ルーベラン・ツェール
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解説
ヘルマン軍の女性士官。警備部隊の隊長を務める。
軍に入ったのは没落した実家を支えるためだったが、妹のメリム・ツェールが奉公に出されるのを止めることが出来ず、生き別れてしまったことをいつも悔やんでいる。
生真面目で規律を重んじるがゆえに周囲から疎まれる損な性格で、付き合っていた男の不正を目撃し逮捕しようとして逆切れレイプされた過去からますます頑なになってしまっている。
初出の鬼畜王ではプロローグで必ず敵対することになる女性キャラであるため、印象に残っているプレイヤーも多いはず。
ランス・クエストでは
ヘルマン軍警備隊長。普段は近隣の街の治安維持を行いつつ軍の駐屯地に詰めている。
アルカネーゼ率いる女盗賊集団ライオンマインドがしつこく挑発してくるようになったため、アジトのショッピングセンターを襲撃、鎮圧する。
挑発行為は実のところ、ランスがアルカネーゼを手軽に「お持ち帰り」するために漁夫の利を狙って仕掛けた策であり、それに乗せられた形になる。
正史ではここで初めてランスと邂逅する。当然ルーベランは全く認識していないが、ランスの方は何故か過去にひどい目にあわされたような感覚に陥る。鬼畜王をやっていたプレイヤーならニヤリとさせられる場面である。
なお、ゲーム的にはパーティに妹のメリム・ツェールを入れて行くこともできるが特に何も起きない。お互い永い間会っていなかった事で気付けなかったのか、あるいはもう死んでしまったと、完全に割り切っていたものか……
ランス9では
城塞都市ボルゴZの軍警備隊長として登場。
警邏中にランス9ストーリー開始前から連続レイプ犯として手配中だったランスを発見、警備隊を率いて包囲捕縛しようとするが、リーザスより駆けつけたリックとチルディの横槍もあって返り討ちに遭い、ランスにお持ち帰りされる。
穏便に済ませようと試みるメルシィの努力もむなしくランスにレイプされ、事後の処置をメルシィにゆだねられて以後は登場しない。
このときの彼女の発言をきっかけに、革命軍の強襲部隊*1は「無法者」を名乗ることになった。
ランス10では
ヘルマン革命後に妹との再会を果たし幸せな一時を過ごすが、魔軍の侵攻が始まってしまう。
混乱の最中も警備隊長としての職責を果たそうと奮戦し、民衆からは頼りにされていた。
ヘルマンを放置しておくと3ターン目に妹ともども魔人バボラに踏みつぶされ無残な死を迎える。
その前に魔人退治に向かえば魔人討伐隊に編入される。イベントの進行次第では、妹を守るためとはいえ自分からランスに夜這いをかけることも。
バボラに殺されずにランス城で姉妹が再開した際は、二人で買い物に出かけるところを見かけたランスのふとした質問でルーベランがメリムへの過去の負い目を辛そうに語りだす。
しかしそれを立ち聞きしていたナギに過度な負い目を感じていてもメリムは喜ばない、もっと今と未来と見るべきだと言い、メリムとランスもそれに同調する。
すっかり諭されてしまったルーベランは長年の負い目から抜け出すことを決め、すっきりした顔でランス達へと笑いかけた。
ちなみに珍しく結構真面目なランスだったが感謝のしるしとしてルーベランの体を要求し、断固拒否された。
鬼畜王ランスでは
ヘルマン遺跡警備隊長。主に古代の遺跡の警備を担当しているが、近隣の街の治安維持にあたることもある。レリューコフとは、配備されている地区が近いためよく顔を合わせている。
ランス率いる盗賊団が街で略奪を行うと討伐しに来る。略奪をせずにいても一定期間後に直接盗賊団のアジトに攻め込んでくる。通常は圧倒的戦力差の前に敗北し、そこからゲーム本編が開始されるのだが、ランスアタックがうまく決まれば勝利する事も可能で、その場合はルーベランが捕虜となり盗賊王エンドとなる。
古代の遺跡を占拠すれば捕獲可能。ランスのシィル救出が遅れ、ボルゴZで死亡してしまった場合は怒り狂ったランスの命で多数の兵士達に死ぬまで輪姦される事に。シィルが生きている場合は捕虜となり、地下牢のイベントを何度も行った後にハーレムに入る。(不幸条件)
古代の遺跡を占領せずにヘルマンを降伏させた場合、しばらくすると妹のメリム・ツェールに再会する。(幸福条件)
ゲーム的には
ランス10では
優秀な支援キャラ。
1つ目のスキル「捕獲突撃」は攻撃を加えつつ捕獲可能な敵なら確定で捕獲するもので、ルーベランの他にはランスしか持っていない*2。
2つ目の「状態回復」はAP0で状態異常を解除するスキルで、対メディウサなど一部ボス戦を有利に運ぶことができる。
主力とするには厳しいが、ワンポイントで投入すればキッチリ仕事してくれるキャラである。
放置すると3Tの戦況報告で死亡してしまうが、魔人バボラ退治にさえ向かえば妹との2択ながら確実に入手できるのも大きい。妹も相当に有能だが、後から宝箱での入手も容易な方であり、かつルーベランルートにはEXPUPが落ちているので、女警備隊長に特殊な憎しみを持つ人以外には彼女を仲間にすることをおすすめしたい。
特記事項
人間関係
- メリム・ツェール / 可愛い妹
- レリューコフ・バーコフ / 尊敬する将軍
- アルカネーゼ・ライズ / 罪を憎んで人を憎まず
- ランス / 現役犯罪者予備軍。妹の恩人らしいけど……
- ナギ・ス・ラガール / 自分を前へ進ませてくれた子
画像
©アリスソフト
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ヘルマン共和国(新体制) | ||
大統領とその関係者 | シーラ・ヘルマン - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ハンティ・カラー- ペルエレ・カレット | |
ヘルマン軍 | 総司令官 | ヒューバート・リプトン |
総参謀長 | クリーム・ガノブレード | |
第1軍 | アミトス・アミテージ - イオ・イシュタル - ビンタン・デストラー | |
第2軍 | ボドゥ - トルストイ・バトー | |
第3軍 | ヒューバート・リプトン(兼任) | |
第4軍 | マロン・コンドラチェンコ | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール - トルストイ・バトー | |
客将 | 真田透琳 | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇鷺 | |
住民 | アナセル・カスポーラ - ピグ・ギリシアム |
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 この時点でヘルマン側には革命軍の一部だという認識はされていない
*2 捕獲能力では上位スキル「コンコンパス」を持つオノハが上だが、オノハはレアリティが高く、確定入手もできない
*3 ランスワールドノート
*4 ゲーム1はランス9マニュアルにのみ表記