南条蘭 (なんじょう らん)

解説

JAPAN各地に現れる鬼を退治している北条家に連なる一族、南条家の出身。北条家当主である早雲に対し恋心を抱き、公私ともに力になりたいと強く願うものの気持ちに反して本人の陰陽師としての力量はそれほど高いものではなく、早雲とのすれ違いも重なり「早雲の役に立つための力が欲しい」という願いが結果として悲劇につながっていくこととなる。

蘭自身知らずに魔人ザビエルの使徒朱雀(戯骸)をその身を使って封印していたが、ザビエルの復活に伴い封印が弱まり、朱雀を召喚し使役する能力に目覚めるものの能力の覚醒と同時に心身を蝕まれていく。各ルート(正史ルートも含め)において死亡してしまうことが多いが、ヒロインである蘭ルートでは(ザビエルの復活しない猿殺しルートでも場合によっては)生き残り、専用のCGも複数用意されている。

異常に寝起きが悪く、無数の目覚まし時計を布団の周りに配置している。しかし、それでも起きないのをいい事にランスに悪戯される事も。傾国に譫妄状態に陥らされた早雲が巻き起こす混乱を解決し、追っていくのが蘭ルートであるが、結末は2つあり、念願かなって早雲と結ばれる、ランスの女になる結末もある。

全国版ではややこしい事情を全部すっとばして、二人はバカップルと化している。小松がアホらしくなって出奔するほどである。

ゲーム的には

陰陽師としての能力はそれなりで、鍛練を重ねることで物語中鬼の使役が可能となっている。また北条家へ侵攻していくと一時的に「朱雀召喚」が可能となり、これは通常の式紙による攻撃より遥かに高い性能を持つ。最も恐ろしいのは全軍半壊～壊滅級の威力を持ちながら予備動作無しの開幕即撃ちができてしまうという点であり、イベントが進行するまでは斥候を使って交戦を回避したいところ。威力計算に現兵力を参照する点は通常の式紙と同じなので先制で素早く蘭を削るなどすれば被害が減る。もっとも、初期ガード持ちの足軽数人がついている事が多く暗殺することも難しいため難度は高い。

またゲーム内の使い勝手については、戦闘能力そのものは大したことはないが内政能力が意外にも高いため潰しがきき、また行動力の高さから迷宮戦でも活躍できる。部隊戦では今一つ目立たないものの、使い勝手自体は決して悪くないキャラだといえる。もっとも、蘭が抜けることで代わりに加入する早雲が強すぎるので、本編の立ち位置と相まってやはり報われない不遇なキャラという印象は拭えないのだが。

蘭ルート終盤において、北条家当主クラスでないと一人で封鎖することは不可能といわれる地獄の穴を蘭一人で閉じることに成功するが、その理由は不明。

人間関係

• 北条早雲 / 相思相愛だが素直になれない。転生後は親戚のおじさんにして想い人。
• 戯骸（朱雀） / 自身の体に封印していた存在。転生後は複雑な心境を抱いている。

特記事項

• 戦国ランスとその後のシリーズに続く正史においては、死亡が確定。ランス10第二部では北条早雲の親戚である北条すずとして転生していたことが判明する。

名台詞

• だっ･･･だから、責任取りなさいよっ!

  戦国ランスから。詳細は書けないが、この台詞が彼女の名台詞であることは間違いないだろう。

• ･･･ありえない!

  戦国ランスから。ランスの大満足ボーナスで全武将の好感度が３ＵＰした時などに言います。

画像

戦国ランス

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