勇者 -THE GUARDIAN HERO OF WORLD-
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解説
魔王と同じく三超神プランナーに製作された、魔王を倒す力を持った存在。
いつの時代も一人だけ存在し、人類の危機に英雄的な活躍をすると伝えられる伝説の者。人間の中でも同時に一人しか存在出来ないレアタイプだが、任期の7年を過ぎると力を失う。どんなピンチや逆境も最終的に自分の糧として成長する事ができ、最後には必ず勝てると信じられている。伝統として超強くて超格好良くて女の子に超モテモテ。
かつて魔王ナイチサが死滅戦争を起こしたときに歴史の表舞台にあらわれ、魔王の寿命を縮ませるほどの大ダメージを負わせた。先代の勇者アリオス・テオマンは既に定年を迎え、当代の勇者は不明。余談だが、アリオスの誕生年から次代の勇者の生まれる(た)年を求めることができる(GI1006、GI1013、LP0005、LP0012)。
ランス世界における勇者とは、言ってしまえば「リミッター付きの"何でも"倒し屋」。平時はそれほど力を発揮する事は無いが、人類または全生命の死亡率に沿って、段階的にとんでもない力が発現していく造りになっている。最終的なリミッターは、三超神すらその対象とする『神を倒せる力』。その場合は魔人や魔王も含め、人類、全生命はほぼ死滅している。そこまで生き残って、なおかつ勝ったとしても、寂しい世界が待っているだけという皮肉な設計。
歴史上、明確にリミッターが外れた事が判明しているのは魔王殺しのリミッター(全生命体の50%が死亡)が外れた死滅戦争期のケースのみ。そもそもこの死滅戦争自体、勇者システムが作られた原因でもある。この法則を先代ナイチサから教えられた魔王ジルは人類を奴隷化・家畜化することで人口を維持し、勇者としての力が発揮されないように務めた。カオスによればジル期における人口はむしろ増加したという。魔王ジルの後をついだ魔王ガイは、そもそも人類への不干渉を採ってよけいなことをしなかったため、死滅戦争のような滅亡の危機はおとずれなかった。
ちなみに「勇者」は、すぐれた冒険者といった意味合いの一般名詞としてもよく使われている。よくランスが依頼を受けた先で勇者と煽てられたり、初対面の女性に勇者を自称したりしている。
勇者の特性
勇者は13才になると能力を発揮して、普通の人間と違う凄い力を持つ事になる。
- 一度受けた攻撃(や必殺技)はすぐに見切るようになる。
- どんなピンチでも絶対に助かる(結果的に死なない)。
- いつもは不運だが、肝心な所では無茶苦茶幸運になる。
- レベルアップは非常に遅いが、普通の人のようにレベルダウンする事はない。
- 普段は錆びて使えない勇者の剣[エスクードソード]を持っている。
- 異性にモテモテになる。
- 勇者を補佐する[従者]と呼ばれる者が同時期に必ず現れる。→レン、アリオス・テオマンの年表参照。
しかし20才になると1,2,6,7の能力を失い*1、普通の人間に戻る運命にある。しかし勇者になる程の元々持っている高い素質は失われない。
※この辺りの設定製作は勇者に一家言あるむつみまさと氏の助言協力があった鬼畜王時代から行われたもの。
勇者の力
勇者の力はメインプレイヤーの死滅率と密接に関係している。メインプレイヤーの数が減るに従い、その力を開放していく。死亡率の判定と現在の人口等について、織音氏が9月10日のスタッフ日記にて設定を提案している。(以下はその概略)
エスクードソードには半円の秤のようなもの目盛と針が付いている。それは人口や魂の総量によってリアルタイムで微妙に変動する。従者もほぼ同じメーターを持つ懐中時計のようなものを持っている。今現在それらのメーターは100%付近を、行ったりきたりしている。涅槃寂静は神々の黄昏をイメージしており、この状態では神々も既に死ぬか、どこかへと消え去って誰もいない状態である。
※ モード名は漢数字の単位が元ネタ。人類3億なのに塵の時点で10億分の1、刹那で百京分の1と無茶な数なので、実際の数字とは関係なさそう。
勇者の業績
コメント
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*1 トミノメモより