ウルザ・プラナアイス -Urza Planeis-
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。Table of Contents |
解説
アイスフレームのリーダーであった才気溢れる女性、明るく前向きな性格から太陽のような女性と称されることも。ランス6前半において、公式ヒロイン的な役割を務める。公式ヒロインのキャラクターの中では珍しく、主人公のランスよりも年上である。*1才能はAクラス。
LP0002にゼスで起きた12月革命時に、ゼスで古い歴史をもつレジスタンス組織(一部ではテロ組織ともいわれる)ペンタゴンから独立しアイスフレームを父母、兄らとともに立ち上げる。それ以前にもペンタゴン内部では、ペンタゴン八騎士として数えられていたことから当時からも優秀な女性であったことが伺える。
アイスフレームを立ち上げてからは、リーダーは父親であるとはいえ中心的役割を果たし、強く周囲を感化させるほどの働きだった。差別主義をよしとしない貴族(氷溶の者)との連携や、学問の奨励により一般市民と貴族との間に何が足りないのかを説くなどゼスの未来のために前向きに活動していた。
ゼスの動乱事件後は、パパイア・サーバーに代わる新四天王の一人に任命され、ゼス王国の体制を変えるべく、日夜努力している。他のヒロインキャラクターと異なって、ランスとの関係はつかず離れずといった感じになっているが、男性の中では、ランスに対しかなりの信頼を寄せている模様。
戦闘では小剣での接近戦の他ボウガンの扱いにも長け、非常に高い能力を誇る。しかし彼女の本領は指揮官としての能力であり、部隊の弱い部分をすぐさま見極め的確に指揮をとることができる。彼女の決断力の高さによるものだろう。
余談だが、戦国ランスやマグナムでランスがウルザにエロいことをするとゲンコツを食らう。
ランス6では
LP0003、二級市民300人を大量救出する作戦をアイスフレームが決行するが、事前に作戦が全てゼス軍に漏洩(後にアベルト・セフティが仕掛けたものと判明)し大打撃を受ける。救出部隊のリーダーとして動いていた彼女を助けるために家族は命を失い、彼女自身も大怪我をおい、ショックから車椅子での生活を強いられる事になる。家族の遺志を継ぐ形でリーダーとなるが、失意のどん底にあるウルザは決断することを恐れるようになってしまい、足が治ったにも拘らず、リハビリもせずに淡々と時を過ごしていった結果、次第に仲間達も、アイスフレームから去っていってしまう事になった。
LP0004、アベルト・セフティがスカウトした戦士ランスをアイスフレームに勧誘したことから彼女の運命は大きく動きだす。
初期段階では命令に従っていたランスだが、ウルザの方針はあまりにも消極的過ぎて、このままでは延々と活動目的が達成される事は無いと判断された結果、寝込みをランスに襲われた上、影のリーダーとして動かさせるよう要求されてしまい、自分で決める事を恐れていたウルザはランスに依存する形で要求を呑んでしまう。
それからのアイスフレームはペンタゴンほどで無いにしろ、資金確保の為に悪徳銀行の強盗を行う等、ランスの意向に沿ってやや無茶な活動に偏向していく事になるが、魔法使いであるリズナやシィル、志津香等もメンバーに加えた事で、結果的に「魔法を使える者と使えない者の共存」というアイスフレーム本来の理念に基づいた組織へと改革される事になる。また、ランスも組織を私物化していただけではなく、ロリータハウスで売春をさせられていた孤児達の救出活動や、ウルザにリハビリをさせる等、組織の貢献やウルザの再起に繋がる行動も取っており、後にランスを牽制していたダニエルも、彼の存在が決してウルザに悪い影響を与えている訳ではなかったと悟らせるに至っている。
しかし、組織のあり方がいくら変わっても、相変わらずウルザ自身は何も行動を起こそうとしないままとなっており、その姿勢を的確に見ていたペンタゴンのリーダーであるネルソン・サーバーに、ランスが影でアイスフレームを動かしていた事実を見抜かれてしまう。その結果、ランスはネルソンの策略で懐柔されてしまい、アイスフレームがペンタゴンとの共同で、魔軍の侵攻を利用した無謀なクーデター計画である「祖国の解放作戦」に乗り出してしまう事になった。
何とか自分に出来る事をしようと267人の氷溶の者達に、クーデターが起こった際の協力を要請する手紙を届けていたウルザであったが、魔軍の使徒であったオーロラの変装していた等々力亮子に渡したのが大きな仇になってしまい、結果的に作戦の失敗は更に悪化してしまう。
LP0005某日、祖国の解放作戦は一応第2フェーズまで成功し、マジノラインは機能停止するも、ペンタゴンが引き入れた第2級市民達が暴徒と化した結果、首都がパニック状態に陥り、更には多くの魔軍がなだれ込み、ゼス全土が襲撃される最悪の事態となる。これが後の「ゼス崩壊事件」の始まりである。
アイスフレームのアジトも例外ではなく、氷溶の者達への手紙が届いていなかった事実に打ちひしがれたウルザは、「もう疲れた、もう死んでしまいたい」と思うまで投げやりになってしまうが、ダニエルがこのまま死んでもらいたくない、と1年前の真相を語り、自らの命を犠牲にする形で彼女を守り通し、それを見たウルザは愛用のボウガンを取り、遂に立ち上がった。ダニエルとの誓いを果たすため、そしてもう一度前向きに生きてみようと、再び彼女は戦いの中に身を投じることになり、その後再会したアベルトに決別の平手打ちを見舞った。
以降はランス達と共に、アイスフレームの残党を率いてゼス王国側と合流。衣装も緑の戦闘服に変わり、カミーラ率いる魔軍からゼスを奪還することに尽力。事件後、その行動力、功績を認められガンジー王から新ゼス四天王として任命される事になる。自分を変える切っ掛けをくれたランスと最後のひと時を過ごした後、ダニエルとの誓い、そして未来のゼスの為、ウルザは前を向いて精一杯進もうと心に誓うのだった。
戦国ランスでは
ゼス側の援軍として登場。JAPANの軍事視察と山田千鶴子との魔法電話の通話テストを兼ねてやってくる。 通話テストではガンジーがアイスフレームメンバーをゼス王宮に招待しており、テキストのみではあるがキムチ・ドライブ、ロッキー・バンク、カロリア・クリケットが登場。戦国におけるアイスフレームメンバーの様子を垣間見られる貴重なシーン。
ランス・クエストでは
休暇をとって各地を巡っているところをランス達と出会い、パーティに参加する。休暇中でも、ゼスのために各地の知識人の元を訪れゼスの発展の参考にするなど、国のための活動に余念がない。本人は「好きでやっている」らしく、彼女の愛国心の強さと向上心の高さが伺える。また、大運動会のイベントでは、マジックと共に意外なブルマ姿を披露する。24歳のブルマ…。我々にはご褒美です
モルルンイベントではモブキャラ扱いだが、文章が追加されて多少なりとも優遇されている。後に、元公式ヒロイン格としては不遇すぎる扱いについてファンからの批判があった事から、アリスソフトのブログ内(2013年1月11日掲載)にて、「ランス君の姫はじめ」というタイトルで、リズナと同様、特別書き下ろしのストーリーとイラストが掲載された(しかもブルマ姿で)。
ランス10では
魔軍の大侵攻が始まり、ゼス四天王として事態に当たる。CITYで行われた首脳会談ではマジックと共に参加。その後ランスが世界総統に就任。ウルザはそのままCITYに残り、ゼス側の本拠地付き軍師として手腕を振るう。
同僚として共に職務に就くことになったアールコートの能力を認めており、自分以上の才能を持っていると評している。アールコートやクリームに比べて、補佐をするメンバーの中ではランスとの付き合いが最も長い為か、無茶とも言えるランスの行動や作戦、提案等にも一定の理解を示しており、精神的に追い詰められたマジックが契約してしまったはぐれ悪魔のザカリテとの駆け引きにおいても、その信頼関係の厚さを見せている。
ルートによっては、以前に関わりのあった勇者アリオスと敵対し、彼が狙っている美樹や健太郎と共に殺されてしまう末路を迎える。
超昂大戦では
同社のソシャゲ「超昂大戦」では社内コラボキャラの一人としてヘルマン革命終了時のウルザが登場する。CVは桜川未央。
こちら側の世界(地球)の歴史、文化、科学、哲学など様々な分野に興味津々で所属組織のダイビートには学校用の教科書を用意してもらってそこから勉強し、休日は知識を詰め込むために本屋や図書館を巡る日々。
特に科学技術分野には喰いつく勢いで、自身が科学者でない事を本気で悔しがる様子が見られる。
勉強していくうちに自分のいたルドラサウム大陸が如何に荒唐無稽な世界であったかを理解し、同時に地球人は異世界に関する知識に疎いという事も分かりいつ帰れるか少し不安になっている。
文無しでブラつくランスには犯罪に走らないよう生活費を渡しており、逞しく生きているようだ。
魔法の素養が無いウルザでも情報・通信魔法のように使えるスマホは気に入っているようで、組織から支給されたスマホでは機能が物足りずに自分で気に入った機種を個人契約する程。
プログラミングも齧っておりコラボメンバー内でもナギと並んで順応性が高い。*2
その熱意に、ランスはこちら側に残りたいのかと聞くが、ウルザは自分の居場所はゼスだと強く断言している。
寝る間を惜しんで勉強しているのも、自分の世界にその知識技術を持ち帰って技術革命をしようとしているためだが、記憶は持ち帰れないだろうとは考察している。だが、やれる事はやっておくつもりとの事。
すでにバランスブレイカーの数え役満のような状態なので持ち帰れない方が幸せなのは言うまでもない。…ホルマリン漬けになりますよ。
こちら側に来ているランスは第二部終了後の放浪中ということもあって、盛大な未来のネタバレをされて衝撃のあまりぐったりしていた。
未来が変わってしまわないよう、元の世界に帰っても余計な事をしないよう心に誓う。
ゲーム的には
ランス6では
加入が遅いこともあり、その能力は1級品。強敵には欠かせない付与スキル、痺れ大の精密射撃を筆頭に、非常に高い能力とスキルを持っている。
戦国ランスでは
ゼス側の援軍として登場。集団戦・個人戦ともに能力が高く、さらに敵全体の行動数を1減らすという鬼性能の固有スキル「精密射撃」を持つ非常に優秀な軍師。真田透琳・直江愛と並び3強軍師の一人。
ランス・クエストでは
非常に優秀なガンナー(弓手)として登場する。単純な弓スキルでは矢に属性を乗せられるイージス・カラーに劣るが、ウルザには高い限界レベルと軍師スキルが有る為そちらを伸ばすと良い。今作は全ての戦闘行動に回数制限があり、軍師スキルを持つキャラクターは他に香姫・アールコートのみなので貴重な存在。
職歴
人間関係
修得技能
修得技能 | |
精密射撃 | 敵の急所を狙って矢を放つ |
攻撃戦術 | 戦闘開始時に味方全員の攻撃力アップ |
防御戦術 | 戦闘開始時に味方全員の防御力アップ |
叱咤激励 | 味方全員の状態異常を回復する |
特記事項
- LP0005にJAPANに滞在中のランスからの援軍要請に応える形と内情調査の目的でJAPANに派遣される。
- 装備は愛用の3連ボウガンにショートソード、アクティブな活動が多いためか工作員スーツを着ることが多い
- アイスフレーム時代に影番であるランスに多く抱かれた為に才能限界値が非常に高くなっている
- 12月革命時にアリオス・テオマンと出会っているが彼の恋人にはならなかった。
- ランスの評価は初見で97点
名台詞
- ウルザ「どうして…ペンタゴンに協力するなんて言ったんですか!?」
- ウルザ「あの作戦を止めて欲しいって言った時、どうして任せろって言ったんですかっ!?」
- ウルザ「何か策があるのかと思ったら、ペンタゴンの言いなりになっているだけっ…一体!あなたは何を――」
- ランス「ウルザちゃんに俺を責める権利があるのか?」
- ウルザ「えっ…」
- ランス「俺個人には、やめろだの策があるのか聞いていたが…会議なんかの時は、話をふられてもだんまりか、[はい]としか答えてなかったじゃないか。止めようと思ったら、いくらでもチャンスはあったはずだ。俺様が何もしていないと言うのだったら、ウルザちゃんもだろうが」
- ウルザ「っ……!!」
ある意味、初めて互いの本音をぶつけ合う二人。 ペンタゴンと無謀なクーデター計画を実行に移したランスを責めるウルザだが、 過去を言い訳にして結局何もしなかったウルザに、ランスを責める権利は無かった。
- ランス「いいの。美味いからいいのだ。あとちゃんと花火も見てるぞ」
- ウルザ「ふふ…本当かしら」
- ランスとウルザはそのまま黙ったまま
花火大会が終わるまで空を眺めていた。戦国での花火イベント。ランスとウルザの絶妙な距離感と風情あるCGから人気が高い。
迷台詞
- ウルザ 「泣かします」
- マジック「えっ……」
- ウルザ 「言ってはならない事言って、泣かして、脱力しているところ、強制送還しますから」
普段温和な人を怒らせてはいけない。黒ウルザ第一期。(戦国ランス)
- ウルザ「このまま、投降しないのなら。私は、とても酷い事をします」
- ランス「え、ええと…………」
- ウルザ「サーナキアさんにも、シィルさんにも……リセットちゃんにも、香姫様にもリア様にも(略」
- ウルザ「他にも、みんなみんな……この身体を使って、とても、酷い事をします」
普段温和な人をガチ切れさせてはいけない。名指しした女性総数17名、黒ウルザ第二期(ランス10)
名場面
画像
©アリスソフト
コメント
最新の15件を表示しています。 コメントページを参照
ゼス王国 | |
王族 | ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー - マジックの母 - マジック・ザ・ガンジー - スシヌ・ザ・ガンジー - パセリ・リグ・ゼス |
四天王 | 山田千鶴子 - マジック・ザ・ガンジー - ウルザ・プラナアイス - チョチョマン・パブリ - (ナギ・ス・ラガール) - (パパイア・サーバー) |
四将軍 | カバッハーン・ザ・ライトニング - アレックス・ヴァルス - サイアス・クラウン - ウスピラ・真冬 |
ゼス王宮 | カオル・クインシー・神楽 - ウィチタ・スケート - アニス・沢渡 - ルーシー・ジュリエッタ |
アイスフレーム | (ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー) - (ウルザ・プラナアイス) - ダニエル・セフティ - アベルト・セフティ - キムチ・ドライブ - カーマ・アトランジャー - アルフラ・レイ - ロッキー・バンク - カロリア・クリケット - (リズナ・ランフビット) - (サーナキア・ドレルシュカフ) - プリマ・ホノノマン - メガデス・モロミー - セスナ・ベンビール - バーナード・セラミテ - タマネギ |
ペンタゴン | ネルソン・サーバー - エリザベス・レイコック - フット・ロット - キングジョージ・アバレー - ロドネー・ロドネー - (ポンパドール) |
住民 | チェネザリ・ド・ラガール - エロピチャ・ニャンコ - ドルハン・クリケット - エミ・アルフォーヌ - ラドン・アルフォーヌ - ズルキ・クラウン - ハッサム・クラウン - キャロット・シャーリー - キューティ・バンド - マルチナ・カレー - コルミック・パーパ - フィネー・真田 - ユズ・フィラーリア - サマール・ハッピネス(血まみれ天使) - (アノキア・モエモエ・スリン) - コード・パッセンテーデ |
Tag: 人間 ゼス王国 ゼス四天王 アイスフレーム ペンタゴン ペンタゴン八騎士 アベルトに陥れられた女 軍師 弓兵 ランス6 戦国ランス ランス・クエスト
*1 但し、純粋な生年月日で「いちばんお姉さん」の公式ヒロインはランス5Dのリズナ・ランフビットで、ランスより約26年7箇月前である
*2 地球に来たことで科学などの技能Lvの縛りが無くなっている可能性も考えられる
*3 ランスワールドノート