ヒューバート・リプトン
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解説
ヘルマン史上最強の将軍トーマ・リプトンの実子。幼少時に小姓を務めた縁でパットンと親友となる。その頃から剣の才能を発揮し、11歳でヘルマン軍の正規兵試験に合格(最年少記録)数百年に1人の天才児と将来を嘱望されるが、長じるにつれ偉大すぎる父親の息子としての周囲からの過剰な期待への反発から全てに身が入らなくなり、自由な生き方に憧れるようになる。
「不良軍人だった」と言っている通り基本的に言葉遣いは乱暴だが、性格は真面目で仲間思い。それが災いし、変わり者ばかりのランス達に頭を痛める事も多い。世界的に見ても非常に優秀な戦士なのだが、親と周りがスゴすぎてショボく見えてしまう不幸な人。技能LV1を4つも持っているためか、「キングオブ器用貧乏」と陰口を叩かれていたこともある。運転技能LV1からうしの扱いにも長けており、過去に「うし乗り名人」とも呼ばれていたが、前述の陰口のせいで本人曰く「うし乗り名人は禁句だ、禁句。」
父トーマを倒したランスの事は恨んでおらず、戦場にて戦い果てた父は満足であっただろうと納得している。
ランス4では
ヘルマン第2軍中隊長としてイラーピュへ派兵。この際ランスやリックと対峙、世界の広さを改めて知る。
次第に上官のビッチ・ゴルチの暴虐についていけなくなるが、パットンの生死が確認できない中、軍内の立場を悪くすることもできず仕方なく従っていた。ディオ・カルミスにより部下のデンズ・ブラウを失ったことを後悔する最中、現れたハンティよりパットンの生存を聞く。フリーク、ハンティと共にディオを倒した後、イラーピュより脱出。現在は軍を出てパットンをヘルマン皇帝にすることに全力を注いでいる模様。
ランス9では
革命軍本隊「無法者」の数少ない常識人。本編では貴重なツッコミ役となっている。今回はハンティが作った自毛の付け髭とJAPANの鎧(義貞の戦鎧)で変装中。*1ランスとはイラーピュ以来の顔合わせであり、再会当時はなぜかバーナードと間違われる。髭を付けていたら誰だかわからんと当初は文句を言われていたものの、色男ぶりがなくなったことでランスから敵視されなくなった。が以降「赤髭」呼ばわりされることに…。
作戦の都合上ハンティが不在、代理のお守り役を務めるが終始ランスの目茶苦茶さに頭を悩ませている。当初の3年越しの計画をランスに却下され、2ヶ月で革命を行う宣言をされた際は事後対応にあたふたしていた。が、この時の情勢を考慮すれば、ランスの判断は間違っていると言えず、実際に3年もかけていれば、革命軍は疲弊しステッセル達ヘルマンの上層部の付け入る隙を与えるか、もしくは他の国や魔軍侵攻の可能性があったことに後に気付き、考えを改めている。*2。
パットンや父トーマと比べ、自分を過小評価している節があるが、間違いを正しく認め現状を見る姿勢や飾らない人格から周囲の評価は高い。 事実、誰かのために命を懸けられるかどうか、その心の強さを見抜き持ち主を選ぶ妖刀「不知火」に認められており、フリークを傷つけられた際には、カオスですら傷ひとつ付かない闘将バステトを一刀の元に撃破するという活躍を見せている。
ヘルマン革命終結後はヘルマン軍総司令官に就任。最高位が第三軍将軍であった父トーマより出世したことをぼやくが、命を懸けてシーラ・ヘルマン大統領を守る覚悟で臨んでいる。部下となった第五軍将軍のロレックスに気軽に話しかけられからかわれるなど、彼が官僚として慣れない書類仕事をする時の会話は正直見ものである。
ランス10では
ヘルマン軍総司令官兼第3軍将軍として登場。魔人討伐隊として前線にも出ている。ランスとの付き合いが長いことからか、目付役に厳格なアミトスを付けて手綱を握らせようとする等、前作よりも上手く立ちまわっている。*3が、ランスが男のことを詳しく覚えてるはずもなく、判別の目印であるつけ髭をしろと苦言を漏らされていた。
ヘルマンの自動解放イベントでは、魔物大将軍ルメイの「ダウンフォール作戦」を阻止する為に、親友のパットンに愛刀「焔」を託し、後にパットンとルメイの殴り合いの中でルメイへの止め刺しに役立った。 魔物界大進軍作戦では、指揮官として旧魔王城の防衛を担当する魔物隊長アバシリとの1対1の対決に勝利し、おまけに彼の口から魔人ケイブリスの逃亡先がルッコンフードの情報を引き出し、人類軍の最終勝利に大きな功績を挙げている。
食券イベントでは、何人かのじいさまに結婚を勧められていおり、本人も戦争が終わったら相手を探そうと思っているが、イオ、フレイア、ペルエレなどの身近な女性の油断ならなさと逞しさに呆れている。シーラのことを部下としても兄代わりとしても常に心配しており、彼女がランスに好き勝手されている現状に不安になることもある模様。が、もう子供じゃないからその意向を尊重している。
ランスのことに関しては、尊敬は出来ないが嫌ってはいないとのこと。不良軍人だった頃の自分ならその生き方を羨むのかもしれないが、国を背負ってる今の立場だと手本にしてはいけないと思っている。
鬼畜王では
パットン、ハンティ、フリークと共に行動。ホ・ラガ要因でもあるナイスガイ。
フレイア・イズンに気に入られ、彼女に夜這いを掛けられることも。(その際、何故か経験値が入る)
ゲーム的に本人の性能が高く、また部下の数も優秀だが初期人数が少ないヘルマン装甲兵にしては若干多いのでパットンよりは使える程度だが兵が優秀なので鍛えていけばそれなり強力なユニットへと成長する事が出来る。
また所有する愛刀不知火も同時に入手できるが、こちらでは隊長攻撃力+1と特筆するもののない性能となっている。
筋金入りのホモであるホ・ラガにはイケメン男性の一人であると認められているため、彼を引き渡す事で情報や物品の取引が可能。
その後はショックで自室に閉じこもり、扉には「頼むから、そっとしておいてくれ」と張り紙が貼られていた。
ゲーム的には
ランス9では
パットンと並んで最初期に加入するガード。全ガード中最もバランスの良い(反対に言えば器用貧乏な)能力の持ち主である。挑発の効果範囲は全ガード中最も小さいが、範囲が狭い分射程は無限で基本成功率は最も高い。
通常攻撃時に破壊値が二倍計算になる[強撃]の発動率が全キャラ中最も高く、成長ボーナスやアイテム次第で更に伸びるため、タフな単体相手に安定した攻撃力を発揮する。
隣接した味方への攻撃を一定確率でかばう[守護]率もトップクラスに高い。また、体力・装甲やねばりも上位クラス。欠点はパットンと一緒で移動能力の低さなのでアイテムや聖魔法でカバーする必要がある。
ファイター寄りガードとも言うべき、囮性能と攻撃性能の両立が売り。やはり器用貧(以下略)
突出した性能は無いものの全体的に平均以上のポテンシャルを秘めており、決して弱キャラではない。高い攻撃力と使い勝手の良い特殊技、高い装甲を持つアタッカーとしても、そして守護率を併せ持つので後衛を守りつつ敵を押しとどめる壁役としても最適の人材。
周回を重ねると高攻撃・高強撃・高ねばりの3拍子揃ったアタッカーへと変貌。装備アイテム枠6の多さなども相まって一躍最強のボスキラーになれる。
武器は父トーマから受け継いだ妖刀不知火(武器補正13)。JAPANに伝わる死人(真の武士/騎士)以外には扱えぬ逸品である。
物語最終盤では激戦の末に折れてしまい、焔(武器補正6)に持ち変える。攻撃性能が落ちてしまうのが実に惜しい。
とはいえ武器補正が若干気になるのは初回のノーマルモードくらいであり、3桁破壊値が当たり前の高難易度モードでは誤差ですらない差になってしまうので気にしなくても良い。
特殊技の「列車斬り」は目の前の横3マスを攻撃する範囲技。特筆すべき爆発力はないが、必殺技ゲージの消費も控えめで2回まで使える取り回しの良さが強み。
人間関係
- パットン・ミスナルジ / 幼馴染の親友、自他共に認める彼の右腕
- ハンティ・カラー / 親友の保護者
- フリーク・パラフィン / パットンを皇帝にするための同志。「トーマの息子」呼ばわりを返上したい
- トーマ・リプトン / 尊敬する父親
- シーラ・ヘルマン / 親友の妹で幼馴染。自分にとっても妹のようなもの。
- アリストレス・カーム / 友人兼元上官
- デンズ・ブラウ / 部下
- イオ・イシュタル / 部下。油断ならない女
- ランス / 親父を倒した凄い奴
- クリーム・ガノブレード / 作戦参謀
- フレイア・イズン / ???
画像
©アリスソフト
名台詞
- ……嬉しいことを言ってくれる。
そうか……人に親しまれるとはこういうことなのか。
こんなにも気持ちのいいものなのか……ランス9より 地位や権力ではなく、ヒューバートやパットンの魅力ある人柄に付き従う、というクリームの言葉を受けて。
- ……殺してやる。
てめぇっ! 絶対にぶっ殺す!!ランス9より 闘将バステトに長年の仲間であるフリークを殺された際に発した鬼気迫る怒りの叫び。 不知火に認められたヒューバートは、鋼鉄をも切り裂き闘将バステトを討った。
コメント
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ヘルマン共和国(新体制) | ||
大統領とその関係者 | シーラ・ヘルマン - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ハンティ・カラー- ペルエレ・カレット | |
ヘルマン軍 | 総司令官 | ヒューバート・リプトン |
総参謀長 | クリーム・ガノブレード | |
第1軍 | アミトス・アミテージ - イオ・イシュタル - ビンタン・デストラー | |
第2軍 | ボドゥ - トルストイ・バトー | |
第3軍 | ヒューバート・リプトン(兼任) | |
第4軍 | マロン・コンドラチェンコ | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール - トルストイ・バトー | |
客将 | 真田透琳 | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇鷺 | |
住民 | アナセル・カスポーラ - ピグ・ギリシアム |
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 ママトトのバルバッツァのパロディ
*2 実際この僅か1年後に、魔人側ではケイブリス派がホーネット派に勝利して人類勢力に全面戦争を仕掛けている為、3年の計画だと革命どころではなかった。
*3 が、ケッセルリンク討伐の際には結果的に裏目にでてしまった