奴隷観察場
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登場作品 | ランス6 |
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解説
琥珀の城の一角に秘密裏に作られた、2級市民とモンスターとの戦いを見物し、どの奴隷が先に死ぬかを賭ける教育長官ラドン・アルフォーヌ自慢の娯楽施設。毎日一定以上のモンスターを倒さないと食事が出ず、毎日2、3人が死亡している。
死を強要されてしまう場所であるが、同時にどこからも不要とされ、行き場のない2級市民の奴隷達が最後に行き着ける場所でもあり、ノルマさえこなせばちゃんと食事も出て、寝床もあり、雨露もしのぐ事ができ、うまく立ち回ると使用人として取り立てて貰え、生きて出ることも出来る。
魔法使い用の豪華な見学室には、いもむしDXやパワーゴリラの剥製が飾られ、魔法で対衝撃コーティングされた覗き窓は白色破壊光線でも当てないと壊せない。ランスは2号部屋で信者がついて番長になってほしいと頼まれたりしていた。その時期のノルマは週に一人10匹。
ようはラドン長官が自分の屋敷のそばに作った奴隷達を戦わせる為の箱庭。なお、女結界で男しか入れない。
ランス6では
第一章、『奴隷の日々』の舞台。ランスとロッキー・バンクが此処で出会い、アベルト・セフティによって外へと導かれた。実はアイスフレームによって抜け道が用意されており、見込みのある人材にだけ工作部隊のアベルトが接触し、その存在が明かされる。目印は壁に赤文字で書かれた以下の落書き。
しにたくない しにたくない かならず いきて かえるんだ
わたしのなまえ は じょー
通り抜け可能な幻の壁になっており、中の迷路を抜けると出口付近に看板がある。
自由はすぐそこだ。がんばれー アイスフレーム
金融長官ズルキ・クラウンに2級市民の娯楽利用という発想で感銘を与えたり、ゼス四天王パパイア・サーバーが自作の合成魔獣のテスト場として利用したり、パットン・ミスナルジが所在不明の男として故意に捕まって潜伏場所兼修行場として活用していたりもしたゼスの負の側面的な部分象徴していたかのような本施設だが、マジノライン復帰後は、改心したラドン親子によって無料遊園地に改装された。
人物(第一章)
- へっぴり腰スモモシハ、よわよわミナシニ、しょんべんたれイテセ、おっかなびっくりジロウ
- 奴隷観察場の住人で、イカマン二匹に6人で苦戦する弱小パーティー。敵をあっさり駆逐したランスの強さに驚嘆し、パーティーに勧誘するもにべもなく断られる。
- 尻奴隷ブルュンマミ
- 奴隷観察場の住人。男ばかりの環境で不憫な目に遭っているらしい少し可愛い顔をした男の子。ランス達の隣の部屋におり、こちらに気が付くと尻を隠すようにして怯えてしまう。いやだ、僕は男だ、男なんだ…
- ジャイアン
- 奴隷観察場の奴隷達のボス。元ネタを踏襲した(ε )な口元と、大盾の「G」マークが特徴の肉壁兵。猿山の大将らしく施設頂上に君臨する。ランスを従わせようとして返り討ちに合い、命乞い虚しく殺された。
- スネオ
- 奴隷達の実力者。ジャイアンを倒したランスに取り入ろうとするものの、チクワを落としたロッキー・バンクに過剰に辛く当たる態度がランスのカンに触り、剣で刺し殺された。ジャイアンと違い、こちらの立ち絵は普通の二級市民。
- ランス信者ルンヤ、ハルキ
- 奴隷観察場でランスと同じ2号部屋の住人達。非凡な実力を示したランスに惚れ込み、自分達をまとめて2号部屋の番長になって欲しいと頼み込んでくる。面倒がって相手にしないランスに、皆で集めた金を根気よく献上していた。
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