バーナード・セラミテ
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解説
寡黙で謎多き男。シミター使いで、逆立てた赤い髪と右の大きなショルダーガードが特徴。
渋い雰囲気で、基本的に全うな人物であるのだが、心の中はかなり雄弁で、意外に自惚れの強い内面の持ち主。特に親しかった訳でもないのにランスを「相棒」扱いしていたりする。
度を超えた寡黙さが災いしてか、実は顔見知りの人間達に存在自体を忘れ去られてしまう程に存在感が薄い…のだが、その性格が災いしてか本人に自覚は全く無い模様。
しかし、意外にも男の名前はすぐに忘れるランスが名前を覚えている数少ない一人。*1けどトミノさん回答だと決め台詞を覚えているだけで本人は忘れてるとのこと。
ランスが男の名前を思い出す際の第一候補に「バーナード君」がよく出てきており、ルイスやヒューバート、キンケード等がよく間違われる。
ロッキー・バンクの意外なまでの強運や粘り強さ等に関しては密かに一目置いている模様。
ランス01では
「バーニングB」というリングネームでリーザス・コロシアムに出場している。 ランスが勝ち上がってから下位にランクインしているので対戦機会は無い。
ランス03では
膝に矢を受けてしまったためコロシアムは引退した。
キースギルドに「バーニング・B!」という登録名で所属し、駆け出しの冒険者としての活動を開始した。なおギルド内での成績は悪く、イェリコと熾烈な最下位争いをしていた。
戦争終結後は「西の方に死地を探す」とキースに告げ、後にゼスのアイスフレームに加わると見られる。
彼等が抜けた事によってルイス・キートワックが最下位になる。
ランス6では
グリーン隊初期メンバー。加入時以外のイベントが皆無という、逆にすごいキャラである。才能限界だけ見るなら所属していたアイスフレームの平団員でも屈指。ランスの指示による男性隊員の人員整理後も何故か残留していた。と言うか忘れられていた?
「ランス6その後」の方が明らかに多くしゃべっており、必見である。まさかのぶっちゃけキャラである。
パッチで強化された筈の「連続切り」スキルが実際には処理が有効になっておらず*2、無茶苦茶モードでも限界解除の処理を忘れられた不遇なキャラ。厳つい外見とギャップのある戦闘時の台詞は面白い。未だ実態の掴めない「フランチェスカ」なる人物との関係はやはり謎のままである。
実はウルザ・プラナアイスに好意を抱いており、ランス6その後の小エピソードでは、アイスフレームを離れてガンジー配下となった王都の彼女の元を目指す旅に出たものの、普段は皆についていくだけなのでよく道を覚えておらず、森で迷って逆戻りしてしまうというお茶目な一面を見せてくれた。ぶっちゃけ才能限界でもう組織での出番がないらしい。
当初の予定では、パットン・ミスナルジが入隊すると心臓麻痺で死ぬ予定だったとか。全てのキャラを最後まで育てられる今の仕様に変更されなければ、今頃彼は土の中だったのかも…。
いかなごを三つ揃えるとミカンが才能限界値を3上げてくれる(50が限界だが、49でイベントを起こす事でレベル52まで上げられる)。何の因果かは全く不明。
ランス・クエストでは
まさかの再出演。クレインの盗み聞き情報の対象であり、ある条件を満たす事で*3仲間になる。 無印では当然のように専用イベントが無かったが、マグナムにおいて「双焔あばれ旅」という主演クエストが実装。渋い熟練戦士バーナードと、熱く若い戦士アレキサンダーがトラブルに巻き込まれ……という内容で、開始条件が「固定男キャラ2人のみ」という作中でも異例のクエストになっている。後述するスキルや後日談などからも分かるようにバーナード君本体はどうみてもネタキャラなので、ハードボイルドなシナリオとのギャップがなんともおかしい。全バーナードファン必見でのシナリオである。
ランス10では
今回は「バーニング・B」ではなく、本名で参戦。所属は自由都市。
アタゴの店の傭兵募集の張り紙を見て討伐隊に志願。過去作での旧知の面々に挨拶して回るも、ランスを含むあらゆる人間に覚えてもらえていない不憫な男。剣技能レベルは0だが、話術レベルは1ある。過去作を知らないと、そういう妄想先行タイプの新キャラかと思えてくる。
そんな誰からも忘れられている彼だが、唯一?サーナキアからは覚えてもらえており、アイスフレームに所属していた頃の話を聞かされるのだが、今度はバーナード自身がサーナキアを忘れているという始末*4。
一度はランスにクビを切られ、野垂れ死にまで覚悟*5するが、自分を覚えていてくれたサーナキアに話し掛けてもらえた事で、まだ諦めない事を決め、過去作の自分のリングネーム「バーニング・B」として再度魔人討伐隊に潜り込む*6。この際、明らかにクビにしたことをランスも覚えていたが、「むさいから」程度のどうでもいい理由だった為か、あえて「まぁいい」と振る舞っている。フッ……世話の焼ける……。
また、クエスト中のランダムイベントで、消息不明となったアレキサンダーを探している事が明らかになる。ガチでハードボイルドな話が展開されるため、バーナードファンは必見である。「どうせなら聖女モンスターかウィリス出せよ」などと思った奴が一生アリオスイベントしか踏まない呪いにかかりますように
ゲーム的には
ランス・クエストでは
デフォルトで80も有る高い耐性が特徴。滅多な事ではぴよらない。
秘剣「Bスラッシュ」は完全なネタスキル。
効率行動で回復しない、初期の4回から増やせない、剣の知識での連続攻撃が発生しない、要するに「武器攻撃1」の下位互換技である。
とはいえ、気になる程の差異ではないので「武器攻撃1」を使い切ったなら仕方なく使おう。
クリアする必要が無いとはいえ専用クエストが有るので、気が向いたら育ててやるといいだろう。
ちなみに、「戦闘予測」が覚えられる数少ないキャラの1人。
熟達した冒険者としてアレキサンダーを導いてやるのだ。
ランス03では
バーニング・B!という名でまさかの登場。求人票にて仲間に入ってしまう。
足の怪我の為か、レベルアップでのステータスの成長はジュリアやイェリコに毛が生えた程度。
序盤においてクールタイムの無い攻撃が欲しいという時の賑やかしである。
ただ、攻撃倍率や筋力が低いのもあってダメージ調整と弾除け程度にしか使えない。
秘剣「連続切り」は長過ぎるクールタイムの為そう使われないのだが、強化する度にクールタイムが少なくなっていく。
使う機会が無い為に気付かない人も多いだろう。
ゼロスリースキルの試練は無駄に要求レベルが高い。欠けスターが余りだしてから限界を上げるといい。
本作で奥義「Bスラッシュ」が完成する。
クールタイム無しで「ランス斬り」の攻撃倍率に肩を並べる。ステータスが低いので威力はお察しだが。
ヘルマン軍や魔人共に彼の燃える魂を見せ付けてやるのだ。
ランス10では
標準的な1AP1倍攻撃の突撃と、お馴染みの固有スキルBスラッシュを持つ。攻撃スキルの倍率は全て小数点第一位までで設定されているのだが、唯一の例外がこれで1AP1.02倍である。この0.02の分だけ優秀なスキルのはずなのだが、それ以上に悲しみを感じてしまうのではないだろうか。
イベントでもネタキャラでしかないバーナード君ではあるが、火属性のアタッカーが少ない自由都市所属で常に1APで攻撃可能なこともあり意外と使い勝手は悪くない。燃えデバフを掛けた後のラッシュの一翼として活躍してくれる。
魔物兵の間を蝶のように軽やかにすり抜け、魔人共に彼の炎のように熱い魂を風のように絶え間なく、蜂のように鋭く突き通してやろう。
修得技能
修得技能 | |
1回切り | 愛用の武器で鋭い一撃を与える。 強化する毎に1.2回切り、1.4回切りと少しずつ増えて行き、最高ランクの★6で1.9回切りになる。 最後まで2に届く事はなかった。 |
連続切り | 速すぎて1回切りに見える秘技。 極度の集中が必要な為、連発はできない。 |
βスラッシュ | ベータスラッシュ。 何かを掴みかけている。ベータ版の奥義。 |
Bスラッシュ | バーニングスラッシュ。 βスラッシュを経て完成した我流の連続切りで、 あまりの速さに常人には単発攻撃にしか見えない。 なお、バーニングしているのは彼の魂。 |
蝶のように | 軽やかに身をこなし、次の一撃に勢いを乗せる。 下に行くほど強くなる。 「風のように炎のように」は同じアリスソフトの作品、超昂閃忍ハルカのOPテーマが元ネタ |
蜂のように | |
風のように | |
炎のように | |
蝶よ蜂よ | |
蝶よ蜂よ風よ炎よ | |
心頭滅却 | 魔法を我慢する恐るべき自己暗示。 |
闇焔の波動 | 03でALICEMANLADYに与えられた特殊能力。 MAP探索時に一定確率で発動。 己が内なる闇の力に人知れず抵抗する |
名台詞
- くらえ 俺の華麗な舞!
- 蝶のように舞い 蜂のように刺す
- 貴様は腐った蜜柑だ!
こう叫びながら攻撃します
- 俺が来たからには もう安心だ
颯爽と頼もしく出陣します
- ………………ふっ、もう、お前と組んで仕事はしたくないな……
「俺が囮になるから逃げろ」という提案を断ったアレキサンダーへの言葉。 無謀さへの呆れ、共に戦う事を選んでくれた感謝。 そして「今後」を語る事で共に生き残ろうという意思。 色々なものが詰まっています。やたら渋い。
- 俺の言葉を信じてくれるのは、
お前とフランチェスカぐらいさ…(←呟き)ランス・クエスト マグナムのCITY漫遊より。 このお前とはランスのことだが、ロッキーすら信じてくれないのか…。
- 俺のキノコを狩るのは勘弁してくれよ
ランス・クエスト マグナムのCITY漫遊より。 ランス「ぶっ殺すぞ!」
- ランス「蝶のように舞い、蜂のように刺す、バーナード君?」
ヒューバート「……誰だよ。」ランス9 第1章 行き先投合より。 数年ぶりに再会したヒューバートを覚えておらず、咄嗟に出たランスの一言。 男の名前をほとんど覚えないランスが決めセリフまで記憶している事実に驚く瞬間。
- ……フランチェスカなのか?
ALICEMANLADY「ちげえよ」
- その後、冒険中に片足を失った
酒場に昼間から現れるようになり
話し相手を見つけては思い出話を語った
「ランス、あいつは俺のダチなんだ」
「最初から俺が見込んでいた男だった」ランスクエストその後にて語られる彼の将来。ハードボイルドに生きた男の末路。 ランスとの(一方的な)関係を懐かしむように語らうのがなんとも笑いを誘う。 ……第二次魔人戦争中、彼が片足を失った描写はない。つまり上記はRA暦以降のエピソードとなる。 反ランス情勢下でさえも、ランスのことを「ダチ」と呼ぶ姿に熱い友情魂を感じぜざるを得ない。
画像
©アリスソフト
コメント
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ゼス王国 | |
王族 | ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー - マジックの母 - マジック・ザ・ガンジー - スシヌ・ザ・ガンジー - パセリ・リグ・ゼス |
四天王 | 山田千鶴子 - マジック・ザ・ガンジー - ウルザ・プラナアイス - チョチョマン・パブリ - (ナギ・ス・ラガール) - (パパイア・サーバー) |
四将軍 | カバッハーン・ザ・ライトニング - アレックス・ヴァルス - サイアス・クラウン - ウスピラ・真冬 |
ゼス王宮 | カオル・クインシー・神楽 - ウィチタ・スケート - アニス・沢渡 - ルーシー・ジュリエッタ |
アイスフレーム | (ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー) - (ウルザ・プラナアイス) - ダニエル・セフティ - アベルト・セフティ - キムチ・ドライブ - カーマ・アトランジャー - アルフラ・レイ - ロッキー・バンク - カロリア・クリケット - (リズナ・ランフビット) - (サーナキア・ドレルシュカフ) - プリマ・ホノノマン - メガデス・モロミー - セスナ・ベンビール - バーナード・セラミテ - タマネギ |
ペンタゴン | ネルソン・サーバー - エリザベス・レイコック - フット・ロット - キングジョージ・アバレー - ロドネー・ロドネー - (ポンパドール) |
住民 | チェネザリ・ド・ラガール - エロピチャ・ニャンコ - ドルハン・クリケット - エミ・アルフォーヌ - ラドン・アルフォーヌ - ズルキ・クラウン - ハッサム・クラウン - キャロット・シャーリー - キューティ・バンド - マルチナ・カレー - コルミック・パーパ - フィネー・真田 - ユズ・フィラーリア - サマール・ハッピネス(血まみれ天使) - (アノキア・モエモエ・スリン) - コード・パッセンテーデ |
*1 決め台詞「蝶のように舞い、蜂のように刺す」まで覚えている。
*2 本来の効果を反映するにはSSGなどの改造が必要
*3 半ば勝手に
*4 本人の様子から、名前だけを忘れていた可能性もある。
*5 討伐隊に参加する際、自宅を燃やしてきたらしい。不退転の誓いなのだろうか
*6 ちなみにバーニング・Bは以前名乗っていたが、レベル50とこっそり嘘もついている。元ネタはランス6のいかなごでの限界上昇イベントだろう。