シルキィ・リトルレーズン -Silky Littleraisin-
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解説
魔人四天王の一人。人間出身。ホーネットの親友であり、彼女の側に影のように付き従う腹心のような役柄。熱血漢で非常に真面目な性格だが、融通が効かないので敵も多い。小柄な女性だが、生体強化外部骨格であるリトルを着て戦闘を行う(旧版では、巨大で素早く動ける筋肉キメラであるリトルに常時搭乗しており、かなりの幼児体型だが、やたらと露出度の高い白い水着のような服を着ている)
鬼畜王での失策や華奢な体つきから、他の魔人と比べて能力は劣ると思われがちだが、そこは魔人四天王。TADA氏曰く「強いよ~」とのこと。合成魔物(キメラ)を作る技術に長け、とんでもないものも作る。
あまり世に知られていない事実だが、歴史上、最も多くの人類を救った人間の一人であり、人間だった頃は魔軍と戦っていた戦士。
GI暦の初期、まだGL暦から変わらず、魔族の当然の常識として魔王や魔物が人類を家畜扱いして猛威を振るっていた時代、シルキィは単身で魔王ガイがいる屋敷を強襲し、多数の魔物と戦い、片腕を失い、無数の傷を負った瀕死の状態でガイの下まで辿り着く。
そんなシルキィをガイが面白い娘だと気に入り、魔人となって部下に加わる事を提案される。彼女は瀕死の状態であるにも拘わらず、「魔物が人間に手を出さないようになるなら部下になってやる」と魔王に条件を突き付け、それをガイが飲んだ事で魔人となった。
この数年後、約束通り魔物の撤退と人類の解放が実行され、魔物の世界と人間の世界とに棲む土地が分けられ、条件付きながら奴隷の身分から解放された人類による自由の歴史が始まった。
つまり、彼女こそ現在の人類が主役の世界の立役者である。が、人類にはその真相が知られておらず、魔王の軍門に下り魔人化した裏切り者とされていた。
尚、趣味の野球で魔物仲間達とチームを組んでいるが、あまり上手くないのでレギュラーにはなれずにいる。 ちなみにピッチングはからっきしだが武器術のスペシャリスト故かバッティングには多少の自信がある。
ランス10では
PV2でのキャッチコピーは「忘れられた英雄」と最新設定が反映された二つ名となっている。
元は人間の付与師で自分にしか扱えない専用の魔法具「リトル」を造り、自らそれを纏って戦うという設定になった。 魔人になってからはリトルは生物も材料に加えたもはや本人にも詳しい仕組みがわからない代物になっており、最盛期には巨人のような姿に変化して戦っていたという。なお、常にリトルをつけて生活していたため、普通の衣服は1000年以上着ていない。
ホーネット派敗北後は纏っていた装備の大半を剥ぎ取られ、弱体化した状態でケイブリス派の魔物に使われている。リーザス侵攻軍として主に黒軍、青軍と戦闘。夜な夜な凌辱され、戦場では個人で最前線に送られる始末。その中でもシルキィは出来るだけ人間を殺さないように、それでいて魔軍として働いているように立ちまわっていた。
ホーネット派に所属していた元部下達からも凌辱を受け、身も心も擦り減らしながら人間に被害を出さないために指揮官、または王を単独で狙おうと動いている。20tあった鎧の質量を200㎏、つまり1%まで削られ、連日単騎で戦闘、夜は凌辱と休む暇も与えられずにそれでも敵軍であるリーザス兵を殺していない。
ランスがその性格に気づいた時、シルキィに対して一つの罠が張られる事になる。
人類軍に投降後はランス城で暮らしている。ただの安穏とした捕虜生活では落ち着かないので、再武装を試みつつ暇さえあれば城の手伝いをしている。人間の街に降りるのは千年単位で久しぶりであり、クレープの虜になった。また一つ戦う理由が増えた。
本人は真面目な性格なうえレイプ以外の経験がほとんどなかったため気づいていなかったが、実はかなりの好き者。 ランスとのエッチも脅迫されて嫌々始めたにも関わらず最後には無意識に腰を振るなど快楽に流されてしまっていた。 大英雄たる彼女もまた「英雄色を好む」ということらしい。
本編のネタバレ注意!! |
超昂大戦では
ランスコラボ第四弾である超昂大戦 RanceⅣ -球団の遺産- で第二部後のシルキィが追加された。CVは榊原ゆい。 このエピソードは野球回。最強の野球チームを作るためランスに助っ人として呼び出された。RA15年から来ている元魔人の人間。 今まさにシルキィに襲われている真っ最中の、LP7年のリーザスから来ているリアに頭が上がらない。 それ以外の人には世話焼きのおばちゃんみたいな感じで親しまれている。 ヴィーカ・ガオンヌをケイブリスの同一存在と確信してからは、仲良くなろうと距離を(一方的に)詰めていった。外野からはその光景はでっかい猛獣を力づくで押さえ込む格闘家の姿を思い浮かべられていた。
人間のために戦い、人間に感謝される超昂戦士としての生活に大変ご満悦の様子。 ハマりすぎて自分から積極的にダイビートの活動に協力し、その上非番でも変身して人助けに奔走するため、頻繁なDチャージが必要(我が栄光的な意味で)。 命じられてのセックス経験は数えきれない程あるシルキィだが、自分都合でのえっちのお誘いは初めての経験でドギマギしている。
人間に戻ってからは頭部の飾り(魔法具リトルの一部?)が無くなったが裸同然のインナーはそのまま。そしてその恰好で練り歩く裸族っぷりは変わらず、基地内の同僚たちはそれを注意したり矯正しようとあれこれ頑張っている。外ではさすがに公序良俗に配慮してきちんと私服姿で出歩くようにしている。
変身時は、身の丈ほどもあるドデカいメカアーム2本を携えた強化外骨格「リトル」を駆使して戦う格闘型。これは鬼畜王のリトルの前腕と胴体(玉座の真下)を本人が着込む形*1になっており、体系の関係からゴリラを思わせる長腕となった。攻撃を全て避けずに受けると言わんばかりの極端にアップライトの構えが特徴*2。
生体鎧っぽい魔法具「リトル」とは違い非常にメカメカしており、D2エナジーで生成しているため変身を解除するとすべて綺麗さっぱり消えてなくなって丸腰になる。
身体の全面と背面を広く守る装甲はあるものの、隙間からシルキィの肢体がだいたい見えているエロゲーらしい露出具合のデザインになっている。
強化状態として、鎧や頭髪を含む全身が金色に輝き、三層からなる日輪を背負い、胸元にどこか見覚えのある雰囲気のエンブレムが発現するS.H.R.*3モードがある。
必殺技は異様に大ぶりな振りかぶりから突進して光り輝く渾身の"右ストレートでぶっとばす"「まっすぐいってぶんなぐる」。単発ではぶっちぎりの最高火力を誇るのはさすが魔人四天王。妙に漢(侠)気溢れるパロディの組み合わせで見かけによらず相当荒っぽい戦い方(喧嘩屋スタイル)を好むようである。SDはさすがというかファットを意識しているためトップクラスの巨体。
ちなみに立ち絵はランス10ブックレットに載っていた出番の無かった没アングルを左右反転させたものに近い。ある意味再利用。
ランスシリーズの時よりもフォーカスが当たっているのは複雑な反面、それを喜ぶ声も少なくない。
リトルプリンセスでは
シルキィの原型と思われる「女の子の戦士」がドラキュラ城に登場。美樹を救うべく乗り込んできた健太郎から、ドラキュラの娘(ホーネットの原型)を守るべく立ちはだかるが、何度殺されても、部屋に戻る度に生き返っている。魔人四天王たる故なのか…?
鬼畜王ランスでは
ホーネット派に所属する魔人四天王の一人。こちらでは魔物合成能力を持ったキメラ使い。
ホーネットの敗北と共に姿を消し、各地でランスの倒した魔人の魔血魂を回収して吸収している。時期が来るとケイブリスに単身戦いを挑む。得た個数が5個以上ならシルキィの死亡と共にケイブリスに多大なダメージ。それ以下の場合は捕虜となる。
キメラ軍団
鬼畜王でのシルキィの部隊
- うっぴーの体にぬぼぼの頭
- うっぴーの体にぬぼぼの尾
- ぷりょの上にまるを重ねた姿
- オッズの体にぷりょの頭、片手と足関節機械化
- オッズの体にオクトマンの頭
- オッズの体にぶたバンバラ頭、オクトマンの片腕、逆の肩にオクトマンっぽい色が融合?
- おかゆフィーバーの体にマグボールの頭
- デカントの体にまるの両肩ちゃそばの頭
- デカントの体にちゃそばの頭と下半身
人間関係
- ホーネット / 親友。守るべき方。
- ガイ / 尊敬し、愛していた。
- リトル / 使徒?
- サテラ / ホーネット派の仲間。妹分。
- ラ・ハウゼル / ホーネット派の仲間
- メガラス / ホーネット派の仲間
- ランス / ガイに似た今代の英雄。エロ伯爵。
- シーラ・ヘルマン /(野球の)凄い人。
- ランスの子達 / 凄すぎる子供達。誰が相手でも心配無い。
名台詞
- とんでもない
今、ホーネット派の誰もが苦しんでる。
それに魔物と人類が殺し合っている。
そして、辛い目にあう者が沢山いる
こんな時に、私一人だけ悠々となんて過ごせないわ「もっと気楽に過ごしたらどうだ?」と言うランスに。 「なんと真面目な……」とランスが言うのも納得の心優しい魔人。
- ごめんなさい。私が代わりに謝るわ
とりあえずサテラがお召し物だけでもと着替えを
……またサテラに殴られるわよ?
それと、失礼な言動は控えた方がいわ。ホーネット様は気にしないと思うけど……まあ、これもサテラが怒るでしょうから
主を怒らせたいわけではないんでしょう?ホーネット発見時、サテラに突き飛ばされ、部屋の外に追い出されたのを怒るランスをなだめる。 サテラの行動を代わりに謝ったり、ホーネットに対する言動には気をつけないとサテラが怒るとランスをたしなめる。 それぞれの気持ちを思って、色々フォローしているところに、シルキィの優しさや気の利く性格を感じる。
- いやぁ……銅像はいらないわね……
それよりも、笑っていてくれた方が嬉しいわ
その為に戦ってきたんですもの「本来なら、魔人として人間に嫌われるんじゃなく、歴史の英雄として銅像でも建ってないとおかしいような奴」とサテラに言われて。 謙虚で優しいシルキィの性格が伝わってくる台詞。
- えへ……
野球好きなだけで、プレイは下手っぴだったりして……自分の投げた球が大暴投の末、城の壁にめり込んだのを見て。 まさに下手の横好きである。
- ……ふふ、それもそうね
ありがと、頼りにする
それと、今日はありがとうね
とっても……
本当にとっても、楽しかった
この思い出だけで、あと千年は一人で戦えそう俺がいるから一人で背負わんでいいとランスに言われて。 その日の思い出は、これからも人間のために戦うであろう彼女の心の支えになったと思われる。
- みんなの為に戦えるのが……
すっっっごく嬉しいの!超昂大戦イベントより。 人類を救うためにガイに挑み、人をやめて千年の永い年月を経て、再び人として人類の為に戦える事を全力で喜ぶシルキィ。 会心の笑顔が眩しいが、あまりにも嬉しすぎて四六時中人助けに夢中なワーカーホリックになってしまった。
本編後のネタバレ注意!! |
名場面
- シルキィ・リトルレーズン
「ああ、もう! 信じられない!」
ぷりぷりと怒りながら、シルキィが服屋から飛び出した。 - シルキィ・リトルレーズン
「そりゃ、私だって、少し嫌な予感はしたけれど、あ、あんな……あんな服を試着させられるなんて……!」 - ランス
「あんな、って……試着したのは普通の服だろ?」 - シルキィ・リトルレーズン
「普通!?あんな格好の人、城内で見たことある!?」
「ああもう、恥ずかしくて、顔から火が出るかと思ったわよ!」
「あ、あんな、あんな……」
「あんな、ふりふりのヒラヒラの服を着せるなんてぇ……」ランスとのデート中の一幕。 シルキィのファッション感覚についてわかる場面。
- シルキィ・リトルレーズン
「自分の名前は言える?お父さんとお母さんと一緒に来たの?」 - ランス
「しかし……」
「迷子の親捜しする魔人とはなぁ」 - シルキィ・リトルレーズン
「いいでしょ、別に」 - 少女
「うぇぇぇぇ~~~……」 - シルキィ・リトルレーズン
「ああ、ほらほら、泣かないで」
「あ、良かったらクレープ奢ってあげましょうか?クレープって食べたことある?すっごい美味しいのよ?」 - ランス
「君、すっかりクレープにハマったな……」 - シルキィ・リトルレーズン
「なっ、い、いいでしょ、別に」 - ランス
(クレープ餌にすれば、あらかた言うこと聞くのでは?) - シルキィ・リトルレーズン
「……変なこと考えてない?」ランスとデート中に迷子の子供を見つけて優しく接する。 シルキィの優しく面倒見のいい性格が表れている場面。
画像
©アリスソフト
超昂大戦 変身時(ファット形態)
©アリスソフト
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Tag: 魔軍 魔人 魔人四天王 ホーネット派 元人間 鬼畜王ランス
*1 胴部分に関してはほぼそのまま
*2 「奇しくも同じ構えだ」で有名なあれ
*3 シルキィ・ハイパーレーズンか野球用語でのSave、Hit、Runだろうか
*4 初回本では特技の欄にあったが、これを考慮するとランスの「女を濡らすこと」のような自称特技の類だったのかも