見当かなみ (けんとう かなみ)
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解説
元リーザス女王リア・パラパラ・リーザス直属の女忍者で、現在はランス直属の忍者。赤い忍者装束と紫の髪が特徴で、筆頭侍女マリス・アマリリスと並ぶリアの忠実な側近…なんて書くと偉そうだが、実際の所はリアにもマリスにも逆らえない、ただの個人的なパシリであった。今の所、長編では皆勤。
力は弱いが、小柄で身軽、非常に素早い。分身の術等それなりに忍術は使え、固有の忍術に火丼の術がある。才能はBクラス。
忍者ではあるが内面は年頃の普通の女の子であり、可愛いものや洋服、化粧品、食べ物にも興味津々。また喜怒哀楽がどれもはっきりしていて、感情表現がとても豊か。性格は何事も一生懸命で人がよく面倒見もいい反面、騙されやすく調子に乗りやすかったり少し間の抜けた一面もあって何かと苦労が多い。超一流の優秀な人材が集うランスの周りでは戦力としてはイマイチぱっとしないが、ツッコミのキレとリアクションは一際輝いている。尿に関するネタも多い。リアの命令で諜報から暗殺まで何でもこなし、任務とあればどのような冷酷な事も大概はこなして来た彼女だが、年頃になって「普通の女の子」としての生活への強い憧れを持つようになり、シリーズが進むにつれ思いを強めている。だが「それは無理」と公式にまで書かれてしまう始末*1。どこまでいっても不幸忍者の宿命からは逃れられない。
ランスとはランス1(LP1年)からの腐れ縁。また、窮地をランスに助けてもらうことも多い。(原因がランスの場合もあるが)
面白がるランスにはよくいじられ、それに怒ったり、度が過ぎて泣かされることもしばしば 。リアの命令で仕方なく彼の周囲に度々現れ、何度となく酷い目に遭わされていたので嫌っていたのだが、リアの命令は大体ランス絡みなのでその状況から抜け出すことはできなかった。しかし、時折見せる彼の優しさや英雄としての資質と実績を何度も目の当たりにしたからか、ランスの事をだんだんと意識してもやもやするようになった。作品を重ねるごとに態度も柔らかくなり、ランス9で彼への好意を認め告白する。そしてベタ惚れになったかなみはランスの言うことは大概聞き、許してしまうようになった。*2
出身はJAPANの関東地方で、ごく普通の中流家庭の次女。しかし幼少のころハイキングで遭難してしまい、偶然風魔忍者に拾われてそのまま忍者の修行をすることに。必死に修行し下忍にはなれたが、研修先のリーザスでまたしても遭難してしまう。そして偶然通りかかった王女リアに保護され、彼女の忍者として仕えることになった。
風魔の里では抜け忍扱いとなっており、帰参しようものなら処刑されてしまう身分である。また下忍の修行どまりなので忍者としての腕前は大したことがない。戦国ランスの公式によると以下の通り。
作品を追うごとに相対的に地位の低下が続き、SM担当の地位をも確立しつつあったかなみ。だが鈴女に師事したことで忍者としての実力をつけ、偵察、陽動、暗殺、諜報などなど、一通りこなせるまでに成長した*3。ヘルマン編ではランスをあしらったり、フレイアとの戦力差を即座に見抜いたりするなど、成長した様子が伺える。
かなみは一流の忍者を自負し、これからもランスのサポートを続ける決意を固める。しかしランスの評価では二流のままであり、ハンデ扱いをされてしまった。
ランスシリーズのレギュラーポジションで毎度ランスにいたずらされているにもかかわらず、かなみの才能限界値はまるっきり上がっていない。同じようなレギュラーであるマリアや志津香はシリーズが進むにつれて才能限界値を着実に上げて(上げられて?)いるが、かなみはずっと才能限界値LV40のままである。逆に初期設定ではLV42だったので下がっている有様。・・・まぁ、それでこそかなみと言えるのかもしれない。
年表
- かなみ忍伝も参照
年表/見当かなみ?
ランス1では
OPで湯上がり姿のヒカリ・ミ・ブランを窓ガラス割って誘拐するシーンから登場。ランスが事件を調べ始めると、初日にリーザス城下町の中央公園で接触してくる。
バスケットを抱えた女学生風の変装で財布を無くしたと偽って近づき、逆にランスの財布を奪って依頼から手を引くように警告して去っていく。捜すのを冷たく断れば奪られない。ちなみに空の財布でも気付かず盗っていく。
ゲーム終盤では背後からランスを絞殺しかけ、リーザス城の地下通路でリアを追うランスの行く手を塞ぐ事実上のラスボス。しかしLV16もあれば勝てるので大した強さではない。
基本的に「女忍者」として名前は伏せられ、格好も今とは違う黒装束だが、倒したて指三本で屈服させた後、リアを追い詰めるべく急ぐのを少し我慢して上手く質問すれば、見当かなみの名も聞き出せる。ちなみに、テキストではマリスも一括りで「女忍者」と呼ばれている一方、リアには「二人の次女」(原文ママ)と言われている。
ランス01では
原作と違い名前を聞き出すことが出来ないため、終始「忍者」で名前が出て来ない。数回ランスを襲った後、最後には餮・火丼の術を使い最終忍者として対峙する事になる。これは術者をも襲う激しい炎で命懸けの忍術。最終マリスがラスボスになったためその手前の中ボスとして降格になった。リアへの忠義のために絶対に居場所は吐かないと息巻いていたが、ランスの尋問に屈して泣き出した後喋ってしまう。メナドとは友人関係。
ランス2では
リアやマリスがリーザス聖武具を譲渡する場面で一緒の画面に登場するも、台詞のない背景状態。*4
忍者だがテキストではマリスと一括りで「リア王女と二人の侍女」と呼ばれている。
2009年のランス02では更にうっすらぼかし処理まで加えられ、モブキャラも同然に。ますます影を薄くされてしまった。
ランス3では
見当かなみとして初めてまともに登場。公式ではリメイクを正史として扱う事になっているので事実上名前が初めて判明する事となる。この作品から仲間として本格的に参加する。リーザス陥落でリアの命を受けリーザス城を一人脱出し、アイスに住むランスの元へ聖盾を背負って救援を請いに現れる。不承不承処女を差し出して協力を取り付けたはいいものの、以前にもらったリーザス聖武具は売り払ったと聞いて愕然。まずは買い戻しの金を稼ぐため冒険を共にする。
基本的にランスからはリアの救出を盾に下僕扱いでいいように扱われ、キャンプではテントの外で寝させられ*5、宿屋に泊まれば夜伽を命じられる立場。
性悪なアイスの武器屋の親父の殺害に同調したり、リターンデーモンの生贄に何度も差し出されたり、敵軍の隊長(セピア・ランドスター)を誘拐させられたり、嫌々ランスに夜伽に呼ばれたのに助けたリアから嫉妬され追い出されたりと、笑えばいいのか泣けばいいのか分からない目に遭う。
ちなみに、リーザス城2Fのリアの部屋の近くに私室があり、本棚には[伊賀忍法・??][上級忍法][サムライ魂][東方見聞録][魅力的な女性になる法]等が置いてある。
ランス03では
原作と比べると普通の女の子としての側面が強く描かれていて、周囲とのやり取りや関係が砕けたものになっている。
ランスにはツッコミを入れたり、いじられたりと掛け合いも増え、今作では奴隷2号として扱われたりシィルと同様の折檻も受けている。 またシィルとはローラを連れ戻した後に、ランスの家で3人で焼肉を行った際に早々に打ち解けている。シィル不在の際は荷物持ちを担当させられて、息を切らせながら運んでいた。
オリジナルのようにリターンデーモンに直接性的なことをされることは無くなったが、代わりにロゼに散々抜かれて精根尽き果てた彼らを再び興奮させるため、ランスと共に異世界に飛び、ランスを相手にした満員電車の痴漢プレイや某動画サービスそっくりなニヨニヨ生放送で黄色い超昂閃忍の格好をさせられた挙句、ランスとのSEXをライブ配信される羽目になる。
またランスにベタ惚れのメナドが彼にやり込められている所に現れ、彼女にこれでは都合がいいちょろい女だと注意する。いずれかなみもメロメロになると言うランスに対し、「絶対に無い」とこの時は豪語した。
今作ではランスによって過去のリーザス城下町の誘拐事件を蒸し返され、「連続誘拐犯」と言われてしまうが事実なので言い返せないでいる。
ランス4では
リアの命令で、シィルちゃん&ランス救援隊に参加するが、リアから与えられた本当の任務は、服従魔法の効力を失っていながらランスの傍から離れようとしないシィルの抹殺であった。
もっとも、かなみはシィルと仲が悪くなく、またランスの事も嫌っている為に、シィルを殺す事には不本意で、何とか暗殺だけは避けようと、密かに呼び出したシィルには、服従魔法の効果が既に無い事を指摘した上で、ランスと別れるようキツめに忠告する。しかし、シィルは自分の命を懸けてでもランスへの想いを貫こうとした為、結局かなみに彼女を殺す事は出来ず、ランスにも全てがばれてしまう。
主への忠義に反してしまったかなみは死を以って償おうとするが、ランスに阻止され、Hな尋問をされた上に、女らしさに欠けている事まで指摘された結果、遂に泣き出してしまう。泣きながらリアの仕組んだ事である事実を認め、命令を実行出来なかった事で苦しむかなみだったが、「注意する勇気を持て」と優しくランスに励まされ、暗殺も自決も止めた。そのまま次に普通のHを始めようとするランスに呆れながらも、彼のことを少し見直す。
ランス6では
ランス6では、何と不審人物としてゼスの女の子刑務所に捕まった状態で登場。(一応潜入と情報収集は遂行しており、リーザスの素早いゼス侵攻は彼女の情報によるもの) しかも、才能限界を(ランスに何度も抱かれているのに)初期の42から40に下げられた。
首切り刀入手イベントでランスが運命の人認定される。またこの頃からランスの事を意識しはじめる。 言葉足らずの誤解をまねきそうなランスの発言のフォローをランスのいないところで適所に行っていたりもする
戦国ランスでは
リーザスからの援軍第一弾として大陸より推参。忍者の本場であるJAPANではそこかしこに強豪忍者がいるため戦々恐々としている。関東での偵察任務中に故郷の風魔忍者に一瞬で捕まり、処刑寸前まで追い込まれて失禁。鈴女との忍術勝負では分身の数で軽く差をつけられ(しかも鈴女は本気を出していない)、体中のあらゆる急所に刃先を寸止めされて完敗と散々なものであった。さらには野生の猿におやつを食べられた挙句、精子をぶっ掛けられたりもした。
自分の不甲斐なさに意気消沈したかなみはリーザスに帰ろうとするが、ランスに引き止められる。かなみは必要な存在であり俺のものだと言われ心が動くが、直後に面白い忍者と言われ怒り出してしまい、結局いつもの調子に戻る。悔しかったら最強になって見せろというランスに、いつか最強の忍者になってやると息巻くかなみであった。因みに好感度は最大の愛情にまで上がる。
三匹が斬ったり突いたり燃やしたりでは
JAPANが統一された後もリーザスに直ぐには帰らず、勢いに流されて忍者王・犬飼に修行をさせらている。彼曰く「このまま頑張れば(かなみが音を上げた特訓をもう9セットくらいで)中忍レベルになれる」才能。電卓キューブで拾った首切り刀も実際そこまで使いこなせていないと指摘される。ちなみにかなみは風魔忍で犬飼は伊賀忍であるが、犬飼は特に気にはしていない。
ランス・クエストでは
例によってリアの命令でランスの護衛を担当し、城の天井裏をねぐらとして(あくまでもこっそりと)活動している模様。天井裏生活はもうお手の物。ばっちり改装して住みやすい天井裏生活を送っている。しかし、変態ネズミ率いる軍団によって着替えを覗かれたり下着を盗まれたりしている。唯一の楽しみはファッションカタログを眺めている時。
自分より遥かに優秀な忍者である鈴女がパーティに加わっているため常時ぶすっとしている。鈴女の死後、霊体となった彼女によるかなみに適した修行を受け、忍者として着実に成長する。鈴女の霊体を宿してかなみの肉体を鈴女に明け渡すという芸当も可能で、鈴女コントロールが一種のイメトレ効果にもなっているらしい。その結果みごと一流の忍者に……なるかどうかはランスの行動次第。ランスが呪いで女の子とH出来なくなって自殺しようとした際は、「リアが悲しむ」という名目でそれを阻止している。リア率いる精鋭部隊に加わってペンシルカウに侵攻した際、リアを庇ってパステルの放った「拡散モルルン」を受けてしまう。これは思考が筒抜けになる上に自分の感情が周囲の人間に伝染してしまう呪いで、ランスがHしている時に自慰をしていたことを始めとする恥ずかしい秘密が片っ端からばれてしまう。忍者として致命的である以前に、そもそも人として生きていくのが苦痛になりかねない緊急事態だったが、パステルに土下座することで呪いを解除してもらった。パステルもさすがに哀れんでいた模様。
拡散モルルンで洩れてしまった本音や鈴女とのやりとりからランスのことは満更でもないが、優しくして欲しい所でいつも意地悪をされるので素直になれない様子。
マグナムでは
クエスト「山の教会のお掃除」ではランス6以来久々に走り幅跳びをさせられたが以前よりも飛べず、リアの前で仲間たちに失態を見せる形となり、彼女からの呼び出しを食らう。
今まで使いこなせず、さらに反抗期となった首切り刀を魔抵抗を上げてねじ伏せ、ついにまともに使うことができるようになる。それをランスに自慢しにいくも、いつものようにからかわれてしまった。 そして鈴女ですら嫌がる、透ける上に全裸で装備しなければならない鎧ラソウコウをランスに騙されて装備し、公衆の面前で羞恥プレイをさせられた。
ランス9では
「ランスモード」における「7人のヒロイン」の一人。コスチュームが『マグナム』の時に着せられた「ラソウコウ」に近いデザインになっている。物語の初めからユニットの使用が可能。
いつものようにランスを監視している所を呼び出され、繋ぎの召使いとして共するように要求される。不満なかなみはランスから逃げ回り忍者としての成長を見せつけるが、やはりいつものようにリアの親書の前には無力であった。しかしランスに対する態度がいつもと微妙に違い、ランスもそれに勘づく。
正史ルートでは
複雑な思いもあってか、ランスに性欲の捌け口のような言い方をされてこれまでにないほど反発するかなみ。しかし愛し合う二人がSEXをするのは当然だと言い張るランスに対して、顔を真っ赤にしてかなみはそれを否定する。そんないつもと違う様子を面白がったランスに、自分とかなみは相思相愛であることを証明するとして、ランスの目を見ながら彼の事を考えさせられる。そして出会ってからの思い出を振り返る中で自分の本当の気持ちに素直になり、遂に告白する。連綿とつづくランスとの関係性がはっきり変化した瞬間であった。それ以降は頭を撫でられれば大概の言うことを聞き、どんなに機嫌を損ねてもキス一つで機嫌を直したり、人前でも嫉妬を露わにするなど一途な女の子をしていた。カオス曰く「やっすい子」。
最低でも5人からの人材を要する夜間警護を独りでやらされたり、自分より明らかに優秀なフレイアの上司に任命されて部下の扱いに右往左往したり、レンジャー系でただ一人重い旗を持たされたり、いじられる部分も相変わらず。
ifルートでは
ランスとかなみのデート中に撮ったりハメ撮りした写真がリアの手に渡り、かなみとランスの関係に気づいたリアは大激怒。全軍を率いてヘルマンに進軍を開始してしまう。リックとチルディに帰還命令がくだる一方、リアからの「裏切り者」とだけ書かれた手紙が送られて戦々恐々とするかなみだったが、ランスを信じることで落ち着きを取り戻す。
無法者一行はリア出撃の報を受け、ヘルマンとリーザスの正面衝突を避けるためにスピード攻略で革命を決行。最終局面ではかなみがミネバのクリスタルを阻止するも、直後に捕まり人質になったりしたが、闇の翼の協力もあって革命に成功する。そのまま息つく暇もなく交渉の準備を行い、そしてついにリーザス軍を率いてリアが登場。国家規模の痴話喧嘩が幕をあける。
ヒステリーを起こしたリアはランスの言葉に耳を貸さず、かなみに自害をするよう命令する。しかし今迄リアの命令には全て従ってきたかなみだったが、これを拒否する。ランスの「かなみをくれ」という要求もあっていつになく本気で怒るリアは引込みがつかず、ランス&かなみとリック&チルディによる決闘でかなみとヘルマンの行く末を決めるというヘルマンの地にふさわしい展開となる。(当のヘルマン人は蚊帳の外)激闘の末にランス達が勝利すると、リアはあらかじめ用意していた解雇通知を放り投げ全軍を撤収させた。
エピローグではランス専属の忍者となりランスと共に暮らしている。リアからの贈り物や、出産の報告とかなみへの友達として遊びに来いと記された手紙に感謝するかなみだった。またリアより少し遅くかなみもランスの子を出産しており、鼻歌まじりに授乳にいくかなみで締め。
真エピローグでは
ifルートとは異なり、ランスがリアに手紙でかなみとの関係と自分の専属にする旨を伝え、ごく円満なかたちでリーザス王家を辞しランス専属となった。
旧設定
JAPAN出身の出稼ぎ忍者。リアを影ながら守るお付きの忍者であり、幼い頃からリア直属として冷酷に影働きを果たしてきた。ミト紅門におけるヤヒチの様な存在。……と言うのは1~鬼までの旧設定。
ランス6では過去の任務で捨て駒にされ殺される所をリアに拾われ、その恩義に報いる為に仕えている。小柄で素早く、忍者としての力を大いに発揮するが、出身のJAPANの忍者の里では中忍程度。という設定に変わった。
……と思いきや、戦国ランスでさらに変更され、研修旅行で迷子の抜け忍にされた上、実力に関しても、6で能力的にそれほど優れてはいないが中忍クラスと評された物が、忍者王・犬飼の特訓を受けかなみが死ぬと言うほどの修行を終えれば君は中忍クラスになれるとまで改められた。
鬼畜王ランスでは
鬼畜王だからなのか扱いが酷い。かなみをいじめるイベント(選択肢)が3つあり、いじめすぎるとゼスの忍者のコードと逢引し、ランス暗殺に協力してしまうエンドもある。その名も「暗殺 ひどいよかなみちゃん」エンド・・・もちろんBADエンドである。
又、ランス暗殺エンドでは実はランスの子を妊娠しているらしい。(開発コメントなので恐らく公式。)
ランス暗殺エンドがかなみの幸福条件なのだが、ランスの子を妊娠しているので本当に幸福なのかと疑問になる内容である。
また、破壊工作の任務失敗で敵に捕まると拷問CGがある。ただし、そうなるとあの世逝き。
友人のメナド・シセイの支援ユニットとしての活躍し、彼女のイベントでは珍しくランスに同調して共に叱咤激励する。
ちなみにヘルマンからリーザスへ、山越えをして逃げてきたボロボロのランスを偶然発見し、(渋々ながらも)助けてくれる。
ゲーム的には
ランス3では
戦闘では初期メンバーで攻撃力は低いが、脅威の回避率で囮として役立ってくれる。只でさえ攻撃力が低いのに、初期バージョンでは最高装備が風の忍刀の半分程の威力しかないコテツで、しかも迷いの森のちゃつみが落とす以外入手手段がない隠しアイテム的扱いだったりした。
ランス03では
システムとバランス上、敵の攻撃が激しく戦闘中の回復の手段も乏しいので、道中は03スキルで敵の不意打ちを防ぐかなみを入れていくと安定する。火力は低いがクールタイムが少ない通常攻撃と全体攻撃の火丼の術で削り役としてはそこそこ機能する。またかなみ主体で進めるマップもあるので、少しは育てておいた方が良い。
ランス4では
回避率に加え、全体攻撃の火丼の術を習得。攻撃力はやはり低いが、運用によっては十分に主戦力になる。敵AIの違うDOS版であれば囮の主力として頼りになった。また、かなみがいると100%逃げられるので便利である。
鬼畜王ランスでは
他にも数名いる忍者ユニットの一角として登場。仕様上、他の忍者と能力差はない。
大悪司(ゲスト出演)では
その脅威の回避率で何と最強キャラ候補の一角として存在。難点があるとすれば、ルート限定でエッチシーンがないことぐらいか。
ランス6では
魔法攻撃が命中率100%なので取り柄の回避が余り役に立たない。物理に対しては依然高い回避性を誇るが、仕様で20ターン以降は敵の攻撃&命中が上がる為に、長期戦ではそれも意味をなさなくなる。
手裏剣による援護、麻痺要員として用いる事になるが、この手の用途ならば他の強力なキャラ(カオル、カロリア等)がいるので見劣りしてしまう。
戦国ランスでは
システム上「回避」ができないということもあり、素早さが長所のかなみは割りを食うことに。忍者の本場JAPANが舞台で優秀な忍者が多数いるため、相対的に低調で、専用スキルどころか普通のスキルさえ無いかなみの立場は非常に厳しい。またシナリオ的にも力の足り無さに焦点を当てたエピソードが多い。単純にユニットとして活躍させる為には優先して育てる必要がある。
しかし序盤から安定して仲間にできる速7忍者であり、また初期兵数も多いので、個人戦の入れ替え要員や許可証要員に活路を見出す人は多い。加入の早さはランスの愛を付ける対象としても魅力的。運用方法を考えれば十分主力になりうる。
わいどにょでは
相変わらず弱キャラの位置をキープ。移動力6はかなりの強みで、まにょで死にステータスだった回避が見直されたが、素質Dで育てにくい上にステータスも微妙。更にスキルの代償に、再行動、反撃、範囲拡大、クリティカルが不可能に。そのスキルの穴騙しも、早期加入した場合こそ使えるが、後半は無用の長物。
更に新規参戦の鈴女、半蔵等が同業者としてかなりの性能を見せつけ、相対的にますます微妙に。
ランス・クエストでは
鈴女憑き(鈴女がパーティーにいない場合、その能力の25%が加算。マグナムでは攻撃力のみに修正)のお陰で攻撃力は全レンジャー中最強。鈴女をきっちり育てつつダメージソースにする育て方が王道。ウルンセルの刃とも相性バツグン。 マグナムでは火丼の術が追加された。鈴女憑きを捨てて暗殺(with首切り刀)・毒撒き・ピヨり撒きによる支援レンジャーとして育てても面白い。 K-1(一番かわいそうなキャラランキング。公式HPによるアンケート結果)で優勝し、「かわいそう特典」というスキルまで追加された。
ランス9では
レンジャー枠で当初から参戦。攻撃力は低いがとにかく避けまくる。さらに移動時には敵をすり抜けられる、「パス」で順番を後回しにできるなど、遊撃隊としては申し分の無い活躍を見せてくれる。調子に乗って敵中に孤立させてしまうと、さすがに集中攻撃でKO率が高いことに注意。
素早さ、移動力の高さと敵をすり抜ける固有能力から魔球を持たせるにはうってつけの存在。敵陣で爆発させれば、早々にアドバンテージがとれる。
火丼の術は威力は低いものの効果範囲がかなり広いので、雑魚敵トドメ用には役立つ。
後半はフレイアやオルオレという同業者が加入するが、敵をすり抜ける能力はかなみのオンリーワン性能のため住み分けられる。
さらにやり込みレベルになると成長率からアイテム欄さえ何とかすれば三人のレンジャーの中で最も強くなる。
人間関係
- リア・パラパラ・リーザス / 大切な恩人。
- ランス / ・・・大好き。愛してる。専属忍者として仕える。夢のお告げの運命の相手。よくいじられる。
- マリス・アマリリス / 怒ると怖い。
- メナド・シセイ / 親友。共通点が多い。
- シィル・プライン / 友達。複雑。
- 魔想志津香 / よく一緒にランスに突っ込みを入れる同士(6、03)。何故か「魔想さん」呼び(ランクエ、03)。
- 鈴女 / 友達。猛特訓してもらった。
- シーラ・ヘルマン / 家事を教える。が、すぐに抜かれる。ショック。
- フレイア・イズン / 強いアサシン。初めての部下。
修得技能
修得技能 | |
火丼の術 | 説明 |
餮・火丼の術 | 説明 |
分身の術 | 説明 |
木の葉隠れの術 | 説明 |
特記事項
- ランス6で新調される以前の旧設定。
- 小さな頃から修行漬けで、普通の女の子の生活に強く憧れている。
- カエルの柄が好き。プリント物の下着やグッズなどを多数所有している。
- 忍者なので真っ暗でよく見えなくても夜目が利く。
- 忍者は目が良くないといけないので、毎日遠方凝視して最低でも視力2.5以上をキープしている。
- 赤軍副将メナド・シセイとは友達。メナド曰く、いい子なので他にも友人は沢山いる。
- ランス6では原画担当のイメージ先行で実際の設定より小柄に描かれている。
- リアの命令でいつもランスを監視しており、任務とは言え、他の女の子とHしている時も結果的に天井裏から覗く形になっている事をランスにからかわれる。
- 結構目利きで、ゼス一級市民の豪華な調度品に感心していた。
- 料理は厚焼き卵だけ得意。他の料理には自信がない。サクラ&パスタで作らされた。
- 幅跳びの記録は8m30cmだったが、琥珀の城で約10mに更新した。むしろさせられた。
- 年々パワーアップしてるはずなのに、琥珀の搭で10M飛んだ翌年には、7mギリギリまで記録を落としている。
- 電卓キューブの夢の黄色いトリのお告げではランスは「大切な人」。
- 火丼の術はリアが入手した巻物から編み出した(火遁を完全に間違えて会得した)かなみオリジナル忍法。この術の炎は油に着火させたもので、使用する油はJAPANのテキサス油田製で純度が高く、やや高価だが大陸全土に流通しているもの。
- 忍者の中で数少ない名字付きに見えるが、実のところ「見当」は名字ではなく「鈴女」や「犬飼」のような忍者としての名前である。ところが見当の名を与えられた後も周囲からはかなみと呼ばれ続け、名字と勘違いされたまま定着してしまった。
- ランス6の獄中の食事から、人参嫌いであると思われる。
- かなみの申告によると、ランス9でランスに抱かれた回数が50回目を迎える(同衾した回数。SEXの回数は当然その数倍)。
- 何度もランスに抱かれているのに才能限界が上がらないのは、副作用との相性が悪いかららしい。*6
- 不幸をネタにする(される)ことがあるが、技能に不幸を所持してはいない。実際不幸を所持しているキャラと比べると周りに恵まれており、肝心な所で助けてもらうことが多い。
名台詞
- 私を抱きたかったら抱けばいいでしょう。そのくらいなんでもないわ。狂犬にでも噛まれたと思ったらいいんだから。(今度は、4本で…)ひぃーーー、言います 話します 何でも言います。もう、やめて下さい。
これがかなみクオリティ。…3本まで実行されました。(ランス1)
- 忍者「い、くらやっても、時間の無駄よ・・・・・・!こ、殺しなさい・・・・・・!」「っ好きに、すればいいでしょ・・・・・・わ、わんわんにかまれたと思えば・・・・・・」(ならば4本…)「無理無理無理無理無理っっ!!やめっ、何でも言うからやめてっ!!」(泣き声交じり)
リファインされたかなみクオリティ。 某南斗聖拳の人のように責めたランスからは口ほどにもないと一蹴される。(ランス01)
- 忍者「喋っても、動いても、刀を引くわ」
一瞬でランスの背後を取り、刀を首に突きつけたシーン。 そこだけ見れば格好いいのだが、プレイヤーの大半はかなみがどんな子か知っており、謎の忍者もへったくれもなく……(ランス01)
- かなみ(私が・・・・・・お、お姉さん・・・・・・かっこいいって。
お姉さん・・・・・・にへ、にへへ・・・・・・)スーにすごい、格好良い、お姉さんと尊敬されて表面上は平静を装うかなみだが・・・(ランス03)
- 私だって、女の子だもん…
- かなみ「・・・・・・ス・・・・・・」「・・・・・・すけて・・・・・・」「・・・・・・ランス・・・・・・」
「たす・・・・・・け・・・・・・て・・・」「ランス・・・・・・」「助けて・・・・・・ランス・・・・・・」
風魔忍者に抜け忍として処刑される直前、無意識にランスの名を呼ぶかなみ。(戦国ランス)
- かゆい、さむい、トイレ行きたい…。
病葉の術、特訓中。半日ほど我慢させられました。(三匹)
- かなみ「私はランスが好きで……ランスも私を好きと言ってくれて……」「これだけのことなのに……」
- かなみ「……ありがとう、神様」
ランスとの情事の後に。シリーズを振り返ると感慨深いものがある。(ランス9)
- かなみ「どうせ……どうせその内……こうなるんだろうって思ってた……」
- かなみ「だって私がこんな幸せなまま何もなく終わるわけないもの!」
リアにランスとの事が全てがバレた後にやけっぱちになるかなみ いつかはこうなるだろうと思っていたのは彼女だけではなかっただろう(ランス9)
- かなみ「ああ、ランス、どうしよう! 国家規模、国家規模で私、迷惑をかけてる!」
ランスとかなみが恋人状態になった事を知り激怒したリアが、ランスの命令を無視してリーザス軍ほぼ全軍を出してヘルマンに侵攻。 その原因が自分とあっては慌てない筈もない。 なお無関係のゼスも「三大国のバランスが崩れると困る」立場である事からダメ元でヘルマン支援の要請をしていたので、国家規模というより世界規模の大混乱になりかけていた。 (ランス9)
名場面
画像
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リーザス王国 | ||
王族 | リア・パラパラ・リーザス - ゴールデン・ウェンズディング・マーク2伯爵(ウェンズディング・リーザス) - カルピス・パラパラ・リーザス - グロス・リーザス | |
リーザス城 | マリス・アマリリス - はるまき - 見当かなみ - ハイジ・パンクラウ - クリン・ビゥ | |
リーザス軍 | 第1軍 (黒の軍) | バレス・プロヴァンス - アールコート・マリウス - スー・プロヴァンス - ジャロ・ジャスラック |
第2軍 (青の軍) | コルドバ・バーン - キンケード・ブランブラ | |
第3軍 (赤の軍) | リック・アディスン - メナド・シセイ | |
第4軍 (白の軍) | エクス・バンケット - ハウレーン・プロヴァンス - ペガサス・フォート - オーギル・ロット・シュタイン | |
魔法軍 (紫の軍) | アスカ・カドミュウム - チャカ・カドミュウム - メルフェイス・プロムナード | |
親衛隊 (金の軍) | レイラ・グレクニー - チルディ・シャープ - ジュリア・リンダム - イベット・チェリア | |
都市守備隊 | イェリコ・コロン - ハリー・スチュワート | |
住民 | カパーラ・ウーチ - ヒカリ・ミ・ブラン - アキ・デル - ユキ・デル - パティ・ザ・サマー - ミリー・リンクル - 堀川奈美 - ボブザ・フランダース - パルプテンクス・フランダース - アイ・コム - ラベンダー -フルル・バーン - カーチス・アベレン - アーヤ・藤ノ宮 - ライハルト - 変態ネズミ - サヤ・フライディ | |
リーザス・コロシアム | ユラン・ミラージュ - †憑黄泉☆魔無月† - ルイス・キートワック - アレキサンダー - ジャン・ギャンバン二世 - ニンジャマスター - バーニングB - フブリ松下 - くぐつ伯爵 - おたま男 - こんご - アリオス・テオマン - ハーケンゼブラ - 白井サヤ | |
未登場 | ラファリア・ムスカ - フララ - 竹中もこもこ - 書庫の幽霊 - 加藤すずめ - ウェンディ・クルミラー - ザラック- アビァトール・スカット |
Tag: GI1001年生 人間 リーザス王国 JAPAN 忍者 レンジャー 運命の女 ランス1 ランス2 ランス3 ランス4 ランス6 戦国ランス、ランス・クエスト 鬼畜王ランス 三匹が斬ったり突いたり燃やしたり
*1 ランスワールドノート-キャラ紹介-リーザスより
*2 03で都合の良い女のように扱われるメナドと違って、ぜっっっっっっっっっったいにランスを好きになるもんか!と言っていたのに………後付けの伏線の一種だが
*3 ランス・クエスト後日談より
*4 いるのは画面右手前だが
*5 女好きなランスがテントから追い出すのは不自然である為、襲われるのが嫌で自分から拒否した可能性もあるが…。
*6 ゲーム的には42(旧シリーズ)→40(新シリーズ)と逆に下がっている