パイアール
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解説
人間の魔人。ナイチサの時代に魔人化。人間時代のフルネームは、パイアール・アリ。
少年のような外見だが、異様に老け込んでいるというか、病んでいそうな顔をしている。科学技術を得意としており、人類に科学技術が解禁されたとしても数百年は追いつけないレベルらしい。
まだ人間であった時のパイアールは、天才的な頭脳の持ち主であったが、自分以外の人間全てを見下し馬鹿にしている等、性格面には大きな問題があった。当然周囲には嫌われていたが、パイアールは姉のルート・アリさえいれば他はどうでもいい考えであった為、そんな自分のあり方に疑問すら抱こうともしなかった。
その後、パイアールはナイチサ期の中頃に対魔人組織を興し、自らの頭脳を駆使して周囲の大人たちを従え、一大勢力を築いて魔物と戦い、当時の魔人一体を捕らえて、魔血魂を抜き取る事に成功する大きな成果を挙げている*1。これは、メインプレイヤーが人間に移ってからの組織だった反抗としては、藤原石丸のそれよりも更に古いものである。
しかし、実はパイアールが組織を起こした本当の理由は、不治の奇病「カスケード」に侵されてしまったルートを救う事だけにあり、興した組織は自らの科学技術ではどうしようもない問題を解決するべく、より進化した存在…魔人になる為の手段でしかなかった。魔血魂を手に入れたパイアールは、自らの組織をあっさり切り捨てて姿を晦まし、その後組織は一夜の内に壊滅。魔人となったパイアールは、一転して人類の脅威と化す事になった。
が、魔人となって力を手に入れ、現在まで時間が経過しても未だに解決のめどは立っていない模様。
ランス03では
名前だけとは言え、正史初登場?
ホッホ峡の戦いにおいて、チューリップ3号の砲撃で負傷したアイゼルの使徒ガーネットに対して、
同じく使徒トパーズから「あんなの所詮、人間の兵器じゃん。パイアールのとかじゃあるまいし……」との台詞のみ。
前々から知られている情報であるが、人類の最新鋭の兵器である戦車も彼の兵器群に比べれば低レベルだと窺える。
ランスクエストでは
直接登場してはいないが、サテラのストーリーでその動向が語られる。 ホーネット派を一掃すべくコンピューターで操る衛星兵器を開発しており、稼動すれば宇宙から一方的に攻撃が可能となる代物だった。それによってホーネット派は窮地に陥っているが、サテラがランスに頼む形で手に入れた大量のバグによって衛星兵器は破壊されてしまう事になった。
ランス10では
キャッチコピーは「暴走する知性」。鬼畜王では美少年に近い外見であったのだが、デザインをリメイクされた正史版では、見るにも絶えられない程老け込んだ外見になってしまい、残念に思うプレイヤーも少なくはない。
第二次魔人戦争において自由都市方面担当の魔人として侵攻するものの、自分の研究にしか興味がないため、以降の進軍は魔物大将軍ピサロに丸投げしている。このため散発的に兵器提供による支援はしているものの、魔軍自体が彼の足取りを正確に把握していない。
奇病カスケードに冒された姉ルート・アリを救うという目的とその手段を完全に取り違えており、「『自分』が姉を復活させねばならない」ことに執着する一方、「姉を侵す病魔を治療する」事は全く考えておらず、姉の完全な模造品を作り上げることに血道を挙げている。だが、皮肉なことに奇病カスケードは希少性の高い死病ではあるものの、長い年月を経た末に、現代は完全な特効薬が完成しており、ミルが携帯していた粉薬を一ヶ月くらい服用し続けるだけで完治してしまうレベルにまで成り下がっていた。パイアールは自分の才能を過信し、自分以外全ての人間を見下し、外の世界に全く無関心であった為、その事実に気付いておらず、ミラクルから痛烈な指摘を受ける事になる。
パイアールの科学技術はバランスブレイカー級の技術であるが、あまりに進みすぎているため彼以外誰も理解できず、彼一代で終わってしまうものであるとして、神からは特例として目こぼしされている。以下、2500年間でパイアールが作成した科学産物の一例
ランス一行に敗れ魔血魂化するも、直後にパイアールの思考を完全トレースしたパイアールロボが起動、姉ルートに諭され、晴れてランスの仲間入りする。
鬼畜王ランスでは
鬼畜王時の設定では「優秀すぎる頭脳を認められて魔人となった」とあるので当時は通常通り魔王によって魔人化した設定だったと思われ、魔人になった時期もルートの冷凍保存の時期が約200年前だったことを考慮すると、その近辺で魔人化したと考えられることからだいぶ設定に変更があったようだ。
外見的にも普通の少年というより、美少年に近い。
配下のPGシリーズは自分の技術を用いて病に侵された姉を助けるための試作品。作中ではPG-9まで完成しており、予定ではPG-10が最終版であったため、パイアールなりの解決方法としても最終段階までは来ていたのであろうことがうかがえる。
姉のルートを助けることしか考えていない。女性に対して偏った考えをもっている。自分と姉以外の存在を全て見下しているような節がある。頭脳の方はともかく戦闘の実力についてはパイアール本人が戦闘した事実はなくパイアールの最後は最愛の姉の処女をランスに奪われている所を見てしまいその際のショックで気絶している間にランスによってカオスでめった刺しにされるというモノだった為PGシリーズでの戦闘以外では活躍の場がないため不明である。
PGシリーズの他に空中戦艦エンタープライズを開発しこれにより場所を選ばず侵攻出来た。エンタープライズには魔王である来水美樹を捕獲する装置まで搭載しており対パイアール戦で美樹を出撃させるとそのまま連れ去られると言うイベントが起こった。このイベントが起きるとケイブリスが美樹を殺し魔王ケイブリスへとなってしまう為ゲームクリアは絶望的となってしまう。
ゲーム的には
ランス10では
自由都市方面の対魔人作戦二回目のボスとして登場。
散発的に強力な攻撃を放ってくるものの、基本的にはPG軍団や支援装置を配置して防御している。そのため敵支援削除を適切に実行していればさほど苦戦しない。また自動イベントが発生すると姉ルートを人質に取られ、10ターン程度なにもして来なくなるので難易度は易しめ。
人間関係
画像
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魔軍 | ||
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ジーク | オーロラ | |
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レーモン・C・バークスハム | アーシー・ジュリエッタ - ルーシー・ジュリエッタ - マーシー・ジュリエッタ | |
ますぞゑ | ブラット - ピット - 奈落の王 | |
アベルト・セフティ | アニス・沢渡 | |
小川健太郎 | ||
オギン・ギンプ | ||
魔物大元帥 魔物大将軍 | ストロガノフ - ツォトン - ピサロ - ヨシフ - ルメイ |
*1 つまり、パイアールは人類史上初の魔人殺し達成者である。