メナド・シセイ -Menad Shisei-
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解説
若年ながら*1リーザス第3軍「赤の軍」の副将に選ばれたという実力派の少女戦士。
青髪ショートで活動的な外見の少女で、ボクッ娘。
内面も素直かつ明るい性格で基本的に人当たりも良く…そして騙されやすい。
かなみとは都市守備隊時代にふとしたことから出会い、それ以来の友人同士。*2
普通の女の子としての幸せに憧れているという共通点から非常に仲が良く、昼休憩の際には一緒にお弁当を食べたりする。
一方で嫉妬や羨望といった複雑な感情のためかシィルに対する態度は互いによそよそしく、シィルと仲が良いかなみとは対照的。
技能LVこそ持っていないが料理が上手い。
彼女の作った厚焼き卵を食べ、おいしさのあまり「堕落の味」と評したかなみのお墨付き。
軽食として用意していたにんじんのはちみつ漬けもマリアやスー達に好評で、空腹というスパイスを加味したとはいえにんじんが嫌いなランスでも食べられる程。
ランス1では
後記の画像における「ランス1のリーザス城門番」が後のランス01において合算リファインされメナドとなった為、当然本作では名無しのモブキャラである。
ランス01では
都市守備隊所属リーザス城の門番として本編初登場。
この時点でのレベルは20弱。 そして体脂肪率15パーセント。
コロシアムに参加したいので使わないのならくれというランスの頼みを聞き、自分が持つ参加証を報酬として彼にマーガリン英雄墓地でのゾンビ退治の助力を依頼した。
その依頼を受けたランスに「どちらが多く倒せるか。負けたら勝った側の言う事をひとつ聞く。多く倒してもゾンビにやられてギブアップしたら負け」という勝負を持ちかけられ、その勝敗により両者の関係は大きく変わる。
後に赤の軍副将となる彼女の実力は01の時点で既にランスが驚嘆する程に高く、ランスが1体ゾンビを倒す間にメナドは3体目に取り掛かる程。
「何であんな奴が門番なんてやってるんだ…明らかにオーバースペックだろ。」とはランスの評。
武器は他の守備隊も使用しているごく普通の一般的な槍だが小柄な彼女が使うには大きすぎて取り回しが悪く、戦い振りを観察したランスは「普通に剣でも使った方がよさそうだが…」と彼女の適性武器を推察する。
ゾンビ退治勝負でメナドが負ける場合、罠*3にはまって窮地に陥ったところを助けられた事でゾンビ討伐数関係なく負けを認める事になる。
女の子扱いしてくれたこともあってランスに惚れ、そのまま押し切られて墓地で処女を散らすことに。
その場合、通行手形なしでもランスを入城させてしまったり門番としての仕事中でも体を求められれば応じてしまったりかなみに惚気話を聞かせたりと、ベタ惚れモードに変化する。
ランスの方も「意外と馬鹿な男に引っかかりやすいかもしれない」とメナドが可愛いと褒められたり女の子扱いされる事に弱いのを心配しており、自分以外の男には気を許さないよう忠告している。
一方、メナドが勝つ場合は前述のような恋人関係(?)にはならない。
Hイベント無しなのは勿論の事、通行手形無しでは通してくれないためその後のストーリー進行で城に入る用事が有る際に通行手形を押入れの中に入れていると最初の入城から10日経過するまでは一々取りに行かないといけないので携帯し続ける事になり、所持チップ枠を圧迫され続けるのが面倒。
正史ではベタ惚れ状態が採用された。
鬼畜王におけるザラックの存在を考えると、ランスに惚れている方がまだずっとマシと言えなくもない。
エピローグではリアがランスの住むアイスの街へ押し掛け嫁入りをする為の護衛として、親衛隊と都市守備隊の混成部隊を組織した中に参加。
ランスがリアに手を出した事を知る。
雲上人であるリアがただの冒険者であるランスに嫁入りをするという事態に狼狽し「出て来なよー!こらー!」と呼び掛けるが、ランスは面倒な事態になったとシィルを連れて包囲された家から逃げ出すという所でランス01の物語は幕を閉じる。
ランス03では
01に引き続き登場。
とある貴族を中心としたリーザス脱出集団の護衛につくものの、我も我もと同行者が膨れ上がり大規模になりすぎた事でヘルマン軍に追いつかれてしまい、被害を出しつつもサウスの街で住民と共に細々と抵抗していた。
その後、リーザス解放軍がサウスを奪還した際に拘束されているユランを助けようとしたところでランスと再会する。
引き続き彼にベタ惚れしており、01で惚気話を聞かされた「めちゃめちゃかっこいい彼氏」がランスである事を知ったかなみが主君と親友の板挟みに頭を抱えた。
リーザス解放軍に合流後は事あるごとに
- トイレや酒場の奥でランスに襲われる。
- エッチをしようと迫るランスに抵抗を試みるものの、可愛いと褒められて押し切られる。
- 宿泊した際にかなみが同室で寝ている*4横で一晩中抱かれる。
- 他の女と比べて具合が良いと褒められた事を喜ぶ。
- 金貸してくれの一言で財布ごと取られても抵抗が無い。
- リアと結婚して王様になるのなら側室を持つ事も普通でありその中の一人に…
等といった「都合の良い女の子」「チョロい子」ぶりが強調されている。
当人は大好きなランスから必要とされる事に喜びを感じておりとっても幸せなのだが、それを見てかなみがオロオロするまでがセット。
ランスの側も自分なりに大事に扱っている様子で、シィルが作ったならばお仕置き不可避のにんじんを使った料理を拒否しない、リックがメナドの技量を賞賛し彼女が照れている所を目撃した際には嫉妬で激発し斬りかかる等といった行動を見せる。
リアの前でランスを好いた様子を見せたため要警戒対象と認識されてしまった様で、交際相手のいないリックに「赤の軍に入れてはどうか。手を付けてしまってもいい」と持ち掛けられる。
それに対しリックはやって行けるだけの実力は十分にあると認めながらも「赤の軍は定員が少なく、順番待ちさせている者もいるため上層部の一存でも理由なく加入させるのは問題がある」とやんわり断った。
その進言を受けたリアもその場は納得して撤回。
メナドを赤の軍に入れる理由を作る為の実績を示す場を用意する事となる。
01同様に普段は都市守備隊の備品である槍で戦うが、技能LVが示すとおり剣を握っても申し分ない強さを発揮する。
彼女の鋭い抜き打ちを見た赤将リックからもその剣術はどこで習ったのかと興味を持たれるほど。
彼に同道した経験を経てバイ・ラ・ウェイの見よう見まね技「見まねらウェイ」なる妙技を習得。
更に、その後ランスがひょんなことから拾ったリーザスの宝剣クア・パッソを与えられるに至り、必殺技「クア・ル・レーン」に昇華した。
宝剣をランスからのプレゼントだと解釈し、自己研鑽を重ねた結果である。
ランス10では
赤軍の副将として北部戦線で魔軍と交戦している。
最初は赤軍リックが不在のため、白軍の将エクスの指示に従い、魔軍と戦っていた。猛火のような勢いで敵陣に大穴を穿つ赤軍に、変幻自在に役割を塗り替えられる白軍が加わったお陰で、度々戦功をあげた。
この時、ランスが魔人ハウゼル討伐ルートを選択するとメナドに会える。ランスたちと同行したリックも戦線復帰する。
魔人シルキィとハウゼルが戦場から消えた後は、白の軍が貴族反乱の鎮圧に向かったため、代わりに黒軍の将バレスが指揮を取った。今度は魔法部隊の紫の軍とカスミの率いるチューリップ部隊もいるおかげで、そこそこの優勢を維持していたが、後にレキシントン軍に強力な鬼部隊が加わり、その死物狂いの戦いぶりに一時苦戦を強いられていた。
自動解放イベントでは、バレスの作戦通りに、リックの補佐として配下の赤軍を率いて親衛隊と一緒にバラオ山脈を沿って一気に南下し、敵を分断した上に包囲した。後に魔物大将軍ヨシフは部下を捨てて逃亡を図ったが、その動きが既にエクスに予想され、メナドも将の一人としてヨシフの足を止める戦いに参加した。
食券イベントでは、会う度に偉くなっていくランスとただの一軍の副将の自分は釣り合わないと悩んでいる様子が描かれている。メナドはランスと適切な距離を保つことを心掛けているが、いざランスに迫られるとついつい流されてしまう。
かなみとランスが恋人になっていることはかなみからの手紙で分かった。大事な友達だから特に悪く思っていない。ランスもそんな二人の仲の良さを利用して簡単に3Pに持って行った。それを目撃したカオスは「安い子VSちょろい子」とコメントした。
鬼畜王ランスでは
かなみの友達である事から、戦闘中にかなみがやってきて助けてくれることも。
部下の面倒見も良く、稽古には親身につきあってあげる。
男兄弟に囲まれて育ったらしく男の裸を見慣れており、全裸のランスを見るだけでは動揺しなかった。
ボクっ娘な口調なのもその境遇のせい。
男を見る目がなく、部下兼彼氏であるザラックにいいように利用され給料のほとんどを取られ体は弄ばれるなど散々な扱いを受け、ついにはザラックにそそのかされて軍費の横領に関わってしまう。
横領行為自体はすぐにバレてしまい、その割に生活がどんどん質素になっている事までマリスに突き止められる。ランスが気付かずザラックを放置していると世界の危機が迫る中、自暴自棄になったザラックによって他の部下達に輪姦され呆然自失となった状態でザラック自らの手によって殺害されるという悲惨な末路を迎えてしまう。
一方、一連の事実の真相にランスが気づいてザラックを処刑すると、最初はランスを恨む事になってしまうが、かなみ等がランスの方が正しいと説得したのを機に、いずれ立ち直って洋洋たる未来が待っている。また、ランスもメナドが受けた仕打ちに関して同情しており、横領の罪自体も「これ以上、ほじくってやるな」という指示によって不問となった。
ザラックに入れ込んだ理由は「初めて女の子扱いしてくれた人だから」
…リーザスの女達は男を見る目が無いのかもしれない。
ゲーム的には
ランス03では
終盤でリックと共に加入する。ユニット性能までお手軽かつ高性能。
初期レベルは25とその時点でレベル40前後は有るレギュラーメンバー達よりもひと回り以上低いが、体力や筋力の上昇値が高く他のキャラ達をごぼう抜きして一線級に成長する程の潜在能力を持つ。
適当に連れ回しているだけでもレベルが急上昇していくのでウィリスを頻繁に呼ぶ事になるだろう。
レベルの上昇が落ち着いた頃にはパーティ編成において優先して選びたい、頼もしいキャラに育っている。
ランスにも匹敵する高い筋力値から繰り出される「槍攻撃」の威力が良好で、クリアまではこれ1つ強化してやれば事足りる。
後は来たるべき★6への足掛かりとして「剣攻撃」を強化しておきたい所。
「手加減攻撃」と「即ブロ」を強化するのは後回しでいい。
クア・パッソ入手イベントで強化される剣攻撃系スキル★6「クア・ル・レーン」が凄まじく強力で、クリア後のやり込み用ダンジョン「TOWER」の攻略に大活躍。
敵にトドメを刺し戦闘を終わらせたキャラが受け持つ、リザルト画面での勝利台詞のほとんどがメナドになってしまうほど。
リックのバイ・ラ・ウェイを★6にする事が入手イベント発生条件なので、最優先で強化をしたい。
クア・ル・レーンの取得により
という、V3のようないいとこ取りの性能になる。
難点は攻撃スキルが通常攻撃しか無い所。
通常無効を持つウルンセル青に攻撃が通らないので、他のキャラでのフォローが必要。
人間関係
- ランス / 自分を女の子扱いしてくれた人。
- 見当かなみ / 親友。知る由も無い恋のライバル?
- イェリコ・コロン / 友達。都市守備隊仲間でもある。
- リア・パラパラ・リーザス / 主君。警戒されている。
- リック・アディスン / 上司。
- レイラ・グレクニー / かっこいい親衛隊長。スカウトされた。
- シィル・プライン / ランスに最も近い彼女に嫉妬しており、逆に嫉妬されてもいる。
- ザラック / ヤクザな彼氏。(鬼畜王)
特記事項
- 名前の元ネタはメナードと資生堂、どちらも化粧品会社の名前から。
- 弟が子供の頃から騎士を目指していて、その付き合いで剣の修行をしていたらいつの間にか強くなっていた。*5
- クア・パッソとは上述の通りリーザスの宝剣。
特別な力を持つ物では無いが名工の作であり、王家に伝わる一振り。
強そうな剣なので有効活用したいが自分はカオスを使って魔王や魔人と戦わなくてはいけない、リックには大層な長剣(バイ・ロード)が有る、ミリが二刀流で使うには適さない。 と、考えを巡らせたランスが消去法でメナドに渡した。 - 元々はただの都市守備隊だったが、リアの戴冠式の日に起こったクーデターをかなみや協力者と共に阻止したことがある。
この働きが評価され赤の軍の副将に出世した。*6
かなみ忍伝よりクーデター鎮圧の様子。
©アリスソフト
修得技能
修得技能 | |
槍攻撃 | 都市守備隊のメインウェポンである槍を振り回して攻撃する。 クールタイム0で気軽に使える近距離通常攻撃。 メナドおなじみの官製槍「サープラススピア」でパワーアップ。 ただ、そのお値段178000GOLDと01の販売価格(800GOLD)の222.5倍という滅茶苦茶な値上がりを起こしている。 戦争需要による高騰を考慮してもこれは酷い。 |
即ブロ | ピンチの人を放っておけない彼女が半ば本能で庇いに走る。 自分を除く、一番ダメージの大きいキャラに物理防御付与。 誰もダメージを受けていない場合は左端のキャラに付与する。 対象キャラが既にこのスキルで付与済みであれば他のキャラに付与する。 他に誰もいなければ自分に付与する。 メナドおなじみの官製鎧「サープラスメイル」でパワーアップ。 |
手加減攻撃 | うまく致命傷をさける都市守備隊の制圧術。 とどめを刺せない上に攻撃倍率も低い近距離通常攻撃スキルで使い所は無い。 強いて言えばALICEMANLADYの試練で削りに使う時くらいか。 メナドおなじみの教本「がんばろう制圧術」でパワーアップ。 |
剣攻撃 | 守備隊のサブウェポンである剣で攻撃してみる。 リックが騎士でもやっていけると太鼓判を押す太刀筋。 槍から持ち替える一手間があるせいか、威力は高くともダメージ効率で槍攻撃に劣る。 メナドおなじみの官製剣「サープラスソード」でパワーアップ。 |
見まねらウェイ | バイ・ラ・ウェイを自分なりに解釈してみた剣技。とはいえ、本物には程遠い。 ランスも「なんか派手っぽい技」と気にとめていた。 |
クア・ル・レーン | ランスから貰った宝剣クア・パッソで繰り出すバイ・ラ・ウェイのデッドコピー。 しかし試行を繰り返し全てが別物に。 クールタイム1で全体通常攻撃1200%という凄まじい性能。 道中の雑魚散らしにおいて全キャラ中最高のダメージ効率を誇る。 |
不撓の決意 | 聖人ALICEMANLADYから授かったメナドのゼロスリースキル。 戦闘不能になるダメージを受けた仲間が残り体力1で踏み留まる。 |
画像
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リーザス王国 | ||
王族 | リア・パラパラ・リーザス - ゴールデン・ウェンズディング・マーク2伯爵(ウェンズディング・リーザス) - カルピス・パラパラ・リーザス - グロス・リーザス | |
リーザス城 | マリス・アマリリス - はるまき - 見当かなみ - ハイジ・パンクラウ - クリン・ビゥ | |
リーザス軍 | 第1軍 (黒の軍) | バレス・プロヴァンス - アールコート・マリウス - スー・プロヴァンス - ジャロ・ジャスラック |
第2軍 (青の軍) | コルドバ・バーン - キンケード・ブランブラ | |
第3軍 (赤の軍) | リック・アディスン - メナド・シセイ | |
第4軍 (白の軍) | エクス・バンケット - ハウレーン・プロヴァンス - ペガサス・フォート - オーギル・ロット・シュタイン | |
魔法軍 (紫の軍) | アスカ・カドミュウム - チャカ・カドミュウム - メルフェイス・プロムナード | |
親衛隊 (金の軍) | レイラ・グレクニー - チルディ・シャープ - ジュリア・リンダム - イベット・チェリア | |
都市守備隊 | イェリコ・コロン - ハリー・スチュワート | |
住民 | カパーラ・ウーチ - ヒカリ・ミ・ブラン - アキ・デル - ユキ・デル - パティ・ザ・サマー - ミリー・リンクル - 堀川奈美 - ボブザ・フランダース - パルプテンクス・フランダース - アイ・コム - ラベンダー -フルル・バーン - カーチス・アベレン - アーヤ・藤ノ宮 - ライハルト - 変態ネズミ - サヤ・フライディ | |
リーザス・コロシアム | ユラン・ミラージュ - †憑黄泉☆魔無月† - ルイス・キートワック - アレキサンダー - ジャン・ギャンバン二世 - ニンジャマスター - バーニングB - フブリ松下 - くぐつ伯爵 - おたま男 - こんご - アリオス・テオマン - ハーケンゼブラ - 白井サヤ | |
未登場 | ラファリア・ムスカ - フララ - 竹中もこもこ - 書庫の幽霊 - 加藤すずめ - ウェンディ・クルミラー - ザラック- アビァトール・スカット |
*1 LP2年6月リア戴冠時に起きた反乱で功を成し赤軍副将に抜擢された設定により、正史では最速16歳で任官した可能性あり
*2 当時メナドは女の子誘拐犯を追っていたが、その犯人がかなみということは知らないまま。
*3 先回りしたランスが仕掛けたもの
*4 実は起きて聞いている。
*5 弟はすでに死んでいる
*6 これは前述の通り、ランスに好意を持つメナドを出世させて遠ざける為にリアが仕組んだ騒動の可能性が高い
*7 ランスワールドノート