戦国ランス

前作から1年過ぎLP0005年。ランスはシィルと共にJAPANに温泉旅行に来ていた。目的は噂に名高い美人、香姫とセックスする事。 旅の途中立ち寄った茶屋で仲睦まじい兄妹に出会う事から物語が動き出す。

兄妹の正体は尾張の織田家当主、織田信長と妹の香姫であった。すぐに意気投合したランスと信長は城に戻り酒を酌み交わした。そして織田家の影番となりJAPAN統一を目指すのであった。

戦が進む中、信長は天志教によりJAPANの有力大名家8家に預けられていた瓢箪を割ってしまい、封印されていた魔人ザビエルに肉体を支配されてしまう。ザビエルは残り7家に存在する瓢箪を集め、封印を解きJAPANを滅ぼそうとする。 しかし香姫に正体が知られてしまい、口封じに殺そうとするも残っていた信長の心が邪魔をする。だが再び信長を抑えたザビエルに信長と香姫の両者にとって最も苦しむ手段をとして、香姫を村の少年に昼夜休みなく犯させ、それを発見したランスに少年たちは斬り殺され香姫を救出した。 助け出された香姫はランスに状況を説明し、信長が魔人になってしまった事を知ると誰もが押し黙る中、魔人ザビエルを倒すと宣言する。

深夜。本能寺を攻めるランス達の前に使徒・白虎（煉獄）が立ち塞がり、これを撃破。信長の元へ向かう。 しかし、信長の元には天志教の性眼と、魔人討伐を頼まれた健太郎がザビエルに挑むも返り討ちにされていた。そこへ駆け付けたランスにザビエルは敗れる。 そして健太郎は不意打ちで背後から日光を刺す。弱まった支配から体を奪い返した信長により傷を広げられ、そこへ追い打ちを受け本能寺から転落する。 転落する中、信長は最愛の妹の名前を最後にもう一度呼んだ・・・。

戦いが終わり、香姫は信長の遺言通り、その遺髪を妻・帰蝶の墓に埋葬した。

ザビエルは生死不明となり、一時の日常が戻る。

戦は相変わらずであり、上杉家との合戦では上杉謙信に一目惚れされたり、徳川家を乗っ取った徳川家康（狸）を倒し、戦姫（千姫）をお礼に犯したり、復讐に燃えていた雪姫を和姦したり、毛利三姉妹と4Pしたり、伊達の妖怪を寝取ったり...etc。着々とJAPANを統一していった。

そんな中、本能寺の戦いから織田で保護していた来水美樹と健太郎は織田家に仕える事になる。 美樹は魔王リトルプリンセスであり、二人（と一刀）は魔人達の追っ手から逃げ、魔王の力を消し元の世界に戻る方法を探していた。 ある夜、健太郎はザビエルの使徒・青龍（式部）により瀕死の重傷を負わされてしまう。美樹は健太郎を死なせたくない一心で魔王の血を与え、健太郎を魔人化させてしまう。その事を悔やんだ美樹は逃亡する。そして遂に魔王の力を抑えていたヒラミレモンの効果が切れ、魔王として覚醒してしまう。 そこを発見したランス達は美樹を殺さず止めようとする。しかし、恋人の魔人化と力の暴走等、自棄になっていた彼女はランスを拒絶し呪いを掛けようとする。間に割り込んだシィルによってランスは助かったが、シィルは永久氷に閉じ込められてしまう。そこで動揺した美樹を健太郎が捕まえられ説得を受け、健太郎からヒラミレモンを食べさせられてなんとか魔王の力を抑えた。

城に戻ったランスは氷の中のシィルを見て、かつて友人の信長が言った言葉 「失ってからだとね…遅いんだ」 「あって当たり前のものなんか…この世にないんだよ」 「わかる時は、後悔する時…なんだよ？」 という事を思い出す。

その頃、傷が癒えたザビエルは島津家を襲い、黒姫を人質に魔軍として復活する。 その報告を受けた香姫は、再度ザビエルを倒す決意を固め、自ら戦場に出てランスの、JAPANの力になろうとする。

その部隊は－－－－－足軽隊！！！

ザビエルが復活し、バラバラに散っていた使徒達の封印も解けていた。使徒・玄武（魔導）は黒姫の監視、島津郡の指揮、そして禁妖怪魂縛りを復活させ感染者を増やし戦場を乱したり、魔軍の参謀として活躍する。 使徒・朱雀（戯骸）は北条早雲の目の前で南条蘭を殺しその中から出てくる。戦場でランスに一目惚れし、「一番星」と呼んでランスのトラウマになる。

使徒全てを倒し、魂縛りを再封印。黒姫を確保し刻一刻と追い詰められていくザビエルは、もう一つの禁妖怪・石爺の封印を解き大陸との架け橋「天満橋」に設置しJAPANを沈め、滅ぼそうとする。

ランスは最後の戦い為、天満橋に向かった。 ランスは作戦Z（香姫たちの大軍を囮とし、少数精鋭による石爺の付近の敵を撃破）を実行する。 なんとか石爺の巨大化を止めたランス達の前にザビエルが現れる。

ランス達の前に敗れたザビエルは信長の姿に戻り、同情を誘う。 しかし、戦前に香が言った「兄の仇を取って、天国の兄貴にやったぞ、と言って、笑うんだと。」と言いザビエルに止めを刺した。 ランスは残った魔血魂を香に渡し、最後の仇を取らせた・・・。

ザビエルは消滅し、JAPANは統一され平和になった。 美樹と健太郎は再び旅に出るとランスに報告しに来た。美樹はシィルの呪いが気掛かりではあったが、ランスは自分がなんとかすると言い二人を送り出した。 そして月夜の中、香と二人、縁側で酒を飲みつつ口を開いた。 カラーの女王が呪術のスペシャリストである事、女王なら永久氷の呪いを解呪できるかもしれないという事を香に伝えた。 香はランスの心がすでに次の場所へと動いている事を悟り、望みを伝えなかった。 しかしランスは「解呪の方法を聞いて、戻ってくる。」と香に言う。 「戻ってくる」という言葉を信じ、早くその日が来る事を望みつつ、香はランスを送り出した。