ランス4.x のプレビュー
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。ランス4.x? (4.1/4.2)
解説
Ranceシリーズの第5作目と6作目になる作品。
1995年12月1日に前編の「ランス4.1〜お薬工場を救え!〜?」が、
続いて8日に後編の「ランス4.2〜エンジェル組〜?」が立て続けに発売された。
短編二つで一つの話として構成されたランス.xシリーズ。
ただしこのランス.xシリーズは本編の大筋から少し外れた小休止、短編的な意味合いがある。
ランス1?やランス5D?と同じ、小事件を扱った規模の小さい作品。
開発責任者のTADA部長曰く、大作を連続で作り続けるのは難しいため
こういうランスとスタッフの小休止的な物が必要との事らしい。
媒体はランスシリーズでは始めてのCD-ROMとFDで販売。
CD版はハイブリット形式で、一つのディスクでwin、PC98、FMTOWNSに対応していた。
ちなみに今までアリスソフト製品の恒例になっていたヒントディスクは、
今回のランス4.xで生産終了となった。
ジャンルは2~4と続いたRPG形式とは異なり、ランス1に近いAVG形式。
更には色々と芸が細かく、ゲームオーバーのパターンも結構豊富だったりする。
戦闘は織音氏によるSDキャラのカードバトル調のデザインで、ランス以外はオート行動。
経験値稼ぎではなく、あくまで捜査の障害物という位置づけで、場所や回数も固定されている。
またHPの概念が、元気さを意味する体力と、肉体的防御力*1を示すHP(生命力)に分かれており、
体力が0になると気絶(戦闘不能)、誰か一人でも生命力が0になると死亡してゲームオーバーとなる。
この作品は、気軽に生命力の回復が出来ないため、場合によれば結構苦戦する事になるかもしれない。
アリスの館であったようにRanceIV辺りまでで少しずつだが良い人になっていく
ランス像をぶち壊すくらいに今回のランスはかなりの鬼畜外道っぷりを見せてくれた。
やっぱりランスはただの良い人では決して無いと言う事を改めてプレイヤーに分からせてくれる。
4.1のあらすじ
ランス4?の闘神都市の事件からしばらくたった頃の話。
ランスはいつものように金をかけた女遊びに夢中になり、
気づけばまたいつものように金が無いという状況になっていた。
そこでやっぱりいつものようにキースギルドから仕事を貰い仕事をするために重い腰を上げる事にする。
しかし今回は前回の闘神都市での闘神Υとの戦いの途中で起こったシィルの事があるため
ランスはシィルを家で留守番兼内職をさせ代わりにあてな2号?を冒険のお供に連れて行く事にした。
今回請け負った仕事は冒険でおなじみのあの世色癌?の製作元ハピネス製薬からの依頼だった。
仕事内容はある日突然工場から現れたモンスターの退治と原因の究明。
依頼料は成功報酬で15万ゴールドと言う破格の金額を頂く為ランスとあてなは捜査を開始するのだった。
4.2のあらすじ
ハピネス製薬を襲撃してきた謎の組織エンジェル組。
ランスはその襲撃の最中にある一人の女の捕縛に成功する。
彼女の名はパーティ。うさぎさんチームの隊長でエンジェル組の幹部の一人だった。
ランスはハピネス製薬から難癖つけてさらに大金をせしめる為にエンジェル組の壊滅を決意する。
そのためにはまずは相手の情報を得る事が最重要になる。
ランスはエンジェル組の壊滅と言うお題目を掲げパーティにHな拷問をして吐かせる事にしたのだった。
ランス4.1〜お薬工場を救え!〜?、ランス4.2〜エンジェル組〜?のストーリー(ネタバレ注意です)
ランス4.3
ランス4.2のスタッフコーナーで、構想だけ語られていたその後の.xシリーズ。
ゲームは作られなかったが、b案はリアの命でランスの私生活を監視する羽目になったかなみの境遇に、
c案はそのままランス温泉へ行くに活かされている。
索引
<メインキャラ>
- ランス
- シィル・プライン
- ピンク仮面?
- あてな2号?
- キサラ・コプリ
- バード・リスフーイ
- 言裏
- アーニィ
- パーティ
- アーチボルト
- 摩利支天?
- 如芙花
- スパルタン?
- デンジャラス・ブラボー?
- 召喚ちゃん
- ウェンリーナー
- セェラァ?
- ブレザァ?
- ジャンスカ?
<サブキャラ>
<その他のキャラ>
<地名>
<組織>
コメント
*1 寝れば回復する体力と違い、簡単には直らない重傷や瀕死などの身体健常度を指す