ランス10/その他の人々
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Table of Contents |
ランス城
- 量産型あてな2号
- ランス城に迫る魔人レッドアイの大部隊に対抗するべく、フロストバインがあてな2号をベースに制作した新型ホムンクルス。全99体。
性能はあてな2号と同等で、かつ知能も高い。しかし主を認識する能力が低いという致命的欠陥があり、オリジナルのあてな2号以外の命令を受け付けない。
オリジナルに比べると感情に乏しく、融通が利かない。掃除をしろという命令を実行した際には「人間こそが環境を汚すゴミである」という結論に達し、ランス達は城から追い出されてしまった。
全裸カード入手イベントではあてな2号の初期状態と同じく乳首が無く、割れて無いことが判明する。あてな2号制作当時は「なんでこんなに欠陥が多いんじゃ?」と首を捻っていたフロストバインだが、製法が同じであればさもありなんと言ったところ。ちなみに乳首も性器も、呪文を唱えれば簡単に完備される。
- イアン・ルストン
- とある国の高潔な貴族の嫡子だったが、レッドアイに一族と領民を皆殺しにされ、「健康そうである」というだけの理由でロナの種馬に宛がわれる。現在はロナと共にビスケッタに引き取られ、ランス城の執事見習いとして就労中。ビスケッタさん曰く「ランス城の人の出入りが多くなった関係で、城のメイドに色目を使う輩が出てきたのでその対応に男手が必要」とのこと。元貴族ながらたいへん義理堅く、行くあてのないところを身請けしてもらう格好となったランスに多大な恩を感じている。ビスケッタさんが手放しで褒める超逸材だが、ロナの前では年相応の甘ずっぱい雰囲気になったりして憎めない。戦闘時は自由都市所属。主人公グループでないのは出身国が自由都市地帯だからだろうか。AP1の遠距離攻撃と一回制限ながら0APでAPを3増加させる「若者の可能性」を持つ。後者はラウンド制限のある戦闘において活躍する。
リーザス王国
- イベット・チェリア
- 金の軍所属の女性。現在レベルだけ見ればリーザスや他国の将軍よりも高い53というかなりの大台なのだが、かなりの無口で意思疎通が難しく、少々不器用。剣技能も持っていない。特に無口のほどはクルックーやビビットをも凌ぐ。
- ジャロ・ジャスラック
- 黒の軍所属の男性。醜悪なブ男で、性格はそれ以上に醜く傲慢で暴力的という人間のクズに相応しい人物。ただし、才能レベルは49と無駄に高く、紫の軍の副将であるメルフェイスよりもレベルが1高かった事から、彼女の禁断症状を抑える為の肉体関係を結ぶ役を与えられ、メルフェイス付として派遣されていた。
しかし、それを良い事に、ジャロはリーザス軍内でも傍若無人な振る舞いをする様になり、逆らえないメルフェイスには嫌味を言ったり、彼女に近寄る男には高圧的な振る舞いをする等、手がつけられない状態にあった。
どんなに酷い仕打ちを受けてもメルフェイスが逆らおうとしない事から、ランスも何か事情があると察し、最初こそあまり口を挟もうとしなかったが、バレスやリックと合流した際、ジャロは将軍達である彼らの前ですらメルフェイスに対し「売女(ばいた)」呼ばわりする等、目に余る振る舞いをした結果、耐えかねた彼女本人には拒絶され、遂に堪忍袋の緒が切れたランスによって斬殺された。
一応彼女には本気で惚れてはいたらしいが、サディストに等しい接し方や醜いまでの独占欲を剥き出しにした姿から、メルフェイス本人からは内心嫌悪されていた事が伺われ、彼女の上司であるチャカ・カドミュウムも、ジャロを相手にさせて精神的苦痛を強いていながら自分はそれを放置してランスに汚れ役をさせてしまったのを後悔している。
- オーギル・ロット・シュタイン
- 白の軍所属の小隊長の男性。単に軍人として有能なだけにとどまらず、学術や文芸にも明るい。つねに正直であれという親の教えを忠実にまもっている裏表のない誠実な好人物。顔のつくりも彫刻ふうに整っている。しかしながらその内実はリーザス軍やランス総統やアールコートにまで認められる超俗物であり、「いっぱい褒められて勲章とかもらってモテモテになりたい」などといった己の所見をクッソ正直に口にするので絶望的にモテない。なお同じくらい自分に正直なランス総統を目の当たりにしたら若干引いたもよう。
- アマデス・カカデス
- アペムンタ村住人。一般の村民としては高いレベルの持ち主であったため、メルフェイス・プロムナードに掛けられた呪いの禁断症状を抑えるため情事を交わした過去を持つ。真面目で優しい性格であり、ニミッツ・リークに恋心を持たれていた。
- ジブル・マクトミ、サカナク・テンカ、ドッヂ・エバンス
- 黒の軍所属の兵士。今回は立ち絵もなくメット着用の一般兵仕様で統一されており、鬼畜王同様に副将であるかは不明。
ヘルマン
- サムソン・マキシモフ
- 山にこもり修行に明け暮れていた男。実力の方は槍レベル2持ちと本物。
世界の危機を知りヘルマン軍に入ったものの、世間知らずで要領の悪さから小さな都市の警備隊に収まっていた。
饅頭作りが得意。
- トルストイ・バトー
- 入れ替わりの激しいヘルマン第2軍で、才覚をあらわにし若くして副将となった。
家族と国を愛するが、どこまでも熱くならず冷静に判断できる男。ルートによっては貧乏クジを引く。
冒頭で戦死する第2軍将軍ボドゥとは固い友情で結ばれていた。
- ビンタン・デストラー
- 第1軍の魔物使い部隊長。ヘルマンでも有数の実力者で多くの弟子を抱えている。 実は大食いらしい。最近男の子モンスターの性欲処理に目覚めた。
ゼス
- ソルトアン
- ゼス王国親衛隊公安部所属。ゼスの地方貴族出身で現在はウルザ直属の部下となっている。 黒のロングヘアに褐色肌のなかなかの美人。ランスのゼスでの各種違法行為を認識しており、取り敢えず去勢しようとする。 かつてゼスに併合されたサルモネラ王国の王族。何百年も昔に滅びた国だが、その再興を望み、ゼスの転覆をたくらんでいる。 しかし生真面目なたちで熱心に職務をこなすのでそのチャンスは日ごとに薄まり、ゼスはどんどん平和になっていくのであった。
- ブラックロータス
- 神魔属性の存在を崇拝している元罪人。氷軍所属。人類総統であるランスが魔人の使徒になったと聞いて飛んで来た。 魔法倫理に背くとされる「無から有の創造」をめざす研究者。AL教に危険視され、投獄されてしまった。 研究のヒントとして神、魔人、悪魔の存在に着目しているが、健太郎をも困惑させる重度の神魔フェチにしか見えない。
- ミリリッカ
- ゼス雷軍の大隊長だった女性。 指揮中にアレフガルドに拉致され、メディウサに内臓を食い破られて絶命する。 立ち絵が非常に痛々しいものになっており、初見は確実にビビる。 周回ボーナスでなんでもありを入れると宝箱から排出される。スキルはダウン攻撃発生時に身代わりになる犠牲者。 コレと言って特筆する点もない置物キャラで、特に狙う必要性はない。
- フルーカ・ジャムコ
- ゼス光軍の中隊長だった女性。 メディウサの要求放送と合致する容姿だったため同僚の手を借り逃げ立て篭もった。 アレフガルドに拉致される寸前自殺を図るも、それすらアレフガルドに封じられた。 こちらもミリリッカと同様になんでもありで排出される。スキルも同じ。
- 氷溶のハニー
- ゼスの差別撤廃以後、ウルザ直属の工作機関となった「氷溶の者」に籍を置くブルーハニー。ハニーとは思い難いほどにまとも。 ウルザの指示によりハニーキングにメディウサの悪行を捉えた写真と魔軍からの離反およびゼスへの協力を呼びかける手紙を渡す。
- 迷宮の声
- ガルティア討伐に向かう最中、スコールに襲われた魔人討伐隊が雨宿りのため立ち寄った「味太郎迷宮」の中で語りかけてきた謎の声。
てっきり迷宮探索に来たものと早合点し、ランス達を高笑いと共に迎えたが、「雨宿りに来ただけで奥にはこれっぽっちも興味はない」との塩対応と共に以後完全に無視され、一行が立ち去った後涕泣する。
自由都市地帯
- パトリシア・ベーコン
- 中年のおばさんで、名門出身のアイスの都市長。子育てと教育、ジェンダー論の権威、一般人女性の中ではすごく有名。女性誌のコラム、お悩み相談に時事ネタに、講演もいっぱい。マジックも彼女のファンである。
おしゃべりが好きで、通りすがりの女性を呼び止めて強引に相談を受けることもしばしば、おばさん特有の馴れ馴れしさや、「まあまあ」と「あらやだ」などの共感を呼びやすい言葉であっという間にランス城内に井戸端会議が出来てしまう。ランスにとってはシルバレルとは別の意味で苦手な女性である。
アイスという都市をわが子のように可愛がっており、世界総統ランスがアイス住民だったことを知り魔軍に占領されたアイスを優先的に奪還するようとなにかとランスに建言するが、当然相手にされなかった。ちなみにランスの良からぬ噂をただの風評被害だと考えている模様。
- ビヨンホウ・オスマン
- 美人の妻と娘を持つジフテリアの都市長。AL教の司祭でもある。その職務は多忙であるが、家族との時間を大切にしている。
家族を大事にするあまりに、家族の身が危険に晒されると動転してしまい、そこに魔軍と繋がっているカチューシャとコンバートにつけこまれ、デラックスブックにサインして自由都市連合軍を裏切ることを決意する。セキガハラの戦いが始まる前に彼の裏切りに気づかないとGAMEOVERになるか、または自由都市が一気に陥落する。逆にランスがそれに気づくとかなみに彼の妻と娘の拉致を命令し、裏切りを阻止する上に魔軍に大きな損害を与える。後に二人は送還されるが、当然娘は既にランスに美味しく頂かれた。そして何故かその娘は父親に総統ランスの写真の入手を頼んでくる。妻と娘の前では頭が上がらず、よく土下座して許しを請うとか、娘を嫁に出すのが嫌だとかと言うほどの親馬鹿である。
「海から」ルートでは、ジフテリアから乗船して一気に魔軍本拠地に攻め込むつもりのランスたちを遠くから見送り、それに気づいたエレノア・ランに会釈される場面が見られる。
- ペスポ・トントーネ
- 遊び人で、7度も結婚と離婚を繰り返しているハンナの都市長。女性と会うと挨拶代わりにポロポーズをし、ポピンズとも結婚したことがあるという。
一見軽そうに見えるが、セキガハラの戦いが始まる前からビヨンホウの怪しさにいち早く気づき、またプルーペットからの貸付の話には一切乗らず、政治的な駆け引きに関してもマリスに引けを取らないほどのやり手である。
- ニーナ・ニルヴァーナ
- ある事情により記憶を失った少女。勇者アリオスの幼馴染であり、任期を終えたアリオスと故郷で静かに暮らしていた。彼女の非業の死が勇者アリオス第二幕の幕開けとなる。特殊スキルについてはアリオスの項にて。
- 普通の父、普通の母、普通の少女
- 魔軍に追われ一家で疎開していたところをレベル神見習いミカンに捉まり、強制的にLv70に上げられてしまった。ランスに在野の強者と勘違いされ、魔人討伐隊に編入させられてしまう。
- ジンギスカン・ダンダコス
- 船の上で生まれ、船の上で育った生粋の船乗り。よく日焼けした大柄な体躯に真っ黒な髪、左眼にアイパッチの隻眼、太い両腕には刺青を施した、如何にもな海の男。
コパンドン・ドットがキース・ゴールドに相談して見つけてきた海に関してエキスパートの冒険者で、20海里大作戦においてサンライズ号の船長を務める。過去に二度満ち潮を経験しており操船技術も確かなのだが、男であることを理由に途中乗船したノア・ハコブネに船長の座を譲ることとなった。
なんでもありでプレイするとカードが取得でき、表示名は「船長」。本名は誰も知らないと書かれているが、普通に自己紹介する。
JAPAN
- 紀伊
- 三白眼が特徴的な主婦。(彼女曰く「私より変人な」)旦那と三歳の息子がいる。
かつては巫女機関の武術指南役であった一族の出自で徹底的な剣術漬けの泥色の青春を送っていた。
そんなイカれた実家がすごく嫌になって出奔する際に「ならば儂らの屍を乗り越えてゆけ」と言われたため、その言葉通り父と9人の兄全てを(一服盛って)斬殺している。
その後は用心棒として戦国のJAPANを渡り歩いていたが、あるとき警護対象として出会った大きな商家の息子に一目惚れ。数々の困難を全て(一服盛って)乗り越え告白したところ、実は両思いであったことがわかり、めでたく結ばれている。
その生き様はランスをして「君……なかなか波乱万丈な人生だな……」とまで言わしめている。
「汚くとも勝て」という家訓(と「楽だから」という理由)から、割とスナック感覚で一服盛る(一応、致死毒ではないらしい)。
用心棒稼業は五年前の結婚と共に引退していたが、第二次魔人戦争の勃発により家族を守るために織田家の招集に応える形で参戦した。
戦闘においてはJAPAN勢で最も入手しやすい0AP1倍攻撃持ちであるため、道中の戦闘で活躍してくれるであろう。
- 乳久里
- 元巫女機関所属の歩き巫女。総代の名取を姉さんと呼ぶ。
あの変な髪型もそっくり
癒やし巫女として、渡り歩いた先々で寂しそうにしている行きずりの男と肌を重ね、魂の負の感情を吸い上げ、癒やすことを仕事としている。そのため、抱かれた相手と金銭のやり取りは決してしない。
無所属
- シノハラ
- マフィン家執事。次代当主戦死の訃報をクルーチェ・マフィンに届けた。クルーチェに実家に戻ることを薦めたが、勘当を理由に断られた。
- よーぜふ
- 北の大地、世界の端で賢者ホ・ラガと共に暮らすわんわん。稀に訪れる来客の案内をする程度の知能はあるようだが、基本的には普通のわんわん。かたつむりをガリガリ食べる。ちなみに鬼畜王ランスで登場したわんわんの名前は、ヨーデル。
- 自然保安委員会ダーウィン
- 個人名ではなく団体名。絶滅危惧種を保護する名目でカロリア・クリケットにスリープの魔法をかけ拉致した。常軌を逸した思想にカロリアは怯えたが、即座に当局が逮捕し救出された。ランスクエストのカロリアの後日談でもちらりと語られている。うれしくない。
亜人
- テラ・ホルス
- シベリア地方に存在する巨大戦艦に居住するホルス達の女王。女王種として生まれながらに威厳と気品を兼ね備えた女性。その美しさに月は嫉妬し、星々は輝きを増す。──ホルスの国では。
移民船F13Q45のコミューンにおける女王。他の緑あるいはカーキがかったホルス達とは異なり、銀色の外骨格を持つ。
プロローグでランス達が巨大戦艦内を探検した際にはコールドスリープによる数千年の眠りについており、どのカプセル内にいるのかわからない状態にある。ジャハルッカスを倒して全てのホルス達のコールドスリープを解除した時、ようやく目覚める。その完璧な立ち居振る舞いとカリスマ性は異星人であるランスをして初見で「(こんなヘンテコな外見でなければ)威厳もたっぷりでシッカリしていて、その癖そこはかとなく色気もある、滅茶苦茶いい女だ」と唸らせた。
ホルス達の間では「疲れた人々」と分類される一族の主であり、人類との平和的共存を心から望んでいる心優しき女王である。ランスによる仲介を経てシーラと国交を結び、また宇宙船内の観覧を望んだマリアとミラクルには自ら案内を行っている。乗組員であったメガラスに密かに懸想していたが、立場上それを表すことは出来ず、ついに生涯想いを伝えることはなかった。シーラとの会談中に運良く通信機が機能し、本星と連絡がとれるも、相変わらず支配欲を剥き出しにして異星人に対する増上慢な態度を見せる同族に失望、一方的に通信を切ると共に通信機の破壊を心を同じくする護衛であるメガッスに命じる。
なお、第二部にも登場、クルックーの頼みを快く引き受けて巨大戦艦内でエール一行を待ち受けているが、折り悪くもその時、コールドスリープルームでは悪魔と契約してまで復活を果たしたジャハルッカスがアームズ・アークと死闘を繰り広げていた。
戦闘では性能こそ低いものの、確実に入手できる大食い特効持ちであるため、3周目以降ではしばらくリーダーに据えてレベルを上げておき、レッドアイ撃退後の2ターン目に即座にゼス魔人討伐に向かうと、ゼス二枚抜きに大きく貢献してくれる。
- メガッス・ホルス
- ホルス警備隊の中では年配の方、女王テラのことを彼女が産まれた頃から知っていた。習字の先生をやっていたらしく、他のホルスからは先生と呼ばれる。ちなみに若い頃の夢は冒険家。
子供が好きで、異星人の子供のリセットとナギにせがまれたら背に乗せて空を飛ぶことも簡単に許すほどである。
ランスたちがホルスの巨大戦艦のコールドスリープ装置にうっかり閉じ込められた時、彼の選択次第で5ヵ月後(正史)、更に3年後(人類が魔物に奴隷化される、GAMEOVER扱い)、更に5万年後(イカマン帝国、GAMEOVER扱い)に目覚めさせられる。また魔人パイアール討伐、CITY決戦、20海里などの作戦においても、ホルスは偵察、情報伝達、運搬などの面で人類に協力している。
- メガワス・ホルス
- ホルス警備隊の一人、オカマ。実はヌヌススのエペネススス(驚愕の事実)
異星のスイーツを食べたり、異星の男(ヒューバート)に惚れたり、警備隊メンバーの中では一番異星の生活に馴染んでいる。
また柔らかいものが好きで、人間のおっぱいとお尻の素晴らしさを同好の士のハニーと熱く語り合っていた。
- メガフォース・ホルス
- ホルス警備隊の一人、血気盛んな若者。ホルスの格闘大会で優勝したことがある。
ホルスの外骨格に誇りを持っており、ホルスが種族的に人間よりも優れてると思っている。それが原因でランスに負けたことを気にしており、よく槍の修行をしていていつかは彼を見返すつもり。
実は女王テラに惚れており、その外骨格の流線の美しさについてランスの前で熱弁していたが、一切理解されていなかった。そのせいで二人はお互いを安全圏の男と認識している。
- アカシロ・カラー
- パステルの妹の一人にしてリセットの護衛兼教育係。品行方正で自分にも他人にも厳しいが、根はそれなりにおちゃめでランスにも好意的。リセットには「厳格な教師役」で接しており、女王の妹という身分もあって、なかなか砕けた態度を表に出しづらい模様。男と駆け落ちした過去があり、ランス10で初面識でありながらクリスタルが青くなっている。男と恋仲になったことで村を追放された彼女だが、その男を殺すことで罪を雪ぎ帰参を許された。しかし病に伏した男が彼女のために自殺したと言うのが真実である。
第二部冒頭でも登場。カラーの娘たちの水遊びを見ているリセット(一人称視点)に対し噂話を聞かせており、「厳格な教師役」の期間は終了している模様。
攻撃スキルの清林の矢はAP2とコストがやや重いが攻撃と状態異常回復と支援排除を同時に行えるため、状態異常を掛けてくる敵に対して投入するといい。
また、魔法レジスト+3%と言う高い部隊編成効果を持っており全裸カードも同様のスキル構成のため、魔法レジストのために食券を投入してレアカードを取りに行くのも一考の価値がある。
- 日立姫
- ポピンズのアレルギー超大国の満鉄王の愛娘、思い込みが激しく、走り出したら止まらない情熱的な性格。
3年前のカラクリカップで東芝王子に出会い一目惚れしたが、父親である満鉄王に反対され家出した。それからはずっとキナニ砂漠で砂漠案内人をやっていた。いつか東芝は自分を迎えに来てくれるのを信じて。しかし後にピグから東芝王子は自分に気がないと聞き、ぶち切れた彼女は自作の器兵アスタコに乗ってランスたちの前に立ち塞がったものの、あっけなく倒された。ところがこの一件がきっかけで東芝は彼女の技術力に興味を持ち始める。後に彼女の助けを得た東芝は高高度突破用航空機キサブローを開発する。
また嫉妬深い所があり、マリアと東芝が談笑している所を目撃した彼女はマリアの抹殺を目論むが、結局失敗して逆にカラクリをマリアに色々改造してもらい、おまけに恋の話題も共有するほどの仲良しとなった。
父親の満鉄王のセクハラや乱交祭りを行う祖国が好きではないらしく、満鉄王の食券イベントによると、彼女は後日に拷問器具の母としてポピンズ史に残り、その業績の立役者は、大概の場合の実験台となった実の父親だと伝えられている。
第二部では出番こそないが、彼女が発明したいくつかのアイテムと、外見や性格がそっくりの娘の松下姫が代わりに登場する。
- 東芝王子
- ポピンズのアニャガス王国の三菱王の息子、からくりの技術は高く、王子として将来を有望視されている。
聖女の子モンスター、ガーディアン、魔物兵の服、パイアールとマリアの科学、闘神シグマの聖魔法などあらゆる技術体系に興味を示し、それらをゼンマイによるカラクリで再現する可能性を日頃から考えているほどの研究発明マニアである。
父親である三菱王に日立姫との関係を勘違いされ、離宮で謹慎している所にランスたちが訪れ、その後自作の器兵シールドマシン・ブレイブ号に一緒に乗って地底世界の冒険に出る。好奇心の強さから冒険好きでもあり、ランスとはその点で気が合う。第二部開放の実績の一つである「魂管理局との邂逅」並びにエンディングの「地底大作戦」は彼なくしてはありえない。
日立姫とは三年前に出会ってから特に印象に残っていなかったが、後に彼女が作った器兵アスタコを見て技術提携を提案し、二大ポピンズ国家の平和のきっかけを作った。
第二部では年を取った姿で12人の子供たちと共にキナニ砂漠で土壌調査を行っている一幕も見られる。このイベントを見逃すと彼の娘である松下姫はパーティに加入しなくなる。
- 三菱王
- ポピンズのアニャガス王国を治める厳格な王様、民に優しく、身内に厳しい立派な人。15人以上の嫁がいるらしい。
アレルギー超大国の満鉄王とは反りが合わず、最初人類軍に示した同盟条件に向こうとは同盟を結ばないことが含まれていた。
息子の東芝王子の放蕩癖と政治に無関心な所に頭を悩ませており、東芝と満鉄王の娘である日立姫が通じている噂を聞くと彼に離宮で謹慎するようにと命じた。
実は厳格そうな外見に反して、ホルスたちの技術にワクワクする気持ちを抑えられない子供っぽい一面もある。
- 満鉄王
- ポピンズのアレルギー超大国の国王、国一番のからくり技師にして国一番の変態親父。国民には信頼されているらしい。
アニャガス王国の三菱王とは反りが合わず、最初人類軍に示した同盟条件に向こうとは同盟を結ばないことが含まれていた。
コパンドンなどの人類とは貿易関係を築いており、主な交易商品はエロラレラレ石。
娘の日立を溺愛しているが、その変態性格のせいで向こうに毛嫌いされている。普段から会話にセクハラ発言を交え、仲間になってからもランス城で女性の入浴を覗きまくったせいでランスの不興を買っていたが、後に技術力を買われ二人で一緒にポピンズの発明を活用し女性たちを悩ませた。
ちなみにカオスを飛び道具として扱うカラクリ「獅子パル丼システム」を考案したが、当のカオスには嫌がられ、おまけに性癖の不一致のせいでコンビは長続きしなかった。
- アスベスト
- アレルギー超大国出身のポピンズ。ポピンズ一の戦士だが、イタズラすることに生命をかけているけったいなおっさん。その情熱は満鉄王を相手取っても怯まないという。今は人類でいちばん偉い男であるランスにちょっかいを出すのがブームらしい。
貴重な0AP1倍攻撃持ちだが、亜人グループの部隊補正の低さで攻撃力が伸び悩むのが難点。同じく0AP1倍攻撃持ちのイージスが闇属性なので、有利属性が光属性時に使おう。
- 長堀橋貞夫君
- スチールホラーの不良。ルドラサウム世界より訪れたランスに突っかかって殺される。部隊加入時は亜人グループ。作戦クエスト「魔王を異界に帰す」の特殊部隊戦その2で捕獲可能かつ宝箱で排出されることもある。1倍の遠距離攻撃を持つだけで、性能的に特筆するべき点はない。
- 東大寺久美
- スチールホラーの女子高生。部隊加入時は亜人グループ。0APで50%確率で呪いを掛ける「拡散」を持つ。クエスト前までに呪いを掛けられるキャラを手に入れてなかったら、ここで入手しておくと毒、睡眠、呪いコンボの一翼として特殊部隊戦で活躍する。
- 大野喜郎さん
- スチールホラーの警官。短銃の使い手。部隊加入時は亜人グループ。 作戦クエスト「魔王を異界に帰す」の特殊部隊戦その1で捕獲可能。AP0で2連撃「短銃」と言う強力なスキルを持つが、ステータスは低めなのと無属性で弱点が突けない欠点がある。 スチールホラー勢はこのクエストでしか手に入らず、しかもカード集結系の実績に関わるため実績集めのために一度は捕獲に挑戦してみよう。
他
- 魔物隊長ラカン
- ホーネット派の魔物隊長、パワーゴリラZの突然変異で規格外の長寿を誇る代わりに体臭が非常に強い。その悪臭を気にすることなく接してくれたことから魔王ガイに対し心服。生前のガイ、そしてホーネットに執事として仕える。その縁によりサテラとも旧知の仲。紅茶を淹れることを得意としサテラもお気に入り。ホーネット救出に悲壮なまでの覚悟を秘めている。ホーネット奪回の作戦を中止することで配下に加えることが可能で、モブキャラでないため食券イベントも存在する。
魔軍
- 骸骨王モドカタ
- JAPANの毛利家所領に存在する「黄泉平坂迷宮」から産まれた魔物。武士とザリガニとを融合させたような異形の怪物。性格も武士に似て、非常に無口であり、言い訳のたぐいを一切行わない。緋縅の鎧を思わせる真紅の甲殻に覆われた肉体は推定体高6メートル、推定体長8メートル以上と、極めて巨大である。
かつて毛利家で食客となっており、毛利三姉妹とも旧知の仲であるが、「親しくなればなるほどその相手を殺めたくなる」という忌まわしい宿命を背負っていたがため、最終的には毛利元就によって追放される。その後、どういう仕合わせか泥姫バイランローズと巡り逢い、やがて婚姻*1。派閥戦争後、夫婦共々ケイブリスによって互いを人質とされ、強制的にケイブリス城の門番にされる*2。
しかしながら、玉座の間にランスを通した件を咎められて、激昂したケイブリスにより八つ当たり同然に滅多打ちにされ、無念にも絶命することとなる。
- 魔物隊長アバシリ
- ケイブリス派の魔物隊長。通常の魔物隊長とは異なる、野生犬種のような頭部を持つ。「魔物ざむらい」の異名の通り剣術に優れ、魔王美樹の牢の警備を任されていたが、魔人健太郎の剣気に圧されて、ろくにやる気も見せずに撤退。
だが、魔人討伐隊の地下水路落下後、私的な友人でもあったモドカタを殴殺されるに至り、これまでの不満が爆発。辞表代わりにケイブリスに刃を向け、マックス諸共殺害される。
魔界大侵攻ルートでは逃げ出したケイブリスを見限り、持ち場を離れて魔王城で人類軍との戦闘で戦死する。今際の際の言葉でケイブリスの逃げ出した先のキーワードを残し、それがランスたちがケイブリスを追い詰める一手となった。
- 魔物将軍マックス
- 魔物将軍。通常の魔物将軍より二回りは大きく、頭脳部に取り込んだ人間が既に死亡していることから、相当の年月を生きてきたものと窺わせる。
戦闘狂であり、派閥戦争ではその名を敵味方問わず轟かせたものの、戦後はその力による反乱を恐れたケイブリスによってベスドク山内要塞の門番へと左遷される。しかもそれを面と向かって侮辱的に伝えられたため、ケイブリスに対する忠誠心はもはや一片もなく、仕事に対しても完全にやる気を失っている。
事実、要塞内に突入してきた魔人討伐隊と接触するも、ケイブリスから言伝された職務内容を逆手に取り、一切干戈を交えることなく素通りさせたうえにそこから先の安全な通路番号までも教える始末であった。
しかし、魔人討伐隊が崩落により地下水路に落下した後、他の門番らと揃ってケイブリスに呼び出され、玉座の間にまでランス達を通した件について詰られた挙げ句に骸骨王モドカタが突如理不尽に撲殺されるのを目の当たりにし、ついに激発。その場で魔物隊長アバシリとともにケイブリスに刃を向けるが、圧倒的な力をもってたちまちに殺害されてしまう。
- 泥姫バイランローズ
- かつてベゼルアイが産んだレア女の子モンスター。名前の通り、泥で出来た体を持つ。歌うように意味不明な言葉で喋り、その内容はアムぐらいしか理解が出来ない。一見キチガイのようだが、行動そのものは案外まともである。
モドカタを人質とされ、シャングリラの分身体ケイブリスの警護にあたっていたが、ランス達に敗北。その責を取らされ、ベスドク山の地下水路の警備に回される。汚水により肉体も頭脳もボロボロの状態で再びランス達に遭遇し、さすがに境遇を哀れんだランスに仲間になるよう誘いをかけられるも、愛しい夫のためそれを拒否して戦いを挑む。再敗北後は既にモドカタがケイブリスに殺害されていたことすら知ることなく、無惨に消滅していった。
戦闘時には「回復行動*3に対して回復でカウンターを行う」と言う特性を持つため、意図して発動させれば一切攻撃させずに無限に戦闘を引き伸ばせることができる*4。これとウィリスのランクアップを組み合わせれば部隊全員のランクを★30まで引き上げられ、攻略難度が劇的に低下する。
なお、ベスドク山の戦闘時でも同様であるが、この時は腐敗によって回復行動が自爆になっている。「この期に及んで無制限ランクアップはやらせない」と言うことだろうか。
- ラッシー
- 魔人ワーグと常に一緒に居るペット、使徒ではない。人の心を読み、その言葉を返すことで精神エネルギーを吸い取る魔物界でも珍しい夢イルカという生き物。他人の心をそのまま言葉にしているだけで知能はない。一見会話しているように見えるのはワーグの一人遊び。
- 魔物将軍コルテス、ソト、カサス、バルボア
- コンバート・タックスとカチューシャ・ボッシュが設けたランスと魔人レイの秘密会談において、魔軍側から同席した魔物将軍たち。初めから魔軍陣営を罠に掛けるために応じた会談であったため、人類陣営の奇襲が始まるとランスがレイと対戦している傍ら、なだれ込んだ魔人討伐隊に討ち取られた。名前の元ネタは魔物大将軍ピサロと同様、大航海時代のコンキスタドール*5から。
- 魔物将軍グスマン
- ゼス南西部の都市ガーベルに駐屯していた魔物将軍。魔人メディウサによるリズナ誘拐の報を受けて正面突撃を敢行してきた魔人討伐隊と相対した。得意の知略から正面の魔人討伐隊を陽動隊と看破、本命部隊が自陣逆側から攻めてくると判断し布陣を整えたが、実際のところ頭に血が上ったランスが策略もへったくれもなく正面突破を仕掛けてきただけであり、配置換えが仇となって討ち取られた。名前の元ネタは同名のコンキスタドールが存在するが、ツォトン絡みを考えると某P国の共産主義組織の最高指導者と思われる。現在服役中。
第二部
- ドッス
- 悪名高い双子の山賊で、肌の色が黒く、金髪のほう。棍棒を扱う。
とある犯罪組織に属していたが、仲間の裏切りに遭い、ワッスと共に山賊伝統の処刑法「鳥葬」を受けている最中、エールと長田君によって助けられる。
義理堅い性格をしており、恩返しとして兄弟揃ってエールの冒険に同行する。
兄弟間以外での会話が苦手なため非常に無口であり、感情表現はもっぱら行動によって示す。
外見とは裏腹に非常に紳士的。うたた寝したエール(女)を屋内へと運ぶ際「こんな形で女性に触れるのは失礼ですが…」と何度も謝っていた。
- ワッス
- 双子の山賊のうち、肌の色が白く、銀髪のほう。鉄骨を武器とする。なぜか南京錠のついた首輪をつけている。
どちらかといえばドッスよりも社交的であり涙もろい。また簡単な文字なら読める。
初めて優しくしてくれたエールに兄弟共に感謝しており、旅の終わり際、話下手ながらドッスと二人掛かりでなんとかお礼を言うことが出来た。
- 松下姫
- 日立姫と東芝王子の婚姻によって成立したポピンズ連合王国の第六王女。姿も性格も母である日立王妃の若き頃に酷似している。
他の兄弟と共に東芝王に率いられ、キナニ砂漠の緑化作業の為の土壌調査に勤しんでいたが、東芝王とエールの会話を聞きつけ、「魔王ランスがポピンズに手を付けていないのは種族全体の不名誉だ」との言い分で、ランスに抱かれるためエール達に同行する。
- バイタル・フィット
- ハンニン族と言う、人類とも亜人ともわからないヘルマンの部族の青年(?)。
一目見て何らかの犯罪に手を染めそうだと思われがちだが、見た目に反して性格も言動も非常に誠実。
シャングリラのホテルで警備員を務めている。病気の母がいる。
彼のエピソードでは「見た目は子供、頭脳は大人」の名探偵も出てくる。死人が出なくて本当に良かった。
- 北条すず
- 北条家当主早雲を補佐する陰陽師の女の子。戯骸によると南条蘭の転生体。自身も朧げに自覚があり、幼い頃より早雲に対する感情が自分のものなのか判断しかねていた。当の早雲には現状親戚の子としての認識しかない。
- アーモンド・シャープ
- ランスとチルディ・シャープの間に誕生したランスの第12子。兄姉の年齢からやや離れており、魔王状態のランスの下に生まれた一人。後に若い頃の母そっくりに成長し、親衛隊としてザンス・リーザスに仕えている姿が確認できる。
- ドギ・マギ
- 魔王の子を騙り山賊の頭領をやっていた。闘神大会の一回戦で主人公に負ける宿命を負った男。作中第22回闘神大会に出場し、別ゲームの主人公に一回戦敗退した。五年後の大会でも主人公カスタムに負ける予定。別の世界線でもやっぱり主人公に負ける。
コメント
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*1 この際に宿命も封じられた模様
*2 なお、魔人討伐隊が戦闘で勝利した場合、毛利家にいた頃は誰一人として聞いた事がなかったという笑い声を漏らす。20ターンかけて引き分けた場合は「愚妻が人質に取られている」と釈明する
*3 ハートマークが付いているスキル。「剣と加護」のような攻撃+回復は対象外
*4 プログラムである以上どこかに限界があると思われるが、攻略サイトなどでは「5000ラウンド以上引き伸ばした」と言う報告もある。
*5 ただしカサスのみ異なり、コンキスタドールの暴虐を告発した司教