毛利元就 (もうり もとなり)

解説

毛利家の当主であるが、1国の城主というよりは夜盗のお頭という言葉がぴったり当てはまる荒っぽい武将。元々人間の頃から非常に高い戦闘力を持っていたが、妖怪だいだーらを退治しようとし逆に呪いをかけられ呪いつきとなり巨大化する。

呪いつきになりとんでもないパワーアップを遂げた反面寿命は半分になったらしいが、今を暴れられる超パワーを得られたことを逆に喜ぶ戦好き。軍を率いて戦うというより、自分が先頭をきって戦うところに部下がついてくるような感じである。

終始こんな感じで、元就の下に集まる部下もあらくればかりでただ暴れるだけの集団であったので、西方の他の有力大名であった大内氏などを倒しきれずにいた。しかし、元就が呪いつきになって圧倒的な力を手に入れると、元就が突っ込むだけで合戦に勝利できるようになり状況は一変。

さらには娘である毛利てる、吉川きく、小早川ちぬの3姉妹が軍の指揮をとるようになったこともあり、JAPAN西方では最有力の大名家となる。とはいっても本人は好きに暴れまわるだけで、その後ろに部下たちがついてくるような図式は全く変わっていない。

呪いつきであろうがなかろうが自分を曲げないある意味非常に強い精神力の持ち主であり、ザビエルと一対一で数日も戦えたという呪いつきとはいえ、驚嘆すべき耐久力を持っている。

3姉妹のことは血の気が多くて困った奴ら(喜んでいる)と思っているが、いざ居なくなればなったで寂しく感じるようである政略結婚で嫁いだ娘を無理をすることはないと無理やり引き戻したりと意外にも娘達にはやさしい様子。

ゲーム的には

武士として比較的優れた能力・技能ではあるので、優秀な武将が多い上、高難易度ではわりと不遇な兵種ではあるものの、なんとか使っていける。

しかし最大の特徴は、イベントを進めることによって霊将になり、合戦でも兵数ではなくHPにダメージを受ける特殊ユニット化することである。霊将にせず使い続ける場合、合戦で好感度が上がることによってイベントが進み、強制的に霊将になってしまう可能性に注意。

ver1.03まではバグで、霊将元就は合戦では「自部隊の最大人数/2」以上のダメージを受けなかったため最大人数を1にして出撃すると小数点以下切捨てでダメージが0になり、防衛戦では単騎で無敵の盾として猛威を振るっていた。また、どんな相手にもダメージ200固定の元就パンチは、合戦では序盤以外火力不足だが、個人戦では凄まじい威力を誇る。

ver1.04で「自分の最大HP/2」に修正され、単騎での無双はできなくなった。しかし、その修正により、アイテム装備でどんな攻撃にも3回まで耐える事が出来るようになったため元就パンチに加え、個人戦での有用度は更に上がった。魔人などのボス戦にはぜひ。

反面、合戦で霊将元就をなんとか実用する場合、霊将化後は部隊増員不可・攻撃技能が元就パンチのみということが問題なので霊将化前にできるだけ増員しておき、霊将化後に別の攻撃技能も習得、以降は人数はアイテムやボーナスで上げていくことになる。

霊将であっても元就パンチ以外の攻撃力は人数依存なのでこれで辛うじて戦力にはなる。一応、人員の被害による攻撃力の低下がなく補充費もかからないという利点があるにはあるが使いづらさはどうしようもない。よっぽどの愛がない限り個人戦要員に留めるのが妥当である。

尚、敵として呪いつきの元就と部隊戦で戦う時は撃破する度に元就のHPが50ずつ増えていく。頑張れば、100万以上まで増えるという或る意味魔人や魔王でもどうしようもない怪物が出来上がる。

人間関係

• 毛利てる、吉川きく、小早川ちぬ / かわいい娘達
• 坂本龍馬 / 呪いつきの同属、活きのいい面白い奴
• だいだーら / 元就に呪いをかけた妖怪

特記事項

• 戦国ランスではイベントの進行具合では寿命を迎える(100歳で寿命で呪いつきで半分なので200歳まで生きる計算だったという)が、成仏しきれず霊将となって更に戦うという死んでも戦に参加する。
• ランスが風邪を引いた際、霊体ならではのひんやりとした手でランスの額を冷やした。意外と面倒見の良い性格のようだ。

名台詞

• やぁでやで血の気の多い娘たちだぁ

  娘達が自分に似ているのが嬉しいのかとても喜んでいます。

• 部下になってやる。後で地下牢まで必ず来るように。

  呪いを解かれ、ランスに敗れての台詞。負けたのに偉そうです。
  あのランスでさえ引いていました。

• うーっす。

  死後、霊将となって現れた元就の最初の一言。
  流石のランスもこの時は本気でびびっていた。

画像

戦国ランス

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