小川健太郎 (おがわ けんたろう)

解説

この世界の3人の主人公の一人。別世界(次元3E2)のXX高校に通っていた。GI1015時点では高校一年生。

中学時代は剣道部の主将を務めており、15歳の時には剣道大会で優勝を果たしている。美樹を追ってこの世界へと降り立ったゲーム好きな少年。当時16歳。元魔王ガイを殺した聖刀日光の主。元の世界に戻るため、ヘルマン・リーザス・ゼス・自由都市地帯・JAPANと大陸中を旅している。

魔人の追っ手や勧誘を躱したり、護衛の魔人と仲良くなったり、勇者に追い詰められたりした末、一時はリーザスで料理屋を開き、変わった料理を出すという事で評判を呼び繁盛もしたのだが、魔物達に破壊されてあえなく閉店となってしまった(LP4年)。

リトルプリンセスに相当する時期

ランス１以前の作品である為、世界観やシナリオ上のつながりは殆ど無い。
※ 以下はランス世界とリンクさせる為に新規で作られたプレストーリー。実際のゲームの内容とは全く関係ない。

5年前、幼なじみの来水美樹(当時中2)に告白して晴れて恋人同士になったが、ある日のデートの帰り道に変なおじさん(魔王ガイ)に遭遇してしまう。ガイは異界ゲートを開き美樹を連れ去ってしまったが、健太郎も慌てて後を追ってゲートに飛び込み、こちらの世界にたどり着いた。美樹とはぐれた見知らぬ土地で目を覚ました健太郎だが、すぐに異世界だと気付き、またすぐに馴染んだ。ゲーム好きだった彼の精神は剣と魔法の世界をあっさりと受け容れた。変なおじさん(健太郎認識)に攫われた美樹が変な事されてたらやばいと、彼女を捜し始める。元々剣道が得意だった健太郎はめきめき強くなり、魔王が攫った少女の噂を聞いて魔王城へ向かう。

途中、魔王を倒そうとする猛者達のパーティーと出会う健太郎。中でも日光を持つ戦士XXX*1は破格の強さ。彼らと行動を共にし、なんとか魔王城に乗り込むが、次々現れるボス級の敵にパーティメンバーは順に倒れていく。ついには戦士XXXも健太郎に日光を託して息を引き取った。託された聖刀を携え一人進む。そして美樹を見つけ脱出しようとする健太郎の前にガイが現れる。ガイは健太郎の刃を避けることなく受け止め、果てた。*2魔王城を脱出した二人だがすでに継承は終わっており、美樹は魔王になってしまっていた。

リトルヴァンパイアでは

魔王親衛隊長のバークスハムにより再び美樹をさらわれるものの、バークスハムを罠にはめて撃退、再び美樹を救出する。現在は美樹、日光と共に魔人達から逃げ回る毎日を送っている。 ちなみに、リトルヴァンパイアでは美樹と共に次元3E2に戻っているので、美樹ちゃんシリーズはあくまでランスに続く物語の原型という位置付け。後に正史でも、(帰還の経緯は異なるが)一旦次元3E2に帰還したものの、ヒラミレモン切れでこちらの世界に戻ってこざるを得なかったというエピソードが設定された。 本作では所構わず穴を掘りまくる、目玉を焼いた料理「目玉焼き」を作って食べようとする、雑草をむしゃむしゃ食べる、普通の人形を呪いの人形だと思いこむ、アイマスクやトンカチが有ればどこでも眠れる*3、川や石、草と人生について語り合ったりする、理由なしに人を殴ったり、さらには食べようとしたりするなどの奇行を行う変人。*4

戦国ランスでは

LP5年、魔人の手を逃れJAPANを放浪しつつ手がかりを探していたが、とある武家に客将として雇われ、織田家の全国統一の過程でランスの配下となる。途中、魔人ザビエルの使徒式部によって瀕死の傷を負い、美樹の血を受けて魔人となった。その魔人の枠はノスの枠とされる。魔人化した際にひつじの飾りが肩についたキラキラのラメ入りのマントと、星の飾りがついた触覚付きのヘアバンドを付けた凄いセンスの姿となった。ただ、健太郎自身はその姿を気に入らずに速攻で脱いでいるので、他の魔人のように深層心理の反映と言うよりは、魔人にした美樹のセンスによるものが大きいと考えられる。*5ハタから見てると21歳*6と14歳*7という犯罪臭のしそうなカップルだったが、健太郎も魔人となりこれ以上見た目年齢は増えないので現状維持。

スコップを携帯し、常人とどこかずれた行動をとるなど、再びリトルヴァンパイア等の性格に近くなった。来水美樹と揃って、出身以上に思考形態が異次元人な二人である。…あと、最新作からは空気読めない属性と緊張感がまるでない感が凄い。尾張でザビエルを取り逃がしたのもこいつのせい。

必殺技として健太郎くんスラッシュ(と没技の小川月光剣)を習得した

鬼畜王ランスでは

正史における変人ぶりは本作では皆無であり、奥手な真面目君といった感じになる。緊張感がなかったり空気が読めないなどは一切ない。 (笑いどころといえば唯一ホ・ラガと一夜を過ごした翌朝のシーンだろうか) 必殺技としてランスアタックを習得するイベントがある。*8

聖刀日光の所有者であるが、今作の設定では日光を扱うためには彼女にDNAを取り込まれ主人と認められなければならない。つまり日光とセックスしているという事になるため童貞ではない。

ゲーム的には

鬼畜王ランスでは

カオス入手後に加入。能力は凡庸ながらも、魔人にダメージを与える事が出来る存在として重宝する。しかし部下がただのリーザス兵なので非常に打たれ弱い。そのため使いどころはかなり限定される。

戦国ランスでは

大幅にパワーアップ。部隊戦では矢張り凡庸だが、真価は魔人化した後。 彼の部隊の兵数を1(=健太郎のみ)にして防衛戦に参戦させると、無敵結界のお蔭で必ず勝つことができ無敵の盾と化す。*9更に戯骸にタイマンで対抗できる数少ない存在となる。*10

更に才能限界も高く、魔人化した場合、個人戦において攻撃力が同レベルのランスより高くなる。加えて、式部戦のアイテムを温存しておくと何時でも体力、技回数を全回復できる。

初期レベルが低いのが難点だが、レベルアップイベントも複数回あり、特に前述の戯骸戦は倒さない限り何度でも発生しうるのでターンを掛けたプレイでは最終的に主力となる。

人間関係

• 来水美樹 / 恋人
• 小川わたる / 弟
• ガイ/先代の魔王。最終的に引導を渡した。

修得技能

名台詞

• まあまあ、堅いことは言わずに。

  民家に不法侵入中のセリフ。

• こんにちは。

  噴水の銅像に挨拶です。

• 冷たくておいしそうだよ。一緒に飲もうよ。

  噴水の水を飲もうと美樹に提案。

• なんでと言われると困るな。

  なんで穴を掘るのかとつっこまれて。

• あの、ヒットポイントを回復したいのだけど。

  宿屋に泊まりたいようです。

• おーい、開けてくれよ。お客さんなんだよ。

  城に入ろうとして。

• マニュアルと保証書はついてくるんですか。

  中古の戦車を買おうとして。案外しっかりしてます。

• ひつじでも取って食べようかな。

  ひつじ飼いの娘の前で。

• 美樹ちゃんごめん(ぽかぽか)

  謝っておいてから叩きます。

• 僕にも分からない。でも、叩かなければいけないような気がしたんだ。

  上の後、何で叩くのかと怒られたときの言い訳。

• これには悪魔の呪いがかかっているから取ってはいけないんだ。

  という電波を受信したようです。

• えーい、こんなエッチな本なんかぼろぼろにしてやる。

  エッチ嫌いの美樹の機嫌取りなのかエッチな本に攻撃します。

• 私は薬売りですよ。よく効く薬がたくさんあるよ。だから、門を開けておくれ。

  魔王の城侵入作戦その1。富山の薬売りが元ネタ?

• 開けろ!警察だ!。

  魔王の城侵入作戦その2。スネークマンショーが元ネタ?

• こら、川。何か話せ。
• 石さん、君も悩みを抱えているだろう。僕が相談に乗ってあげよう。
• 草君、君なら僕の気持ちが分かるね。一緒に人生について語ろうではないか。
• お月さん、僕を助けてくれ・・・

  その辺の非生物とコミュニケーションがとれるようです。

• 魔人、かこぐー。

  ランスが煉獄と戦っているときに、いきなり現れて背後から煉獄を切りつけた際の台詞。
  空気が読めてません、それは魔人でなく使徒です、舌がもつれてます、等ツッコミどころ満載。

• エルドラド、どこー。

  JAPANのアマゾンへ赴いた際の台詞。
  日光さんに「探しているのですか?」と突っ込まれていました。
  戦国ランスでは電波な健太郎のツッコミ役と化しています。

• こんな状況なのに 美樹ちゃんの胸が･･･ああ、もう僕 死んでも後悔ない･･････ビバー･･･

  式部に襲われ瀕死の状態の健太郎のセリフ。この時美樹は服がボロボロで片乳が出てしまっている。
  死にそうなのにこんなこと言えるとは流石。

©アリスソフト

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