アルカネーゼ・ライズ -Alkanese Rize-
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。Table of Contents |
解説
ヘルマン東部にあるショッピングセンターの廃墟をアジトとする盗賊団「ライオンマインド」の元ボス。ライオンマインドは世界の男たちを根絶やしにすることを目的とする女性だけの盗賊集団であり、男に幻滅した女性たち(ただしブス)が集まり日々その勢力を増していた。
アルカネーゼ自身はブスどころか長身の美人。その長身のせいで小さいころから女の子扱いされたためしがなく、強いコンプレックスを抱えているうちに荒れ始め、いつしかブスどものトップに収まって白塗りの化粧をする立場になっていた。モルルンの影響でLV1になった時にランスから女の子扱いされたことが心に響き、以後「アニキ」と呼んで尊敬している。どちらかといえばランスとは兄貴と舎弟の関係になっているが、抱かれる時はものすごく恥ずかしがったりして女の子らしい純情さも垣間見える。
ヘルマン遠征のときに着た革鎧の「レッドバンディット」は、スーパーモデル級の体型の女性しか着こなせないアウトレットモール・スレッジハンマーの高級品。またランス・クエスト後日談によれば化粧品のイメージガールとなってファンがいっぱい出来るなど、まさに「美人」といえる美貌である。
体を動かすことが好き。ランス城の体育館では近所の子供達と一緒にバスケットボールをしていたり、走り高跳びで背面跳びもしている。と思いきや本を読むことも多く、勉強熱心な面ももちあわせていて、ヘルマン革命のおりには本人のいないところで脳筋扱いを免れた模様。ちなみにその時ランスが挙げた仲間はパットン・ヒューバート・リックそれにチルディ。
設定や立場的な意味合いから、鬼畜王に登場したソウルのリメイクキャラだと思われる。
ただし、ランス9では少女盗賊タイプのソウルのラフイラストが存在しており、ギリギリでボツになるまでソウルは別キャラとして登場させる予定であった。
ランス・クエストでは
ヘルマンの廃ショッピングセンターを根城にするライオンマインドのボスとして登場。Lv35以上の女盗賊団ボスを狙いにやってきたランスの前に立ちはだかる。一度目の攻防ではアルカネーゼの勝利に終わったが、ランスは一計を案じ、ライオンマインド団員に変装してヘルマン警備隊にちょっかいを出す作戦に出る。うまい具合にルーベラン・ツェール率いるヘルマン警備兵300名を挑発し、罪をなすりつけてアジトを制圧させた。アルカネーゼは自分を包囲した20名以上のヘルマン兵を単独で倒すが、そのあとあらわれたランス一行によりあえなく倒され、きっちり犯されてLv1となってしまった。強さすらも失い自暴自棄にひたるアルカネーゼだが、美女を放っておくわけがないランスの勧誘が心に響き、弟分としてパーティに加わることになった。*1
まがりなりにも男性への憎しみでできた組織のトップであったにもかかわらず男性を嫌うような描写が皆無であるため、生粋の男性嫌いではなく、コンプレックスに起因する劣等感や、女の子として扱ってもらいたいフラストレーション、いかにも女の子らしい同性たちへの妬み嫉みといったやさぐれた心にアム・イスエルの魔手がつけこむかたちで白塗りへと走らせたと考えられる。男性を抹殺したかった心理を持っていたのはむしろ手下のブスの方であろう。*2ランス城で寝起きするようになってからは女の子らしい趣味活動を満喫できているようで毎日が楽しそう。ジーマたちとパジャマパーティを催したことを思い出して自らの女の子っぷりに感慨にふけった。
時期は不明だが、アム・イスエルから魂の枷をうけとってこれを装備していたことにより「思考が相当ネガティブに傾いていた」と吐露している。枷をはめていたことで魂の汚染度は通常よりは高いものの、おおむね問題ない数値であるらしい。
ランス9では
法王クルックーの護衛としてヘルマンの地に赴く。ランスら無法者にはスードリ13の攻防中に合流した。そのまま終戦までランスたちと行動を共にし(ただしクルックーが女神ALICEへの謁見で一時的に隊を離れる際はそれに同行)、ラング・バウでの戴冠式にも参列した。ヘルマン出身ではなく他の土地からやってきたらしく*3、どこもかしこも長身の偉丈夫だらけでアルカネーゼがぜんぜん目立たない環境にはたいそう感銘したらしい。
ランスのことは変わらず兄貴分として慕っている他、ルシアンやピグ、メルシィといった新たな女性キャラとも打ち解けていった。また、クルックーと別れてランスに同行することに躊躇したり、ピグの不幸な境遇を知って腹を立てる、メルシィやクルックーの窮地に駆けつけた際はランスを差し置いてハグしつつ無事を喜ぶなど、仲間、とりわけ女同士の友情を大切にしている一面も多く見られた。
終戦後、ラング・バウに眠っていたお宝をこっそり持ち帰るランス・クルックーと一緒にランス城へと帰って行った。その際に彼女は律儀なのでクリームに挨拶して帰って行っている。
ゲーム的には
ランス・クエストでは
槌の知識★持ちなのでそのまま槌ファイターにするのがスマート。
初期Ver.では槌特有の「ダメージ上限なし」のおかげでめちゃくちゃ強かったが、度重なるVer.UPを経て上限なしは撤廃され、クセのあるダメージソースという位置づけになった。槌の仕様上、命中率に上限がかかって安定度は一歩劣る。ダメージを稼ぎつつ、インパルスでのぴよりバラマキや雑魚ちらしなどの運用法が期待できる。
パッシブスキル「狂戦士」の発動で経験値が入らなくなることが多々ある。マグナム以降はアルカネーゼを含めて3人のみ習得可能なため、そこそこレアスキル。
ランス9では
ファイターとして登場。
初期ステータスだけ見ればいみじくも本人の言う通り、「いくらか戦闘は出来るけど、彼女より強い奴は沢山いる」状態。正直1周目では、広い装備枠を余ったアイテムで埋め、低コストを生かして頭数にする程度の弱小ユニットにすぎない。
ところが難易度を上げるごとに使い勝手が増し、めちゃくちゃモードでは最強クラスのアタッカーに変貌する。
めちゃくちゃモードでは、
・敵破壊値が高すぎて体力・魔低は飾り。ねばりがすべて。
→元のねばり値も必要熟練値も悪くなく、装備枠が広いのでアイテムでも上げやすい。
・敵の回避値が大幅に上がっていてウザい。
→必中かつ低気力で5回も使用可能な中範囲必殺技所持、むしろ必殺技が通常攻撃。
さらにアルカネーゼの特性は「体力が10減るごとに攻撃力が1上がる」こと。このため体力UPアイテムをガン積みし、ねばりを上げて瀕死で立ち回れば、高火力中範囲必中攻撃連打マシーンが完成する。
じっくり育成すれば最終的に大化けする、典型的な大器晩成型。彼女が眠気に耐え勉強に費やした努力は、決して無駄ではなかったのだ……!
人間関係
- ランス / 尊敬するアニキ
- アム・イスエル/ ライオンマインドを立ち上げるきっかけとなった人物
- ジーマ・バカスコ / パジャマパーティしたり、イーゴを教えてくれる友達
- ルーベラン・ツェール / ライオンマインドを壊滅させたヘルマン軍の女隊長
- シルバレル / 自分のいなくなったライオンマインドを乗っ取ったブス。
修得技能
修得技能 | |
狂戦士 | 攻撃を受けた際に発動し、戦闘中の攻撃力が増加する しかし発動した戦闘で貰える経験値はゼロになる |
名台詞
- アルカネーゼ「アタイらはこの世の中を捨てたんだ。もう全て諦めているのさ。
顔の整ったお嬢ちゃん、それも何人もの男を部下にするような
エリートには分からないだろうね…… アタイらの気持ちなんてーーーーっ!」
ルーベラン「この人数を相手に諦めないなんて! 仕方ありません。
全員で取り囲んでアルカネーゼを始末なさい!」ランスクエスト「ライオンマインド」より
- 「なーなー、アニキ、アニキ、ヘルマンっていいな。
アタイよりもデカい奴がゴロゴロしているよ。」パットンやヒューバートとの顔合わせでのワンシーン 確かにアルカネーゼよりでかい「男」はゴロゴロしているけど、でかい「女」はミネバぐらいなものじゃ・・・(ランス9)
画像
©アリスソフト
コメント
最新の15件を表示しています。 コメントページを参照
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 ルーベランがヘルマン警備隊員達にアルカネーゼを逮捕するよう指示している中で、ランスがどのようにして彼女をお持ち帰りしたのかは不明
*2 それでもチーターマインド壊滅時、シルバレルの様を見て組織結成が馬鹿馬鹿しくなっているあたり、心底男性嫌いとは言えなかったと思われる。ブスばかりが集まったことによりできた一種の群衆心理程度のものであろう
*3 初めてやってきたようにも読めるが、この解釈だとライオンマインド時代はヘルマンの廃ショッピングセンターにいたことと矛盾する。ライオンマインド立ち上げ時には正気を失った状況でヘルマンに来ていたというのが妥当なところか