タイガー将軍
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解説
新興国家である東へルマンで将軍職を拝する年配の男性。
元々高名な冒険者であり、RA6年に第一次魔王ランス討伐隊の一員として参加した。この隊にはその後供に東へルマンを建国する冒険者ホワイトも参加している。本討伐隊は魔王の前に返り討ちに遭い終了する。
RA11年のヘルマン共和国大統領選挙において国情が二分化されたことを切欠に、翌RA12年に武力反乱を起こし、前述ホワイトともに東へルマンの建国を宣言。引き続き「魔王からの人類独立」を掲げ、全人類国家に対し戦線を開くも、大怪獣クエルプランの発生によりうやむやの内に終息する。
魔王の襲撃において妻と娘を喪っており(時期的にRA9年の鬼畜王戦争時)、魔王に対し憎悪を抱えている。東へルマンにおいて将軍職となるにあたり、特殊部隊「魔王討伐隊」を編成し、各国から魔王の影響を排除しようと活動を開始する。
ランス10では
リーザス王国を目指す「魔王の子」一行を補足し、リセット・カラーおよび新たに見つかった魔王の子エール・モフスを暗殺すべく登場する。
100名近くの魔王討伐隊率いるも、たった数名の「魔王の子」一行に敵わず撤退を余儀なくされる。この際「魔王の子」とは知らず登用していた副官・見当ウズメが「魔王の子」一行と合流してしまう。
後に東へルマン上層部が「魔王の子」一行の動向を静観する構えを見せたため、最後の機会に三万の軍を率い再び襲撃を試みるも、十名足らずの「魔王の子」一行に全滅する。魔王への復讐の機会を失うと同時に、襲撃したはずの「魔王の子」一行から慈悲を受け、その内面を知るにあたり、己の行動に葛藤を持つようになる。
最後は己一人となっても「魔王の子」一行に立ち塞がり、魔獣化薬の注入により不可逆の「魔獣タイガー」となってまで意志を完遂させようとする。しかしやはり敵わず、魔獣と成り果てた身体で去ってゆく。
最終的に魔王ランスの元から撤退した「魔王の子」一行に代わり、捕縛されたリセットと捨石を買って出た志津香・ナギをアメージング城から救出し、「魔王の子」一行と合流した。
人間関係
特記事項
名台詞
- 志津香「やめておきなさいよ、復讐なんて……」
志津香「あれは……くだらないわ……」元復讐の鬼からの一言 実体験により、それで止まるなら最初からやらないとも認めている
- もう正直、ね……君達を殺せるか否かはどうでも良くてね……
大事なのは、僕があの子達の為に何が出来るか……だ、だから……だから……結局は自分が妻娘を守れなかったことへの代償行為であった。 しかしだからこそ止まれなかった。
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