アトランタ

解説

「鏡の魔女」の異名を持つ、魔人レキシントンの女性使徒*1。

人とは異なる暗灰色の肌を晒した裸女で、青い髪に赤い瞳、尖った耳と爪を持つ。異名通り鏡を使った術に長けており、退屈凌ぎに生き物を鏡に閉じ込めては甚振って遊ぶのが趣味という残忍な性格……と紹介されていたのも過去の話、近作ではどうにもひょうきんな面ばかり目立つ。

代表的な鏡の魔術として「女の子をあられもない格好で鏡に閉じ込め、欠片に砕いて迷宮にばら撒く」という手管を用いる。全ての欠片を揃えると鏡が繋がり、封じられていた女の子が解放される仕組みであり、メインキャラクターでは見当かなみ、レイラ・グレクニー、イオ・イシュタルがこの術の対象となったことがある*2。

GI期の第一次魔人戦争において闘神都市Υに攻め込んだ際、主であるレキシントンが轢死のうえ魔血魂化してしまう事態*3に陥り、以来主を復活させるべく魔血魂に適合する人物を捜し求めている。

同じくレキシントンの使徒のジュノーとはレキシントンの器の選考基準を巡り対立気味。アトランタもジュノーも、第三次ソロモン海戦で沈んだ米軍の軽巡洋艦の名前が由来。

ランス03では

非重要アイテムとして「鏡の破片」を収集することができるが、本作では特にアトランタが関わっているわけではなく単なるコレクターパズルである。
収集可能なのは魔想志津香、見当かなみ、シィル・プラインの三名であるが、当然鏡に封印されているわけでもなく、CG回収の一環でしかない。

ランス4では

チャオという人間の女性に扮し、ランスおよびビッチ・ゴルチ両名に「鏡の破片探し」「アトランタ（の分身）退治」というクエストを課した。結果、強靭な肉体と悪の才能を見込んでランスを魔人レキシントンの依代とすべく罠を張ったが、事前に企てがバレて失敗し、逆に主の魔血魂*4を人質に取られて犯された挙句気絶してしまった。
ちなみにランス4で生贄の女性を要求していたおかゆフィーバーはアトランタの部下。ランス2でエレノア・ランが魔想志津香にしていたように、調教してからアトランタに引き渡していたらしい。

ランス10では

自殺しようとしていた少女ニミッツ・リークに魔血魂を飲ませて魔人レキシントンの復活を果たした。だが精神がニミッツのままな事に気付かずノリノリで応援している様は間違いなくポンコツ。
節々でおかしいとは思っていたようだが、ジュノーに面と指摘されるまでそのことに向き合うことはなかった。

第二部では

闘神大会予選で使われた試練迷宮内を単身で進むエールにちょっかいを出してきたが、戦闘画面にすら入らずワンパンで瞬殺。流石に絡んだ相手が悪すぎる。
最後の台詞は「お。おほほほ……次の闘神都市で会いましょー………」
やはりしぶとい。

闘神都市では

闘神都市2では

闘神都市3では

闘神都市3DSでは

ラグナード遺跡第5層黄金の時代にて封印された状態で登場。本作では青肌アトランタである。
その昔賢者に封印されたが、封印解除に必要なアイテムがそこいらの店で手に入るということに300年気付かなかったという茶目っぷりを見せてくれる。
封印を解くと主人公シードを殺しに掛かるが、負けてもGAMEOVERにならず勝つまで再戦を了承してくれる。
敵としては凶悪な部類で、物理無効に加え属性攻撃を最大三種までリフレクトする上、定ターンに魔攻上昇＆ファイヤーレーザーor黒色破壊光線の極悪コンボでシードを瞬殺してくるまさにド悪魔。
ちなみにCERO:Dソフトとはいえコンシューマー機への移植でもガンとして全裸を貫き通した勇者でもある。ボーナスCGにおいて他キャラは概ね着衣率が下がるのに対し、アトランタだけは着衣率が上がるという妙な事態が発生した。

人間関係

• レキシントン / 主
• ジュノー / 同僚
• ランス / 主の依代に失敗した
• ニミッツ・リーク / 主の依代に成功したが…

特記事項

• ランス4作中で二度ほど「悪魔」と呼ばれているが、出身種族なのか単なる表現なのかは不明。
• 初出の闘神都市（作品）では普通に「悪魔アトランタ」と呼ばれている。
• レベル神と同じく身長体重が可変*5。
  • 以上から、現段階ではおそらく悪魔出身だと推測されている。
• 主を失った繋がりで使徒オーロラとは友人、共に主の復活を目指して情報交換する共闘関係。
• ランス10で特殊ルートを進み仲間にした場合、元々全裸なためか「裸イベント」が存在しない。
  • アップデートで全裸カード及び裸イベントが追加された…が、元々全裸のためカードイラストは全く同じである。
• 闘神都市シリーズ皆勤を誇る裏の看板娘である。

ボツ設定

TADA氏が織音氏に「魔女アトランタの設定ってあったっけ」と話を振ってきたが、
アトランタについてはレキシントンの使徒であるという以外にあまり設定が決まっていなかったために、
急遽、織音氏がでっちあげた設定・・・だったのだが、分かりにくいとの事から全ボツになった模様。
以下はそのボツになった内容。

• 二次元の悪魔という存在。本体は鏡の中に潜んでおり、通常の空間上に見えているアトランタはすべて虚像。
• 鏡に閉じ込める「アトランタの鏡」は三次元の生物から一次元を引き、二次元上の存在にする術であり、二次元の悪魔であるアトランタにしか使うことが出来ない。
• 虚像を傷つけることは不可能だが、ダメージは本体に少しづつではあるがフィードバックするため完全に無敵というわけではない。
• ただし、大抵の場合は虚像は逃げ去って本体と合流し、本体が受けたダメージを全快してしまう。
• そのため、虚像への攻撃でアトランタ本体を殺すためには、虚像が逃げ出す前に超威力の攻撃を複数回叩き込む必要がある。
• 本体が潜む鏡については、どんなものでもよいが、虚像の大きさは鏡の大きさに影響を受けるため、姿見程度の大きさが実際の所は必要となる。
• 本体が潜む鏡が叩き割られた場合、本体が外に飛び出てくるが、その際にサイズは一番大きい鏡の破片のサイズにまでリサイズされ、力も弱まってしまう。
• 再び、良いサイズの姿見に潜むことが出来れば、力もサイズも元に戻ることが出来るが、それには長い時間が必要となりその間は出てくることが出来ない。
• 巨大な鏡に入ってしまった場合、その鏡一杯になるまで巨大化することになるが、それには莫大な時間が必要となってしまう。

名台詞

• 我が主、魔人レキシントンの血を継ぎなさい。ランス、あなたが新しい魔人となるのよ。
• 魔人になれるのよ。意識が消えるくらい我慢しなさい。

  レキシントンの魂をランスに飲ませようとするシーン。

• ランス「あいにくだが、俺様は、お前のような悪魔を2度も抱いてやるほど慈善家じゃないんでね。
  それに忙しいからかまっている暇もない。悪いが他をあたってくれ。」

  アトランタがリベンジに現れた時のランスの非道い言いぐさ。

画像

アトランタの鏡の発動シーン？（アリスソフトBlogより）

ランス10

©アリスソフト

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