クリーム・ガノブレード
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解説
ランス9では
ヘルマン第四軍の副将。番裏の砦を管轄するヘルマン第二軍の後方部隊を経て第四軍の副将となった経歴がある。将軍ネロとの確執や聡明な点は鬼畜王と同一で、その評判は四軍だけでなくその他の兵でも知っている者がいるようだ。将軍があまりに無能なため、むしろ副将であるクリームを慕う兵の方が多い。本人が「もう、長くはない」と思えるほど弱体化したヘルマンを立て直すべく出世を狙っている。
無法者にいたパットン・ヒューバートの存在や無法者の目的が革命であること、そしてラボリで決起した革命軍は囮であり目の前にいる無法者が革命軍本隊である事にいち早く気付き、パットンに接触を図ってくる。そしてネロを見限り、集まった第四軍の大半と他の軍から呼応した者、賛同する一般国民達を革命軍の第二旗としてスードリ13へ集結させる。その過程でランスにはしっかり犯されてしまった。(鬼畜王とは違い処女であった)1・3・4・5軍を合わせてもまだ及ばないほどのヘルマン最大の兵力を持つ第二軍がついに動き出した時は直接戦闘を避け迂回ルートで帝都へと進軍し、約束であったパットンと帝都での再会を実現させた。
ランス10では
ヘルマン軍で総参謀長の地位に出世。ランスの人類軍総統就任後は、ウルザ、アールコートと同様に、ランスの補佐的役割を担う事になる。
前者二人と異なってランスへの個人的恩が無ければ付き合いも短い為か、彼女達に比べるとランスとの信頼関係がうまく築けておらず、またその意図を理解出来ていない部分も目立ち、前作のネロとは別の意味で頭を抱える事も多かったりする。
しかし、次第にクリームなりにランスへの扱いがうまくなっており、エレナのイベントでは、問題行為の多いフラワー一番地強盗団を注意するのをランスが怠ろうとしたのを叱り付け、その後ランスから「ノリがオカンみたいになってきた」と評されている。
革命軍以来の同僚だったボドゥとは1ヵ月ほど前から付き合っており、求婚もされていた。クリームは承諾する予定だったが、LP7年9月、答えを返す前にボドゥは戦死してしまう。 番裏の砦の2軍をキナニ砂漠に向かわせる指示をしたことで、結果的に数多くの兵と恋人を殺してしまった為、開戦直後は一時恐慌状態に陥っていた。 補佐としてランスらへと叱咤をかける裏で、恋人の死を引きずり続けており、同じく戦場で恋人を喪った早雲に助言を頼んだり、トルストイの亡き同僚を想う言葉、そして彼から託されたボドゥの手紙に涙する姿も。
第二部で登場しなかったことで「鬼畜王戦争で戦死したのでは?」とその生存を危ぶまれていたが、ハニホン内で生存が言及されている。ヘルマン参謀総長の職にあり第二部の5年前に結婚。ゲーム期間中は妊娠しており産休だったとのこと*1。
鬼畜王ランスでは
ヘルマン第4軍副将。男社会のヘルマンの中で一軍の副将まで登りつめた才女。戦闘能力は高くないが、作戦成功率が高く、軍師タイプ。戦争は、自分の才能を試すゲームのように考えている。大軍団を指揮することが出来れば、どのような敵にも必ず勝てるという自信を持っている。若くして副将まで登りつめたが、この地位にも満足はしていない。
クリームはネロをただ突っ込むだけの能なしだと思い、ネロもクリームの事を認めていないため上下関係は上手くいっていない。
過去に強姦された経験がある。が、彼女がそんな連中を黙って放って置く事はなかったと言う。男嫌いという訳ではなく、自分の才能を認めてくる男性は好き。
ゲーム的には
ランス10では
手動と自動で軍師効果を付けることが出来る。自動の方は発動率がアールコート等に比べて見劣りしやや残念な性能。ただヘルマンは戦力が整えづらいこともあり、所属のステータスが低くても性能を十二分に発揮できるという強みがある。
鬼畜王ランスでは
優秀な作戦成功率を誇る軍師ユニット。彼女の作戦成功率は77%と非常に高い。80%のアールコート、100%の篠田源五郎に次いで3番目の高さ。軍師系の中では最も仲間にするのが容易で進行の仕方次第では序盤から仲間に出来るのもメリット。一般のリーザス兵を率いており、指揮能力も高くはないため直接戦闘行為自体は得意ではない(他の軍師ユニットもそうなのだが)。
ヘルマン第4軍と戦闘状態になり数ターンが経過すると、味方のヘルマン兵達に輪姦され殺されてしまう。仲間にしたい場合はその前に彼女の部隊を倒して捕獲する必要がある。先に将軍であるネロを倒せば彼女が将軍へ昇格し、暗殺イベントは消滅する。いずれにせよ戦場で彼女を倒し捕獲すればリーザス軍へ引き入れる事が可能。最初の捕獲時にランスが襲ってしまうと仲間にはならない。
彼女は戦場で自身の才能を試し、その高い作戦能力を示す事が目的であり生きがいなので、一定期間出撃させないとリーザスを見限り出奔し、以降は登場しない。…が、実はそのフラグが立つ条件は一度ハーレムに呼ぶ事なので、一度もハーレムに呼ばなければ出奔する事はない。戦闘に出し続け一定回数作戦を成功させると「リーザスに来て良かったわ」と発言しこれが彼女の幸福条件となっている。
対バボラ戦で巨大落とし穴のトラップを考案するキーキャラの一人。
人間関係
- ボドゥ / 同僚にして恋人。後に戦死。
- パットン・ミスナルジ / 革命の旗印。全幅の信頼を寄せてくれて感謝。
- ヒューバート・リプトン / 人柄を信頼できる革命の副将。
- 真田透琳 / 尊敬する上司。先生と呼び慕う。
- 北条早雲 / 同じ苦しみを持つ同士。頼れる相談役。
- ネロ・チャペット7世 / 無能な上司。
- ランス / 無法者の大将。強さは認めるが苦手。後に上司。うまくついていけない。
名台詞
- ランス「それは駄目だ。エレナちゃんは可愛いからな」
- クリーム「……そう仰るなら、注意してください。もう不満を抑えておくのも限界に……」
- ランス「うむうむ、今度やっとこう」
- クリーム「今すぐ行く!」
問題行為の多いフラワー一番地強盗団を巡ってでのやり取り。 やる気の無いランスを叱り付ける姿は、客観的に見ても「オカン」そのもの。ある意味いい加減なランスと相性が良いかも…。
- クリーム「あ、あっ……」
- クリーム「す、すみません……吹っ切れた、つもり、でしたが……」
- トルストイ「吹っ切らないでやって下さい」
- トルストイ「しばらくの間で構いません」
- トルストイ「引きずりすぎない程度に引きずって……それから……忘れてやって下さい」
- クリーム「難しいことを言ってくれますね……」
- トルストイ「はあ、すみません……」
- クリーム「いえ、でも……確かに、そうですね……努力、してみます」
トルストイの食券イベント2にて。トルストイから不意に渡された亡き恋人ボドゥの手紙に、とめどない涙を流す。
- 首にかけて服の中に入れている、紐に通された指輪をたぐり寄せる。
- 手の平の上に乗せて、ジッと見つめる。毎朝、一分だけ行う習慣。
- 特に何を想うでもなく、涙を流すわけでもない。心の中を空っぽにしてただ指輪を見つめる。
- たったそれだけの行為が。しかし今のクリームにとっては必ずしなければならぬ大事なことに思えていた。
愛する人がいなくなった程度で気持ちが消えることはない、とは北条早雲の言。婚約指輪をただ見つめる。
画像
©アリスソフト
コメント
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ヘルマン共和国(新体制) | ||
大統領とその関係者 | シーラ・ヘルマン - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ハンティ・カラー- ペルエレ・カレット | |
ヘルマン軍 | 総司令官 | ヒューバート・リプトン |
総参謀長 | クリーム・ガノブレード | |
第1軍 | アミトス・アミテージ - イオ・イシュタル - ビンタン・デストラー | |
第2軍 | ボドゥ - トルストイ・バトー | |
第3軍 | ヒューバート・リプトン(兼任) | |
第4軍 | マロン・コンドラチェンコ | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール - トルストイ・バトー | |
客将 | 真田透琳 | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇鷺 | |
住民 | アナセル・カスポーラ - ピグ・ギリシアム |
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 メタ的に言うと「出そうと思ったけど、テンポが悪くなるから出さなかった」と言う一部勢は数多くおり、クリームもその一人だったようだ。
*2 ランスワールドノート