メアリー・アン

解説

ゴア市に住む平民で、貧しくも真っすぐに生きている。

ランス10では

ゴアの街で一人たくましく生きる少女。 父親は酒の飲みすぎで体を壊し亡くなり、母親は他に男を作って失踪…という悲惨な境遇にもめげず、品行方正に育っている。

たまたま街にやってきたレイと出会い、彼が自分と同じ「独りぼっち」であると察し、友達になろうと決意。いろいろと気にかけるようになる。その態度は彼が魔人であると知ってからも変わらず、ランスたち魔人討伐隊との戦いで重傷を負ったレイをかばい、ランスの前にたちはだかるほど。

彼女の態度に何かを感じたレイはランスがメアリーを助けるという条件で人類軍に投降することとなった。以後はレイへの人質として魔人討伐隊に加えられることになるが、実際にはコミュ力の低いレイの保護者のような立場で生活を共にしている。

なお、本人は筋が通らないとしてランスにレイを救ってもらった礼は大人になったら自分の体で払うと言っているが、ランスは将来性もないと全く期待していない。

鬼畜王ランスでは

リッチの街に住む人間の女性。37年前に、ケイブリスと戦いに破れ、重傷を負っていたレイと出会う。彼は放電体質であり、触れるだけで、手が焼け爛れてしまうような身体だったが、それでも懸命に看病し、そして、互いに愛し合うようになる。レイは、永遠に二人でいることを望み、彼女を自らの使徒にしたがっているが、メアリーは、人間として老いて死ぬことを選び、拒否している。

現在もリッチに住んでいるが、ケイブリスに存在を知られており、事実上、人質状態となっている。ちなみにレイとは、彼の体質のため、プラトニックな関係。

魔人レイ戦での鍵となる人物。選択肢があり、結末も複数あるが、すべてが悲しい結末となっている。 できれば、そっとしておいてあげたいが、このイベントを進め、レイを倒さないと魔剣カオスが入手できない。

人間関係

• レイ / 恋人、彼女のすべて(鬼畜王)
• レイ / 友達。無気力だけどいい奴（ランス10）

名台詞

• あ、あたしのかーちゃんは美人だったぞ！ホントだ！　だから……！
  ……かーちゃんにはまるで似てないって、いっつも言われてた

  メアリー・アンは父親似だということがわかる台詞

• どかない。コイツを殺すのをやめてくれ
  もういいだろ、ボロボロじゃないか。何も出来ない
  いやだ！
  レイ、お前もう人間を殺すな。できるだろ
  代わりに、魔物やっつければいいだろ
  人間殺しても、全然楽しそうじゃないぞ、お前。好きでやってないんだろ
  大人しくかっこよく死にたい、なんて言うなよ。そんなの、クソダサイからな！
  ……探せばいいだろ。好きな物とか……欲しい物とか

  レイを殺そうとしたランスを遮ったメアリー・アン
  なんとかレイを助けようと、ランスたちの見ている前でレイを説得する
  メアリー・アンの真摯な気持ちはレイの心を動かすことになった

画像

ランス10

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