芳川今日子

解説

カスタムの街で情報屋を営む美人双子姉妹の一人で、真知子の双子の妹。魔法主義。容姿は姉の真知子と同じだが、赤のリボンと魔術師を彷彿とさせる黒いマントが特徴。姉の様に情報魔法は扱えないが、魔法主義だけあって神魔法を扱う事は出来る。また、催眠術*1も使える。
姉の真知子に比べると一途な性格をしており、この世界では占いが全てを決め、人の生死には、全て運命によって決められていると考えている。
魔法使いとしては非常に優秀な反面、男に入れ込みすぎてしまう悪い癖がある。バードの事が好きで、互いに名前を呼び捨てする程の仲だったのだが、それが原因でロクな目にあっていない。
カスタム陥没事件の中盤で、バードに振られたという傷心からカスタムを出て行ってしまうが、故郷であるカスタムへの思い入れは強く、リーザス解放戦の際には帰郷して姉と共にカスタム自衛隊で働いていた。しかし、その後はバードを忘れられず、再びカスタムを出てバードを探していたようだが、災難な目に遭ってしまった様で、おそらくバードの無責任ぶりのせいで不幸になった女性の中でも、ダントツの1位。

ランス2では

序盤は姉と共に情報屋を営んでいたが、バードのパーティが妖体迷宮から生還していない事を知ったらしく、彼を探す為に一人で妖体迷宮に入るという無茶をしている。エレノア・ランが持っていた正しい道を指し示してくれる生命の鏡を奪ったのだが、当のバードはなんとシィルに横恋慕して口説いている真っ最中。それを見て傷心する今日子は一人で立ち去ったのだが、バードは全く気にも留めやしなかった。酷いぞバード君…。
その後、ランから鏡を奪われた報復として催眠術をかけられ、自分で自分の体を慰める事を強いられる事になった上に、バードとシィルの前でその痴態を晒す事になってしまったのだが、ランを倒さないとどうにもならないという理由で置いてけぼりにされてしまった。酷過ぎるぞバード君…。
ランが倒された後、今日子も正気に戻るのだが、バードに振られた上に見捨てられた傷心から、今度は町を離れ傷心の旅に出てしまった。左腕を失ったバードはそれを姉の真知子から聞くと、今更と言える位に自分の責任を感じ、彼女の後を追う事に。その後二人はちゃんと会えたかどうかは不明。まあ、どうせバード君の事だから、きっとまた直ぐに別の女性にちょっかいを出すだろう。

ランス03では

バードに受けた仕打ちによる傷心から旅に出ていたが、カスタムの町の危機を聞き、急いで戻ってきて姉の真知子と共に情報部で働いている。
しかし、続編での様子からも、バードを忘れる事は出来なかったらしく、終戦後に再び彼を追って旅に出た模様。

ランス10では

ダークランスの冒険が語られる際に、その動向が明かされる。
バードへの未練を断ち切れず探し回っていた結果、彼が3年間も閉じ込められていた玄武城に、不幸にも自分が閉じ込められてしまっていた。いつ閉じ込められたかは不明だが、おそらく魔導によってバードが叩き出された後と思われる*2。
出られず一人孤独でいた所を修行の為に訪れていたダークランスと遭遇。一人で玄武城に閉じ込められた自身を気の毒に思った彼のおかげで玄武城から脱出することが出来た。
おそらく、この時のバードはマチルダに見限られて飲んだくれの状態のままである為、今日子の事などとっくに忘れている可能性が高く、いい加減バードの事を断ち切った方がいいのではないかと思わずにはいられない。

人間関係

• 芳川真知子 / 双子の姉。
• バード・リスフーイ / 弄ばれた。でも、忘れられない…。

名台詞

• 「…いいわ、またねバード。別に助けに来た訳じゃないのよ。」
• 「ランの持つ生命の鏡を奪いにきたついでなんだから…」

  危険を承知で妖体迷宮に入り、ランから生命の鏡を奪ってバードを助けに来た今日子だったが、当のバードはシィルを口説いている真っ最中。
  傷ついた彼女はついさっき「助けに来た」といったにも拘らず強がっており、生命の鏡（迷宮を抜けるのに必要）を持ったままである事からも
  追いかけて欲しかったのは明確なのだが、当のバードは気にもしなかった…。
  どうしてこんな男に惚れてしまったのか…？

画像

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