アイ・コム

解説

リーザス城下町に存在する情報屋「I,NET」の情報端末店員である。会話の節々にDOS時代のコマンドを挿入するのが特徴。

円柱型の可動式機械端末であり、客とのコミュニケーションは上部に取り付けられた情報モニターに女の子の顔を表示し、スピーカーから音声を出力して行う。ボディに損傷が発生した場合はプリンターに印字して筆談を行うこともある。機械をあまり解さないランスは、円柱機体に女の子が入っていると信じきっていた。

その実態は、何者かが情報魔法の素養に優れた人間（＝アイ・コム）を素体として造り上げた情報収集用生体端末であり、実のところランスの想像通り円柱機体の中には女の子が隠蔽されていた。機体は生命維持の目的があったらしい。アイ・コム自身も自分を擬似人格と認識していたが、機体が破壊されたことにより、自我が上書きされていたことが判明した。その技術は魔物将軍が体内に人間を取り込む生態が参考にされていると推測される。

アイ・コムの情報端末としての創造主はランス03時点から見て数年前に他界している。その目的は「GI998年頃に発生した世界のバグ（世界の法則の外にいるもの）の詳細を特定、解析するため」であった模様。この年はランスの生誕年であり、ランスは才能限界が存在しないというバグを保持しているため、アイ・コムのターゲットはランスということになる。

ランス01では

リメイク版より初登場。リーザス城下町で夜間営業している情報屋「I,NET」店員としてランスと出会う。
彼女の元に適切な時期に訪れることで、進行イベントのヒント（主に女の子とのH）を聞きだせるヘルプの役割をしている。ただし有料。ここでは出席番号16や、好きな国道13号線などの謎の数値を聞きだすこともできる。

ランス03では

引き続きリーザス城下町の情報屋「I,NET」店員として再登場。訪れることができるのはリーザス解放後（魔王戦直前）であり、ヘルマン軍によって機体が半壊した状態での再会となった。修復プログラムを作動させるための非常用動力が必要と判明し、ランスは徳用魔池を集めることとなる。しかし魔池は揃えど時遅く、稼動停止直前に陥る。ここにきて機械を解さないランスは「脱がせばいいんだ」と強引に機体をこじ開ける。果たして、マリアの予想を裏切り中から女の子が転がり出てくるのであった。

人間関係

• ランス / 解析のターゲット？

名台詞

• しかし私の身体にプリントされていた稼動開始日からすると、私はランスさんより少しお姉さんですよ

  ランスにちんちくりんと言われて。彼女が小柄なのは機体の生命維持機能のせいなのだろうか。

特記事項

• 情報屋「I,NET」にあるコンピュータ群は彼女のタスクと関連がない。彼女のタスクは情報魔法を用いてスタンドアロンで行われている様子。

画像

コメント