ピグ・ギリシアム -Pigu Geliciam-
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解説
公式紹介文(ランス9) なぜかヘルマン第1軍にいる謎の少女。何を考えているのかよくわからない。なぜか分裂する。
ランス9にて登場した色白で黒目に赤い瞳の謎の女の子。分裂する。
ランス9で攻略対象の「7人のヒロイン」では唯一、ランスの運命の女では無い。
ジャーナリストの父親が宰相ステッセルの不正を世間に訴えたことにより、国家反逆罪の汚名を着せられ家族共々ヘルマン帝国領内ババロフスク強制収容所へ収監された過去を持つ。収容所は裏取引により生物学の権威オアマ・モトヒーデ博士の人体実験施設となっており、もともと青髪蒼眼の普通の少女であったピグは、ぷりょとの融合実験体にされ現在の容姿と能力を持つ改造人間となった*1。験体名は試作イカ人間4型アレンジ@ぷりょ+ニンジン@A334ピグ。改造実験は97%の確率で成功すると言われていたが、オアマ博士からは失敗作とされた。暫くは実験施設に留まっていたようだが、つまらなくなって逃げ出し、ヘルマン第一軍レリューコフと出会った。
作中明言はされていないが、ピグの改造後に父親も改造実験を受けゴキブリ人間とされてしまった模様。験体名はゴキブリ人間1型@ランケン+ショウガ@C201ドアであり、命名規則が同じであればドア・ギリシアムという名前だったと推測される。
本来は分裂魔法などで身体を分割した場合、魂が宿るのは一つのみで残りは抜け殻(死体)となるが、ピグの分裂能力はこの問題を解決している。ゲーム上では分裂数に限りはあるが、イベントでは可能な限り分裂を行う。それぞれの分体は真面目だったり江戸っ子だったり達観したりと様々な性格を持つ。
かなりの性豪であり無尽蔵の体力を誇る。過去にはミリ、ラルガ、千津と様々な強敵がいたが、ただの正攻法でランスの魂が抜けるまで絞り尽くすに至った。
ランス9では
ヘルマン第一軍にてレリューコフ・バーコフ将軍の傍で普通に可愛がられていた。
第一軍による無法者擁する浮遊要塞攻略の折、大鎖を用いた要塞捕縛作戦が破られ、頑なに自ら遅滞戦を行おうとするレリューコフを無理矢理失神させ、代わりに殿としてランスと対峙した。ランス一人に対し分裂能力により8ピグで挑んだが捕縛され、お約束ののちランスの仲間に加わった。
無法者による第一軍追撃にも参加し、双子砦での決闘に敗れたレリューコフの最期を看取った。
無法者と共に再び足を踏み入れたババロフスクでは強制収容所への侵入を手引きし、分裂能力を駆使してオアマ博士を追い詰めるに至ったが、肝心の仇敵は未完成の強化薬の投薬により戦う以前に自滅してしまった。尚、過去3000人もの政治犯を収容していた施設から救助できたのは15人足らずであった。
ピグルートでは最終決戦前にしてオアマ博士が大復活。一度死に掛けたことにより「まとも」な科学者と成り果て、ぷりょ人間となったピグを理想の完成系を称し執拗に付け狙う。しかし最後の最後で頭をぶつけたことにより再び「イカ馬鹿」に逆戻り、革命を飾る大一番は怪人退治と相成った。その場の妙な盛り上がりはピグの一言に集約される。「革命どこいった?」
ちなみにピグは「みんなが笑顔になったら嬉しい」という理由だけで革命に参加していた。
ランス10では
リセット、あてな2号と友達になっており、ランス城で遊んでいる。
また、比較的年齢の近そうなカロリアと仲良さそうに行動を共にしているシーンが食券イベントでよく見られる。
分裂してサイズが小さくなると服が脱げてしまうが、それを気にせず全裸で城内を闊歩するため、ランス10では男性兵士たちの心拍数とクリームの血圧とに悪影響を及ぼしている模様。
とあるルートで到達する五万年後のイカマンがメインプレイヤーとなった世界では超巨大ピグを筆頭とした分裂群体を為しており一種の災厄として登場する。
第二部では
RA15年時は国際都市シャングリラにてパトロール隊長を務める。尚15年前と何一つ容姿が変化していない。
ゲーム的には
ランス9では
ママトトのシェンナ・ギリシアム枠。かなり素早く、よく避ける。ついでに分裂する。
必殺技である分裂が驚異的であり、最大HPこそ半減するものの、それ以外はそっくりそのまま同ステータスの分身を作り出す。
物量で押す作戦が使える唯一のキャラクターであり、進路封鎖や遊撃など、その用途は多岐に渡る。
分裂を行うと全ピグの行動が終了してしまうが、行動終了したピグも分裂できるので最後の一人以外は実質2回行動することが可能。
また「溜める」が使えるうえ、分裂時に溜める状態が維持されるので実際のステータスよりも高い攻撃力を発揮できる。
ただし範囲攻撃や全体攻撃による、ちびピグ全滅の惨劇にだけは注意。移動力が高いので分裂の次ターンにはピグ同士を離して使うのがおすすめ。
回避力に頼り前線でやられつつゲージ回収を行う攻撃型として、また粘りを上げて防御型としての運用も出来る。
更には1体でも分身が残っていれば「ピグの戦闘不能」とは判定されない為、準備に3ターン必要なものの自爆特攻に対しても8分身のうち7体で接近戦を挑め、足止めに有効。
分身ポーズは、仮面ラ○ダーBlackの変身ポーズそのままだったりする。
ランス10では
ヘルマン所属で合計5枚のカードを持つため、人手不足が顕著で部隊補正が低いヘルマンにとっては重宝する人材。さらに主人公を含む他国グループにもピグ 1/xxが存在し、ランクを共通とするのでステータスの底上げに大いに役立つ。
支援配置の分裂ピグはラウンド開始時に最大4コンボを付加するため長期戦において力を発揮するが、後半は支援除去を使うボスが多いため有用性が低下する。
Lv28が持つ手加減攻撃は宝箱狙いの初キルの調整に役に立つため、部隊ボーナスの全滅追い討ちが使えない序盤でカードを揃える時に重宝する。
人間関係
- レリューコフ・バーコフ / 保護者。ごはんくれる良い人。
- カール・オジザン / レリューの部下。良い人。
- ランス / とっても面白い人。一緒にいると楽しい。
- シーラ・ヘルマン / 良く懐く。幸せの臭いがする。
- 戦姫 / おいしい食べ物くれる、優しくて良い人。
- ミラクル・トー / 面白くて可愛い人。
- オアマ・モトヒーデ / 自分を改造した博士。つまらない人。
- ゴキンケン/父親の気配を感じた。
特記事項
- 検体となったのは母親→ピグ→父親の順。
- 改造前はつるぺただったが、改造後は巨乳に変貌した。
- 分体は長期にいなくなると死亡してしまう。
- 分体同士でテレパシーが通じるため、リアルタイムで遠方の観測が可能。
- 分体が聞いた他人の台詞を受信体がそのまま喋るというほぼ電話同様の働きをする。
- 決定稿まで変遷があり、ワコという名前で、指定は「ミュータント」「改造人間変身」「ヒロインの一人」
- 決定稿でアメーバ人間ピグ・マリオだったが世界観を反映し、ぷひょ人間ピグ・ギリシアムとなった
- 黒目金瞳だったが黒目赤瞳に変更された
- 初期設定ではピグの悪い心が分離して生まれた「アインス」というそっくりさんが居た
- 「和解して合体吸収する」というシナリオがまんま某ナメック星人だったため没となった
名台詞
- ピグ「んー・・・・・・。
・・・・・・」
<ずばぁぁぁぁん!!!!> ピグの手がランスの頭を掴んだ。 - ランス「あ?」
- ピグ「やや足りない。」
ランス9より 性獣ランスを持ってしても、ピグを満足させるのは至難の技。 結果、性豪ピグによって搾り取られた、ランスの姿が・・・・・・。
- ピグ「レリュー、死ぬの?」
- レリューコフ「うむ……」
- ピグ「そっか……」
(中略) - ピグ「天国で会ったときに、向こうでもまた、なでなでしてね」
- レリューコフ「ほっほっほ、もちろんじゃとも……また会おう……」
ランス9より レリューコフとの最後の会話 幼くして死を達観せざるを得なかった、彼女の人生が窺える。
画像
ランス9 by織音氏
©アリスソフト
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ヘルマン共和国(新体制) | ||
大統領とその関係者 | シーラ・ヘルマン - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ハンティ・カラー- ペルエレ・カレット | |
ヘルマン軍 | 総司令官 | ヒューバート・リプトン |
総参謀長 | クリーム・ガノブレード | |
第1軍 | アミトス・アミテージ - イオ・イシュタル - ビンタン・デストラー | |
第2軍 | ボドゥ - トルストイ・バトー | |
第3軍 | ヒューバート・リプトン(兼任) | |
第4軍 | マロン・コンドラチェンコ | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール - トルストイ・バトー | |
客将 | 真田透琳 | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇鷺 | |
住民 | アナセル・カスポーラ - ピグ・ギリシアム |
ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 ランスと共に再びババロフスクに戻る一年半前の出来事