ミネバ・マーガレット -Mineva Margaret-
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解説
隆々たる体躯と鼻の上に一本傷を持つ、ヘルマン第3軍を預かる赤髪の女将軍。元は皇女シーラ・ヘルマンの護衛の任に就いていた同軍の一武将だったが、戦死したトーマ・リプトンに代わり帝都を守護する第3軍の将軍となる。
一兵卒から副隊長、隊長、将軍へとのし上がった叩き上げ。リック・アディスンを超える、現代での人類最強クラスの猛者の一人。物理戦闘のみで人間の女性という範囲なら、JAPANの上杉謙信を抑えてトップに位置する。
力こそ全てであり、女を捨てて闘いの中に己の生き様を見付ける危険な女。暇さえあれば体を鍛えている為、マッシブで漢前。色気の欠片もない。そんな彼女に恋した男で生きている者はおらず、XXXの経験も不明である。
強い野心を抱いており、底辺から頂点へのし上がる事だけを考えて頭脳を駆使する女丈夫。力以外は全て無駄と考え、利用出来るものは全て利用する。よく懐いている弟のマハ・マーガレットも血が繋がっているだけの関係としか捉えておらず、彼女に無二の忠誠を誓うタミ・ジョンも大事な手駒としか思っていない。
現在は実質的にヘルマンの実権を握るステッセル・ロマノフと手を結び、彼を追い落として自分が頂点に昇る機会を虎視眈々と狙っている。彼女の野望の終着点はヘルマンの玉座である。
一人称「私→あたし」。ランスのことを「ぼうや→ボーヤ/ぼーや」と呼ぶ(3→鬼畜王)。装備は動きやすい軽装の鎧に、両手に持ったダブルトマホーク(3ではハルバード)。ランスはミネバの事を「ばばあ」と呼んだ。色気が全く無いので流石に女としては見ていない。
ランス3では
リーザス解放戦時には、サウスの町に百名足らずの部下と共に立て籠もり、バレス・プロヴァンス、レイラ・グレクニー率いる一千の軍勢を部下全員ごと落とし穴にはめて大損害を与えるなど、自分以外の命をゴミ同然にしか思っていない酷薄な人物。
その後、女性兵士を人質に取ってランスに決闘を持ちかけるも敗北し、本国へ撤退。宰相ステッセル・ロマノフと結託して、皇帝にパットン・ミスナルジが魔人に裏切られて死亡したとの報告を行い、彼を廃太子の地位へと陥れた。
ランスクエストでは
実際に登場こそしないものの、パステル・カラーのミスによってカラーの森の結界が消えた際、すかさずアイザックを大隊長とするヘルマン第三軍隷下の一個大隊を派遣してカラーの森を襲わせた張本人である。目的の為ならば部下を平然と使い捨てにする為か、部下達からは嫌われており、大隊長のアイザックは自らを追い落としてのし上がる事を目論み、中隊長のアミトスは作戦自体に嫌悪感を示していた。
カラーの森を守る大きな力は強力な結界とカラー女王の大規模な呪いによる報復の2つであり、女王の呪いは顕在であったのだが、部下たちにはその2つの脅威が消えたと偽りの情報を与えた。このクリスタルの確保作戦は、はじめから派遣した部下を犠牲にすることを想定に入れた作戦であったと思われ、案の定パステル・カラーの大規模モルルンBによって派遣されたヘルマン第三軍隷下の一個大隊は、唯一の女性であったアミトス・アミテージを除き全滅した。
作戦中、カラーの命とともに奪うクリスタルの運搬は、一気にではなくこまめに定期的に行わせたのだが、これは明らかにいつ呪いの報復が来ても一定量のクリスタルを確保することができるようにという措置である。これによって、ミネバは100個以上のカラーのクリスタルを入手する事に成功した。
IFとなる「鬼畜王」では、実弟のマハ・マーガレットが呪いの生贄にされていたが、正史である本作では、アイザックやオルグが生贄にされたといえる。
ランス9では
初期設定ラフ画に出ている事からも分かるとおり、登場が確定している。これまでの登場作品どおり、冷酷無比の女傑振りを見せてくれると思われる。
鬼畜王ランスでは
リーザス軍の大軍に対し、タミ・ジョンの部隊を囮に彼ごと爆殺(没イベント)。マハ・マーガレットを口車に乗せ、カラーの森へと攻め入らせてホワイトクリスタル467個を収奪。弟を呪いの生贄にして、強力無比なクリスタルソード部隊を編成するなど、彼女らしい無情な作戦の数々でリーザス軍を翻弄した。
そんな彼女の最期は、リーザスに追い詰められ傷付いた体で謁見の間に登り、皇后パメラ・ヘルマンを斬殺。人形の姫であったシーラ・ヘルマンに玉座の禅譲を迫り、滅び行くヘルマンの束の間の皇帝となる。そして、現れたランスと戦う。リーザス王 対 ヘルマン皇帝としての決闘で満ち足りた死を迎えた。
人間関係
特記事項
本来TADA氏の書いたランス3のシナリオには存在しなかったが、ぷりん氏の趣味で生み出されシナリオに組み込まれたキャラの一人。→ランス4裏話
名台詞
- シーラ「殺して・・・下さい・・・ お母様と・・・ステッセルがいなくなったのなら・・・私一人で・・・生きる事・・・出来ません・・・だから・・・」
- ミネバ「馬鹿を言いなさんな。素直な子をどうして斬る事ができるのさ。」
パメラを殺したあとのセリフ。ミネバの優しい面を見ることができる唯一のセリフではないだろうか。
- (そうだ。貴様の負けだ。)
…そう…だね……でもいいや…あたしは…目標を達成出来た……色々…あった…ね……ぇ……同作屈指の名シーンの一つかと。
画像
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ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |