形骸化したが設定自体は残っている。 才能限界無限のキャラの異常な成長速度を表現するのにも使われた。 |
キャラクター限界順
現在レベルは上下するため限界値とは隔たりがある事が殆ど。混同しないよう注意。レベルアップしない存在だとレベルが1や0でも強力だったりする上、同レベルの同種族ですらジョブ特性などで個人差が出てしまうなど、一概にレベルの大小だけで能力が決するとも限らない。
ゲームシステムは設定よりも優先される為、本来レベルの無いキャラにも作品によってはレベル制が採用される場合もある。国別の一覧はこちらを参照。
※ ()は設定変更があったキャラの変更以前の数値
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*1 R6からの新設定
*2 LV50以上で発生するイベントが正史となったことから推察
*3 トミノメモによる設定上の表現であり、必ずしもゲームでは忠実に反映されていない
*4 システムの裏をかけば一律51。また一部に53、64に出来るキャラもいるがそれは割愛
*5 何故か志津香は最新設定と同じく61
*6 ifということか?