シーラ・ヘルマン -Siera Hellman-
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解説
元々は西の強国ヘルマン共和国の皇女だったが、『ランス3』後に起きた「父」ヘルマン皇帝の死・「異母兄」パットン・ミスナルジの皇位継承権剥奪に伴い女帝に即位。評議会の意向で政治も帝政へと移行し、ヘルマン帝国成立を宣言する事になる。
公には父であるヘルマン皇帝と皇后パメラ・ヘルマンの子として認知されているが、その実パメラと宰相(当時は一文官)ステッセル・ロマノフとの不義の子である。その為、シーラの女帝就任はこの2人の意向が大きく、即位後も依然実権はステッセルとパメラが握り続けており、ずっと軟禁状態。
美貌と知性、臣民に対する絶大な人気がある反面、気の優しい性格で非情になれないため、彼らの傀儡に甘んじる身となってしまっている。
正史での本格的登場がランス9からと、長い時間を要したが、大陸の要人でありかつ絶世の美女であるため何度か話題には出ている。
また、鬼畜王の設定とは違い、麻薬・近親設定が消えており、処女のままである。ステッセルは実父であるが、本人はそれを知らずに居る。
ランス・クエストでは
名前のみの登場。各国の国家元首クラスが出席する新法王就任式典の為、川中島のカイズを訪れる。 ランスはリア達の裏工作により、リーザス親衛隊の綺麗所(Lv35以上)2名を用意され、3Pを楽しんでる間に式典は終わり、対面する事は無かった。
ランス9のエピローグにて、リアがランスとシーラを会わせたくない理由が「ダーリンの好きそうな正統派お姫様」という事が判明。
ランス9では
鬼畜王と違い、麻薬漬け・近親相姦設定は消えており、パメラ達からは傀儡の皇帝として扱われており、4年間幽閉生活を送っていた。
ステッセルの企てに気付いたシーラは、物語開始以前にお付きの女中ペルエレの協力で薬で姿を変える。(変えた姿がルシアン・カレットである)
城の脱出には成功するものの、これはペルエレの罠であり、騙された彼女は奴隷商人に捕まってしまう。
ランスに助けられた後は、奴隷2号として辛い日々を過ごすことにはなるが、無法者のメンバー達と接し、ランスと共に行動をしているうちに次第に明るさを取り戻し、強い意志を持ち始める。
奴隷として仕事をこなしている内に家事の楽しさを知り、その腕は教えを受けたかなみを超える程にまで上達した。
そして自分を変えてくれたランスをそれまでとは違い本心から慕い、ランスが喜ぶ為に尽くし始めた。
ヘルマン革命後は、帝国制を撤廃したパットンから民主主義国家の大統領を任される。 その姿は、かつての傀儡の女帝の面影はなく、無力だった自分が止められなかった所為で疲弊した国家を立て直す償いの為、自分の意思で多忙な日々を過ごしている。 しかし本心ではランスの側に居たいと思っており、償いが終わった暁には再びランスの元に戻り、ランスに尽くしたいと思っている。
物語の中盤で夢のお告げを受け、ランスと共に電卓キューブに行き、専用武器【スーパーホーク】を手に入れる。
Ⅵ以来初のランスの運命の女の一人に加わった。
鬼畜王ランスでは
自らの遺伝子にしか欲情しないステッセルによって麻薬漬けにされ、自分の意のままに動く欲望の道具となり下がっている。
リーザス軍による帝都ラング・バウ占領時、ミネバによって母パメラは殺害され、ミネバはシーラに対し皇帝の座を要求。シーラは素直に譲ったためか殺されていない。シーラを捕獲後、磔台に縛り付け帝都陥落後も抵抗するヘルマン兵に晒す鬼畜作戦を実行すると、敵はあっさりと降伏する。デメリットは特になし。しいて言えば戦闘がないため経験値が入らないことぐらい。
リーザスに保護された後はその後のランスの行動によって幸福にも不幸にもなる。ランスが麻薬を打ってHすると麻薬症状が悪化し不幸。シーラを引き渡す事を条件にアリストレスを部下にすると、アリストレスに守られて幸福となる。
人間関係
- ランス / 最初は逆らえないご主人様。様々な事を教えてくれた恩人。夢のお告げの運命の相手。
- パットン・ミスナルジ / 血の繋がらない兄。今も昔も慕っている。
- パメラ・ヘルマン / 実母。 (鬼畜王)ステッセルとのことがあるため日々後ろめたさを感じている。
- ステッセル・ロマノフ / 実父。逆らえない相手。 (鬼畜王)実父でありかつ近親相姦の相手。
- アリストレス・カーム / 自分に優しくしてくれる人。
- ルシアン・カレット / 姿を変えた別の自分。
- ヘルマン皇帝 / 父親(と思っている)。優しくしてくれた。
名台詞
- 不思議な感覚……
弟のようで、兄のようで、父親のようで……たまに……その……恋人のようで……ご主人様で……
私の恩人……
きっと、ランス様は気がついていないんだろうな……
私がこんなに、感謝している事……
(色々な感情を込めて、シーラがランスの頭を撫でる。)
ありがとうございます、ランス様……私に外を教えてくれて……ランス9より 正体を明かし、シーラとしてランスと結ばれた後の独白。 最初は嫌だった奴隷としての生活も、この時にはかけがえのない思い出。 傀儡として逆らえず、外の世界も知らずにいた自分を変えてくれたランスへ対する本心が表れたシーン。 弟であり兄であり父であり恋人~という表現は、はからずもパットンとハンティの関係と瓜二つ。
- リア「・・・・・・貴方、ダーリンと関係を持っているでしょう?」
- シーラ「関、係・・・・・・?
あ、はい、ランス様は私のご主人様です。」ランス9より エピローグでリーザスとヘルマンが和睦を結んだ時、リアとの会話の中での台詞 大統領である以前に、ランスの奴隷である事。 革命を最初から共に行動し、自分を変えてくれたランスを慕っている彼女の素直な気持ち。
画像
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ヘルマン帝国 | ||
皇室 | パメラ・ヘルマン - シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) - パットン・ヘルマン(パットン・ミスナルジ) - ザナゲス・ヘルマン - 第45代ヘルマン皇帝 | |
宰相 | ステッセル・ロマノフ | |
評議員会 | ケチャック・バンゴー - バショウ・マティオ | |
評議員会(元) | ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ビッチ・ゴルチ - ガームロア・マティオ - (オールハウンド・ドックドッグ) | |
ヘルマン軍 | 第1軍 | レリューコフ・バーコフ - カール・オジザン - イオ・イシュタル - ピグ・ギリシアム - ボドゥ - ザン・ザビス |
第2軍 | アリストレス・カーム - コンバート・タックス - (ヒューバート・リプトン) - デンズ・ブラウ | |
第3軍 | (トーマ・リプトン) - ミネバ・マーガレット - アミトス・アミテージ - タミ・ジョン - マハ・マーガレット - アイザック - オルグ・マティオ - ロバート・ランドスター - セピア・ランドスター - ムスタング・ヘイジ - フレッチャー・モーデル - ヘンダーソン・ドーントレス | |
第4軍 | ネロ・チャペット7世 - クリーム・ガノブレード | |
第5軍 | ロレックス・ガドラス - オルオレ・ザ・サード - (カチューシャ・ボッシュ) - (ソルニア・ベンツ) | |
警備隊 | ルーベラン・ツェール | |
強制収容所 | オアマ・モトヒーデ - 悪徳政治家 - ゴキンケン - ハートブレイクホテル | |
闇の翼 | フレイア・イズン - 闇烏 - 闇鴨 - 闇鷺 - 闇雀 | |
パットン一派(革命軍) | パットン・ミスナルジ - ハンティ・カラー - フリーク・パラフィン - ヒューバート・リプトン - メルシィ・アーチャ - ポートフ・トカレフ - ハンスキンス - ウラジール | |
傭兵団・盗賊団 | アルカネーゼ・ライズ - (シルバレル) - セキトリ・セキワケ - バウンド・レス - ソウル・レス - エレナ・フラワー | |
住民 | アナセル・カスポーラ - アミラン・バーコフ - ロッテンマイヤー・ゴルチ- ペルエレ・カレット - リル・ガドラス |
*1 鬼畜王設定ではGI1000年生まれ