吉川きく (きっかわ きく)

解説

毛利家3姉妹の次女。3人の中では最も長身で、所謂男勝りな性格である。毛利家は政略結婚により領土拡大を計った勢力で、妹のちぬとおなじく一度は嫁に出されたのだが、嫁いだ先で無理をすることはないという娘思いの父・元就の意向によって引き戻された(てるは毛利の跡継ぎの為に入り婿をとる予定だった)。

てるの掃除同様、きくにとって母仕込みの唯一誇れる技能が料理。その腕前は確かで、おにぎり一つとっても「美味い」と言わせるほど。戦場では炊き出しなどもして軍の士気を高めたりもする。その腕前を見込まれて香姫から『脱・殺人団子』の為の特訓を頼まれたが、きくの腕をもってしても香姫の殺人団子製造は回避できなかった。その時の諦めた台詞が「なんで醤油ダレ使って七色になるんだよ…」

男勝りで戦闘が大好きだが、実は3姉妹の中では一番女の子らしい面をもっており感情の起伏が激しい。しかし本人はその女の子らしい行動というのが苦手なようで、ランスと出会うまで男性経験はなかった。政略結婚により嫁いだ先での初夜でも、あまりの緊張に顔が強張り、旦那が手がだせなかったほど。彼女の性格を知り、尚且つ怖い形相で睨み付けられれば手が出せないのも頷ける話である。ランスには可愛いと言われたが、そんな事を言われるのは初めてだったため非常に照れている。

物事を割り切って考えられる姉のてる、あっけらかんと受け止める妹・ちぬに比べて割と常識派な自分がたまにひどく場違いに感じているようだ。

ランス・クエストでは

Ver2.050の非公式追加パッチで参戦(正史となるかは不明)。
毛利てる、小早川ちぬを仲間に加えると酒場で加入する。

城内エロイベントではいつもどおりの恥ずかしがり屋さん振りを見せつけるものの、
他にめぼしいイベントも無く、あまり目立たない。

後日談によると幻の食材を求めていずこかへ旅立ってしまったらしい。
しばらく音信不通だったが、目的のものを見つけ元気にやっている旨を手紙で知らせてくる。

ゲーム的には

戦国ランスでは

ステータスも高く、スキルも割と充実しており、決して弱くは無い。
…が、味方になると兵数が織田軍準拠になるので鈴女とどっこい。
しかし、クリアボーナスなどでカンゾウ面を手に入れているなら話は別。
忍法木の葉隠れと併用すれば、鉄壁の要塞として高難易度における防衛戦に大いに役立ってくれる。

それ以外の場合、後方からの削りや暗殺要員として使うのがベター。
探索要員として使うのもいいだろう。
才能限界は微妙だが行動回数も多く速も高いのでオロチ戦などでは姉のてると同じく意外と役に立つ。

敵に回すと高い能力と素早い行動で繰り出してくる暗殺2が非常に厄介。不慮の事故で人死にが出ることもある。

ランス・クエスト マグナムでは

レンジャー職として登場。
暗殺性能に関しては初期スキルとしての所持はなく汎用レンジャー並み。暗殺2はどこへいった。
デメリットは特になく、攻撃力+110%と毛利3姉妹が揃っている時に攻撃力が大幅にアップするスキル持ち。

加入は遅いがレンジャーの中ではかなりの強キャラなので、レベルさえ補えばメインとして十分活躍出来る。

ランス10では

忍者王国JAPAN勢にあって、なぜか一人だけしか採用されなかった貴重な忍者枠。
手裏剣を持っている時点で対ボス・対魔人戦（ターン制限有りを除く）ではスタメン登板が当たり前の重要戦力。ドロップすればジャハルッカス戦からケイブリス戦に至るまで、文字通り最初から最後まで活躍すること請け合い。
もう一つのスキルであるハニワ叩きも消費AP1なので、相手がハニーでなくとも通常攻撃として気軽に使って行ける。ただし、ミス卜化したケッセルリンクに対しては大技扱いされて命中しないため、留意しておくこと。
ただし、通常カードが便利なせいか、全裸カードは攻撃力3.3倍消費AP3のハニワ叩き2に連撃+1がついただけの、JAPAN勢の戦闘力底上げがせいぜいの賑やかしとなっている。

人間関係

• 毛利元就 / 敬愛する父
• 毛利てる / 姉
• 小早川ちぬ / 妹
• 香姫 / いっそ殺人団子で忍者にスカウトしたい
• ランス / 初めての人。自分を可愛いと言ってくれた。

名台詞

• じゃあ、あたしに勝ったら部下になってやるよ。

  仲間になる条件として出した台詞。戦い好きな性格がうかがえる。

• まだ、全裸で戦場に出て、殺戮の限りを尽くせと言われる方がずっとマシだ…っ!!

  ランスがいざ、事に及ぼうとしたときにきくが身を強張らせて吐いた台詞。

画像

戦国ランス

ランス10

©アリスソフト

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