エレナ・フラワー
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※「エレナ」はこの項目にリンクされている。
ランス2・ランス02登場の酒場の従業員「エレナ・エルアール」についてはこちら参照。
解説
元々はヘルマンの花屋の娘。ただし継母や義姉に虐められていたことから養子または父親の連れ子であると推測される。
正史初登場時は可憐な女の子の外見とは不釣り合いなほどに粗暴かつ好戦的で、まさに盗賊といった性格。姉御肌な上にその外見と内面のアンバランスさが受けているらしく部下からも慕われている。ハンマーを武器にした戦闘能力も高い。男からいやらしい目で見られる事が、(恥ずかしいとかではなく純粋に)大嫌いで、ランスにエロい目で見られた時は憎悪をむき出しにしていた。
そのアンバランスさの原因は手にしていた呪具鈍器「血吸いベッタン(特記事項参照)」の呪いによるもの。ベッタンに取り憑いた小悪魔の人格とエレナの人格が融合しており、性格が凶暴な男の様になっているのはこのためで、本来のエレナは恋に夢見る心優しい可憐な乙女である。
ランス9では
ヘルマン国内で暴れるとある盗賊団のリーダーとして登場。フラワー傭兵団としてヘルマン軍に雇われ、ランス率いる無法者集団と戦う一幕もあった。
前述通り「血吸いベッタン」の呪いを受けており「定期的に人を殺さないと貧血死する」という体質を持っている。但しベッタンを手放すと一時的に人格融合から開放されるようで、元の性格が露出する場面がある。
ベッタンの呪いは処女のみが掛かるものであり、それを知ったランスにより当然のように強姦・解呪され、その後気絶したまま部下の傭兵達に助けられ、何処へと消えた。
着ている服は「ハイランダー」と言い、ヘルマン北西部サーレン山に住む高地民族が着る代表的な軽鎧で、実は男性用。
ランス9~ランス10間では
血吸いベッタンの呪いから解放された後、戦闘で負傷したフラワー傭兵団の治療を行ったことにより「優しい姐御」として素エレナの人望が深まる。非力なエレナでは傭兵稼業が出来ないため、団員を率いて「フラワー番地花屋」を開き、意外にも団員の商売人としての適性が発露されることとなった。
しかし経営が軌道に乗ったことから地元マフィアに目を付けられ、みかじめ料を要求される事態に発展する。数日後マフィアの手が迫る中、呪具「血吸いギーコ」を手にすることを余儀なくされたのであった。
ランス10では
縄張りをゼスに変えて再登場。本作で語られた作間の前述事件により、山賊部下が「血吸いベッタン」の兄弟呪具とも言える「血吸いギーコ」なる鋸武器を探し出してきて持たせたため、またもや男性人格の凶暴性格に逆戻りし追い剥ぎ生活を送っている。
本作では男性人格のまま戦力として雇用するか、呪いから解放するかの二択が用意された。ちなみに呪いを解くには相変わらず処女喪失が必要、今回は後ろの処女を奪われた。
エレナSIDE
解呪した後は食券イベントにてどういう訳かランスに惚れている描写がなされる。鬼畜王ぶりのデレである。因みにランスを王様と呼んでいる。
血吸いベッタンで行った最初の殺人は自らを虐めていた継母と義理の姉*1と判明。
悪魔の人格と融合していたとは言え半分は自分の意志であり、記憶も感覚も残っていたため罪悪感に苛まれていた。
元傭兵団員に姐御を辞めることを宣言して出頭しようとするが、彼女を慕っていた団員がランスにエレナを引き止めるよう依頼する。最終的にランスが人類総統権限として彼女の無罪放免を言い渡すことで、彼女の肩の荷を下ろした。
その後はランスの部屋に定期的に花が飾られるようになり、エレナはランスに抱かれるのであった。
ギーコSIDE
前述の通り血吸いギーコの解呪には後ろの処女喪失が必要であり、そのため普通のSEXではギーコとの精神融合状態は維持されたままとなる。エレナとの精神融合により無自覚ながらランスに惚れていたギーコは、フラワー傭兵団員の(姉御には幸せになって欲しいという無駄な)後押しによりランスに抱かれる羽目になってしまった。
事後、ランスへの胸の高まりを「殺したくて仕方ない武者震い」と解釈したため、後押しした団員たちを大いに呆れさせることとなった。ちなみにギーコ人格のエレナは武器を使う技術がすごいだけで結構非力らしい。
ペッタンとしての感情記憶もギーコは受け継いでおりエレナの感情抜きでもランスの行動自体は気にいっており、エロが絡まなければ一緒に酒盛りしてバカ騒ぎするなど呪具としての芯の部分はランスととても波長が合っている。
女性の体なのに身だしなみを全く気にしないことが山賊団の皆は我慢ができず、代わりに背中流しや頭を洗って髪の毛のケアや歯磨きまでしている。美容液や乳液、保湿ケアまで余念がなく、美貌が維持されているのは彼らの努力に他ならない。
ランスもそれを知ってか山賊団の連中の事は大目に見ており、団員からは兄貴と慕われている。……なんとなく鬼畜王冒頭を思い出す。
煌びやかな衣装を揃えてアルネカーゼと並べてファッションショーをさせるなど明らかにコイツらは山賊稼業をするより美容師やファッションデザイナーの方へ行くべきである。
鬼畜王ランスでは
寒冷地ヘルマンで健気に花を育てている女の子。父はヘルマンの高官だったが逝去しており、継母と連れ子である二人の姉にいじめられ、育てた花を売り歩くよう命じられている*2。今の境遇から救ってくれる誰かとの出会いをいつも夢見ている。
ヘルマン領での戦闘後、20%の確率で現れる。回数を重ねランスと親しくなり、最終的には白馬に乗った王子様というわざとらしい演技をしたランスにより、いじめられていた家から救出(?)され、ハーレムに入る(幸福条件)。ランスはエレナの前では鬼畜な面を見せず、花束を買ったりしているため相思相愛といったところ。
ゲーム的には
ランス9
敵キャラとしての登場で仲間化イベント等も用意されていなかったが、非公式アップデータVer2.00にて2週目以降限定で使用可能になった。
職業はファイターだが、特殊技がファイター固有の次の攻撃力を1.5~2倍にする[溜める]が使えず、レンジャー固有の行動順を最後にする[パス]になっている。
また、アルカネーゼと同じく受けたダメージに応じて破壊値が上昇する能力を持つので高難度の周回でも体力を育てる価値がある。
装備アイテム枠が6枠の上クリティカル量を初めとする成長効率がとても良い為育てていけば強キャラになれる素質を秘めている。
戦闘準備関係でのキャラクター解説により、呪いのハンマーである血吸いベッタンには呪いをかけた相手をベッタン依存の暗示&貧血体質にするだけでなく、槌Lv2にする作用もある事が判明した。
単体相手に吹き飛ばし効果が出る事もある回避不能の必殺技「大回転打法」を使う。
威力はそれなりだが、使用コストが低いので連発可能。
ランス10
「ゼスで魔人退治1」クエストにて、新たな呪いアイテム「血吸いギーコ」を携えたボスキャラとして登場。
戦闘後の分岐により、「山賊 エレナ」(呪いを解かない)と「花売り エレナ」(呪いを解く)とどちらかを入手することができる。
山賊版のカードは、4AP・5倍撃とただでさえ強力な「血吸いギーコ」に加え、確率で自身にブーストがかかる「バーサーカー」をもち、一撃の火力に特化した性能。
攻撃後にダウンしてしまうためボス戦には不向きだが、道中ザコ戦での3ターン撃破、およびオーバーキル狙いにこれ以上ないほど貢献する非常に優秀なカード。
さらに別カードとして排出されるほぼ同性能の「処女山賊 エレナ」が別陣営のヘルマン所属なのも強み。
☆ランクも共有するため、ゼス所属の別カードを使用する際はこちらに切り替えるもよし、あるいは「山賊エレナ」と同時使用で、経験値2重取りで成長させてもよしの美味しいカード。
一方で花売り版は「エレナの山賊団」が希少なAP0で設置できる自動攻撃型の支援スキルだが、威力が低くコンボ稼ぎか支援排除対策のデコイ程度にしかならないのが難点。
もう1つのスキル「逃亡」も使いどころは少なく、基礎性能自体も低いため、お世辞にも便利なカードとは言いづらい。
ゲーム中台詞でもあるように戦力面での充実を考えるならば山賊エレナを取得したほうがよいが、
山賊・花売りでそれぞれ個別の食券イベントがあり、なにより呪いを解くルートではHシーンが見られるため、一度はこちらのルートを通っておきたい所。
人間関係
- 継母 / 虐げられている(鬼畜王)
- 義姉 / いびられている(鬼畜王)
- フラワー傭兵団の面々/慕われている。可愛い部下。
- アルカネーゼ・ライズ / 盗賊団「ライオンマインド」の元ボス。ギーコの飲み友兼セクハラ相手。
特記事項
- 血吸いベッタン・血吸いギーコ、どちらも男性悪魔が封入された呪具装備
- 呪いの効果は?
- 「(B)ベッタン」なの?「(P)ペッタン」なの?
- 「血吸いギーコ」なの?「残虐ギーコ」なの?
- 当頁ではシナリオ中の表現に合わせて表記する
名台詞
- 馬ァァァァァァ鹿! そりゃ、弱い奴が悪いんだよ!
- 弱い奴は花売りでもやって、一生終えるのが関の山ってな。
ランス9初登場シーンより。 混乱する鬼畜王プレイヤーが「強くなったね……」と涙を流したとか流さなかったとか。
- エレナ「俺だよ、馬ァァァァァ鹿!」
- ランス「問題なーーーーし!」
無法者が無事にソロトイ潜入を果たせたと知ったロレックスが部下達を引き連れて居なくなった後、 エレナが囮作戦を打ち出しランスをおびき寄せた時の台詞。 性格はどうあれ、ランス的には外見が可愛ければオールオーケー。
- し、信じらんねえ!攻城兵器を人に向けるか!?普通!
- ぬ、ぬぐぐぐぐ……あの卑怯者がぁぁぁ……ッ!
- [ドゴォォォン!]だーーー!分かったーッ!俺らの負けだーーーッ!
- [ドゴォォォン!]参ったって言ってんだろうがーー!
ランス9より。ヘルマン軍が置き去りにしていった攻城兵器バリスタをランスに利用された時のエレナの反応。 射撃はアルカネーゼとクルックー担当。 「なんでもありあり、負けた方が悪い」というルール無用のデスマッチではランスに敵うはずもなかった。
画像
ランス9 ベッタンver
©アリスソフト
コメント
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ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 因みにブスだった模様
*2 父の遺産は継母たちに食い潰されている
*3 ここでの台詞は取り憑かれているときのものであるので、本人の素の台詞でないことに注意を要する
*4 ランスワールドノート
*5 ランスワールドノート