ビスケッタ・ベルンズ
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解説
ランス城落成を機にプルーペット商会から派遣されてきたメイド集団のリーダー。
主であるランスのために完璧なサポートを果たすメイド・オブ・メイドである。
主がひとこと頼むと言えば、一を聞いて十を知り手抜かりなく用意を済ませるメイドの鑑。
主の幸福が自身の幸せ、強い誇りと喜びをもって日夜業務に従事する。
主人を守るための技能ももちあわせ、石割りから暴れうしを止めるまで、あらゆる技能を習得している。
常時むすっとした顔付きだが、不機嫌なわけではなくこれが地顔。いつも怒っているような表情のビスケッタを見て、ランスは嫌われているのではと心配していたが、上記の通り完全に誤解であり、それどころかランスを理想的な主と考えていた。「ということは俺様の事が好きで好きで仕方なかったという事だな?」という問いには「そう考えて間違いない」とのこと。禁欲モルルンの影響でランスがエロ欲求を溜めている時には自ら名乗り出て、性器を露出し下着姿にまでなったが、やはり表情が硬くランスは手を出せなかった。後日、手違いで実家から送られてきたビスケッタの学生服をランスが見つけ、たわむれに着てみるよう言われる。律儀にクマさんパンツまで履いたビスケッタはさすがに表情が崩れ、メイド長のそんな恥じらいにムラムラっときたランスに襲われ、ようやく抱かれる事となった。ちなみに色恋沙汰には無縁そうな彼女にも過去に恋愛経験はあったらしい。しかしどの男も彼女の無愛想な顔付きに耐えられず去っていったらしい。故にランスとHするまでは未だ処女であった。
主を立ててどのような命令にも従う彼女だが、間違った道を進んだり、道徳にもとる行為をすると、静かに…だが有無をいわさぬ口調で責めたてる。
ランスのセクハラにも動じることなく、ランスの背中を流しにいった際に前の方も洗ってくれないか、とからかい半分で頼まれるが、全く動揺せずに前面を洗おうとした(結果ランスの方が臆して逃げ出してしまった)。
ランス城地下にある拷問部屋の拷問器具のメンテナンスが完璧なのもこの人のおかげ。ちなみにメイドの魂とも言えるメイド服以外の装備を身につけるのは、拷問のようなものでとても苦痛なのだとか。
メイドながらも才能限界はLV38、格闘LV1もあり、忘れ物を届けに迷宮をたった一人で進んできたり、フロア中の罠を“掃除”したり、戦闘力も並外れたものがある。
アポイントメントの無い望まれない来客は瞬時に察知し、実力行使でお帰り頂く。才能限界までレベルを上げ切った彼女は、各国の正規兵が3人で魔物兵1人を相手にするところを、彼女一人に対し精鋭の魔物隊長1人と魔物兵15人が地に伏せている。
開花させている技能が多いことからも窺えるように、主の為ならばなんでもする。
メイドとしての職務は完璧にこなした上で、本来ならば騎士団の範疇である警備も兼任し、ランス城の経理・財務、ランスが求める情報の収集やリサーチまで、全てプロフェッショナルに行う。
戦時下のためにランス城の食糧が逼迫したときには、予め用意していた畑で乗り切るなど、農業まで備えていた。
そんな彼女が唯一苦手とするものが子守であり、笑顔がつくれないために泣かれてしまい、終いには嫌われてしまうらしい。
完璧を目指す彼女にとって許しがたい問題ではあるが、個人としても子供好きのようで、ランスの子達をかわいがれないことを気にしている。
ランスがさん付けで呼ぶ数少ない女性の一人。
ランス9では
ランスが旅立つ前にランスの装備の着付けをし、ランスの為に色々と便利アイテムを持たせてヘルマンへ送り出す。
便利アイテムの中には、ゼスにも30個程しか存在しない魔法ハウスがあったり、相変わらず完璧な存在である。
エンディングでも普通に登場する。
ランス10では
引き続きメイド集団のリーダーとしてランス城の一切を取り仕切っている。魔人レイとの戦いでもランスのサポートをしており、魔軍との戦いの途中、人類総統司令部となっているランス城に魔軍が攻め込んできた際も招かれざる客として魔物達を一蹴している。JAPAN・砦ルートではランス達の撤退の殿として魔物達を阻むも、レッドアイによって囚われの身となる。ビスケッタが行方不明となったことを聞いたランスはビスケッタさんは必ず生きていると信じて即座に救出に動き出し、それを見たビスケッタは主を危険に晒してはメイド失格と反省しながらも、ランスが自身を助けに来てくれたことに感動するなど主従の結びつきは深い。その後、同じくレッドアイによって囚われの身となっていたロナ・ケスチナと一芝居打ってレッドアイ討伐の立役者となり、身寄りのないロナを引き取ってランス城のメイド見習いとして教育を施す。浮遊ルートでは以前からパットンの要望でランス城の改修を進めており、改修計画に許可を出したことをすっかり忘れていたランスだったが(ミラクル曰く「どうせ生返事をしていたのだろう」)、「ビスケッタさんが許可を得たと言うのなら、許可を出したのだろう」と納得しており、パットンにある意味でランスから最も信頼されている、と言わしめた。
ランス10第二部では、ランスが魔王となってからも引き続きメイドとして仕えており、魔王軍の本拠地となったアメージング城唯一人のメイドとしてアメージング城の雑務一切を取り仕切っている。しかし破壊衝動との戦いにより自我が失われかけている現在のランスがランスの本意でないこともわかっているため、密かに人類側の首脳陣と繋がっており、ランスの状態や他の魔人の動向など定期的に情報を流しており、人類側のスパイの役目も果たしていた。なお15年経っても容貌は全くといっていいほど変わっていない*1が、過去にランスからの魔人化を固辞しているため(魔人化してしまうと魔王の命令には逆らえなくなり、スパイの役目を果たせなくなるため)、現在も正真正銘の人間で美貌の維持に努力しているとのこと。またエンディングで40年後のRA55年では未だに廃墟となったランス城の手入れをしているような一幕があった。
人間関係
修得技能
名台詞
- その捉えどころのない性格。中途半端に端正な容姿。豪快を地で行く立ち居振る舞い。
何より、溢れ出る覇気を感じ、この方こそ求めていた主であると、確信を深めておりました。ランスに自分を嫌っているんじゃなかったのかと問われて。 短所に目を取られがちなランスの長所を見事に見抜いている。
- 申し訳ありません。お断りさせて頂きます
いえ、放棄は致しません。適材適所でございます
(中略)
私は御主人様のメイドです。私の幸せとは、主の幸せ
私の行動は全ての主の為に
それでは失礼致します自分の世話をシィルではなくビスケッタにさせようとするランスの提案を却下する。 シィルがランスの世話をすることが、ランス本人にとって一番の幸せである。 珍しく意固地になって拒否したのは、ランスの幸せ=シィルがそばにいることだと心底理解しているからだろう。
- 本来なら、今すぐここを離れるようにと進言すべき事態でした
ですが……私は……嬉しい、と
主が危険な地に現れたにも関わらず、私は不敬にもそのように……
ですから、申し訳ありません
そして……本当に、本当に嬉しくて……
ですから、ありがとうございます、と
これは……メイドではなく……一人の人間、ビスケッタ・ベルンズとしての、本心からの言葉ですランスに感謝の気持ちと詫びの気持ち両方を告げる。 冷静沈着なビスケッタがここまで言うのは珍しい。 ビスケッタにとってランスはまさに運命の御主人様。
- …………
ん……
御主人様の……意地悪喘ぎ声やおねだりや心の内を晒した口に触れてぽつりと呟く。 ビスケッタの可愛いシーン。
画像
ランス・クエストのアップデータVer1.100での参戦記念イラスト
©アリスソフト
コメント
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*1 とは言え一部の絵と比較すると目元の皺から彼女の加齢と苦労が伺える