キサラ・コプリ -Kissale-
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解説
紫のポニーテールに黒のタキシードで決めた男装の女冒険者。借金を返し妹を取り戻すために体術とカードを駆使する冒険者をやっている。騙されて事業に失敗し、借金を残したまま失踪した両親の代わりに、400万GOLDという莫大な債務をプルーペットに負わされている薄幸な娘。借金のカタとして妹のレベッカ・コプリの身柄を抑えられ、その妹も福マンとして身売りされかねない状態にある。*1
性格はお淑やかでランスがえっちを始めるとあてな2号を連れて部屋の外へ出ていったり冒険の前に弁当を作って用意していたりと気が利く一面を持つ。弁当を作るのは上手で味はランス曰くなかなか美味いようだ、ちなみに魚の焼き具合は第一級神であるシステム神に"素人はまず無理なレベル"と評されたため、料理は技能持ちの可能性が高い。また子供の頃に図鑑を見るのが好きだったためサカナに詳しい。
キサラ自身が他人を信じ易い為かずっと他人に騙され続ける人生を送ってきた。
おまけにラフ画集で織音氏は悲しいけど福マンシスターズとして売られるのがキサラ達の行く末と書いていた(ランス6でボーナスとして出したかったらしい)。そしてその通り、ランスクエストにおいて妹共々福マンシスターズとして登場。一方で、彼女らを身受けする事により救う事が出来るようになった。
ランス4.xでは
バード・リスフーイのパートナーとしてハピネス製薬のモンスター退治に参加するが、その時たまたま同じ仕事に来ていたランスに目を付けられてしまう。その後、世色癌工場の地下洞窟でアーニィの罠にかかり、洞窟内にバードと二人生き埋め状態で閉じ込められた際に、死を覚悟したキサラは自分を今まで助けてくれたバードにせめてものお礼にと処女を捧げようと決意する。
だがそれを決して良しとしなかったランスの鬼畜な作戦バード変態プロジェクトで、目隠しされランスに処女を奪われた上に何時間も気絶するまでハードプレイで嬲られ続けた。
この作戦後キサラとバードの仲は険悪になり、魔物退治の仕事終了後、プルーペットに借金の利子を請求されていたキサラを見たランスが先程得た報酬でつい助けてしまう。この辺りからランスを慕うようになり共にエンジェル組の支部を壊滅させる為に行動を共にした。 エンジェル組のアイス支部を壊滅させた後、ランスはエンジェル組壊滅の報酬も全額キサラにあげたようであるが、彼女はランスと別れて妹を取り返すために暫くは冒険業を続けていたようだ。(ただしその様子が本編で語られることは無かった)
ランスクエストマグナムでは
プルーペットにより彼女も福マンにされ、妹と共に福マンシスターズとして売りに出されている。
選択によっては身請け可能だが、かなり高額な資金が必要。コパンドンをパーティーに入れる事でプルーペットの不正を暴き、身請け金を大幅に値引きする事が可能。
「金はそのうち稼げるが、女の子は今しか救えない」というランスの信条により姉妹を縛り付けていた借金は立て替えられ彼女達は自由を再びその手に掴む事が出来る様になった。
禁欲モルルンに苦しめられているランスに自らを捧げようとするキサラにランスは「借金を理由に抱くのであればそれはプルーペットと変わらん」と拒絶する。
恩を返せないと途方に暮れる彼女に対してランスは俺様に惚れろと説く。
俺様の女になって自分の意志で抱かれろ。あと二度と借金の事は口にするな礼もいらんと締め括り、そうと決まれば早速セックスだとウキウキする相変わらずなランスに私は前からずっと惚れていましたとキサラは小声で呟くのだった。
身請けされて福マンプレートを外され、元の生活に戻ってもいまだに後遺症が残っており、セックスが始まると途端に無感情で命令に忠実なフクマン女になってしまい、本人も記憶がその間飛んでいる状態になる。時間が経てば次第に治っていくとの事。
キサラは結局ランスに半ば騙されていたわけだがランスについていったことにより(彼の女の一人であるコパンドンの力とはいえど)借金が返済されプルーペットから解放されることができ結果オーライと言える状況になった。 少なくともバードと旅を続けていたら(バードの場合はいつの間にか別の女が出来てキサラは忘れられる可能性がかなり高いため)解放は実現しなかったと思われる。
ランス城に住むようになってからも貧乏癖が抜けず、ダンボールやみかん箱を愛用、机&テーブル代わりにして食事はご飯・味噌汁・漬け物という質素な生活をしている。貧乏生活の習慣でそういう食事でないとお腹の調子が悪くなるらしい。下着を除いた服もいつも着ているタキシード一着しか所持していない。それを見たランスにオーダーメイドの冒険服1ダース分を買い与えられるも「一生大事にしますね」と言い呆れられ、酒場で豪華メニューを食べさせられた時は体がびっくりしていた。
ゲーム的には
ランスクエストマグナムでは
妹のレベッカと共に加入する。コパンドン大活躍。
スパルタの中では攻撃力と体力の成長が若干低いが、魔法を使えるという全スパルタの中で唯一の個性を持つ。
メグの説明では魔法も弾くという弾力葡萄だが、スパルタであるキサラの魔法は効くようだ。
「火爆破」「Aカッター」「氷雪吹雪」「業火炎破」「シベリア」そして固有スキルの「炎のカード・連」といった全体攻撃魔法とスパルタの武器「善意のパンチ」の組み合わせにより、攻撃することで寄付数を稼げるキャラとして猛威を奮う。
同様の事はキャラメイクチケットによるスパルタの作成キャラに幻獣アタックを取得させても可能だが、キサラの魔法スキルは幾らでも取得可能なため1回のクエストで稼げる寄付数が多い事と威力がそこそこ高い事や確実に命中する事、作成キャラの場合は物理攻撃の為ハニーにもダメージが与えられる事と衝撃率次第でぴよりを誘発出来る事や作成キャラならではの多彩な強スキルを併用可能といった差異がある。
どちらを使ってもいいしどちらも併せて使ってもいい。
機々械々、宝箱だんご、幸福きゃんきゃんの遭遇率や取得経験値上昇にフロストバイてんの掘り出し物入荷等等、寄付数に関わるものを狙う場合キサラ(と善意のパンチ)を使うか否かで効率が格段に違う。
ポイントが許す限り取得して出来るだけ多くの敵に全体攻撃魔法を撃ち込もう。
寄付数増加の判定は敵にダメージを与えた時なので、例えばハニーグッズを装備してハニー相手にひたすら魔法攻撃し続ける方法では稼げないので注意。
攻撃対象が味方の攻撃で減る前に行動したいのでモルルンでの吸収アイテムは素早さの上がる物を重視する事を推奨。
行動が魔法攻撃中心になるため必殺率や衝撃率や命中率などを上げる必要が無いので吸収アイテム枠全部を素早さ上昇する特殊アイテムで埋め尽くしても良い位。
左前列に配置すると最初に順番が回って来やすい。
運用としては戦闘開始直後に低火力の魔法を撃ち込み全体的に敵のHPを削り後続のパーティメンバーが追撃する流れになるが、体力を1残した汚染人間へのとどめを刺したり弾力葡萄を一掃したりと戦闘において空気という訳でもない。
初動ROCKがあるので使えるのは二巡目以降だが業火炎破やシベリアも良好な火力が出せる。
人型の敵相手に効果が高い「背負い投げ」を幾つか取得しておくのもいいだろう。
魔法がそもそも固有スキルの様なものだが、他に「炎のカード」という固有スキルを持つ。
性能としては炎の矢に攻撃力/魔法力ダウンか防御力/魔抵力ダウンというランダムデバフの追加効果が付いた弱体パンチに近いスキルだが、魔法なので必中かつ遠距離攻撃可能と使い勝手としてはほぼ上位互換である。
(逆に魔法なのでハニーには効かない、クリティカルが出ないといった欠点もあるが。)
低威力全体攻撃化した「炎のカード・連」は攻撃力こそ火爆破とあまり変わらないが、敵全体にデバフを付けられるので初手に使うと戦闘が楽になる強力なスキル。
バトルノートなど戦闘開始時から全体バフが付いている敵に使うとデバフに上書き出来るので効果的。
取得コストが重いのが玉に瑕。…とはいえ最大で5体の敵にデバフ付きの攻撃が出来る=炎のカード5回分と考えれば十分安い。
とりあえず2〜3回程度取得してみて、それ以降回数を増やすかはお好みで。
継戦能力/寄付数稼ぎ能力は低くなるが炎のカード・連にポイントを全部注ぎ込むデバフ特化運用もアリ。
全体攻撃が無い、遠距離攻撃が無い、長期戦向きなど多数の雑魚敵を相手にする事が多い道中では有効な攻撃スキルが少ないため対ボス戦などの限られた場面以外で使い難いスパルタだが、キサラの場合は各種攻撃魔法スキルが短所をかなり軽減している上に高い成長値や経験値補正に加えて物理DM減も付いた優秀な防具の皆伝着を装備出来るなどスパルタの長所はそのままに寄付数を稼ぐ+αの貢献が出来る為、道中連れ回す事が負担にならない。
ボス戦の有るクエストではスキル戻しを使ってスキルを取り直せば普通のスパルタとしての運用も可能であり、長く連れ回し高レベルとなったスパルタの強さを見せてくれる。
やり込みにおいて輝く収集にも攻略にも出番のある便利なキャラである。
また、
- 惨殺フィグ装備で敵を倒せば攻撃魔法スキルも回復する
- 自分の番がくる前にカウンターが発動した場合初動ROCKの業火炎破やシベリアが使用出来る
- 魔法攻撃は必中というシステムが優先されるのでスパルタの攻撃全てを見切り回避する魔人カイトにダメージを与えられる
といった小ネタがある。
取得可能なスキルの数が非常に多い。
高レベルになってくるとスキル戻しやモルルン後の初期状態では取得可能スキルが全て表示出来なくなる。
人間関係
修得技能
特記事項
- ランスはキサラのことを俺の女の末席に加えてやろうと言っているが、ランス・クエスト・マグナムで再登場するまで長らく消息が知れなかった為、彼女が福マンにされたか否か、助ける方法があるのか否かについて誰も知ることが出来なかった。
- 400万ゴールドという借金の額は利子入れても五人分の一生でようやく支払いきるレベル。ランス曰く普通の人は一生で100万ゴールド程度しか稼げ無いとのこと。
案の定ランス・クエスト マグナムでは身請け金額が800万ゴールドに膨れ上がる。
ランスにもそうそう払えないこの金額を何とかできるのはコパンドン・ドットただ一人。
- カード魔術とは
JAPANから伝わった陰陽術をベースに大陸で独自に進化したもの。
キサラが使うものは印刷による大量生産が可能な代わりに式神術と比較して性能が大幅に絞られており決まった行動しか取れず応用も利かない。 カードのツルツルした手触りが中々の高級感であり、和紙で作るためザラザラの式札と比較した虎子が勝手にダメージを受けた。
術者の力量やカードの質で応用範囲が広がるのか、陰陽術と同等の事が出来るのかは不明。
キサラ達姉妹の祖父が趣味で学んでいたカード魔術を見た父親が事業を起こし、大量に刷る程単価を抑えられるからと借金までして多くのカードを作った。 しかし大陸では魔法が主流で全く売れなかった為に莫大な負債と倉庫一杯の在庫の山を抱える事に。
父親が残した負の遺産でありキサラ達姉妹の艱難辛苦の元凶であるためキサラは正直カード魔術が好きではないのだが、捨てるのも勿体無いからと冒険中に使用して少しずつ消費している。
初歩の式神程度なら作る手間が省け楽出来るのでありかなと虎子が陰陽術用のカードを欲しがったが、この事業の失敗でカードを制作した印刷会社も既に倒産している。
無理に大陸で売らずに普通にJAPANで起業していたならばどれだけ売れただろうか…
尤も、大陸においても後のランス・クエスト マグナムの後日談ではコパンドンが無理矢理作ったブームで借金完済、一転して莫大な利益を得る事となったあたり、キサラの父に商売のセンスがなかったんだろうと思うしかない。
- ディーラーをやっていたらしい*2
名台詞
コメント
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*1 翌年のLP3年が舞台の鬼畜王では既に手遅れ
*2 マグナムにおける移動中の台詞。カード魔術からの発想?
*3 禁欲モルルンでLv1になっている