サチコ・センターズ -Sachiko Senters-
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解説
イケラ第2応用学校に通っている普通の女の子。将来の夢はすてきなお嫁さん。貧乏な家庭に生まれたので、いい学校を出て両親に仕送りしたいと思っている。父の影響でAL教信者である。
普通の学生であったはずなのだが、モンスターに襲われているところをうっかりランスに助けられてしまい、それが切っ掛けでサチコの人生は大きな転機を迎える。
「助けてくれたお礼になんでもします」と言ってしまった事で、処女膜および小間使い役を所望され、普通の女の子なのにランスの冒険に連れ回されるはめになる。その時たまたま拾った盾を(重すぎたので)押しつけられるが、それは持ち主をガード職にしてしまう呪われた盾であった。しかたないので「ヒロシ君」と名付けて大切に使い続けている。
地味だが可愛いという外見からも分かる様に、まるで絵に書いたような一般庶民。性格は基本的に温和で真面目な性格をしており、ランスの奴隷であったシィルに何処か通じている部分がある。一方で、やや能天気で世間知らずな面も目立ち、自分から言い出したとは言えランスの無茶な要求に対し馬鹿正直に従っている事からも、その事が伺える。ただし、自分の言いたい事は割とはっきり言える方で、特に旅に同行していた『クエスト(マグナム)』では、ランスが度々暴走してはツッコミを行う事が多かったりする。
しかし、ランスに襲われる前から才能限界が無駄に49もある隠れた逸材で、元々の才能限界が30であったシィルよりも上。また、ガードとしての能力もランスをして「お前はガードが天職だぞ。正直才能がある」と言わせる程であった。
お偉いさん(女王リア・法王クルックー・女神ALICE)相手には恐縮してしまい、すぐ転ぶ癖があるらしい。クルックーには「敬語でなく普段の言葉遣いでいい、すぐ転ばれるのでそれはそれで困る」と言われている。あとリアには正座させられた。
実は、サチコの父・バッティングは、AL教でも法王や司教の護衛を担う防衛部隊テンプルナイトの隊長で、司教に次いで偉いという要職中の要職というとんでもないエリートなのだが、いらぬ心配をさせぬよう家族には内緒にしている為、サチコ本人もその事実を知らなかった。家が貧乏なこともあり、父についてはヒラ社員ならぬヒラ教団員だろうと想像していたようだ。
彼女の上腕にある「回復の聖刻」は、バッティングが娘を守る為に施した術。これはターンが回るたびにHPが自動回復するもので、肌に直接埋めこむ刺青のような形状らしく、コスっても落ちない。
現在は、学生生活を続けながらも、法王となった元・司教のクルックー・モフスの護衛という重要な役職についているのだが、クエスト(マグナム)で一緒に冒険した経験からか、彼女との付き合いは上司と部下というよりも友人関係に近く、クルックーからも信頼を置かれている。なお、パン作りの才能がある為か、サチコの作るサンドイッチは彼女の好物にもなっており、後にシーラからもパンの作り方を教えて欲しいと頼まれる程の評価を受けている。
役職が役職な為に大変なのだろうが、本人の性格が幸いしたのかそれを苦にしたり切っ掛けを作ったランスを恨んだりする様子を見せる事は無く、サチコは今の日々を楽しく送っているようだ。
ランス・クエストでは
最初はいやいや冒険をしていたサチコであったが、何度も死線を乗り越えるうちになにか手応えをつかんだらしく、いちど学生生活に戻るも休学届けを出し、ランスに同行する道をえらんだ。
夜のリーザス城でテンプルナイトの姿をした父と一度遭遇しているものの、面頬をおろして「BS」とイニシャルで呼ばれていた父の存在にサチコは気づかなかった(いっぽう父センターズは学生服姿の娘に一瞬で気づき、こっそり手加減するよう部下に指示した)。
その後も普通の学生であった身でありながら、ランスのすさまじい冒険行にガードとして参加し、サチコの才能と能力はめきめき向上。Lv50*1を突破したころには父バッティング・センターズに「このままガード職をつづけてみたい」とはっきり言うまでに成長した。
ターンが回る度にHPが回復する「回復の聖刻」の性能がさらに向上するイベントがあるが、サチコの学力が足りないと父の怒りに触れて、代わりに参考書が置かれる形で御破算になることも。
無印EDの後日談によればその後「ヒロシ君が壊れてやる気を失い、パン屋の息子と結婚する」とされ、賛否両論であった*2。しかしマグナムでは一転、壊れかけのヒロシ君は丹念に修復され、さらなる強化をほどこされて性能がアップし、強制ガード職の呪いは解けそうにない状況である。後日談も「世界有数のガード職として名が広まる」という結末に変わった。
パン屋のお嫁さんと世界有数のガード、どちらの結末が彼女にとって幸福だったのかはユーザーの想像次第であろう。
ランス9では
マグナム版サチコが正史となった模様。見習いのテンプルナイツとしてクルックー付きのガードとなっているが、赤点補習のためヘルマンには同道できず、ユニットとしては未登場。
会話中に名前が出てくるのみだが、「サチコって誰だ?」とランスの記憶からはすっぱりと抜け落ちていた。トミノさんによれば、これはランスの記憶力よりもサチコ自身「スーパー地味」なのが悪いとのこと。バーナード君よりも印象が薄いとは散々である……哀れ、サチコ。
ただし、戴冠式にはなんとか間に合ったらしく、画像「ラストエンペラー」にて法皇クルックーの隣に法皇護衛となったと思われるサチコの頭のみが見えている。
ランス10では
ラフ画で早くも登場が確定。法王クルックーの護衛を担う正式なテンプルナイトの一員となっており、学生服であったコスチュームが騎士風の外見になっている*3。また、愛用の盾である「ヒロシ君」のデザインも一新されており、AL教の十字架があしらわれ、テンプルナイツのマークも施されている。
一方、学業も続けているらしく、食券イベントでは父親のバッティングから参考書を渡されているシーンがある。
クルックーと共にランス城にやってきて、そのまま駐留。魔人討伐隊の一員としてランスやクルックー達と共に世界各地を回る事になる。
ランスがサチコのことを忘れてしまったのはともかく、サチコ自身も「人類総統なんて偉い人に会う」という緊張と先入観から、目の前にいてもランスと人類総統がイコールで繋がっていなかった。裏に連れ込まれて無理矢理ヤラれて、お互いに目の前の人物が誰かに繋がるという一幕もあったが、それでもサチコはランスが人類総統と同一人物という認識が出来ず、悪戯をしているだけと思っていた。
また、普段の能天気振りや世間知らずさがそうさせるのか、あるいは以前の冒険の影響で度胸が付きすぎてしまったのか、人類総統のランス、AL教法王のクルックー、ヘルマン大統領のシーラ(サチコ本人は「ランスの奴隷」という認識しかない)といったVIP達と、割と友達感覚的な付き合いをしており、更に宿題を終わらせるためだけに畏敬されているカバッハーンにゼスの裏の歴史を聞き出そうとしたり、ガードの師事を青の軍トップのコルドバに初対面にも関わらず願いでたり、城内で恐れられていた魔人ニミッツに嬉々としてパン作りを教えたり、同じく魔人であるハウゼルと小説について語り合うお茶会を開いたり等、真面目な常識人である父親・バッティングが胃痛になってしまう程不安にさせてしまっているのだが、サチコ本人は無自覚なままである。
リーザスのラ・ハウゼル戦では、ハウゼル攻略のための奇跡の一手が彼女からもたらされることになる。
ゲーム的には
ランス・クエストでは
最初からいる貴重なガード。固有スキルの自動回復はガード職に最適で、「ダメージをサチコに集中させ自動回復」というパターンでヒーラーなしでも道中があるていど保つ貴重なユニット。イベントで聖刻スキルの効果を上げればさらに安定する。 欠点としてはアクセサリー欄のヒロシ君が外せない*4。攻撃力が他キャラの半分しか上昇しないため、ダメージソースとしてはまったく期待できない。また全体魔法はガードできずパーティ全員にダメージが入るため、頼りすぎると流石に死ぬ。
マグナムではマグナムルートクリア後の聖刻強化イベントで回復の聖刻がさらに強化され、ヒロシ君もメンテナンスにより大幅に強くなるので、全ガード職の中でも屈指の防御力を誇る。
ランス10では
自由都市所属のガード。敵の支援を排除できる側面攻撃と、物理レジスト20%の「ヒロシ君」のスキルを持つ。 ヒロシ君は単体で20%レジストという破格の性能ながら、サチコがリーダーとして部隊に出ているだけで自動発動する。敵の強化を解除できるスキルと合わせて、手ごわいボスとの戦闘で大いに役立つ。
また、黒部のように設置スキルがあると火力が激増する敵もいるため、設置スキル無しで自動発動するヒロシ君は非常に優秀。同種のスキルはヒューバートも所持しているが、ヘルマン勢は火力が高いユニットも多いので、回復、サポート役が中心の自由都市所属のガードと言うのも利点の一つ。
また、入浴シーンではヒロシ君を外していることから、ヒロシ君の呪いは解かれた模様。しかし、そのせいでガードLvが1から0に下がっている。
人間関係
- パン屋のC君 / 将来の夫(無印)
- ランス / 助けてくれた恩人、でもちょっと怖い(好きな訳ではない)
- ヒロシ君 / 呪われた盾。装備した者は強制的にガード職になってしまう。
- バッティング・センターズ / 父、通称BS。テンプルナイト隊長。法王ムーララルーの部下(ムーラテスト中はトータス司教の部下)
- ショッピング・センターズ / 母
- ギルビット・センターズ / 弟。ときおり手紙を書いたりしているらしい。
- 法王ムーララルー(クルックー・モフス) / ガード対象
- アルカネーゼ・ライズ / 友人
- ニミッツ・リーク / 友人
- コルドバ・バーン / 師匠(ハーモニカの)
- コーテル・スラム / テルちゃん。級友(3-B)
- フジルド・ガード / フジ君。級友(3-B)
- ドエススキー / 作品のファン
- ラ・ハウゼル / 同好の士
修得技能
修得技能 | |
回復の聖刻 | 自身の行動が回ってくる度にHPが回復 イベントによって3段階まで回復量がパワーアップする 最大HPの割合回復なのでレベルが上がれば上がるほど効果が上昇する |
義務教育 | 試験に備えて学力をつける。この技能のLv次第で上記の回復の聖刻が父により1段階パワーアップするイベントがある。 |
特記事項
- AL教に務める父がサチコを守るために施した、回復の聖刻が上腕に刻まれている
- 好きな教科は歴史。苦手な教科は体育。好きなものはこけし。嫌いなものはなめくじ。将来の夢は素敵なお嫁さん。*5
- ゾンビ映画が好き
- 小遣いは30ゴールド*6
- 外れないはずのヒロシ君だが、サチコは日常生活において邪魔な筈のこれをどこにしまっているのだろうか…?
名台詞
- 「むにゃむにゃ……テストの点が、ちょっとでも上がると、嬉しいです……むにゃむにゃ……」
あまりお勉強は得意でないようです
- (……誰だっけ、この人)
- (見覚え……あるような気が……)
- (でも総統閣下様が、私なんかと会ったことあるわけないよね)
感動(笑)の再会。お互い様な二人であった。
画像
©アリスソフト
コメント
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自由都市地帯 | |
CITY | キース・ゴールド - ハイニ・ゴールド(ハイニ・バッハ) - サーナキア・ドレルシュカフ - メリム・ツェール - フロストバイン - タマ - アタゴ・マカット - シャチョー・アマズサ |
Mランド | 運河さより |
アイス | ランス - シィル・プライン - あてな2号 - シルバレル - レンチ・ランチョン - ラチェット・ランチョン - 真田透琳 - パトリシア・ベーコン |
アレキノ国 | ジーマ・バカスコ |
イフォ | キバ子 |
カスタム | エレノア・ラン - 魔想志津香 - マリア・カスタード - ミリ・ヨークス - ミル・ヨークス - トマト・ピューレ - カスミ・K・香澄 - ラギシス・クライハウゼン - ガイゼル・ゴード - チサ・ゴード - ロゼ・カド - 芳川今日子 - 芳川真知子 - エレナ・エルアール |
カンラ | セティナ・ファーボ |
コー | オブ・フィール |
ゴア | メアリー・アン |
コパ帝国 | コパンドン・ドット |
ジオ | 等々力亮子 - 摩耶(3のみ) - 天満橋ありす - パパデマス・シルサブン |
ジフテリア | ビヨンホウ・オスマン |
シャングリラ | ルチェ・デスココ387世 - シャリエラ・アリエス - ハウセスナース |
ストロツェンド | マホコ・P・マサイ |
パランチョ | ポロン・チャオ - ピッテン・チャオ - ペペロン・チャオ |
ハンナ | 篠田源五郎 - ペスポ・トントーネ |
ラジール | ミーキル・デパ・ラジール - アムロ(鬼畜王) - レィリィ・芹夏(鬼畜王) - デウカリオン・ハコブネ |
ポルトガル | プルーペット |
レッド | セル・カーチゴルフ - エロヤックALV - ワヨソ・ベンビール |
ロックアース | カチューシャ・ボッシュ - グラック・アルカポネ - あおい |
火星 | スターレベル - 火星大王(鬼畜王) |
闘神都市 | YORA - フロンソワーズ - キセダ・エスピラ - カネオ - よっちゃん |
迷いの森 | スー |
不明 | サチコ・センターズ |
*1 いろんな手段で才能限界が伸びるゲームシステムだが、ここはシィルのように抱かれまくって才能限界が伸びたと解釈するのが妥当か
*2 スタッフは当初1作限りのキャラにするつもりだったらしい
*3 ランス9の戴冠式のシーンでにおいても、隠れている部分が多く判別しにくいながら同じ服装と思われる
*4 W3で着脱可能に
*5 ランクエ無印時点
*6 マップ移動中の台詞
*7 織音氏のツイッターからの情報