ウィチタ・スケート
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解説
ガンジーのお付きの一人で、杖のような細身の剣を下げ、学生服の上から白のプロテクター*1で軽く武装している赤いポニーテールの女の子。代々ゼス国王の身辺警護を担ってきたスケート家の娘。ガンジーの忠実な部下であり、当人からはスケさんの愛称で呼ばれている。
ゼス応用学校に学生として通う傍ら、彼の信念に惹かれて征伐のミトを手伝っていた。共にガンジーを助けるカオルとは、頑張って王をお守りしようねと日夜語り合う間柄。
性格は頑張り屋で熱血漢。ランスシリーズでは比較的珍しい魔法戦士であり、忍者でこそないが、相応の訓練は受けている。魔法LV1*2という優秀な才能を持ち、その手で振るわれる炎の剣もなかなかに壮観…なのだが、ガンジーやカオルに比べると、才能には恵まれている割に魔法使いとしても剣士としても実力は中途半端な面が目立つ。自身の剣に炎属性を付与するのは希少ではあるのだが、基本剣技頼りな上に属性付与が剣技の腕を上げるわけでもないため格上の剣士には順当に負ける。レベルは低くとも搦手で格上も仕留めるエレノアの方が優れた使い手に見えてしまう点は否めない。また、すぐ感情的になってしまう傾向から、間諜としての能力も高いとは言えない(というよりも、性格的に向いていないというべきか…)。
その後、過小評価していたランスとの直接対決にあっけなく敗れて処女を奪われて以降、彼を敵視するのだが、サーナキアと同様に、いくら食って掛かっても、殆どランスからは相手にされず、からかわれたり適当にあしらわれる事も多い。
ランス6では
ガンジーと行動を共にしつつ、アイスフレームに潜入しているカオルと情報のやりとりを行っている。一目置いているガンジーやカオルとは対照的にランスの事を見下しており、カオルとの情報のやりとりをランスに見られてしまった際も、ガンジーの考えにどうしても納得がいかず、即座に始末しようとした程(カオルに制止されている)。
卒業試験の真っ最中、不運にも第3試験会場に潜り込んだランス達アイスフレーム・グリーン隊と遭遇。ランスを始末すべく直接戦闘に挑むものの、戦闘経験豊富の猛者揃いであるランス率いるグリーン隊に勝てるはずも無く、敗北*3初めては憧れのガンジー様にと、ロマンチックに決めていた処女を通りすがりの野良犬に噛まれるレベルで散らされてしまった。
ゼス崩壊発生後、リズナを救うべくランスがガンジーと行動を共にする際、一緒に付いて来ているのだが、カオルと違ってパーティーには一切参加せず、ただ戦いを見ているか、ランスに暴言を吐くかだけという体たらくぶり。何がしたくてガンジーについて来たのか理解ができず、結局の所、口先が達者なだけで終わってしまっている。
後に、ガンジーからランスが高く評価される事に納得がいかないあまり、同じくランスを嫌っていたマジックと共に、α要塞自爆作戦の妨害をしようとする。しかし、周囲を全く省みようとしない行動であった為か、カミーラの使徒であるラインコックに足止めを食らった挙句、自爆に巻き込まれて黒焦げの状態で帰還すると言う、ある種の自業自得な結末を迎えている。
その後も才能限界値を上げる名目でガンジーから許可を出されてしまい、嫌いなランスに嫌々ながら抱かれなければならなくなった上に、それがカオルと一緒の3Pだったりと、乙女の夢を打ち砕く展開が彼女を待っている。曰く「ついでに殿方の躰の勉強をさせてもらいなさい…(カオル)」
ガンジー一筋なのにランスに差し出されて泣きを見るという流れは鬼畜王と大差ないのだが、既に不幸がネタとして扱われてる某忍者と違い、ここまでやっても尚影が薄いどころか、いくら食って掛かっても、当のランス本人すらもまったく相手にされていないという、ある意味実に不遇なキャラ。
ランス・クエストでは
低確率で手に入れられる目録によってパーティー参加。ファイターだが攻撃魔法も使用可能。しかし魔法は中途半端。
彼女専用スキルとして魔法力を攻撃力に乗せて斬る炎属性の「火炎斬り」が使える。
が、魔法戦士=中途半端という事で今回も活躍の場は少ない。同じ魔法戦士であるエレノア同様、主力として使うには愛が必要。
マグナムでは、魔法力が大幅に上昇する武器が追加されたことにより、火炎斬りで高い威力が見込めるようになった。さらに専用スキル「スケさん」「男の弱点」の追加もあり、全体的な使い勝手は向上している。
またCITY漫遊イベントでは、性格の印象だけでなく、『6』であれほど嫌っていたランスとのやりとりが矛盾している所があり*4、これに関しては恐らく書いた人はランス6当時のとり氏でもランクエのメインのヨイドレ氏でもなく、イマーム氏或いはよーいちろー氏であることに由来するのではないかと思われる。*5
ランス10では
ガンジー、カオルと行動を共にし、魔物将軍を潰して回っている。メディウサ軍を食い止めるために占領下にある王都に侵入。封印結界を張り巡らせた所を見つけられ、アレフガルドに除去されてカオルが死亡、ガンジーはメディウサに殺されてしまい、自身はメディウサに捕らえられて拷問される様がゼス全国に放送され、そのまま嬲り殺しにされた。陰惨極まりない内容でランスが心から怒り狂ってる数少ないシーンの一つ。
彼女たちを救うためには速度が必要。ガルティア討伐後に休まずメディウサ連戦に向かうと王都で合流出来る。
またランス10第二部は、自分達と同じくメディウサに嬲り者にされたリズナが正史とされているため、ガンジーやカオルと共に惨殺されてしまうのが正史と思われていたが、ハニホンの小説内で生存が確認されている。
生存できたのはガンジーにハニージッポを持たされていたため。嬲られて廃棄された後にジッポの効果で蘇生し、運良く通りすがりに助けられたとのこと。
元勇者のアリオスと悪人退治を行う「ジャスティス」と言う組織を設立し、勇者ゲイマルクと敵対すると言うランス・クエストの後日譚を再構成したような体裁になっている。
鬼畜王ランスでは
ガンジーの付録で部下になり、カオル・クインシー・神楽と共に重用する忍者ユニット。戦闘ではマジック隊の助っ人で、破壊工作では敵軍の病院を破壊して将兵の復帰を妨害する。
なお、ガンジーが戦死すると出奔して巡礼の旅に。ピカイベントでガンジーを処刑すると、仇討ちしようとして兵士と刺し違える。
人間関係
- ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー / 大好きな王様。
- マジック・ザ・ガンジー / 親友。同級生。
- カオル・クインシー・神楽 / 親友。同僚。
名台詞
- あいつ…大きいし、乱暴だし…こっちが痛いといってもやめな…あっ
マジックに同調してつい漏らしてしまった秘密
画像
©アリスソフト
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ゼス王国 | |
王族 | ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー - マジックの母 - マジック・ザ・ガンジー - スシヌ・ザ・ガンジー - パセリ・リグ・ゼス |
四天王 | 山田千鶴子 - マジック・ザ・ガンジー - ウルザ・プラナアイス - チョチョマン・パブリ - (ナギ・ス・ラガール) - (パパイア・サーバー) |
四将軍 | カバッハーン・ザ・ライトニング - アレックス・ヴァルス - サイアス・クラウン - ウスピラ・真冬 |
ゼス王宮 | カオル・クインシー・神楽 - ウィチタ・スケート - アニス・沢渡 - ルーシー・ジュリエッタ |
アイスフレーム | (ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー) - (ウルザ・プラナアイス) - ダニエル・セフティ - アベルト・セフティ - キムチ・ドライブ - カーマ・アトランジャー - アルフラ・レイ - ロッキー・バンク - カロリア・クリケット - (リズナ・ランフビット) - (サーナキア・ドレルシュカフ) - プリマ・ホノノマン - メガデス・モロミー - セスナ・ベンビール - バーナード・セラミテ - タマネギ |
ペンタゴン | ネルソン・サーバー - エリザベス・レイコック - フット・ロット - キングジョージ・アバレー - ロドネー・ロドネー - (ポンパドール) |
住民 | チェネザリ・ド・ラガール - エロピチャ・ニャンコ - ドルハン・クリケット - エミ・アルフォーヌ - ラドン・アルフォーヌ - ズルキ・クラウン - ハッサム・クラウン - キャロット・シャーリー - キューティ・バンド - マルチナ・カレー - コルミック・パーパ - フィネー・真田 - ユズ・フィラーリア - サマール・ハッピネス(血まみれ天使) - (アノキア・モエモエ・スリン) - コード・パッセンテーデ |
Tag: 人間 ゼス王国 ファイター 戦士 魔法使い ソーサラー 魔法戦士 学生
*1 左肩当て、右膝当て、革胴衣
*2 過去設定でLV2だった(鬼畜王時?)が、公式ブログより、2014年6月版の改定の前の段階で既にLV1となっている事が分かる、クエストでも魔法の才能★なしであるため何時の段階でLV1になったかは不明
*3 ランスのレベルややり込み次第では、サーナキアとの決闘と同じく一撃でやられてしまう可能性も…。
*4 それ以外でも例のイベントにおけるランスの男性器の呼称は「ハイパー兵器」ではなく普通に「ペニス」になってる
*5 『ランス・クエスト マグナム パーフェクトガイドブック』におけるヨイドレ氏の発言より
*6 ランスワールドノート