カスタム
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解説
闘神都市(作品)におけるプレイヤーの分身たる主人公にしてデフォルトネーム。
当作はアリスソフト作品群において公式にルドラサウム世界に組み込まれている作品の一つで、時系列は自由都市地帯暦LP28年に相当する。
自称「戦闘が大好きなごく普通の男」にして「ランガシ村最強の戦士」であるが、その実グリーンハニー(当作最弱モンスター)の掃討で3匹仕留めるのに多少苦戦を強いられるあたり村の腕自慢の域を出ていない*1。
ゲームのシステム上どこまでも強くなれる資質を秘めているが、進行上ではLv50程度あればクリアに十分で、シナリオ上では闘神アレキサンダーに勝利することは不可能なため、「闘神都市シリーズ」において唯一「闘神」に成り損ねた主人公*2でもある。
RPG作品にはよくあることだが主人公のキャラ設定が明確にされておらず、言動から推測するに年齢は十代後半から二十台半ばと考えられる。
色事に対する姿勢はプレイヤー次第であるが、凡そ特殊なシチュエーションは拒みたがる傾向があり、端的に言えば常識人、王道の域をはみ出さない人物と言える。
闘神都市(作品)では
ランガシ村付近にてグリーンハニーの襲撃を受けたうし車を救助した縁により、少女クミコをパートナーとして第27回闘神大会への出場を決意する。
しかしながら所詮村戦士の域を超えてない力量だったため、酒場でクミコに絡んできたドギ*3の喧嘩を買うもあっさり敗北してしまう。ここでクミコがカスタムを見限れば物語は終了したのであるが、どうしても優勝パートナーとして闘神の館への侵入を果たさなければならない事情を抱えたクミコの神対応により約束は継続、カスタムも奮起し鍛え直すことを誓う。
諸々の甲斐があり念願の優勝を果たし将軍となるも、闘神都市の支配者として変わり果てた闘神アレキサンダーの姿を見たクミコは心を病んでしまう。その後、闘神都市が経営する裏娼館の実情を知ったカスタムは闘神への挑戦権を行使しアレキサンダーに挑む*4が、打撃により傀儡から解けたアレキサンダーの申し出によりクミコ共々和解、裏娼館を解放し黒幕の身柄を押さえるべく動く。
人工生命MIKAに拘束され闘神都市に戒厳令を敷かれてしまうアクシデントを起こしてしまうが、制御盤の破壊により真の黒幕である都市長YORAの暴走を引き起こし、これを集った仲間と共に打ち倒すことに成功した。
全てに片を付けた後、カスタムはクミコと共にあてのない旅路に発って行った。
闘神都市υでは
1992年11月に販売を予定していたCS機への移植も見越した闘神都市(作品)の増強版作品。
残念ながら開発中止となってしまったが、メイン原画担当がMIN-NARAKEN氏に代わり*5、CS機対応のためソフトエロへと敷居を下げ、なんと主人公カスタムのビジュアルまで用意されていた。
本作では茶髪でシルバーメイルを着込んだ中々のイケメン。アリスの館3「ゲームの墓場」にて多数の開発ビジュアルが確認できるが、本作ではラグナスターの娘ナオから魔法を習得する予定だった模様。
このほか原作ではぽっと出だった人工生命体MIKA*6が準ヒロインとして活躍し、更には新たにYUKIという凄い人工生命体も登場予定だったとのこと。
人間関係
- クミコ / パートナー
- アレキサンダー / 闘神にしてクミコの父
- ラセリア / 担当レベル神
- パッド / 宝箱から出てくる魔法の伝道師
- YORA / 黒幕
- MIKA / 女の初物を頂いた
- ロリ / ラスボス戦の仲間(準々決勝進出者)
- やよい / ラスボス戦の仲間(準決勝進出者)
- シュリ・セイハジュウ・ナガサキ / 受付
特記事項
- 闘神大会中の逗留費(豪華ホテル)を全てクミコに出させた中々の甲斐性なしである
- ランガシ村の位置は諸説あるものの自由都市地帯である可能性が高い
- 闘神都市に船路で入都してるからゼス方面ではないかとの説もあるが
- 闘神都市傍を流れる川を渡河しただけじゃね?説
- LP28年は満ち潮の年だから単に水路が楽だったんじゃね?説
- と諸々ある、詳しくは闘神都市/都市計画と地理参照。
- 90年代主人公あるあるだが御尊顔は拝めない
- ドギを「ブ男」と吐き捨てる程度には自負があり、敗者パートナーからの受けも悪くないレベル
- 後ろ姿からは赤寄りの茶褐色の髪でややロン毛気味
- 細身の身体に水色のタートルネックとブレストアーマー、白のロンググローブという出で立ち
- カスタムに取り憑いたポウとクララの同意もあってのことだが、確定的にクララを孕ませている*7。
- 人工生命MIKAを床術で気絶させた挙句、結果的に丸腰状態でYORAに襲わせ、龍火の薙刀引換券にした
- 行きがけの駄賃に制御盤を破壊したため、YORAの暴走を引き起こし人工生命KASUMIを丸呑みにさせた
- 闘神大会の対戦相手は一回戦から順に
- ドギ、ラグナスター、アーサー、ライピラキ、やよい、ポウ
名台詞
- こんなおかしな女の子は、相手にしないほうが無難だな。
秘密の宝箱をナイショにしてくれと勝手にストリップを見せ付けてきたマコに対しての感想。 まぁ秘密にしないと強姦されたと言いふらすなんて脅迫されたら関わりたくなくなるのも宜なるかな。
- やった事もないのに、自分の身体はいいと思っているのか。
人工生命MIKAに処女をやると言われてこの感想。 どこぞの鬼畜戦士なら即ダイブするシチュエーションでこの淡白さよ。
コメント
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*1 尤もランスシリーズに換算すると初中級域モンスターを単独掃討できる力量なので一般人より遥かに強い
*2 同シリーズ他作品では闘神大会に優勝すると自動的に闘神の称号を得られるという違いもある
*3 ランス10第二部でランスJrを騙っていたキャラと恐らく同一、闘神都市3にも同名キャラ出演
*4 闘神アレキサンダーの必殺パンチはカスタムの最大回復量を上回り、HPも尋常ではないため勝つことはほぼ不可能
*5 闘神都市(作品)当時は外注原画として参加
*6 闘神都市υでは「人工生命」ではなく「人工生命体」である、ややこしい
*7 遺伝子的にはカスタムの子となるが、魂はポウ本人が納まっている
*8 闘神都市シリーズ主人公は仕様上ヤリ捨て男になる運命なので、大体間違ってはいない