アナセル・カスポーラ
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解説
ヘルマンの没落貴族の血を引く少女。小さな村の娘として生まれ育ったが、ある日両親を失ってしまった事で天涯孤独の身となり、それ以降は村を転々としている。
両親に甘やかされて育ったのが原因で、高飛車で世間知らずな性格になってしまい、これが原因で村人と良好な関係を築くことができず、孤独な日々を過ごしている。
容姿はヘルマンの女性の中でも美人に相当するのだが、それ以外に何の「才能」も無ければ、生活に役立つ為の最低限の「取り柄」すら無い為、他人に縋る意外に生きていけないという、色々な意味で不幸な境遇の持ち主と言える。音楽に関しては僅かながら才能があるようだが、アナセル自身はそれを知らない為に、やはり生かす事が出来ずにいる。
ヘルマン革命の際、村人からランスへの報酬のために贄として差し出されてしまい、レイプされる形で処女を奪われる事になる。それ以降は男に襲われそうになる度に颯爽とランスが現れて助けられるも、お礼と称して結局はレイプされるという災難に遭っている。
白馬の王子様のように助けてくれるランスに、内心ときめくこともあるのだが、必ずレイプされるので結果襲われているのと変わらないとは本人の談。
まあ、そう言いたくなるのも当然といえば当然だが…。
思い付きで何かに手を出してはすぐに投げ出すという行為を何度も見たランスからはすっかり呆れられてしまい、「無駄な努力」「どうせアナセルには無理だ」と、結構きつめの言葉で諫められることも少なくない。しかし、その上でアナセルに向いた仕事を探し勉強させようとするなど、ランスが親心に近い気持ちで世話を焼こうとする珍しいキャラ。
ランス9では
コンテスト等の情報はなくプライドの高い村娘として登場。
2度にわたって、無体な報酬を要求するランスに生贄として差し出された。
ヒロイン7人以外でランスとのHシーンが2個あるのはこの娘だけ(ただしCGは一枚)
ランス10では
ヘルマン方面の対バボラ戦のルートで選択次第で登場(上杉謙信との択)。
輸送のうし車に乗っていたところをランスに見つかり、ランスから逃げ出して魔物に襲われたところを
ランスに助けられ、前作と同様にランスにお礼(レイプ)させられる。
その後は成り行きで魔人討伐隊に連れ立ち、ランス城に居候することになる。
自分を何度も助けながらも何度もレイプするランスの事は、当然ながら嫌っているものの、何だかんだで天涯孤独で誰も頼れない自身を一番気に掛けてくれていたのも実はランスで、特別親しくも無ければ付き合いも短い女性の中で、アナセルは珍しくランスが面倒を見ようとしていたりする。
アナセル自身、誰かに頼るしかなく、自分の身も守れない事に嫌気が差しており、何とか強くなろうと考え、ミラクル、イージス、クルックー、香姫、サチコと、女性の戦闘のスペシャリストに師事しようとする。しかし、元々戦闘関連の才能が無いだけでなく努力を嫌う傾向から、何をやってもうまくいかなかった。
このままでは野垂れ死にしかねない事に見兼ねたランスは、強くなるよりも手に職をつけさせる方が良いと判断。アナセルは「スパルタの修行」という形で、ビスケッタの元で職業訓練の日々を送る事になるのだった。
上杉謙信ルートを選んだ場合はバボラへの食事を作る係になっている。
鬼畜王ランスでは
ヘルマンに住む裕福な家の女の子。街の美少女コンテストで準優勝を収めたが、優勝者であるメルシィ・アーチャに敵愾心を抱くようになった。
後にランス率いる盗賊団がゴーラクを略奪した際に戦利品として持ち帰られ陵辱を受ける。この時、道連れとばかりにメルシィの存在を示唆し、再度ゴーラクをランスに略奪させたことが物語の始まりへと繋がる*1。
ある意味、鬼畜王ランスという物語の発端を作ったキーパーソンの一人。
名場面
- ランス「お前、なんの才能もないな」
- アナセル「はっきり言わないでよ!」
ランスがざっくり言うタイプの性格なのもあるが、特にアナセルに対しては容赦がない。これも内心、アナセルの事を心配しての事である。 とはいえ険悪になるわけでもなく、どっちもすぐに頭を切り替えて次に行くタイプなので不思議に相性がいい。
- ランス「離れて五分で
レイプされそうになる奴がいるか馬鹿者」 - アナセル「あっ……」
- 安心して腰が抜けたアナセルは、
その場にペタリと座り込んでしまった。 - ランス「あ、おい?」
- アナセル「えぐ……ぐす、ぐすっ……
こ、怖かった……怖かったよぉ……」 - ランス「…………まったく」
- ランス「ほら、もう泣くな。
助かったんだからな。」 - アナセル「う……うん……ぐすっ……」
- ランス「立てるか?」
なんだかんだでアナセルがピンチの時は颯爽と駆けつけるランス。恐らく心配なので遠目から見ていたと思われる。 アナセルも内心ときめいているがこの後結局ランスにレイプされるため何も変わっていないのであった。
人間関係
画像
©アリスソフト
コメント
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ヘルマン共和国(新体制) | ||
大統領とその関係者 | シーラ・ヘルマン - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ハンティ・カラー- ペルエレ・カレット | |
ヘルマン軍 | 総司令官 | ヒューバート・リプトン |
総参謀長 | クリーム・ガノブレード | |
第1軍 | アミトス・アミテージ - イオ・イシュタル - ビンタン・デストラー | |
第2軍 | ボドゥ - トルストイ・バトー | |
第3軍 | ヒューバート・リプトン(兼任) | |
第4軍 | マロン・コンドラチェンコ | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール - トルストイ・バトー | |
客将 | 真田透琳 | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇鷺 | |
住民 | アナセル・カスポーラ - ピグ・ギリシアム |
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 ゴーラクを襲わなくとも、ターン経過でルーベラン率いる警備部隊が攻めてくる