ロレックス・ガドラス -Rolex Gadras-
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解説
ヘルマン軍でも新鋭を誇る第5軍の将軍であり、大陸でも珍しい二刀流の剣術、バジバハル流の使い手。凄まじい使い手でついたあだ名が「ヘルマンの人斬り鬼」。自由奔放な性格。ランスには「中年無精髭」と呼ばれている。 短めの茶髪、色黒の肌、筋骨隆々の身体つきをした貫禄のある渋い中年男。人望は無いもののその実力に憧れついてくる者は少なくなく、大盗賊をやっていたオルオレ・ザ・サードも、ロレックスの剛勇ぶりに憧れを感じて、家業から足を洗って軍に志願した程である。妻を喪いその死を受け入れる事が出来ずに酒に溺れていた過去を持ち、IFである鬼畜王ではその時に女に付け込まれ騙される事となるが、正史であるランス9では彼のファンであるオルオレ・ザ・サードの献身によって立ち直り、死んだ妻と交わした約束を守る為に、ヘルマン第五軍の将として国を守る決意をした。
来水美樹の「消えちゃえボム」に次ぐ恐るべき必殺技「弐式豪翔破」を使う。システム的には人どころか、魔物、怪獣、果てはエンジェルナイトまでも何千人も切り捨てる。
ランス9では
第5軍は本拠地を持たず各地を転々とする遊撃部隊で、有事が起こった際は真っ先に動く部隊として描かれており、ロレックスはその将軍。部下達と共に陽気に酒を飲み交わしている事からも、実力と人望を兼ね揃えている。
二刀流による上下段の同時攻撃で相手を翻弄、隙を見せたと思わせ相手を誘い込む引っ掛けが得意。
これによってレイラを破ったもののそれを上回る超絶剣技のリック、無茶苦茶だが規格外のランスにはそれぞれ敗れた。
必殺技「弐式豪翔波」は正史でも健在で、これを破ったのは真正面から両断するという離れ業をやってのけたリックのみである。
ステッセルを初めとする現政権への忠誠心は皆無だが、亡き妻であるリル・ガドラスと二人が生まれ育ち、出会った場所でもあるヘルマンを守る約束をしており、「この国を汚す奴は許さん、俺がこの二振りの剣で排除してやる」と発言している通り祖国ヘルマン自体への忠義は本物である。
パットンは彼のことを「ヘルマンから強者を立てるとしたらあんたしかいない」と話している程の実力。純粋な一騎討ちの実力ではミネバより上のため事実上のヘルマン最強戦士である。
パットンからヘルマンへの想いを確認した後、元皇子パットンへ騎士の誓いを立てオルオレ共々部下となる。案の定ランスには「男はいらん」と嫌がられたが。
鬼畜王では
かつてはヘルマン軍でも屈指(おそらくトーマ、ミネバに次ぐ)の実力者であったが、最愛の妻リル・ガドラスを亡くして以来、酒や女に溺れる駄目親父に成り下がってしまう。
戦闘で出ても常に泥酔しているため全く脅威にはならない程弱いが、ヘルマン崩壊後も生存していれば立ち直り本来の実力を取り戻す。その後の彼の運命はランスとの一騎打ちに敗れて妻の墓前で果てるか、リーザス軍に仕官するか、プレイヤーの進め方によって別れる。
ゲーム的には
ランス9では
最終盤でオルオレ・ザ・サードと共に、ヘルマン最強の猛者として満を持して加入する。その強さは無強化でも即戦力になるほど。
受流しからの反撃と必殺技での殲滅に特化したカウンタータイプで、体力も高めでクリティカルダメージも耐え切れるため対近接相手にはめっぽう強い刃の壁。ただしヘルマン人らしく魔抵が低く、その性格からかねばりも低いため受流しが通用しないボス相手だと意外とあっさり倒れやすい。また移動力が3しかないので切り込みには向かない。逆にどっしり構えて迎え撃つ砦戦などでは大活躍が期待できるだろう。
武器は、右手にJAPAN製の切れ味鋭い刀MUSASHIと、左手に攻防に役立つ頑強な極太剣ヘルマンソードの二刀流である(武器補正10)。
必殺技の「弐式豪翔破」は横3マス縦射程∞の衝撃波を放つ大技。志津香の「白色破壊光線」と同じ攻撃範囲でありながら自分の正面以外の側面2ラインにもダメージ減衰のない、破格の性能になっている。破壊値補正は通常攻撃より微妙に低い90%だが、成長ボーナスとして最大130%まで上昇する。是非とも、サイヤ人参装備で溜めるを使った後にぶっ放したい。
問題は革命軍・無法者が帝都へと迫った終盤の加入、デビュー戦が帝都大防壁門制圧戦という遅さであり、経験値に相当する熟練ポイント取得値-20%補正もあるため成長が遅い大器晩成型。ノーマルモードではそのままでも強いが高難易度モードではかなり努力して鍛えないと使いづらいユニットとなってしまう。
人間関係
- オルオレ・ザ・サード / 信頼できる参謀。自分を“どうしようもない酔いどれのクソ人間”から救ってくれた恩人
- パットン・ミスナルジ / かつては小馬鹿にしていた相手。のちに、騎士として生涯の忠誠を貫くことを誓う
- シーラ・ヘルマン / 敬愛すべき皇帝陛下。密かなファン
- チルディ・シャープ/剣を稽古を見てやっている弟子。私生活へのお小言を言う年頃の娘のような存在。
修得技能
名台詞
男子たるもの、愛する女性は1人だけにすべきだ。
ランスとの会話で。彼の亡き妻への一途な愛が窺い知れる台詞。 ランスは「それはみみっちく、器の小さい男の言い草」と切り捨てるが、 彼は「俺はそれでも構わない」と返している。
- ロレックス「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた!」
「まだ行くぜ!」
「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた!」 - ランス「ぬ、ぬううう!」
「東京特許許可局許可きょきょきょ!」
「あ、噛んだ……」どう見てもそう思えないが、斬り合いをしている最中の2人の様子である。 鬼畜王からの人物像の変化を伺える場面の一つ。(ランス9より)
画像
コメント
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ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 鬼畜王では弐武豪翔破