闘神都市Ⅲ

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解説 Edit

2008年11月28日に発売された、闘神都市シリーズの第3作目。
前作、闘神都市2からなんと14年ぶりの新作となった。
ジャンルは従来と同じくダンジョン探索型RPGだが、今作は3D描画となっている。 この時の3D制作の経験が後のランスクエストランス9に活かされた。

あらすじ Edit

主人公ナクトは、冒険者の父を持つ剣士志望の少年。子供の頃、幼馴染みの羽純と一緒に父の後を勝手に追いかけ、モンスターの群れに囲まれてしまう。その窮地を助けてくれたのが、父とパーティを組んでいたカラーの剣士レメディアだった。

それから数年後、ナクトの父は闘神大会に出場し、見事優勝を飾る。だが、「優勝したから帰る」という連絡を最後に、消息が途絶えてしまう。それからさらに5年、ナクトは失踪した父を捜すため、闘神大会出場を目指し故郷の村を旅立つのだった…。

ルドラサウム大陸との類似点 Edit

ランスシリーズとは別時空の物語で、闘神都市2と同じくパラレルワールドの作品となっている。
過去の闘神都市シリーズキャラクターや、ランスを含むアリスソフト他作品からも多数のゲストキャラクターが出演しているが、ゲストキャラクターに関しては残念ながら新規グラフィックなどは無く、会話も2~3程度となっている。

  • AL教が存在する
    ランスシリーズにおけるAL教の設定は「ランスクエスト」の発売によりかなり補強されたが、本作はそれ以前に発売されたソフトであることや、AL教以外にも様々な怪しげな宗教が跋扈している*1ため基本的に特色は薄い。
    またAL教シスターであるポロロム・グライコ女史が登場するや早々と妙な宗教*2に開眼してしまうこともそれに拍車をかけている。
  • JAPANが存在する
    闘神都市の一作目はルドラサウム大陸と同時空の物語なので、当然JAPANは存在し同国からはやよいと雪風が闘神大会に派遣されている。二作目にもJAPAN国なる国家が存在し、臥路義竺・小早川雫・鈴夜が国許を離れて出演。本作でもJAPANは存在し、妖怪JAPANから出ることができない事*3が知られている。
  • 悪魔界が存在する
    ランスシリーズでは実質設定だけとなっている悪魔界関連であるが、本作では終盤に訪れることとなる。またブックレットやハニ本のみで語られていた悪魔界の重鎮・無階級悪魔テェロ・エティエノが声付きでシナリオに関わるなど、意外な部分で設定の回収が行われている。
  • ラレラレ石の設定
    昨今のアリスソフト作品では当たり前のように動画扱い*4となっているラレラレ石であるが、本作では数枚の静止画+音声という非常にストイックな仕様になっている。

ランスの活躍 Edit

経緯は不明なものの本作一年目闘神大会にもランスが出場している。

大会対戦者はこれまた何故か闘神都市二作目ヒロイン瑞原葉月がお相手。
解説のクリちゃんによると、葉月優勢で試合は進んだものの、ランスの繰り出したランスアタックの余波で葉月の胸元がはだけ、目視したランスがエロパワー全開で襲い掛かったため反則負けとなった模様。闘神都市一作目やよいとの対戦の焼き直しであるが、やよい戦では圧倒的な強さで押さえ込めたため、相対的に葉月の評価*5が上がる?ことになるのか*6

また瑞原流剣術は有名、ランスも鬼畜戦士として悪名高い世界観の模様。

特記事項 Edit

闘神都市シリーズキャラクター Edit

名前主な登場作品備考
ドギ・マギ闘神都市1、ランス10闘神大会出場選手
ワートナー闘神都市1、ランス10
瑞原葉月闘神都市2
ラフレシア頭巾闘神都市1、闘神都市2、ランス10
ボーダー・ガロア闘神都市2
怪獣王子闘神都市2、鬼畜王ランス、ママトト
マニ・フォルテ闘神都市1パートナー
レイチェル・ママレーラ闘神都市2
シュリ・セイハジュウ・ナガサキ闘神都市1、闘神都市2、零式、ランス10受付
切り裂きくん闘神都市2解説
クリちゃん闘神都市1、闘神都市2解説
闘神ラン闘神都市2、にせなぐりまくりたわぁ過去の優勝者
クミコ闘神都市1レベル神
のぞみ闘神都市2、ママトト、戦国ランス眼鏡っ娘
すもう闘神都市2、にせなぐりまくりたわぁ、GALZOOアイラン障害物
アトランタランス3ランス4ランス10闘神都市闘神都市2使徒
ジュノーランス10ジョンブルポスト
セルジィ闘神都市1悪魔
リス闘神都市1

ゲストキャラクター Edit

コメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • ↑×2 女の子モンスターについては、アリスの3D技術が発展途上だったんだから許してやれよ -- 2014-06-25 (水) 23:02:06
  • 戦闘がリアルタイムバトルなのが嫌 -- 2018-02-11 (日) 19:42:11
  • 10でシュリ出てきたな… -- 2018-02-28 (水) 23:21:28
  • 闘神都市3は俺の中ではまだ出てないので よろしくアリスさん -- 2018-03-24 (土) 20:18:00
  • アザミが可愛いだけで十二分以上に価値がある -- 2018-03-25 (日) 07:31:35
    • ムシ使いとしての特徴を出しつつカロリアと全然イメージ違えたのは良かったわ。 -- 2019-01-29 (火) 18:53:16
  • 3はとりあえず叩いていいって感じの認識になってるの嫌い。十分面白かったわ -- 2018-03-25 (日) 08:47:00
  • ナクトがアホ過ぎるのが辛かった -- 2018-03-26 (月) 16:04:01
  • 理想:羽純を取り戻すため修行したんやろうなぁ 現実:怪我で前より多少弱くなってる、催眠術でSMのプロになる。つるぺたガールに変身してジュノーの隠れ家に潜入するだからなぁ -- 2018-03-26 (月) 16:12:35
  • 強さの調整めんどくさがったアリスが悪い -- 2018-03-26 (月) 19:30:02
  • エロゲーなのにエロシーン回避していくナクト君にイラついたのは覚えている -- 2019-02-03 (日) 03:51:41
  • 数年おきにプレイしたくなる程度には好きだよ。悪役が清々しいほどクズで気持ちいいし、梨夢ちゃんかわいい。ナクトくんはもう少し危機感持てとは思うけど。 -- 2019-07-20 (土) 12:48:41
  • システムはともかくシナリオはそんな悪くないんだがね。フォームチェンジ繰り返してへこたれてきたハムサンド妹好き。笑い病好き -- 2021-04-05 (月) 04:29:32
  • ゲーム自体は面白かったけど、幼馴染みが自分のせいでエライ目に合っている可能性が高いのに、今一つ必死感が伝わってこないのが最高に腹立たしかったな。のほほんと構えてるように見えて、何だこのサイコパスと思った。 -- 2021-11-26 (金) 01:12:35
    • 陥れられた怒りは時間で軽減されるし、無償奉仕の福利厚生自体はしっかりしてるし、レメディアが闘神になってるから無体される心配もそこそこ無視できる。闘神館の陰謀を知らないナクトの身としては楽観視するしかしゃーない。シードは生き地獄から抜け出すための我が身のことだったけど、ナクトにとっては優勝の錦を飾りつつ勤労を終えた羽純を迎えに行くための二年目でしかないし。 -- 2021-11-26 (金) 11:14:33
      • 何年も前の作品にケチ付けるのもつまらん話しだが、もうちょい終盤の展開練って欲しかったなぁ、とは今でも思うわ、期待値以下なのは別にして単体の作品としてナクトがもう少し荒んでたり、相対的に強さが変わらんくてももうちょっと表現的に強くなった感じ出したり、特にテラマテあたりのイベント周りはもうちょっと深掘りしても良かったし、レメディア救う方法ももうちょい捻っても良かったかなぁっては思う。 -- 2022-07-08 (金) 20:34:10
    • 無償奉仕期間で職が身に就くから案外評判って3の設定だっけ。闘神に襲われるリスクさえ除けば案外ホワイトなんだよな、表向きの宣伝を兼ねてるとはいえ -- 2021-11-27 (土) 04:11:06
  • 1年目終わってOP流れ始めた時は神ゲーを確信したんだがなぁ……。逆に言えば1年目終わるところまでは神ゲーだから好き。 -- 2021-11-26 (金) 19:17:33
    • 初年の姦計⇒追放刑⇒世紀末覇者の如き帰還withアザミ…から急にノリが一年目に戻るからね。IIも一年目シード⇒二年目葉月⇒三年目地獄巡りの構成だったらIIIと似た評価だったかも、やっぱり敵は中だるみだわ -- 2021-11-26 (金) 20:23:34
  • 俺としては一番腹が立ったのは、親父との決着をあんな形で終わらせたことだったな。最高に盛り上がるはずなのに物凄く白けた。 -- 2021-12-19 (日) 21:43:48
    • ナクトの立ち位置はクミコと同じだしな。原因の洗脳が解けた以上父親と争う理由が一つもない。 -- 2022-01-10 (月) 03:47:53
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 それでも本作品の「大陸」では一般的に広く布教されている宗教である
*2 オチン神を主神とする、聖ヨウナシ教に類似した性を尊ぶ邪教
*3 本作アリスの館によると、トコトン・カテナイ氏はたぬーによく似たヒトであり、マルデ・カテナイ女史も狐耳のような髪型をしているだけとのこと、妖怪ではない
*4 ランス3ではナレーションと台詞、ランス6では台詞のみ地の文なしであったが、ランス03では動画ということになっている
*5 とはいえ、彼女も闘神都市二作目で二年目の大会に優勝した闘神様である。但しあくまでもパラレルワールド間の出来事なので同一人物ではないが
*6 そんな彼女も二戦目でレオパルド・マーラーが駆るキャプテンバニラの黒マグロアッパーに敗れる