Rance VI -ゼス崩壊-
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OHP | https://www.alicesoft.com/rance6/ |
ジャンル | この業界における正統派RPG |
発売日 | 2004年 8月27日(金) (廉価版:2009年 3月19日) |
対応OS | WindowsXP / Vista 日本語版 |
DirectX | DirectX 9.0c以上 |
CPU | PentiumIII 500MHz以上 |
メモリ | 256MB以上 |
HDD容量 | 2GB以上 |
メディア | DVD-ROM |
音源 | WAVE音源、DirectSound対応ボード |
グラフィック | 640×480 フルカラー表示可能 |
音声 | なし |
©アリスソフト
Table of Contents |
解説
新シリーズ第二弾。
前作は少人数製作の安価なミニシナリオだったが、今回はランス4以来となる大掛かりなスタッフ体制で作り上げたフルプライスの大作RPG。
タイプとしては3Dダンジョン型のいわゆるウィザードリィ式で、旧シリーズから開発環境が変わったことでグラフィックや演出の向上が著しい。
今作から鬼畜王ランスで敷いた完結までのレールをベースに大きくアレンジを加えて物語が動き始め、ゼスという大国を揺るがす動乱にランスが身を投じていく。
鬼畜王の人類圏展開順ではヘルマン→JAPAN→ゼスという流れであったため、いきなりゼスが舞台な上に崩壊という物騒な文言まで付いていた事で鬼畜王ユーザーに衝撃を与えた。*1
鬼畜王のシナリオ清書を手掛けたとり女史がメインシナリオを担当しており、RPGの本作はSLGの鬼畜王よりも会話やイベントを多く挿し込めることから女史もフルスロットルでえげつない展開を用意している。
全体的に陰鬱としたダークファンタジーな雰囲気をランスが力技で切り崩していくような流れになっている。
ランスの鬼畜度は本作がトップクラスとシリーズファン達から言われるほどで、少々人を選ぶ部分があるがストーリー全体の評価はシリーズ内でも屈指。
ゲームシステムの取っつきやすさや、ストーリーの内容的にもランスシリーズ入門者にはリメイク3作の次にこちらを薦められる事も多い。
大~シリーズの先駆けタイトル、「大悪司」*2で織音氏が作画を担当した中からのゲストキャラやモチーフキャラが登場する。
- 派生作品
あらすじ
ランス5Dからしばらく後…
いつものようにお金が無くなったのでその場しのぎで仕事を引き受け、隣にある魔法王国ゼスに出向いて仕事を受けたランス。しかしそこは魔法使いが優遇される国で、挙げ句の果てには投獄されてしまうランスであった。
裕福で平和にみえた魔法大国ゼス、しかしその実態は魔法使いがいばりまくり、魔法を使えない者がしいたげられる国家。 あまりにも自分の不遇にむかついたランスは、レジスタンス集団に入り、ゼス王国を転覆させる為に活動を開始するのであった。
システム
拠点モード
迷宮モード
- 3D迷宮
- マップ制覇率が高いとボーナスがゲットできる
戦闘モード
- 当時のRPGの主流とも言える最大6対6のターン制バトル
- 全員1ターン1行動
- 戦闘中に、パーティとして連れてきている16名の中で交代することが可能
ストーリー詳細
ネタバレ注意!! |
登場人物
またランス6/その他の人々を参照
登場モンスター
種族 | 名前 | |||||
男の子モンスター | イカマン | 大王イカマン | オクトマン | イカ超人 | メイジマン | フリーダム |
プロレス男 | 外人プロレス男 | ローパー | シンディローパー | 腐りきった死体 | 透明死体 | |
ぬぽぽ | NEOぬぼぼ | マスターゾンビ | ヤンキー | ぶたバンバラ | ぶた獄長 | |
デカント | アイスデカント | おかゆフィーバー | アバター様 | 俺は鉄壁 | 巨鉄ちゃん | |
チキチキンマシン | サメラ~イ | アカメ | クロメ | ドラゴンナイト | コンタートル | |
指圧マスター | ジャバラ | たこやき | にょ~ | ねこつぼ | イモムシDX | |
三つ目トカゲ | まねした | まおー | 攻軍師 | 防軍師 | 魔軍師 | |
超軍師 | 魔素漢 | 青魔物兵 | 赤魔物兵 | 緑魔物兵 | 魔物将軍 | |
魔物隊長 | ||||||
女の子モンスター | キャプテンバニラ | へびさん | ちゃぷちゃぷ | メイドさん | ねこまたまた | まじしゃん |
やぎさん | パタパタ | マジスコ | きゃんきゃん | アムンゼン | エンジェルナイト | |
ラルカット | とりたま | おかし女 | ざしきわらし | ハミング | かえる女 | |
うし使い | とっこーちゃん | ハチ女 | ズかっぱ | 髪長姫 | 神風 | |
ちょーちん | 夜逃げちゃん | フローズン | 金魚使い | パルッコ | スケッチ | |
てんてん | やもりん | サワー | ゾンビエルフ | ちょっぴー | 雷太鼓 | |
ぬくぬく姫 | ピクシーフォックス | スモッグシルフ | 出目金使い | コンテ | フィッスネ | |
うしうしバンバン | ||||||
元人間 | なれのはて | 薬物人間 | 死人獄長 | ズルキゾンビ | ハッサムゾンビ | |
元メインプレイヤー | まる | まる改 | リス | オウゴンダマ | ナマリダマ | マグボール |
単独種 | ハニー | グリーンハニー | ブルーハニー | レッドハニー | ブラックハニー | スーパーハニー |
ゴールデンハニー | ちゃそば | インドちゃそば | ||||
ムシ | ぷりょ | うっぴー | はっぴー | タタミ返し | 新型タタミ返し | 角くじら |
しいたけ君 | 紅しいたけ君 | |||||
生成生物 | レジェクション | ルスト | ロンメル | ゲーリング | ガーランド | クレッチマー |
ヒムラー | ゲッペルス | ヒトラー | マーダー | ナースホルン | ウォール・ガイ | |
警備ウォール | 警備メイト | 拠点精霊 | Zガーディアン | 合成魔獣 | 合成魔獣改 | |
ストーン・ガーディアン | 落書き犬 | 変異落書き犬 | 落書きザウルス | 落書きドラゴン | 落書き勇者 | |
フットの愛犬 | ||||||
悪魔 | べべター | V2ベベター | ||||
寄生魔神 | グナガン |
登場組織
作品舞台
用語集
スタッフ
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特記事項
- シリーズとしてはチャンピオンソフト時代からサウンドの外注スタッフをしていたDRAGON ATTACK!氏が関わった最後のナンバリングとなる。氏は2008年まではアリスソフトに曲を提供している*3。
- DRAGON ATTACK!氏は元スクウェア・エニックスの笹井隆司氏ではないかと様々な人物から入念にリサーチされた結果、非常に有力視されている*4。ちなみに笹井氏はイトケンと一緒に仕事をしていたりファイナルファンタジーの曲も手掛けている。本作の曲は笹井氏が前後に担当した作品の曲に似ているものが多い。*5
- 笹井氏の経歴からチャンピオンソフトの作品数本とアリスソフトでランス1のBGMを担当したのは確定しておりこれが裏付けとなっているが、氏は他のPCゲーム会社での仕事は自分の名をクレジットに入れないことを条件に受けていた事もあり真偽のほどは定かではない*6。尚、非公式のスクエニ系やFF系のスタッフ紹介サイトなどでも笹井隆司氏=DRAGON ATTACK!氏として記載されている事がある*7。
- 当初は噂に過ぎなかったのだが、アリスサウンドアルバム vol.28 ランス01 & ランス03で、笹井氏原曲を全てDRAGON ATTACK!氏原曲として表記、さらにはTADA氏がドラアタ氏は大手コンシューマーメーカーで活躍している人と語った事や、TADA氏の語るドラアタ氏に関するエピソードが笹井氏が過去のインタビューで語った昔話と丸被りしており、反証なくして疑惑だけが役満のごとく詰みあがってしまい半ば公然の秘密となっている。
人気投票
2004年12月24日のスタッフ日記より
欲しいキャラアンケート壁紙企画では志津香が1位を獲得し、2005年2月10日に原画担当である織音氏による書き下ろし壁紙が公式サイトに公開された。
コメント
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ランスシリーズ | |
本編以前 | ETERNAL HEROES - リトルプリンセス - リトルヴァンパイア |
本編 | Rance -光をもとめて- - Rance II -反逆の少女たち- - Rance III -リーザス陥落- - Rance IV -教団の遺産- - ランス4.1 -お薬工場を救え!- - ランス4.2 -エンジェル組- - Rance5D -ひとりぼっちの女の子- - Rance VI -ゼス崩壊- - 戦国ランス - 戦国ランス後日談 - 三匹が斬ったり突いたり燃やしたり - ランス・クエスト - マグナム - Rance IX -ヘルマン革命- - Rance X |
本編後 | 闘神都市1 - かえるにょ・ぱにょ~ん |
IF | ランス温泉へ行く - 鬼畜王ランス - 乙女戦記 |
リメイク | Rance 01 -光をもとめて- - Rance 02 -反逆の少女たち- - Rance 03 -リーザス陥落- |
番外 | SDらんす - SFらんす - 闘神ランス - 走り女2 - なぐりまくりたわぁ - にせなぐりまくりたわぁ - おかゆフィーバーの逆襲 |
*1 正史では順番が真逆になっている
*2 余談だが大悪司でとり女史と共にシナリオを担当した上田庄吾氏は後にウィザードリィ外伝「五つの試練」の公式追加シナリオを手掛けている
*3 とり女史企画のAliveZが最後
*4 笹井氏がゲーム業界に入ったきっかけは社名を明かしていないが梱包バイトをしていたPCゲーム会社で元バンドマンの経歴から音楽の仕事を丸投げされた事であり、TADA氏のバイト入社当時はドラアタ氏がバンドマンの姿で梱包バイトをしておりshade氏入社まで音楽の仕事を丸投げされていた。余談だがshade氏も元はプログラマだったがバンドの経歴から音楽の仕事を投げられた共通点がある。
*5 特にランス6のメインテーマであるトラック22及びショート版のトラック27と、ブシドーブレード弐の勇躍の士魂(Loyal Retainer Soul Of Being Spirited)がよく似ている。ショート版との比較が分かりやすい。
*6 クレジット非表記はアリスソフト的にNGだったため、多数の別名義を使い分けた可能性も考えられる(Shade氏が入社するまでは他にサウンドスタッフがおらず、クレジットが不自然に空欄化してしまうため。)
*7 記載時期などから概ね下記の事柄から判断されたと見られる