ネルソン・サーバー
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解説
反魔法使い革命組織「ペンタゴン」の指導者たる提督で、ゼス四天王パパイア・サーバーの実父。名前の元ネタはイギリスの戦艦『ネルソン』。
ゼス王国の貴族階級の出身であるが、誰一人ゼスの現状を問題視しようとしない貴族社会に関して、学生時代から憂いでおり、当時は国を変えるべく長官になる事を望んでいた。
魔法の才能の無い自身と対照的に、魔法における非凡の才能を持っていた娘のパパイアの事は誇りと思っていたが、彼女が18歳の時に四天王に任命され、その権限で自らを長官にしてもらおうとした際に、ノミコンによって操られていた彼女からは無下に拒否されてしまう。その結果、娘に対する愛情は憎しみに変わってしまい、魔法使いのみを優先とするゼスの社会そのものに見切りをつけ、そして妻子を捨てた末に、ペンタゴンに身を投じた。ただし、パパイアに対しては決して未練が無い訳ではないらしく、時折写真を見ては物思いにふける事もある。
ちなみにゼスの腐敗の源泉ともいうべき四長官の一人フクナムとは学生時代には同級生であり、学生時代のネルソンについて「勉強が出来るようで出来ない中くらいの目立たない奴、あっても適当な事しか出来ない魔力を封印してテロリストになった変人。」とフクナムは同僚であるラドン・アルフォーヌに語っている。
ネルソンが加入する以前のペンタゴンはかなり弱体化しており、支部ごとに分裂して壊滅寸前であったが、加入してからは、その手腕でもってたちまちのうちに組織を立て直し、王国政府と対峙しうる巨大な組織へと成長させ、ネルソンは必然的にその指導者となった。そのため、ネルソンは英雄としての名声を得ており、配下であるペンタゴンの構成員たちは絶対的な忠誠を得ている。演説による人心掌握術は一流で、またそれなりの観察眼も併せ持っている。目的の為に手段は選ばないものの、革命の為には利用できるものは何でも利用しようとする柔軟性は持ち合わせている。
ランス6では
消極的になったはずのウルザが率いるアイスフレームが不自然に活発化している事に疑問を持ち、その一方でウルザ自身には特に心理的な変化が無かった事で、ランスが裏で組織を操っていた事実を看破した。その点を逆手に用いて、ペンタゴンの女性陣による歓迎によってランスを懐柔し、ペンタゴンとアイスフレームに同盟を締結させる事に成功した。
しかし、アイスフレームと連携をとる形でマジノラインの機能停止を目指す「祖国の解放作戦」時に、兵力差を補う為に大勢の2級市民を新たに迎え入れた事が、逆に大きな戦略ミスとなってしまう。2級市民の多くは字が読めない程に教養が無い中で、いきなりペンタゴンの思想を理解させるのには無理があり、半ば暴徒と化した彼等は好き勝手に略奪や暴行を行った挙句、指示を無視した事を注意したペンタゴンのメンバーにまで攻撃意思を見せる様になってしまっていた。それに加え情報担当幹部のポンパドールが魔軍の工作員として暗躍した結果、ラグナロックアークは混戦状態になってしまい、完全に想定外の事態となってしまったショックからネルソンは完全にパニック状態に陥ってしまうのだった。
永らく行方不明になっていたが、パパイアがゼス王国の跳躍の塔内に立てこもった際、パパイアを捕獲しに来たランス達の前に現れる。その時は既に心身共に殆ど衰弱し、殆ど正気を失っている状態になっており、変わってしまったパパイアを解放すると言って彼女を殺しに向かうも、行方不明になってしまった。
戦国ランス~ランス9の間では
その後、LP5年の偽パセリの乱の際に再び姿を現したが、現政権側に協力したのこと。どのような心境の変化があったのかは不明。
ランス10では
魔軍の侵攻に伴い再び民衆の前に姿を現し人類軍へ協力する。
マジノライン防衛戦線にて最後まで自軍を鼓舞するものの、魔人討伐隊によるメディウサ撃破が遅れると娘のパパイア・サーバー共々討ち取られてしまう。ネルソンの話術Lv2による高い人心掌握術が垣間見えると同時に、使徒アレフガルドの執事Lv3の恐ろしさを植え付けられる場面でもある。回避には9ターンまでのメディウサ撃破が必須。
ランス城で再会した時は男のことは割りと忘れがちなランスが名前はとにかく、ペンダゴン女性陣の接待を受けたことは覚えている程度に印象に残っていた模様。
人類軍へ帰参した直後は、カミーラダーク事件の一端を担ったテロリストとして遠巻きに忌避されていたが、言葉重ねるごとに多くの人類軍関係者を魅了し夜な夜な集会を開くまでに至る。ところが熱弁を奮う内に、説得のつもりで発した誇張の弁に自分自身が洗脳され、新組織ゲル・ペンタゴン*1を興し現体制の転覆すべく行動を開始する……直前に現行犯で捕縛された。
これにより高い話術Lvを持つものの、自分自身が説得されてしまうという欠点があることが発覚した。ランス6における「祖国の解放」作戦でも同様の節が見られる。
その後ランスから直々に「総統を崇める集団」を作るべく動けと命じられ承諾するも、今度はいつの間にか打倒現体制・総統ランス閣下暗殺を標榜するようになっていた。勿論即座に捕縛された。
ゲーム的には
ランス10では
ゼス所属。6AP累積型スキルでボス以外は確実にドローに持ち込める「停戦交渉」を持つ。
パッと見役に立たなさそうなスキルであるが、2枚抜きの際は魔人戦の前に大隊規模の強力な雑魚が待ち構えてるため、ここで投入すれば魔人戦前の消耗を抑えることができる。
この手の強い雑魚は暗殺がベストなのだが、暗殺スキル持ちは確定入手がドエススキーくらいでそれ以外はレアリティが高いため、序盤の2枚抜きの場合はレアリティが低く0ターン目から出現する彼のスキルに頼るケースが出てくる。
人間関係
- パパイア・サーバー / 不肖の娘(R6) 誇らしい娘(R10)
- フクナム /元同級生
特記事項
- 正気を取り戻した娘パパイアと会談するにあたり、いずれにせよ縁故で長官任命する気はなかったと諌められた
- 普通の人の親程度には、娘の露出の高い服飾を気にしている模様
名台詞
- 従って!現状を打破するためには!現体制の転覆しかない!
- 事ここに至っては!現政権を打倒し!総統ランス閣下を暗殺するしか――――
ランス10より集会を開くたびに決起会になっているの図 根っからの活動家と言えよう
- だが、よかった。
- 罪人は、私だけだった。
娘が狂気に走った真相を知り、そして頼れる友人達の話をする娘を前にして。 そこにいたのは革命家ではなく、娘の無罪と幸せを喜ぶ一人の父親だった。
- 私たちが……、こんな私たちが……
- まるで普通の家庭の、親子のように……
- (あぁ……価値がある。これには……我が身をなげうつだけの、価値がある。)
普通の家庭の親子のように談笑し、喧嘩する自分達の姿に自然と笑みが零れる。 永い紆余曲折を経て得た小さくも得難い幸せに笑みを零すのは娘も同じだった。
画像
©アリスソフト
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ゼス王国 | |
王族 | ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー - マジックの母 - マジック・ザ・ガンジー - スシヌ・ザ・ガンジー - パセリ・リグ・ゼス |
四天王 | 山田千鶴子 - マジック・ザ・ガンジー - ウルザ・プラナアイス - チョチョマン・パブリ - (ナギ・ス・ラガール) - (パパイア・サーバー) |
四将軍 | カバッハーン・ザ・ライトニング - アレックス・ヴァルス - サイアス・クラウン - ウスピラ・真冬 |
ゼス王宮 | カオル・クインシー・神楽 - ウィチタ・スケート - アニス・沢渡 - ルーシー・ジュリエッタ |
アイスフレーム | (ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー) - (ウルザ・プラナアイス) - ダニエル・セフティ - アベルト・セフティ - キムチ・ドライブ - カーマ・アトランジャー - アルフラ・レイ - ロッキー・バンク - カロリア・クリケット - (リズナ・ランフビット) - (サーナキア・ドレルシュカフ) - プリマ・ホノノマン - メガデス・モロミー - セスナ・ベンビール - バーナード・セラミテ - タマネギ |
ペンタゴン | ネルソン・サーバー - エリザベス・レイコック - フット・ロット - キングジョージ・アバレー - ロドネー・ロドネー - (ポンパドール) |
住民 | チェネザリ・ド・ラガール - エロピチャ・ニャンコ - ドルハン・クリケット - エミ・アルフォーヌ - ラドン・アルフォーヌ - ズルキ・クラウン - ハッサム・クラウン - キャロット・シャーリー - キューティ・バンド - マルチナ・カレー - コルミック・パーパ - フィネー・真田 - ユズ・フィラーリア - サマール・ハッピネス(血まみれ天使) - (アノキア・モエモエ・スリン) - コード・パッセンテーデ |
*1 エリザベス・レイコックが立ち上げたのはネオ・ペンタゴン。元ネタは仮面ライダーのゲルショッカーか。