エレノア・ラン -Elenoa Ran-
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解説
魔導師ラギシスの弟子で、元カスタム四魔女の中でも最年長。幻覚魔法の使い手にして剣の腕も立つ、大陸でも数少ない実力のある魔法戦士。
フィールの指輪の影響により一時は淫蕩で残忍な性格になっていたが、本来の彼女は四人の中で一番おとなしく、性格も真面目で内気、責任感も強く、自分に厳しく他人に優しい娘。
ゲーム中では魔法戦士という職業と自身の不幸っぷりのせいか、シリーズを通して中途半端を象徴する性能となっている。運用には愛が必要。
その性格が災いして、少し物事を悪く悪く考えてしまう癖があり、すぐに暗くなってしまう傾向がある。追い詰められると何を仕出かすか分からない一面もあり*1、結果的にかえってマリア達やランスに迷惑を掛けてしまうのだが、困った事にラン自身にその自覚は無く、色々と面倒な事になってしまう。
カスタム陥没事件後に役所入りしてから、現在もカスタムの行政の中心に携わりその手腕を振るっている。ちなみに呼称は何故かエレノアではなくランと呼ばれることが多い。遂に公式のハニワ開発室で出そうとするとずーーーといじめ続けられるの話になると言われてしまった。その中身は2の後、落ち込んでいる所に(性格的に反撃できず、事をばらせない)のを良いことに男達に
- 「俺の娘を返せ!」
- 「将来結婚する予定だっただぞ」
- 「お前達のせいで町が無茶苦茶になった」
- 「責任取れ」
- 「謝罪しろ」
- 「あの地震で俺のプラモが壊れた精神的に苦痛を受けた謝罪しろ」
- 「俺もなんか一生消えない心の傷をおったお前の身体で埋め合わせしろ」
理不尽かつ横暴な罵詈雑言や要求等を言われ、展開によってはランちゃんが自殺したり、悲惨な最期を遂げるのだが、ハッピーエンドではランスに助けられたりするらしい。
ランスは、そんな理不尽な仕打ちを受け、必要以上に自分を責めてしまう危うさの目立つランの事を色々と気に掛けており、「マグナム」では立ち直らせる為に自ら悪役を演じざるを得なくなる。結果、ランは何とかまた立ち直ったが、その切っ掛けを作ったランスからマリアや志津香を守る事を生きる目標にする等、現在の所、カスタム四魔女の中でもランスへの印象は最悪になってしまっている。
果たしてこの先、ランがランスの真意に気付き、その関係が改善される日は来るのだろうか…?
ランス2では
カスタム陥没事件では第四層に当たる妖体迷宮に立て篭もり、魔想志津香のために拷問戦士を使って誘拐した街の女の子達の調教を行わせていた。一度は迷い込んで来たシィル・プライン、バード・リスフーイのコンビに解放されたが、何事もなく娘達を回収して志津香の元へと送り届け、逆にシィル達を脱出不能の牢に転移させた。しかしバードを助けに来た今日子に二人は救出され、迷宮を攻略してランの元に辿り着く。
シィル達との戦いでは、二人が幻覚魔法を警戒して目を閉じた隙にバードの片腕を切り落とし、動揺したシィルをあっさりと幻覚魔法の術中に落として完勝してのけるのだが、丁度そこへシィルの悲鳴を聞きつけたランスが駆けつけ、戦闘描写すらなくあっさりと敗れて処女を奪われ、ここで指輪から解放される事となる。
正気に戻った彼女は、己の行いを悔いて町の皆に顔向け出来ないと涙するのだが、いつまでもいじけてないで、町の人に迷惑をかけたなら誠心誠意町の為に尽くしてみろ、自殺したら死体に悪戯するぞ。とのランスの励ましが効いたのか、街の再建に尽力する事で罪悪感に苛まれつつもなんとか立ち直る。その後は役所の外交担当としてリーザスから復興資金を借りる為に努力した。
ランス3では
リーザス解放戦で、ヘンダーソン率いるヘルマン軍の侵攻時にカスタム防衛隊の一員として活動。ミリ・ヨークスと同じく実戦部隊指揮官として参戦したが、ランス達がカスタムに到着した時には負傷で後方に下がっていたらしく本編に登場できなかった。
エンドロールでは頭に包帯を巻き、右足にギブスをつけて吊ったパジャマ姿で出番の無さを嘆くのだが、出ていればランスに犯られていたぜとミリに指摘されて絶句する様が見られる。復帰後第一号の仕事がヒントディスクのセミヌードだった事は、本人としてもかなり不服らしい。
ランス03では
基本的にランス3と同様に負傷で後方に下がっており、本編では登場していない。 エンディングにおいては松葉杖をつきながら可能な範囲の仕事をしているなど、後の都市長になる伏線とみられるように変更されている模様。
ランス4では
実はリーザス城の中庭に完成されたばかりのチューリップ4号とマリアが写るシーンにミルと仲良く添い寝している。 後闘神都市ユプシロンの覗き穴がなぜかランの私室につながっており、覗くとパジャマ姿で書類に向かうランの姿を拝むことに。クルピストン星破壊ボタンのような謎設備だ・・・。
ランス・クエストでは
罪を償うためにカスタムの街の復興の為に必死で働いた結果、街は完全に復興しむしろ以前よりも発展するまでになったが、その事で自分の生きる目的を見失ってしまい無気力になってしまう。志津香いわく「静かに老後を過ごす老人みたい」。
しかしそのことを聞いたランスが生きる目的を取り戻させるために「俺の言うことを聞かないと志津香、マリア、ミルがどうなってもいいのか」と脅迫し自ら憎まれ役となる形で泥を被り、そのおかげでランはランスの真意に全く気付かないまま、志津香、マリア、ミルをランスの魔の手から守るために生きることを決意した。
後日談では、生涯独身を通す形でカスタムの市長となっているが、生来の御人好しが災いしてか、悪徳議員、売国教育委員会、外道社長といった悪人達に漬け込まれ、何度も窮地に陥っている。しかし、彼等がいつの間にか表舞台から姿を消す形で危機を脱しているらしく、その裏に誰がいるのかは、誰にも分からない。
ランス10では
魔軍の自由都市地帯侵攻を受け、カスタム軍の指揮官として防衛の指揮を執るも、カスタムは陥落。その後も自由都市地帯の各軍と協力して、魔軍の侵攻を阻むべく最前線に身を置いている。クエストで悪化したランスとの関係はそのままで、自由都市地帯の魔人討伐の際に久々に会うも、ランスには冷たい視線を送り、口数も少なく目も合わないほどで、さすがのランスもやり方を間違えたのかと思い直し、真相を明かすか逡巡している。
鬼畜王ランスでは
前都市長のチサ・ゴードが他所の街に嫁いだ為、新たなカスタム都市長となり行政の中心として活躍。損な性分の為に、いつも心配事や問題点を一人で抱え込んでは苦しむ日々を送っていたが、リーザスの南進で併合され、ハーレム要員兼将軍の一人として嫌々迎え入れられてしまう。ランスに抱かれる事を苦痛に感じており、何度も抱くとそれを苦に自殺を決意する。それを止められるかどうかはランス次第。止められなければ本当に自殺し、不幸となる。幸福は一回もHをしないことというエロゲにあるまじき内容である。
ゲーム的には
ランス・クエストでは
他の元カスタム四魔女の3人と同じくゲストキャラとして登場。職業はファイター。2の時の魔眼の力は健在で、彼女だけの固有スキル「催眠」がある。魔法戦士ということで魔法も使えるが、本職には流石に及ばない。相変わらずどれを取っても中途半端な性能で、運用には愛が必要。
ランス10では
貴重なスリープ持ち、某お団子姫との組み合わせで強力なボスを毒殺する事も多い。自由都市にて簡単に手に入る為ゲームの難易度を大きく下げる事ができるだろう。
人間関係
修得技能
修得技能 | |
幻覚魔法 | |
雷撃 |
名台詞
- 「ばかみたい、敵を目の前にして目をつむるなんて・・。くす くす。」
バードの左手を切り落とした後、ランが発した台詞。 フィールの指輪に操られたとは言え、恐らくシリーズでランが戦闘面で一番活躍する場面。(ランス2)
- マリア「ラン、元気を出して指輪がみんな悪いのよ。」
- ラン「でも・・私・・町の人達にあんな・・・ことを・・。もう、町に帰れない。町の人に会わす顔なんか・・ないわ。」
- ランス「ばかやろう、そうやっていつまでもいじけているつもりか?町の人に迷惑をかけたなら、今度は誠心誠意町の為につくしてみろよ。」
- ラン「ランス・・。」
- ランス「とにかく、自殺なんかするな。したら俺が死体にいじわるをするぞ。」
- ラン「・・うん。」
落ち込んでいるランを元気付けるランス。 言葉こそ乱暴だが、心配しているのは本当のようだ。(ランス2)
- ランス「仕事が終わったら、今夜俺とどうだ?」
- ラン「この仕事、3ヶ月はかかりますよ」
- ランス「なら、3ヶ月を待ったらできるわけだな」
- ラン「きっとその直後にも仕事が入ります」
- ランス「ならそれも待とう」
- ラン「・・・私、一生仕事をして生きていきます」
- ランス「貴様、まるで俺様とHしたくないみたいじゃないか!」
- ラン「うぅ・・・そう言ってるのに」
やんわりとした断り方が彼女の個性をよく表している。(ランス02)
- ラン「どうして、出番がぜんぜんないのよ!」
- ミリ「しかし、出番があればランスにやられていたぜ!!」
- ラン「・・・・・・・・・・・・」
エンディング。 ここからランちゃんの不遇の伝説が始まる。(ランス3)
- ラン「都市長だっていう責任があったから…自分の気持ちのために、友達を犠牲にする事は出来ないから…我慢してたけど…」
- ラン「もう…我慢出来ないの…駄目なの…このままだと…本当に好きになった人とも…抱かれたくなくなってしまう…」
- (中略)
- ランス「嫌なら嫌と言え」
- ラン「でも…私がそう言ったら、志津香やマリア達を…」
- ランス「俺は可愛い女の子が好きだ。やれるもんなら、いつでもやりたい」
- ランス「だけどそれを我慢して、死ぬまで考えられたらハイパー兵器もハイパー兵器じゃあなくなってしまって、役たたずになってしまうだろうが」
- ランス「だから、もういい。嫌なら嫌と言っていい」
- ラン「でも…」
- ランス「ええい、マリアも志津香も、無理には抱かん!!向こうが承知したら、抱く!!これでどうだ!?」
- ラン「う……」
- ランス「泣くな!それと、死ぬなんて最低だ。二度とそんな気を起こすな」
- ラン「………………」
- ランス「気が変わったらまた言ってくれ。俺様はいつでもランちゃんを抱きたいと思っているからな」
ランの自殺を阻止する場面。 ランスがここまで言葉を並べて女の子を慰めるのは珍しいかも。(鬼畜王)
- 「大切な人を犠牲にしてまで欲しい力なんてない……」
- 「そんなのあってたまるもんですかっ!」
CITY漫遊、迷いと葛藤の迷宮にて。 謎の老人に大切な人間の命を代償に膨大な魔力が得られる「フォールの指輪」を授けられそうになったが、 ランが己の決意を語って断った。(マグナム)
- ランス「ふぅん、断る気か?なら志津香とマリア、ついでにミルも殺してやろうか?」
- ラン「えっ……なっ、なにを!?」
- ランス「くくく。冗談で言ってるんじゃないぞ」
- ランス「お前に言うことを聞かせるためならあいつらの命なんて惜しくもないからな」
- ランス「志津香とマリアは今まで散々抱いたしな。正直、もう飽きてたんだ」
- ランス「だから今、俺様が一番抱きたいのは、お前なんだよ!」
- ランス「さあ、どうする?やつらの命が惜しければ……な?」
- ラン「あっーーー悪魔!」
- ランス「それがどうした?俺は悪魔だって抱いた男だぞ」
- (中略)
- ラン(悔しい……私が馬鹿だったわ……この男の本性を見誤っていたなんて……)
ランに生きる目的を与える為に、ランスが演じた猿芝居(ユーザー視点的に)。 マリアには「もう自殺しない」と約束したのだが、果たして鬼畜王みたいな運命を回避できるか?(マグナム)
画像
©アリスソフト
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*1 鬼畜王では嫌々ハーレムに入れられ、度々呼ばれる事に耐えられず自殺を謀った