技能LV
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解説
各個体の技能の水準のこと。初出はランス4。
ある技能に対するセンスをランク分けした数値で、「魔法LV1」「剣戦闘LV2」というように 技能名+数値 で表記する。数値は現在のレベルではなく限界レベルを意味することに注意。技能「なし、Lv0〜3」の5段階とされている。
技能LVの数値が高いほど、より高度な技をきわめる可能性を持つ。その内容は多岐に渡り、剣戦闘や魔法のように戦いにかかわる技能から、メイドや執事など職業に対する技能、料理や経営など専門分野における技能、さらに金運や不幸などの運勢すらも、技能LVとして表される。なお「肉体的才能に関しては技能LVで表記しない」とされ、詳細は不明だがおそらく才能LVがそれにあたると考えられる。
その人がもつ能力のレパートリを端的に示すとともに、能力をどこまで極められるかも規定している。これは基本的に死ぬまで変動することがない。大抵の人は20種類ほどの技能をもつとされるが、それらを正確に知るすべはなく、ほとんどは自分の可能性を知らないまま一生を終える*1。ランスのバイク運転LVのように、自動二輪が存在しないランス世界では発現しようがない技能もある。
いくら高い技能LVが備えていても、それを使いこなすための鍛錬をサボっていると宝の持ち腐れ*2。フレッチャー・モーデルのように素質を腐らせてしまったり、先祖から受け継いだ遺伝をドブに捨てる生活を送っているバショウ・マティオなどが好例。いかな才能とて、磨かねば光らないのである。
同一技能でも個体差は生じる。たとえば魔法LVは、氷魔法、炎魔法、雷魔法……というように得意属性が枝分かれするし、使える魔法にも違いがあらわれる。わかりやすい例として、野球LVならばピッチャーとバッター、あるいは内野手と外野手という具合。
他の技能をふくむ上位互換種の技能LVも存在する。
ゲームの性質上、あきらかにされた技能LVが戦闘に偏りがちだったり、表記が時々変わったり、物語設定の変遷に応じてこまかく変動しつづけているが、プレイヤーがキャラクターの特徴を分かりやすく把握させるのに一役買っている概念と言える。
LV所有者の割合
技能所有者の99%はLV1である。LV2は超希少。LV3は、世界に何人といないバランスブレイカーで、業界の神にひとしき存在となりうる。LV0の者は、その行動を取ることは出来、早雲の剣やメナドの槍のように訓練しだいでかなり上達もするが、あくまで普通に上手程度なもので特筆することはない。LV1がプロならばLV0はアマチュア。LV0のさらに下にはレベル無しという、”壊滅的に向いてない”者もいるもよう。
技能LV1はその適用範囲の広さから勘違いされがちだが、”才能があり、それを上手く使いこなしうるプロフェッショナル”に相当する。上は一握りしかいないLV2であるため、例えばリーザスNo.2の優秀な剣士であるレイラも、強さに於いては比較的凡才のサーナキアでも、同じように剣戦闘LV1に含まれる。
技能LVの変動
一生涯変化しない技能LVであるが、法王となったクルックーが神魔法LV2からLV3に変化したり、本来サチコに備わっていないガード技能LVが付与されるといった呪いのアイテムであるなどの例外がいくつか存在している。また、技能に別の技能で補強することも出来るようでパステルは魔法LV1にもかかわらず高度魔法の黒色破壊光線を使用できるが、これは呪術LV2の技術を用いて自らにブーストをかけていることによる。聖魔教団では技能LVを高める術が存在したようで魔想志津香が邪魔が入り失敗したものの一時的に魔法LVを上昇させている。 いずれもきわめて例外的措置であり、サチコに至ってはほとんどデメリットのない呪いのアイテムというレアケースである。
公式説明
鬼畜王初回本欄外の補足
剣技能がLV2のランスは、ランスアタックなどを使う超スーパー戦士です。また、キャラLVが30や40でも剣技能がLV1だと必殺技が使えないただの優秀な剣士となります。
ハニホン最終号
1が普通にその技能が使え、2が必殺技等を使う事が出来、3は伝説級のマスターです。
LV0について
山のようにいるLV1と一握りのLV2の差があり過ぎた事から、2011年に微修正されました。
LV | 説明文(a : 初回本/b : OHP/c : コンプリート/d : アリスソフトBLOG) |
LV0 | d : その技能が使える(へちょい)、普段は特に表記されない、されるとしても技能名だけ。 d': 普通に使える。料理会話など日常的な技能は、多くのキャラが0として持っている。 |
LV1 | a : ごく普通の技能、一人前に使う事が出来る b : ほぅ、やるもんだ、と感心される。 c : 普通にその技能を使いこなすことが出来る。いわゆる「一人前」の能力。 T : それなりに使いこなしているレベル。(TADA/ジョンブル) d : 才能がありその技能をうまく使える。いわばプロ。 |
LV2 | a : 必殺技なども使える b : 驚嘆の声が上がる。匠の技。 c : 必殺技などが使えるその職種のマスター。天才と呼ばれる能力者。 d : 独自の必殺技系が使える。いわば天才。 |
LV3 | a : ほぼ伝説と言える力、その技能の奥義をマスターしている。 b : 滅多にお目にかかれない伝説級。 c : 伝説級の能力者。その職種において神と呼ばれ、歴史に名を残す能力者。 d : 伝説級、その職種の神。 オーバーテクノロジー、バランスブレイカー。ゴッドハンド。 いわば異能者。ネクストレベル。 |
登場済み技能
- 戦闘系
- 魔法系
- 職業系(種族 / 体質系)
- 技術系
※分類は便宜上の物
高レベル技能(orマイナー技能)取得者
※公式分のみ <戦闘系>
剣戦闘LV2
ランス、リック・アディスン、ロレックス・ガドラス、小川健太郎、アリオス・テオマン、日光、ブリティシュ、ホーネット、ケイブリス、ガルティア、上杉謙信
弓戦闘LV1
あてな2号、イージス・カラー、ジーマ・バカスコ、ソミータ・カラー、ネロ・チャペット7世、ヒューバート・リプトン
斧戦闘LV1
アルカネーゼ・ライズ、マハ・マーガレット、タミ・ジョン、ネロ・チャペット7世
槍戦闘LV2
織田信長・旧、柴田勝家、馬場彰炎、傾国、アームズ・アーク
盾防御LV1
ランス(旧設定)、レイラ・グレクニー、ハウレーン・プロヴァンス、レリューコフ・バーコフ、クリーム・ガノブレード、パットン・ミスナルジ、ヒューバート・リプトン、サーナキア・ドレルシュカフ、ラファリア・ムスカ、アールコート・マリウス、ディオ・カルミス、ボォルグ・ラウゼン・ストマウス
ガードLV1
パットン・ミスナルジ、ヒューバート・リプトン、戦姫、レリューコフ・バーコフ、カール・オジザン、アミトス・アミテージ、デンズ・ブラウ、バショウ・マティオ
格闘LV2
パットン・ミスナルジ(旧設定)、カイト、ポロン・チャオ
<魔法系>
魔法LV3
ハンティ・カラー、アニス・沢渡、ミラクル・トー、ホ・ラガ、レッドアイ、魔想志津香(ランス4で一時的になった)
魔法LV2
魔想志津香、フル・カラー、ビビッド・カラー、ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー、マジック・ザ・ガンジー、ナギ・ス・ラガール、チェネザリ・ド・ラガール、カバッハーン・ザ・ライトニング、アレックス・ヴァルス、サイアス・クラウン、ウスピラ・真冬、ラギシス・クライハウゼン(フィールの指輪なしだとLv1)アスカ・カドミュウム、メルフェイス・プロムナード(秘薬ブーストなしだとLV1)、KD、ホーネット、カミーラ、ケッセルリンク、レイ、ラ・ハウゼル、ラ・サイゼル、サテラ
魔法LV1
リセット・カラー、パステル・カラー、アテン・ヌー
神魔法LV2
マリス・アマリリス、カフェ・アートフル(レディ)、クルックー・モフス(法王就任前)、アム・イスエル、スプリンガー・パルオット
神魔法LV1
カオル・クインシー・神楽、シィル・プライン、セル・カーチゴルフ、玉籤風華、ピンク仮面、キバ子、ノア・セーリング、ビッチ・ゴルチ、シーラ・ヘルマン
<種族・体質系>
<職業・技術系>
シーフLV1
メリム・ツェール、バウンド・レス、ソウル・レス
報道LV3
クリちゃん
菓子作りLV2
チルディ・シャープ
医学LV2
アーヤ・藤ノ宮
冒険LV1
キース・ゴールド、ダニエル・セフティ、アームズ・アーク
<詳細不明だがLV3技能持ちのキャラ>
パイアール
M・M・ルーン
コメント
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*1 法王クルックーの神魔法で正確に鑑定できるが、これは神魔法LV3を要する激レア技
*2 ある程度は才能LVを上げないと必殺技が使えないなど