戯骸 (朱雀)
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解説 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
魔人ザビエルの復活によって目覚めた使徒で、人型の時の名前は戯骸(ギガイ)。真の姿の名として「朱雀」の名を持つが、他使徒が真の姿の名が真名*1なのに対し戯骸の「朱雀」は別名に過ぎない。
その正体は『輪廻』を司る存在「フェニックス」であり、『破壊』を司る存在のラ・バスワルドと同じく特定事象を司る肩書の持ち主*2。南条家の人間の体内に長らく封印されていたが、南条家当代である南条蘭の中から復活を果たした。このため正史では蘭の死亡は確定しており、北条早雲には仇として狙われている。
白黒反転した目に赤肌白髪のすらりとした細マッチョのイケメンで、他の使徒に比べるとさばけた性格をした好青年だが、ランスに一目惚れした。以後、「俺の一番星」と呼んでその尻穴を狙い続けている*3。ランスを狙うホモ鳥……と思いきや、マグナムではまさかの女性体となって登場。フェニックスであることから死んでも復活する性質で、復活するときに性別が変化することがある。なお、作中では一回死ぬごとに性別が切り替わる。
シリーズ全体を通して明確な敵役としてはランスを最も恐怖させた人物で、ランス10ではランスが挙げたトラウマの一つとしてシルバレルやレベル神ミカンに並べられている。
なんにせよ、見姿によらず彼(彼女)のランスを想う気持ちは本物である。ちなみにリバなので入れるのも入れられるのもokだ。
自身の実力に絶対の自信があると言わんばかりの常に余裕のある態度を見せており、一軍の将でありながら兵を置いて単身で敵陣に赴き、強者を見定めてはタイマンの喧嘩を申し込むという魔人レイとよく似た喧嘩好き(雰囲気はガルティア似)。気に喰わなければ魔王にも突っかかろうとするなど大胆不敵というよりは鳥らしく何物にも縛られない自由人のような使徒。ザビエルとは同じ火属性であるからか他の使徒に比べて砕けたやり取りをしていたり好き勝手な振る舞いも許されており、封印前のNC期から特に信頼を置かれていた使徒であったことが伺える。ザビエルの使徒の中ではその自由気まま振りから遊撃担当という形になっているが、ひとたび前線に現れれば真の姿「朱雀(=フェニックス)」による使徒の範疇を超えた驚異的な力を振るって敵を葬り去る。
朱雀は猛禽類を思わせる鉤爪のついた腕を尾のように生やし、エイと蝙蝠とサソリを混ぜ合わせたような平たい形の真っ赤な怪物。有機的だがどこかステルス爆撃機を思わせるような異質なフォルムをしている*4。北条家の堰命召喚のような陰陽史上でも殆ど例のない位階の南条家の召喚術「朱雀召喚」の本尊であり、本気で戦う際は変身と同時にその力をフルに行使して相手を焼殺、または斬殺する。その力はどんな人間や妖怪、高位の鬼ですら一瞬で殺してしまうというとんでもないもので、無敵結界を持つ魔人でようやく戦いが成立するという恐るべき強者。ランスとカオスも朱雀を一度見ただけで「あれはヤバイ」と感じ取って真っ向対決を忌避したほど。
フェニックスとしての「死んでも再生する」という特性は体を再生成して復活というリスポーン型能力になっており、マグナムでは死んだ瞬間に新品でその場に登場するという芸当を見せてランスと早雲を唖然とさせた。
気軽に自殺して体を交換したりと、もはやダメージ自体に意味があるのかもわからない機構をしており攻防共に恐ろしい程に隙が無い。戦闘力だけではなく、しぶとさもそれ以上に備えている本物の魔人級。
天使や悪魔のように死者の魂を回収する能力も持っており、JAPANの死者を蘇生できる『復活の儀』を執り行える等、不可解なほどに強力な能力を多数所持し、掴みどころがないというよりは得体の知れない不気味さがある。
初登場の戦国ランスでは使徒という魔人の前座ポジションにも拘らずランス達が文字通り全く太刀打ちできない程の圧倒的な強さでインパクトを残した。お前のような使徒がいるかと言いたくなる。
しかし一目惚れしたランスの為にあえて本気の姿を封印して戦い敗北、あるいは早雲の秘策に嵌って命を落とすが前述の能力によってひっそりと復活しており、以後はどの陣営にも属さないはぐれ使徒として気ままに動きながらもランスの利になるような行動を取っている。ランスの事は人間のままでいて欲しいと考えており、方向性が真逆のサテラとの仲は悪い模様。
JAPANをホームにしているようだが用があれば大陸側にも顔を出しておりRA15年までにリセット・カラーと顔を合わせた事がある。*5
人型形態(男性体)は拳に炎を纏わせての格闘や長柄のキセル*6を使いこなし火爆破や雷撃といった魔法も使える万能型で、人型のままでも使徒とは思えない程の極めて高い戦闘力を有する。
普段通りの半裸姿で雪山に潜伏していたかと思えばマグマを風呂代わりにしていたりと温度に対して高い耐性を持っている。シーザーによってかなりの高所から叩きつけられてもすぐに起き上がるなど肉体強度も中々のもの。
女性体は、銀髪癖っ毛ロングで首に長いマフラーを巻き右拳を発火させた十代中ごろから後半あたりに見える少女の姿で、ややツリ目のパッチリとした目にドラゴン族のような縦長の瞳孔の金色の瞳がよく目立つ。同性の虎子から見ても綺麗と感想を漏らす程の整った顔立ちをしており、お淑やかな物腰も気に入ったランスは速攻で俺の女認定している。正体発覚後でも女性体のままならランスは戯骸の事を女性として扱っている事から相当気に入っている様子である。ちなみに男性ホルモンむんむんな男性体と違いこちらはツルツル。鈴女に近いデザインをしており男性体の面影は白目部分が黒色である事と服装などあるにはあるが仕草が殆ど別物レベルなので言われなければ妹か何かにしか見えない。
そんなこともあって女性キャラとしても結構人気が高い。
人を見る目に長けたリセット・カラーによれば悪い人では無いらしく、登場時の戦闘狂っぽさとは裏腹にお人好しで自身相手の性別問わず世話を焼きたがる癖がある。焼き鳥だけに
はぐれ使徒となってからは何故か様々な人物に出会い頭に攻撃されるのがお約束になっているが、それでも滅多に怒る事の無い大らかな性格をしており、積極的に力を振るおうとはしない。自身の封印の依代であった南条蘭を忘れること無く気にかけ続けるなど邪悪な本性揃いのザビエルの使徒の中でもかなり浮いた性格をしている。
こんな奴がどういう経緯を持ってザビエルの使徒となったのか疑問は尽きないが、戯骸もかつては人間を見下して殺戮を楽しんでおり、付いていけばその場をどんどん提供してくれるザビエルとの仲は良かったようだ。*7
戦国ランスでは ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
最初は南条蘭に使役される召喚獣として登場しており、朱雀本来の巨大な飛行生物の姿をしている。展開的に切って離せないため、蘭の顛末とまとめて記載している。
初めて姿を見せたのは強力な青鬼である梅川が天志教の寺で暴れていた時。援軍に呼ばれたが体調を崩し、本来の力が出せない早雲が梅川に苦戦しているのを見た蘭は一か八かの賭けで己に封印されていた朱雀を召喚という形で一時的に解放。現れた朱雀は短く笑うと目にも止まらぬ速さで梅川に迫り、すれ違いざまにその首を刎ねると還っていった。北条の陰陽師達は朱雀を見て史上でも殆ど例のない程の術と感嘆していたが、朱雀自体の気性は穏やかで若い陰陽師達が朱雀を見たいと蘭に頼み込んだ際も気軽に姿を見せてアピールするなど人の良いところがあり、他のザビエルの使徒と違って中立的なスタンスであったことから宿主達と良好な関係を築いていた。
その後は織田家との戦いで朱雀単騎で織田の軍勢を強襲して瞬く間に潰走させるなど北条家にとって大きな力となるが、早雲が文献を読み漁っていると朱雀を使いすぎると封印が破れて蘭が死んでしまう事を突き止め、蘭の朱雀召喚を禁止することで収まる。実際のところ封印はすでに破綻寸前のところであったが、早雲が逐電した事で安否を心配する蘭に関しては乗り掛かった舟ということで、早雲を見つけるまでは無理やり封印を破ろうとはせずに事の成り行きを見守るつもりだったようだ。
北条家が織田家に恭順した後に早雲がまむし油田のダンジョン、石油穴にいることを突き止めた蘭がランスに掛け合って自身を含めた捜索隊を結成してダンジョンの最深部に辿り着くと早雲にとって因縁の相手である上級鬼のミナモトが今まさに早雲の命を奪おうとしていたところであった。蘭は朱雀に警告されていた最期の一回となる朱雀を召喚、呼び出された朱雀は驚愕するミナモトを塵も残さずに蒸発させる。
ようやく再開した蘭が早雲に駆け寄ろうとした瞬間に封印が限界に達してしまい蘭の上半身が爆ぜ、朱雀…もとい人の姿となった戯骸が解き放たれる。早雲は突然の惨劇に呆気にとられるもすぐさま憤怒の形相と共に戯骸に対して殴りかかった。これに対して本意でなかった戯骸は無抵抗でそれを受け続けた後に当身で早雲を大人しくさせると蘭の遺品となった婚約指輪を早雲に渡して石油穴を去り、復活したザビエルの元に馳せ参じ織田に強いのがいるらしいからそれと戦うと言って姿を消した。(恐らく正史の早雲仲間ルート)
なおミナモトは朱雀の素性を知った上で怖れているような様子を見せていたが関連は謎である。
敵ユニット時の南条蘭が一時的に使用する「朱雀召喚」は戦国ランス最凶と言える技であり、最高倍率の全体攻撃が溜め無しで飛んでくるため下手すると開幕に全軍が消し飛ぶ大災害のような技。
ある意味、戯骸が最初に脅威として登場するのがここであり、早雲による朱雀禁止イベントが起きるまでは南条蘭に喧嘩を売らないのが定石。
ル―トを問わず一連のイベントを見終わると南条蘭が死亡して朱雀召喚の脅威は去るものの、今度は本人が喧嘩を売ってくるという最悪のお邪魔イベントが発生する。
魔軍領での侵攻戦勝利時にふらりと現れランス達にタイマンを持ちかけてくるようになるが、特定のユニット以外で対決させると片っ端から消し炭にされ、そのユニットは消えてしまうという恐ろしい人物。戯骸をどうにかしないと魔軍領に侵攻を続ける度に襲来イベントが発生し、手駒が焼却されてしまう。かと言ってリクエスト通りに初手でランスを出してしまうと、生け捕りのはずが加減を間違えた戯骸によってランスが消し炭にされてしまいゲームオーバー。犠牲を出さずに攻略するには、魔人化した健太郎の無敵結界でしのぎつつ対策を講じるか、北条早雲に任せるしかない。
魔人化した健太郎に任せても決して勝つことはできず時間稼ぎにしかならないが、次回襲来時にランスを選んだ際に朱雀への変身禁止を提示するフラグが立ち(一人を犠牲にしても同様)、発生する個人戦に勝利すれば今後は襲来してこない。また、通しで6時間戦い続けて鍛えられてしまい健太郎のLVが3上がるという副次効果がある。フラグを立てて撃破していなければ何度でも襲来するため、分かっていれば健太郎のレベリングイベントとして活用できる。いわゆる戯骸道場。余程の実力差があるのかこの方法でカンストさせても戯骸に勝つことは無理である。なお、タイマン相手の選択肢はランスが固定、健太郎(魔人)と早雲は自軍にいれば固定、他はランダム。よって謙信や政宗といった国主級のユニークユニットも例外なく選択肢に上がり、挑ませてしまうと容赦なく殺される。また、魔法ではないのでリズナを出すのもNG。初見プレイでは健太郎の魔人化や早雲加入がまだという事が多く、大体一人は生贄に捧げる事になるが、その候補は特にイベントの無いコパ傭兵団か、不遇ステである建築特化のハチスカ棟梁あたりが鉄板とされている。
対策を練った後だとランスは勇気を振り絞りながら戯骸が人型形態のまま戦って自分に勝てたら何でも言う事を聞くという条件を提案し、戯骸が喜んでそれを了承する。戯骸が勝った時のデートプランを聞かされただけで大ダメージを受け卒倒寸前になりながらもランスと戯骸の個人戦開始。しかし実際はタイマンを反故にした集団リンチで戯骸を葬りさり、ランスは安堵と共にかつてないほどの大声で勝鬨を上げた。恐らくこちらが正史。
敗北時はゲームオーバーにならず専用イベントがあるため一度見ておくことを強くおススメする。ランスのトラウマぶりがよく分かる。
早雲に任せた場合、炎を操る自分に紙の形代を使う式神使いでは話にならないと侮る戯骸は自身を取り囲んだ式神に仕込まれていた黒い縄で雁字搦めに縛り上げられてしまう。何故か切る事も焼くこともできないそれに焦り始める戯骸に対し、早雲がそれは戯骸を封じる力を持つ蘭の遺髪を使って創り上げた式神であることを明かす。早雲の両腕が交差されると遺髪が収縮し、戯骸は原型の分からないミンチとなって死亡する。こちらのルートはランスへの絡みが少なく、マグナム以降の早雲への態度やランスの過剰なまでの恐怖のリアクションを考えると恐らくifである。
復活イベントを飛ばして北条家を滅ぼした場合は早雲の目の前で蘭が破裂し、現れた戯骸が呆気に取られる早雲の頭を無造作に掴み、嗤いながら握り潰す。こちらの戯骸は蘭に殆ど使役されていなかったためか殺戮を好む魔人の使徒としての本能が押し出されており、蘭との生活が戯骸の人柄に大きく影響を与えていた事が分かる。
主ザビエルと同じく、ランス達によって倒され、死亡するのだが…。
ランス・クエスト マグナムでは ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
まさかの復活。その健在ぶりに呆気にとられるプレイヤーも多かったはずだ。 あまりの恐怖からランスは無意識に戯骸の記憶を封印しており、思い出すと寒気・頭痛・吐き気が襲うらしい。
クエスト名「ホモ焼き鳥」で登場。そのまんまである。
一度死んで復活したときに性別が変化して女性体になったので、女性らしい言葉や仕草を勉強し、やってきたランスを誘惑。ランスに戯骸であることを気付かれぬまま菊座で交わり、ランスへの「想い」を遂げることができた。想いを遂げた後、仕掛けられていた爆薬で自分のいた小屋ごと爆死し、即座に男性体に転生してランスの眼前へと着地。そこでようやく先程の女性が戯骸だと気付いたランスは凄まじいショックを受けるが、結局最後は可愛い女の子だったからいいやと開き直った。
続けてクエスト名「JAPANからの手紙」で、戯骸はJAPANでの戦いで死んだ縁者を生き返らせる事ができるという旨の手紙をジークの使徒オーロラを通してランスに送り、毛利領出雲にあるあの世とこの世の狭間の迷宮、黄泉平坂の7Fを待ち合わせ先に指定する。
男性体だとランスに問答無用に攻撃されて会話にならないと踏んでいた戯骸は予め自殺をして女性体で出迎えた。
迷宮内に散らばっている故人の遺品をランス達に集めさせ、それらを泉の中へと投げ込んでから輪廻を司る不死鳥の力を持って復活の儀を行った。光が消え、現れたのは玄武の復活と同時に四散して死んだ小早川ちぬ。
居合わせていた毛利てるはそれに喜ぶが、南条蘭を蘇生させると思い同行していた北条早雲は大激怒*8。戯骸と早雲は追いかけっこをするようにフェードアウトしていき、ランスは「仲良く喧嘩しな……」と呆れ顔でそれを見送っていた。頭を潰したり輪切りにしたりと非常に殺伐としていた戦国ランスの頃と比べて、大分コメディな関係に変わっている事が見て取れる。
なお、ちぬを生き返らせた事に関してはランスも素直に戯骸の事を労っている。
ランス10では ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
第二部ネタバレ注意!! |
朱雀の強さについて ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
戯骸の必勝パターンは人型のまま一足飛びに相手に接近し、朱雀に変身した瞬間に焼き殺すというもの。
何とも単純だがランス達はこの戦法だけで成す術がなく、一撃必殺という扱いなので戦闘画面に入る事も無いいわゆる強制負けイベ扱い。そのため朱雀のステータスに関しては一切不明となっている。
しかし攻撃手段だけは推測でき、朱雀召喚による織田軍強襲シーンでは敵陣ど真ん中を横断することで軍団を割っていくかのように焼き尽くしている。この事から自身で超高熱を纏い、熱波による自身を中心とした円形の燃焼エリアを形成した状態で敵にぶつかるかぶつからないかのスレスレの高速低空飛行を行って焼き進んでいくという手法を用いていると考えられる。
只の移動でも上記のような惨状となる事を考えれば、少人数相手なら大規模破壊をする必要もなく、ある程度近寄ってから変身し即座に熱源化するだけで殺害には十分すぎるものがある。最初から朱雀の姿であったためにその体当たりをまともに受けたミナモトにいたっては蒸発して消えてしまうという信じ難いような熱量。通常の炎では炭化が限界であるため炎というよりはもはや破壊光線である。
恐ろしいのはこれが魔法を源にしない化学的な熱エネルギーであり、こんな規模で物理攻撃判定をしており魔法耐性が全く意味を成さない。この熱ではハニーも焼成されるどころではないだろう。
これに関しては火の鳥が体当たりをするという手法の元祖である「科学忍者隊ガッチャマン」のゴッドフェニックス号の必殺技「科学忍法・火の鳥」の科学的アプローチを意識しての事だろう。朱雀の戦闘機っぽいフォルムから放たれるところもこの攻撃をイメージさせる。ちなみに同作に登場した鈴女のちゅんちゅん手裏剣の資料画像を見た鉄鉱石氏がガッチャマンのバードランを連想していたのでモチーフ元の可能性は大である。
ランス世界では魔法や羽で飛べるキャラは少数いるが高速飛行型はメガラスくらいなので、そういう意味でも航空力学を意識したような形をした朱雀は珍しいタイプ。案外、封印前は飛行速度を競える数少ない存在だったのかもしれない。
冷静に考えれば飛行型なのに加えて科学忍法よろしく本体が超高熱化するためランスのような戦士型は攻撃が届かないどころか近づけばセルフ焼死という勝負以前の問題であり、戦国ランスではタイマンと銘打っていたが実際のところは処刑以外の何物でも無かったというのが実情である。わざわざ人型のまま距離を詰めていく舐めプめいた動きもその点を踏まえて少しでも勝負らしくしようというハンデに見える。
これに加えてフェニックスのしぶとさまで持ち合わせているのは冷静に考えなくても恐るべき脅威。盛り過ぎである
朱雀は物理と明言されているのでここからは科学忍法に倣って大雑把にだがエントロピー的な見方での熱量の類推となる。無論、ファンタジーなランス世界でこれがそのまま適用されるとは限らないので与太話の一つとして流してもらって構わない。
推測できる重要なポイントはランス10で戯骸が激怒した時の青白い発光と戦国ランスでのミナモトの死に方。まず青白い発光だが、これは戯骸が火属性である事から炎よりも高温の領域であるプラズマを生成していたものと仮定できる。プラズマは圧倒的な熱量により焼くのではなく分解してしまうことからこれを蒸発とも呼び、現実に工業や廃棄処理分野で使われているのだが、戦国ランスでのミナモトの蒸発という死に方はプラズマ分解と一致している事から朱雀での発熱にプラズマを利用していた可能性がある。ゴジラの背中宜しく朱雀に変身する予兆としてプラズマ発光を起こしていた可能性もあり、こうなると原子炉や核融合炉のようなものを搭載している事も十分に考えられる。
この解釈の場合、誰かが焼殺されるシーンはいずれのプロセスも朱雀の放熱をストーブのように浴びたと見られるのでむしろその程度で済んでいたという事になり、ミナモトが受けたような突進接触はどんな物質も分解する*10力場とぶつかる事になるので防げるとすれば無敵結界のような熱の持続性も考慮し継続して展開の維持が可能なバリアの概念になるだろう。あわや一戦しかけたシーザーも魔人級とは言え無敵結界が無い以上はこれに耐えられるかは正直なところ分からない。
メカニズム的には相当な上澄みの攻撃力の持ち主であり、熱操作に関しては火属性を得意とする主人以上の使い手かもしれない*11。
健太郎が熱さに悶えていたのも無敵結界は物理に対しては斬撃や打撃、地上のテクノロジーの範疇で発生しうる炎などの規模を想定した防御壁で、太陽と見まごう程の膨大なエネルギーを近距離で浴びせられる事は想定しておらずルールそのものに干渉しかけた可能性もある。これに関しては一つだけ前例があり、魔人戦争では闘神ゼータがバボラに特攻攻撃を仕掛けて戦闘不能の大ダメージを与えたという設定が残っているため、尋常ならざる威力の物理攻撃ならばダメージを通す事自体は不可能ではないと考えられるのである*12。最初から朱雀の姿での突進を真正面から受けた時はどうなるのか興味深いところ。
それゆえに封印の副次効果として朱雀の熱を無敵結界以上と言えるレベルで完全に遮断する術を編み出した天志教(悪魔)の恐ろしさも垣間見える。
かつてザビエルが藤原家の200万の軍勢を二か月で破った逸話に関しても、動員規模に反して参戦した魔人はザビエルだけであったことから考えても対軍規模の攻撃能力を持つ朱雀は首魁の討伐に進むザビエルの道案内や露払いとしても大いに役立ったのではないだろうか。仮に第二次魔人戦争に参加していた場合も魔人への道程を非常に容易にしていたと考えられるので、参戦しなかったのは残念と言うべきかほっとしたと言うべきか複雑なところ。得てして有利過ぎる駒というのは扱いに困るものであり、このあたりは航空戦力故に出番を貰えなかったメガラスにも通じるところがある。
朱雀は戦国ランスでしか見せていない姿で色々と分からないことが多い。出自不明と言う点では玄武や白虎もそうだが、朱雀は到底使徒とは思えないような強さから注目されていたこともあり、もう少し説明や掘り下げが欲しかったところではある。
特記事項 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
- 才能レベルと実際の技量が全く一致していないと言われるレベル詐欺キャラの一人。同じように言われるオロチに対してぷりん氏が見解を述べているが出身種族によって初期ステータスやレベルアップ時のステータスの上がり方が違うため戯骸もそれだけの高等種族という扱いなのだと思われる。
- JAPAN縁者の死者蘇生は数十年の一度の特別な日に黄泉平坂での儀式が必要。ウェンリーナーと比べて限定的だが戯骸自身は代償を必要としない。蘇生対象が少々ゾンビっぽくなる副作用あり。
- 朱雀召喚はイベントで軍隊を壊滅させる描写がはっきりあるため、お町の大雷撃などとは違い戦闘シーンでの朱雀召喚の性能は誇張ではない可能性がある。
- 戯骸の復活は新しい肉体を作成するタイプの能力であるため、古い肉体に取り込んでいたザビエルの血がどうなっているのかが謎である。
- 南条蘭が転生後も前世の記憶をある程度保持できたのは戯骸の宿主であったことから能力の一部が作用した可能性がある。
- 主人のザビエルよりも…というかシリーズを通して見ても最も得体が知れない人物であり、世界観的に無視できない要素もあって考察する上でも色々と厄介な存在。…と言うのも戯骸は複数のスタッフの手で短期間の内に設定が変遷したブラックボックスのようなキャラであり、既存の枠組みでは考えられないような力や知識を持ちながらその背景が描かれていないからである。ハニホン7の戦国ランスの裏設定でも戯骸に関する情報は奇妙なほどに無く、頼れる資料と言えるものが無いのが現状。ハニホンXでは輪廻システムに関する詳細な説明があるが、そこに深く絡むはずの戯骸に関する情報は全く無いためかえって謎が増した始末である。コイツは一体なんなのだ…
長めの考察になるので格納
- 自動的に復活するため復活の保険として使徒を用意する必要がない。これだけなら魔人向けの体質にも見える。
- スラルの項にも詳しいが無敵結界の実装経緯からして戯骸のような死そのものが脅威でない存在が無敵結界を得たところで無用の長物という程では無いが痛み避け止まりである。魔血魂からの復活機能に至っては戯骸の能力の下位版なので発動機会自体が無い。能力的に最も魔人になる事のメリットが無い存在なのではないかと思われる。
- 魔血魂状態にならずに即復活できるのであれば完全無欠の最強魔人となってしまうが、そうでなければ魔血魂の上書き・初期化という終点が付与されることで戯骸の強みである輪廻の輪の形が崩れるため強化どころか戯骸を消滅させる唯一の手段になる可能性がある。
- 戯骸の仕様的に復活能力を持たない魔王の欠点を補い得るが、継承判定が未知数ではある。
修得技能 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
人間関係 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
- ランス / 俺の一番星! 愛し合った仲 (R10第二部) 俺が人間に戻してやる
- ザビエル / かつての主。他の使徒達よりもフランクな関係でお館様と呼ぶ。
- 藤吉郎、玄武(魔導)、白虎(煉獄)、青龍(式部) 、/ 同じ使徒
- 南条蘭 / かつての相棒で宿主。死は避けられないものだったが思うところがある。
- 北条早雲 /蘭の婚約者で戦国当初は仇として狙われていたがマグナム以降は腐れ縁。
- 小早川ちぬ / 玄武の宿主で復活に伴い死亡。戯骸が蘇生能力で蘇らせる。
- サテラ / ランスを巡って敵対関係。
- オーロラ / はぐれ使徒仲間。ランスへ手紙を届けることを依頼。
- リセット・カラー / 仲良し。親戚のおじさんのようなポジションで接する。
- ランスの子達 / 面白そうなので旅に少し同行した
名台詞 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
- 「躰磨いてきたか!?俺の一番星!!」
ランス最大のピンチ。
- 「ははっ!」
どっかのネズミは関係ない。戦国ランスの頃は相手を殺す直前にこう嗤う。
- 「お前か。知らねぇぞ。」
風林火山に次ぐ戦国ランスプレイヤーのトラウマポイント。
タイマンイベントでランス以外を出すとこう警告した後、朱雀へと変身し遊び無しの一撃を見舞う。
この後に〇〇を焼き殺したという短いテキスト表記だけでユニットが消失してしまうことが恐怖を煽る。設定的にこちらの手勢では一番強いであろう妖怪王・独眼流政宗ですら全く歯が立たない。
ちなみにランスを出してもアウト(ゲームオーバー)という初見理不尽仕様。
- 「私の一番星様……」
女の姿だとこうなる。可憐な容姿とお淑やかな物腰にランスはすっかり騙された。
第二部ネタバレ注意!! |
名場面 ![Edit Edit](image/plus/paraedit.png)
男性ver
- <ひゅぱ>
- 朱雀が梅川を通り過ぎた後、驚愕の表情を浮かべたままの梅川の顔が胴体から離れた。
- 次にその首が地面に落ちる。
- 素早く斬られた為、血が噴き出すのも一瞬遅れる。
- 首の断面から血のシャワーが出た途端、梅川の胴体も地面に倒れた。
朱雀初登場時。早雲を苦戦させた強力な鬼・梅川を鼻で笑って瞬殺。 最初に見せたのは炎ではなくこの尋常ではない速さの斬撃。呼ばれた場所が寺の境内であったため、火災被害が出ないようにだろうか。 タイマン時もそうだが無意味に被害を広げることなく必要最小限の攻撃で敵を仕留めているように見られる傾向がある。
- ランス「あんぎゃーーー!!」
- 戯骸は朱雀に変身すると、
ランスを激しく焼き殺してしまった。 - 戯骸「っ………ちゃー…
しまったー!!」リクエストに応じて初手でランスを出した場合。うっかりで瞬殺されゲームオーバー。 手加減するつもりがあまりの嬉しさについつい出力の設定を間違えてしまったと述べており、やってしまった戯骸が焦る始末。
- 健太郎(魔人)「あちちちち!!!」
- 戯骸「ち…やっぱ魔人にはあんま効かねえか。」
- ランス「こらー!何やっとるか―!!」
- 健太郎(魔人)「え…だって…熱い…」
さすがに魔人なら勝てるだろうとランスが健太郎を指名した場合。 朱雀による炎の初撃を健太郎は無敵結界で凌ぐも馬鹿げた火力に思わず悶絶。戦意を失いかけるも美樹の心配そうな様子を見て奮い立ち、聖刀日光を構えて戯骸へと突貫。 6時間にも及ぶ消耗戦の末、息を切らした健太郎に対し戯骸は平然としていたものの、無敵結界で中々決定打を与える事ができない事からさすがにうんざりして帰っていった。 戯骸は自分の攻撃が魔人に完全に効かないわけではないと認識している事と健太郎の苦悶のリアクションから、戯骸の攻撃は無敵結界でも無効化ではなく魔人対魔人と同じ威力の減衰に留まっているように見受けられる。 ※ハンデマッチでの個人戦では戯骸の攻撃に特殊属性などは与えられていないため、魔人化した健太郎ならタイマンで楽に倒せる。この辺りは描写とあまりにも食い違うため戦闘システムの都合上だろう。 無敵結界の仕様の問題から当時は多くのユーザーに疑問視されたシーンであったが、マグナム以降の戯骸の設定を見るとある程度納得できそうな部分もある。
- 戯骸「おいおい、タイマンだっつったのに何でそっちは一人じゃねぇんだよ」
- ランス「やかましい!勝てばいいのだ、勝てば!」
- 戯骸「まったく」
- 戯骸「ずるい男だなぁ…もう…たまんねぇよ。」
- ランス「なんかいやー!」
正攻法は無理だという事で一策を講じた場合。 とは言っても、戯骸側は本気禁止でランス側は総力メンバーという一方的なハンデマッチに戯骸が付き合っただけの形であるが。 とんでもなく不利な条件ながらも、当の戯骸は
ねっとりした余裕は崩さず、それでも勝つと不敵な態度。 ランスがここまで必死になった戦いはそう多くは無いかもしれない。
- ランス「な、何をするーーー!」
- 戯骸「いい声だねぇ…」
- ランス「ひっ…ひぃぃぃぃ!!!」
- 戯骸「くくっ…その顔…」
- 戯骸「いい誘い顔だ。」
そこまでしてもランスが負けてしまった場合。ケツ穴ピンチ。※太字部分はゲーム内では超巨大フォント。 「ひっ…やめて…」「いや…誰か…」と、自分が襲った女性達のように助けを求めるランスだったが戯骸に米俵のように抱えられて哀れお持ち帰りである。 翌日にとある温泉宿の一室でしくしくと泣いているランスを鈴女が保護したそうな ナニをされたのかはランスの口からは語られず、この出来事はランスの重篤なトラウマとして封印された。 なお、戯骸側に殺す気が無いため負けてもゲームオーバーではなく満足度が下がるだけでリベンジが可能。 直接明言されてはいないが、勝てた時のランスの喜び方やマグナムでのトラウマ反応から正史で経験している疑惑がある。
- ランス「うおおおお!!!!
勝った!!!!
勝った―――――!!!!!」 - ランス「うう…生涯でこんなに染みる
勝利の味は初めてだ…ちくしょう……」ランスが勝利した場合。まるで何度負けても挑み続け、死闘の末にラスボスを討ち取ったかのような勝鬨上げ。
まぁ徒労なんですけどね…ランスにとってはある意味でもノスやカミーラ以上に緊張感のある戦いであったことは間違いない。 ※ハンデマッチなのでこの戦闘自体はさほど難度は高くなくフル戦力で挑めば基本的にはすんなりこっちになる。 編成問わず脇では美樹が健太郎の健闘を労っており、ストーリー的には健太郎も戦闘に参加していた模様。
- ランス「お前らには分からんのだ……あのホモ焼き鳥の怖さが……」
マグナムにて。上の勝利も虚しく、あれだけ苦労させられた戯骸が健在かもしれないと聞き青ざめるランス。 戦国ランスでは地下蜜柑農園迷宮を探索する際にランスがミカンを思い出して同様のコメントをしている。
第二部ネタバレ注意!! |
女性ver
- 戯骸「お待ちください。貴方様、襟に乱れが……男前が台無しにございますよ」
- ランス「あ、おう」
- 娘がランスの服に手を伸ばし、襟の乱れを手慣れた手つきで直していく。
- 胸元のあたりをポンと叩く娘。
- 戯骸「はい、男前が戻ってまいりました」
- ランス「うむ、さんきゅー」
正体を知らずに事を終え、ご満悦のランスに甲斐甲斐しく世話を焼く女性体の戯骸。……嫁かな? これが上と同一人物という恐ろしさ。
- ランス「おい、こら、それは俺様のだ。触るな」
- 戯骸「まあ……ッ!」
- 花が咲いたように、パアッと戯骸が顔をほころばせた。
- ランス「あ、ちなみに女の時だけな。男のお前はアウトだぞ。」
- 戯骸「……はい、心得ております……」
早合点している早雲が女性体戯骸の手を握った際の一幕。
まさかのランスの女扱いに乙女な反応をする戯骸。 念押しされてシュンとするが男性体の時も諦めてはいない。
- 「彼女の魂は天使にも悪魔にも召されず、何故か死んだ場所に残されていたのです。まあ、間々ある事でございます」
- 「その魂を私が回収いたしました」
- <中略>
- 「その瞬間、輪廻を司る不死鳥の私が、復活の儀を行います」
シリーズの世界観的に考えてもとんでもない肩書と能力の持ち主。 ムーラテスト中のクルックーの前でさらっと言っているが、戯骸がやっていることは神々が行っている魂の循環作業への介入である。 特にお咎めが無い事から考えるに戯骸の行動は人類管理局の管轄外なのかもしれない。*18 少なくとも天界の関係者である事を匂わせており、色々と含みの多いキャラなのだがそのあたりが明かされることはなかった。
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魔軍 | ||
魔王(血の記憶) | (トロス) - ククルククル - アベル - スラル - ナイチサ - ジル - ガイ - リトルプリンセス - ランス (or ケイブリス or ビュートン) | |
ケイブリス派 | ケイブリス | ケイブニャン - ケイブワン |
カミーラ | アベルト・セフティ - ラインコック - 七星 | |
ケッセルリンク | ファーレン - アルカリア - エルシール - 加奈代 - シャロン - バーバラ - パレロア - リリム - (ペルエレ・カレット) | |
レイ | ||
カイト | ||
レッドアイ | ロナ・ケスチナ | |
ジーク | オーロラ | |
メディウサ | アレフガルド | |
ワーグ | ラッシー | |
ラ・サイゼル | ユキ | |
パイアール | PG-7 - PG-8 - PG-9 - PG-10 - エロヤックALV - ルート・アリ | |
ガルティア | ラウネア - タルゴ - サメザン | |
バボラ | ||
レキシントン | アトランタ - ジュノー - ニミッツ・リーク | |
ホーネット派 | ホーネット | ケイコ - マナブ- リツコ - マツタロウ |
シルキィ・リトルレーズン | リトル | |
メガラス | ||
ラ・ハウゼル | 火炎書士 | |
サテラ | シーザー - イシス - イシス2 | |
アイゼル | ガーネット - トパーズ(オパール) - サファイア | |
ノス | ||
無所属 | ザビエル | 藤吉郎 - 煉獄 - 魔導 - 式部 - 戯骸 |
レーモン・C・バークスハム | アーシー・ジュリエッタ - ルーシー・ジュリエッタ - マーシー・ジュリエッタ | |
ますぞゑ | ブラット - ピット - 奈落の王 | |
アベルト・セフティ | アニス・沢渡 | |
小川健太郎 | ||
オギン・ギンプ | ||
魔物大元帥 魔物大将軍 | ストロガノフ - ツォトン - ピサロ - ヨシフ - ルメイ |
*1 煉獄の変身前台詞より
*2 どちらも自身でそう名乗っている
*3 パーフェクトガイドのとり女史のコメントによると戯骸の言動に関してはとり女史ではなく織音氏の趣向が反映されている模様。
*4 スクウェアのアインハンダーの自機に形がよく似ている
*5 マグナムの範囲では両者が面識を持つようなシーンは確認できず、乱義とは面識が無いためRA期初期の騒動に関わっていた可能性がある
*6 初期案でキセルを咥えていたが戦国ランス本編では採用されず、後にランス10で採用された
*7 戦国のシナリオはとり女史、マグナムはヨイドレ氏(他ヘルプ数名)と、スタッフが入れ替わったことがキャラの変化に影響している。
*8 時期的にすでに蘭はすずへと転生している可能性が高く、復活の儀のタイミングに合わなかったとも考察できる
*9 他に見せたことない激怒モードであり、シーザーの返答如何では朱雀になっていた可能性が高い
*10 核融合炉の構想でもプラズマに直接触れて耐えられるような容器が存在しないため磁場で宙に固定する理論を用いる
*11 これ以上の引き出しはクォーク(ビッグバン)の領域になる。ちなみにゼットンは本来この領域だが只の火の球なのでモチーフネタというだけである
*12 ジ・Oに対するZガンダムの変形特攻のオマージュなので原理としては恐らく似ている。手付かずの旧設定の一つであるため辻褄合わせに引用するにはグレーではあるが。
*13 ホ・ラガが知る方法は戯骸でも達成難度が高いため別の裏技的なものかもしれない
*14 身も蓋も無いがライター交代後に付いた後付け能力なので仕方ない
*15 この基準だと魔法Lv3のアニスと魔法完全耐性を持つハニーやリズナが力で互角と言っているに等しいため適切では無い
*16 この解釈では体を新調するとエネルギーが補充されるので実質無限に魔法が使える事になる
*17 核融合炉からエネルギーを取り出していると考えれば妥当ではある。
*18 一級神同士のやり取りでは一人消したところでどうという事はないと言っているのでこれ自体はセーフか、ある程度高位の神に許された裁量措置の可能性もある