サーナキア・ドレルシュカフ
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解説
今は滅びた南部の小国、ダラス国出身のあまり強くない女騎士。騎士道を重んじる生真面目で純朴な性格だが、頭の固いタイプ。屈強な騎士に強く憧れるあまり、自分が弱々しい女の体に生まれた事を悔やんでいる。真面目で志はよいが、実力(才能)が伴わない典型である。そのため自分を「ボク」と呼び、男物の下着を着け胸にはサラシを巻いている。
身につけた重い鎧は古い時代の物で、ダラス国の騎士団の隊長から拝領した由緒ある鎧。体に合っていないが、彼女の思い出の品なので大切にしており、ランス6作中では装備変更は出来ない*1*2。
女を捨て騎士として生きる事が生き甲斐であり、女扱いされる事を酷く嫌うが、若干意識過剰な面もあり、それが原因でランスに弄ばれたり、思わぬ足枷になってしまう事がある。騎士としての誇りを愚弄したとして、ランスを敵視してはいるものの、殆ど相手にはされてはおらず、その後何の因果か、ランス城の門番となり、やがてランス城守備隊騎士団長に就任している。
ランス4では
220年前の闘神都市イラーピュの探索隊に任命され、探索隊の第3騎士団長*3を拝命。だが現地で捕まってモガンダに石化保存されてしまう。以降200年以上保存されていたが、LP2年にモガンダの実験素材として解凍された所をランス一行に救われた。
解除後の眠りが醒めぬ間に体にイタズラされた件はさておき、意識を取り戻してすぐに自分を女扱いするなとの要求や、その少々傲慢な態度からランスと諍いになり、戦闘で一蹴されてイオ・イシュタルと二人がかりで襲われてしまう。そこでも騎士に拘る生意気な態度を取り続けた為、イオに騎士の魂である剣の柄で処女を奪われ気絶するという屈辱を受ける。
それ以上の行為はランスが止めさせたが、自決を防ぐ目的でランスが憎まれ役を演じた為、以来その恨みをランスに向けるようになる。しかしランスからはあまり相手にされていない。
ランス6では
イラーピュ墜落後は何処かの国への士官を目指したが、女である事を理由になかなか士官できず、ゼス王国*4に渡り、ウルザ・プラナアイス率いるアイスフレームに加入。実戦部隊のシルバー隊隊長。自称、自他共に認めるナンバー1として活動していた。とは言え、女性ばかりの部隊でひっついたり離れたり、喧嘩したり愚痴を聞かされたりと辟易していた面もあるらしい。
自分の後から入ってきたランスには敵愾心剥き出しで事ある毎に難癖に近い形で突っかかっている。あくまでも正当防衛でムカーダー達を殺してしまったランスの言い分も聞かず死刑にしろと喚いたり、組織の状態もろくに考えずきわめて個人的私怨で放逐と自分の貞操を賭けて度々決闘を挑んでは敗北を繰り返したりしている等、ある意味で、一応の成果を上げていたランス以上に傍迷惑振りを見せている。なお、残党狩りに失敗した後、残党に騙されて雇われていたリズナを雇うのに反発していた事からも、どうやら彼女と直接対決に敗れてしまった事が伺われる。
「祖国の解放作戦」時にパパイア・サーバー治める跳躍の塔で部隊は壊滅。彼女は捕らえられてパパイアの実験に使われ、ヤンキーと心を入れ替えられてしまっている。後続のグリーン隊の活躍によって元の体に戻れたが、隊が壊滅してしまったのでグリーン隊に編入され(自主的に…というか勝手に)2代目副隊長に就任。
クソ真面目かつ、いじっぱりで強情なため、度々ランスにおちょくられる日々を過ごすことになったが、共に行動するようになった事でランスの実力を認める機会も出来、ある程度は彼への態度も軟化していった。
剣士としての才能は並程度で、ランスと比較して明らかに劣る自身の力不足に悩んでいたが、ゼス共同銀行で入手した「兵法書」に希望を見出し、寝る間も惜しんでこれを読破してパーティーに貢献できる戦術スキルを習得した。また、ゼス王宮博物館からランスが強奪した伝説の武器DALKソードを頼み込んで(最終的にお情けで)譲ってもらい、攻撃面でも強化された。ちなみにランスが戦線離脱した際に代わりに魔剣カオスを使おうとした事があるが、男女は好みじゃないからと拒否されてしまい、重くて持ち上げる事も出来なかった。
ゼス崩壊の後、ランス6時点のTADA案ではコパ帝国に移住する構想があったが、戦国ランスでウルザがサーナキアの伝言を伝えた事から、引き続きアイスフレームに所属していると思われる。ランスに騎士にして貰う約束をしているが、守られるのがいつになるのかは分からない。
ランス・クエスト、マグナムでは
ランス城完成後にランス城の門番に就任(本人は騎士団長のつもり)。ランスは約束をすっかり忘れていたが、とりあえず願いが叶って(?)本人は嬉しい様子。ランスが城を建てるという噂を聞いて仕官のつもりで意気揚々とやってきた彼女だが、城の関係者の多くからはランスの知り合いが勝手に門前に立っているだけと思われており哀れなことに台詞すらない。
マグナムではパーティーメンバーとして加入可能に。ただし、加入時期が遅すぎ(マグナムメインストーリー終了後)な割に弱く、名前の文字数制限のためか「サーナキア・ドレルシ」と文字が切れている。「アールコート・M」「リア・P・リーザス」のように略称を使われない理由は不明。
ランスに騎士団のメンバーは女の子限定と言い渡され、美的なセンスが少しおかしいせいか、頑張ってスカウトしたのは大抵ランスの基準以下の女性(とハニ子)であって、その度にランスに怒られ殴られる。CITY漫遊イベントにおいてはやっとランスの眼鏡に適う二人の女学生たちを見つけたが、ナンパだと勘違いされ逃げられた。その時、ランスから罰を受けるため目を閉じたが、逆にご褒美のキスをされ、先逃げ出した女学生たちに同性愛のカップルと勘違いされる。
冒険後、54名に及ぶランス城守備隊騎士団長へ正式に就任。ようやく願いが叶って本人も喜んでいるが、張り切りすぎて失敗をかなりやらかしており、「うんこ騎士団」呼ばわりされてしまっている時期もあったという。
サーナキアの加入イベントではサーナキア一人で敵に立ち向かう負けイベントがあるのだが、その後のボスがかなり強いため、勝てるまで何度もサーナキアの負けイベントを見ることになる。
鬼畜王ランスでは
闘神都市の防衛隊長として登場。MIN絵に変わり、ロングになった髪を後ろで一つに編んだ姿に。リーザス侵攻の対策会議で雲隠れしてしまった都市長YORAに代わり、勝手に指揮権を主張。市民の間では降伏論や籠城論が根強かったが、ランス憎しの一念で会議を押し切り、強引に奇襲を決定。
「桶狭間の合戦を再現してみせる」と豪語するものの、作戦はリーザス側に筒抜けで、更に私怨に駆られた無策無謀な行軍で兵の半数に離反され、当然のように敗北してそのまま戦場でリーザス兵達の目がある中ランスに弄ばれてしまう。ちなみにランスが楽しんだ後に姿を消してしまうので仲間にはならない。
自業自得とはいえ、円満に降伏した同じ都市のメリム・ツェールからは心配もされないのが哀れでもある。
ランス10では
ついに念願の騎士団長にまで出世し、ランス城防衛戦でも一陣営の隊長として先陣を切るが、突撃した直後に瞬殺されたりと相変わらずである。
それをネタにランス(とクルーチェに)弄ばれたりと、やはり相変わらずである。
なお団員にはそれなりに慕われている模様。
ゲーム的には
ランス6では
加入前のサーナキア強化イベントとして、何度でも選べる決闘イベント(勝つとH)があり、これにランスが勝つ度に再戦に向けて努力する彼女のレベルが上がっていく。しかし初期状態だとこのレベルアップが才能限界値を無視した無制限になるというバグがあった為、場合によっては凄いことになったりした。現在はパッチで修正されている。
中盤から仲間になった後はやや弱めの戦士ポジションで余り戦力にならないが、イベントで戦術スキルが身に着くと一転、パーティーに必須とも言える重宝なキャラになる。*5特に挑戦モードではウルザが居ない分、その重要性は高い。
しかし、装備変更不可の「古の鎧」の魔抵が最低の上、本人の魔抵も低いので魔法にはかなり打たれ弱い。毒入り忍耐わさびをたらふく喰わせてあげよう。
ランス・クエスト・マグナムでは
物語の終盤にようやく加入する。
ランス6での伝説の武器DALKソードや、古の鎧、しまいには軍師の才能も固有スキルも皆無。ランス6とは何だったのか。
ランス9では
ランス城のシーンはそれなりにあり、ビスケッタは何度か登場しているが、サーナキアが出てくるシーンは全くない。 と思われたが、最後の最後にかろうじてピグENDのCGにちらっと姿を見る事ができる。
ランス10では
同種カードの★ランクが共有される今作では枚数の多いキャラが有利であるが、男キャラは通常1枚、女キャラは通常2枚のところサーナキアは4枚もあるためステータスが伸びやすい。 レアリティが低いのでよく排出され中盤に確定入手の機会があり非常に集めやすいので、気がつかないうちに4枚揃ってたなんてこともよくある。
ただ性能はお察し。
基本カードのコマンドは「名誉ある突撃」と「支援配置[鼓舞]」である。
鼓舞は、3ターンのあいだ味方全体の物理ダメージを強化する順当な支援効果だが、高レアキャラと比べるとコストパフォーマンスは良くない。
そしてAP消費1に対して倍率二倍で攻撃できる名誉ある突撃は……なんと使用すると確定で戦闘不能になる。さすがとしか言いようがない。
一応、今作ではダウンすると次のターンにその所属陣営のキャラクターと入れ替わる仕組みのため、開幕で団長殿にはコスパの良い攻撃で瞬殺されてもらい、続くキャラが出てきて戦闘続行、という戦術はできるので本人のステータスの低さに目を瞑れば使えないことはない。
捨て駒とか言ってはいけない。
職歴
人間関係
修得技能
修得技能 | |
おとり | 敵の注意を引きつけ自分が攻撃されやすくする |
叱咤激励 | 味方全員の状態異常を回復する |
攻撃戦術 | 戦闘開始時に味方全員の攻撃力上昇 |
防御戦術 | 戦闘開始時に味方全員の防御力上昇 |
魔抵戦術 | 戦闘開始時に味方全員の魔抵力上昇 |
名台詞
- サーナ「ちくしょう!!もっと強くなってぜーーったいボクは、君を倒すぞ。」
- ランス「がはははははは、好きにしたまえ。無駄だろうけどな。」(サーナキアは、泣きながら走り去った。)
とある決闘の始末。ランス4より。
- 戻れた・・・・・・良かった・・・・・・
ヤンキーから元の体に戻れて(以降、ファンからヤンキーの愛称が付けられる)
- なんとでも言え。ボクも使いたいんだ、お前と同じ技を…
ランスアタックを教えて欲しいと頼んできた時のこと。ごめん、無理です。
- ランス「いつか俺様が王様になった時、近衛騎士団の団長にしてやろう」
- サーナ「お前の騎士団なんかに入るか!」
こうは言っていたのですが。
画像
©アリスソフト
コメント
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滅亡した国家 | |
アレキノ国 | ジーマ・バカスコ |
Mランド | |
ガヤ | |
カンダラ王国 | |
コー | |
聖魔教団 | |
ダラス国 | サーナキア・ドレルシュカフ |
東部オピロス帝国 | |
バルシン王国 | ボォルグ・ラウゼン・ストマウス |
モエモエ国 | アノキア - アベルト・セフティ |
リンゲル国 | ザーハードス6世 - バ・デロス・ガイアロード |
自由都市地帯 | |
CITY | キース・ゴールド - ハイニ・ゴールド(ハイニ・バッハ) - サーナキア・ドレルシュカフ - メリム・ツェール - フロストバイン - タマ - アタゴ・マカット - シャチョー・アマズサ |
Mランド | 運河さより |
アイス | ランス - シィル・プライン - あてな2号 - シルバレル - レンチ・ランチョン - ラチェット・ランチョン - 真田透琳 - パトリシア・ベーコン |
アレキノ国 | ジーマ・バカスコ |
イフォ | キバ子 |
カスタム | エレノア・ラン - 魔想志津香 - マリア・カスタード - ミリ・ヨークス - ミル・ヨークス - トマト・ピューレ - カスミ・K・香澄 - ラギシス・クライハウゼン - ガイゼル・ゴード - チサ・ゴード - ロゼ・カド - 芳川今日子 - 芳川真知子 - エレナ・エルアール |
カンラ | セティナ・ファーボ |
コー | オブ・フィール |
ゴア | メアリー・アン |
コパ帝国 | コパンドン・ドット |
ジオ | 等々力亮子 - 摩耶(3のみ) - 天満橋ありす - パパデマス・シルサブン |
ジフテリア | ビヨンホウ・オスマン |
シャングリラ | ルチェ・デスココ387世 - シャリエラ・アリエス - ハウセスナース |
ストロツェンド | マホコ・P・マサイ |
パランチョ | ポロン・チャオ - ピッテン・チャオ - ペペロン・チャオ |
ハンナ | 篠田源五郎 - ペスポ・トントーネ |
ラジール | ミーキル・デパ・ラジール - アムロ(鬼畜王) - レィリィ・芹夏(鬼畜王) - デウカリオン・ハコブネ |
ポルトガル | プルーペット |
レッド | セル・カーチゴルフ - エロヤックALV - ワヨソ・ベンビール |
ロックアース | カチューシャ・ボッシュ - グラック・アルカポネ - あおい |
火星 | スターレベル - 火星大王(鬼畜王) |
闘神都市 | YORA - フロンソワーズ - キセダ・エスピラ - カネオ - よっちゃん |
迷いの森 | スー |
不明 | サチコ・センターズ |
Tag: 人間 ダラス国 闘神都市 アイスフレーム 軍師 戦士 ファイター ランス4 ランス6 ランス・クエスト 鬼畜王ランス
*1 織音設定には自由都市地帯で集めた古い鎧をつなぎ合わせた物とあるが、不採用。
*2 何故かランス・クエスト マグナムでは装備変更が普通にできてしまう
*3 テキストだと団長だけど隊長の誤字?
*4 ダラス国は現在のゼス領にあったのではないかと推察される
*5 戦術スキルを3つ覚えるので、戦闘開幕にだけ居ればよいとは言えプレイヤーに重宝された
*6 石にされていた期間はカウントしないようにしてあげよう可哀想だし:TADA談