ランス5D/ストーリー
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第一章 迷子の鬼畜戦士
LP2年12月10日の14時、とあるダンジョンの中で迷子になってしまったランス。シィル・プラインとあてな2号に出口の探索を命じるも、かれこれ3時間の待ちぼうけ。痺れをきらせたランスが周囲の岩陰の探索を始めた頃にようやくシィルが戻ってくるが、脱出ルートは見つからず、おまけにあてな2号とははぐれてしまいと事態は進展しない。とりあえずお茶を飲んだりシィルとヤったりしたランスはようやく重い腰を上げ、自ら洞窟探索を始める事に。
二人が洞窟をさ迷っていると、同じく迷子になっていたバード・リスフーイ(リスフィ)とその連れの女の子に遭遇する。バードはランスの顔を見るなりその場を立ち去ろうとするが、結局ランスに捕まり話をするはめに。女の子の名前はコパンドン・ドット。運命の男を捜す旅の中でバードと出会い、彼女の特技であるお御籤占いの結果、千人に一人という大吉の運勢の持ち主であるバードをモノにしようとしていた。ちなみにコパンドンの運勢も大吉らしい。そんなバードをやれ平凡だ童貞だと罵るランスを、コパンドンはバードへの当て馬として占うが結果は大吉。結果にうろたえるコパンドンにランスは、同じ大吉なら俺様の元に来いと言うが全くなびかず、(寝取るチャンスも増えるし)迷子同士一緒に行動しようという申し出にもバードが拒否。二人とは別れる。
しばらく進むと洞窟を抜け薄暗い雑木林の中に出てしまい、そこで二人はきつねの大集団の移動を目にする。その中に女の子を発見したランスはいつものように助けてエッチをしようと目論むが、シィルにこれが「きつねの嫁入り」という儀式である事、その儀式を邪魔すると皆死んでしまう事を聞き相手にするのはやめよう、とその場を離れる。
更にしばらく進むと小さな池を見つける。喉の渇きを癒した二人は池の側に死体が転がっている事にも気づく。ランスはシィルに死体の所持品を漁らせ、十字架の鍵と日記帳を発見する。内容は、男がとある女の子へ拷問めいた扱いを行い、壊れてしまった女の子を一人その場に残し帰ろうとしたというもの。また、最後のページには先程のきつねの嫁入りを見かけたことが書かれていた。ランスはきつねの嫁入りを邪魔して死んだのだな、こんなヤツは死んで当然だと死体に蹴りを入れ、気分直しとばかりに池で泳いだりシィルに体を洗わせたりシィルの体を洗ったりしてリフレッシュ。
更に更にしばらく進むと深い霧の中に何か大きなものがあるのを発見する。うちわの風で霧を吹き飛ばすと建物が目の前に現れ、二人はやっと何とかなると大喜び。その建物がJAPANのお城だとシィルに聞いたランスは、自分達の現在位置に疑問を覚えつつも、大和撫子とのエッチを夢見ながらお城へと歩を進める。その頃、内心必死になりながら出口を探していたバード達は宝箱を発見。さっそく開けてみると中から女の子が登場して、復讐したい人や殺したい人はいないかとバードに尋ねてくる。面食らったバードがとっさにランスの名を挙げてしまうと、女の子は任務了解しましたと言い残し走り去ってしまうのだった…
第二章 玄武城
城下町の入口の門に到着した二人だったが、まったく人の気配が無い。とりあえず辺りの探索を始めようとした所に、二人を追ってきたあてな2号が現れる。ようやく合流を果たしたご褒美にエッチを求めるあてな2号を、ランスは今は気分じゃないと軽くスルーし探索を再開。城下町にはやはり人っ子一人おらず、お店の売り子をしている海苔子、お寺を住処にしているのっぺらぼう、住宅街でシィルのお尻を触ったスケベなかわうそと、これらの妖怪がいるだけだった。のっぺらぼうは、この場所は魔人の使徒が和華姫の為に時間の止まった異次元空間に作った玄武城という場所であると言い、城の事や城下町の妖怪の事、人間は一人も居ない事を教えてくれるが、肝心の帰り道は知らなかった。
その他、城下町には鍵付きの蓋をされた井戸、暗黒ヒマワリと不思議な力で守られている門等の怪しい場所はあったものの、結局それらはどうにもならず、いよいよ城を目指そうとした三人は道を城門に阻まれる。ランスアタックで門を壊そうとするも傷ひとつ付かず、逆にその事でやってきた衛兵のゲンジに襲われてしまう。なんとかその場は退けたが、次から次へとやってくるゲンジの集団にたまらず引き返す事に。のっぺらぼうの話からヒントを得たランス達は住宅街に火を放ち、ゲンジの集団が消火活動をしている隙に門を通る事に成功する。
道中宴会を開いているハニーに成り行きで酒の飲み比べを挑まれたりしつつ、ようやく天守閣へと到着する。入口には和華と名乗る少女が玄武様の帰りを待っていたと仰々しく出迎えに現れる。だが、来客が玄武ではないと分かると態度を硬化させ、ランスが口説こうとすれば玄武以外の者にはこの身は触れさせないと戦闘になる。返り討ちにしおしおきエッチに期待を膨らませるランスだったが、和華はピクリとも動かなくなり人形だったと判明。穴があったので入れてみるも所詮は人形とガッカリ、シィルで口直しをし場内へ進む。
上の階へと進み、鍵の掛かった扉を洞窟の死体が持っていた鍵を使い部屋に入ると、そこには一心不乱に絵を書く男がいた。女の子の絵を描いていたその男はこちらの質問には何も答えず、絵の完成と同時に精根尽き果て妖怪の姿になり息絶える。ランスが絵を手に取った途端、いきなり絵の少女が喋り出す。彼女もまた自分の名前を和華だと名乗り、お互い状況が飲み込めない中で突然眠ってしまう。ランスはまた助けてエッチしようという期待を抱きつつ絵を持っていくことに。
そしてようやく城の最上階の部屋に到着したランス達。あてな2号は喜びのあまり辺りを駆け回るが、勢い余って窓から真っ逆さまに転落してしまう。まぁ大丈夫だろうとさして心配もせず、部屋を見渡したランスは布団に包まって寝ている女の子を発見する。また妖怪では…と一瞬躊躇うランスだったが、持ち前の楽観的思考で、寝ている隙にその女の子を頂いてしまう事に決定。お触り中に目を覚まし当然慌てる女の子にランスは俺様は君を助けに来た、と誤魔化すのだった。一方その頃、未だに洞窟の中をさ迷っていたバード達は、コパンドンがバードのへなちょこさに内心失望しかけつつもいちゃいちゃしていた。
第三章 ヒマワリを刈ろう
玄武城にいる唯一の人間だという最上階にいた女の子、リズナ・ランフビットとその友人のプチハニー、景勝。先程のランスの「助けに来た」と言う言葉をあっさり信じかけるリズナだったが、景勝の進言により自分が騙されている事に気づく。自分達も迷子だが君も助ける、とその場を取り繕うとするランスに、またも景勝の進言によりリズナはランス達を見極めるための試金石として城下町の門を守る暗黒ヒマワリ退治の依頼を乞う。シィルの提案で元の世界に帰る道を聞こうとするも、暗黒ヒマワリ退治と交換条件だと景勝に突っぱねられ、城への門の通行手形を受け取りあてな2号と合流したランス達は城下町へ向かう。
門の周りにびっしり生えた暗黒ヒマワリを刈り始めるも、始末したそばから花を生やす高い再生力の前になす術が無い。そんな場に頭にヒマワリを挿したブラックハニーが現れ、ランス達をヒマワリをいじめる極悪人と罵る。ランスは腹を立てるがハニーは逃げ、それを追ってあてな2号もどこかに行ってしまい、再び現れた時には先程のハニーと頭にヒマワリを挿したあてな2号が仲良さそうにしていた。頭の暗黒ヒマワリに操られてしまっているとシィルは慌て、そんな二人(?)はランスにもヒマワリを挿そうと近づく。ランスはあっさり返り討ちにするが、原因のヒマワリを取る前に逃げられてしまう。のっぺらぼうにヒマワリ撲滅方法について尋ねると、地下の球根を何とかする必要があると教えられる。
さらに手がかりを探している時に和華の絵が目を覚まし助けを求めてくる。彼女の状況を把握するため魔法で絵を調べたシィルは、この絵には和華の魂が閉じ込められているのではなく、妖怪絵師の強い想いが絵に和華としての人格を与えたと言う。全く理解できないランスだったが、自分がかりそめの存在と言う事にショックを受ける和華の絵に協力を強要し、彼女もそれに従う。そして和華が玄武にさらわれてきた事、玄武の求愛を拒み続けてきた事、玄武は魔人の呼びかけに応じ出て行ってからずっと帰ってこないことを語り、またも唐突に眠ってしまう。
玄武城に戻り、球根のある城の地下への行き方を尋ねたランスはリズナから井戸の蓋の鍵を受け取る。ランスはその際、ヒマワリ退治の交換条件にリズナとエッチをする事を無理矢理追加したり、我慢できずに結局リズナに襲い掛かった所を景勝に捨て身の制止を掛けられたりとやりたい放題。このランスの暴挙が、今まで景勝にランス達を騙してでも利用すべきだと言われても迷いを見せていたリズナに決心を固めさせてしまう。
やっとこさ井戸の中に入るも突然敵に襲われた二人は慌てて引き返し、戦力不足を感じたランスは奥の手としてフェリスを召還。フェリスはフセイという体調不良状態だったが、ランスは全く意に介さず地下探索を開始する。地下でランスは、バードが開けた宝箱から出てきた女の子に不意打ちを食らう。彼女は依頼人の殺したい人を何度でもどこまでも追って行き暗殺する、レア女の子モンスターの復讐ちゃんだと解説するシィルにランスは他人に恨まれる覚えなど無いと言い放ち、二度の襲撃を撃退するも復讐ちゃんには逃げられてしまう。
フセイの影響で体が小さくなっていくフェリスを抱いたり弄んだりして進んでいくと、ヒマワリの根っこで出来た道に出る。頭上から落ちてくるヒマワリを防災頭巾でカバーし先へ進むランス達の所へ、復讐ちゃんが三度目の襲撃を仕掛けてくる。ランスはまたも返り討ちにし捕まえた復讐ちゃんをボロボロになるまで犯すが、それでも復讐ちゃんの心は折れない。
相手をするのが面倒くさくなったので放置し、更に進んでいくとぬいぐるみサイズまで縮んだフェリスがとうとう限界に達し倒れてしまう。シィルのヒーリングも手持ちのアイテムも全く効かず、仕方ないとランスはフェリスをまたも弄んでから解放し、フェリスは帰っていった。
とうとう暗黒ヒマワリの球根に辿り着いたが、次々と再生する根っこに邪魔をされるランス、だがシィルをおとりに根っこをおびき寄せる作戦で、根っこの死角からのランスアタックで球根を叩き割る事に成功。根っこに絡まれ身動きが取れなくなっていたシィルとのエッチを終え、二人は地上に戻る。
一方その頃、相変わらず迷子でとうとうケンカ寸前状態のバード達。大吉なのにこんな洞窟も抜けられない、とバードの運勢を疑うコパンドンは彼の反論に従い再びお御籤占いを始める。結果は大吉で二人とも安心するが、バードはお御籤棒が何かおかしい事に気付く。それが幼少の頃に自分の運勢を占った際に出た「凶」を上から塗りつぶしたものと思い出したコパンドンは、自分達が凶カップルだった事が分かり途方に暮れるのだった。
第四章 リズナ
ランス達が球根を潰し地上のヒマワリが枯れだした頃、リズナと景勝は作戦会議に入っていた。ランスが体を求めたら私は処女だから初めてはロマンチックな場所がいいとか何とか言い城の外に出ろ、シィルは景勝が城で面倒を見ておく…と。そんな所にランスはリズナとのエッチに期待を膨らませ上機嫌で帰ってくる。約束通りリズナは元の世界へ帰るには暗黒ヒマワリが守っていた南門が脱出口だと話し、作戦通りランスと城の入り口に来ることまではできたが、いざ城を出ようとすると怪しげな光に弾かれてしまう。景勝はそこでシィルがいない事に気付き、ランスに尋ねると(エッチの邪魔だから)城の外に置いてきた、と言う。思わぬ展開に焦るリズナと景勝だったが、リズナが機転を利かし旅立つ準備やお礼の宴会を開きたいからと時間を稼ぐ事に。シィルに状況を説明したランスも、リズナの言動を怪しがるシィルをよそに城下町で時間を潰す事にする。住宅街で無事元に戻ったあてな2号を発見し合流。今度は罰としてエッチを求めるあてな2号だがランスはやはりスルー。
そして前々から狙っていた海苔子を口説く事に成功するが、海苔子が思ったより本気な事にランスとシィルはちょっと引き気味。ランスはもう元の世界に帰るしヤったら捨てればいいと、自分を妻と呼ぶ気の早い海苔子の自宅に行きエッチになだれ込む。しかしエッチの最中に海苔子の首が伸び出すという異変が。自分がろくろ首だった事を打ち明けた海苔子にランスは萎え、化け物と罵倒する。そんなランスに海苔子は激怒し、首だけの姿でランス達を町中追い掛け回す。隙を突きのっぺらぼうに長時間頭と体は離れられないというろくろ首の弱点を聞いたランス達は、体を井戸に落とし蓋を閉めてしまう。手が無い海苔子は蓋を開けることが出来ず、所詮妖怪は幸せになれないのね…と力尽きてしまうのだった。
いい具合に時間が潰れたのでランスは海苔子の事などすっかり忘れ城に向かう。城の中でまたまたからまれた和華の人形を軽くあしらうと、絵の方の和華が目を覚ます。自分そっくりの人形の目にした絵の和華は意識を人形に移し体を手に入れるが、いつものように眠ってしまった為ランスは放っておく事に決める。
宴会が始まりJAPANの料理に舌鼓を打つランス達だが、食事中にシィルとあてな2号は突然眠ってしまう。失礼だと怒るランスにリズナは疲れているのだろうから許してあげてと言い、ランスもしぶしぶ了承する。食事も終わり準備をしてくると言い残しリズナはその場を離れ、一人残され暇になったランスは寝ているシィルにいたずらし暇を潰す。飽きかけたランスがシィルに入れようという所で大荷物を抱えたリズナが戻ってきて気まずい雰囲気になってしまう。リズナはこれを見て、この人は酷い人だから騙してもいいと改めて自分に言い聞かせ、とうとう外に出る事に。シィル達を起こそうとするランスにリズナは初めては二人っきりがいい…等と言葉巧みに誘導し、シィル達を城に残す事に成功する。
今度は怪しい光に邪魔される事も無く城の外に出たリズナを景勝は感慨深げに見送るが、やっぱり心配になりこっそり後をついていく。そして二人は南門の外に広がるという砂漠の中にあるオアシスを目指し出発する。偶然見つけた自動販売機で購入したジュースで水分を補給しながら砂漠を進むランス達。暑さも限界に達しランスがおかしくなり始めた頃、ようやくオアシスに到着する。そこでラブホテルを経営してるというおたま男をランスは斬殺しホテルの中へ。ホテルでランスがシャワーを浴びている間、景勝がリズナの前に現れ弱気になっているリズナに一世一代の嘘を付け!と励ます。いよいよ始めたリズナとのエッチの最中にランスは処女という事が嘘だと気づくも、気持ちよければいいやとその場はリズナの体を堪能する。エッチ後にリズナを軽く問い詰め城に戻ろうとするランスだったが、それをリズナがもう少し二人きりでいたいと引き止め、嘘臭さを感じたランスではあったがそのまま二人で先に進む事にする。
再び砂漠を歩きだしたランス達の前に、巨大な地響きと共にリズナが鬼ババアと呼ぶ巨人が現れる。リズナは鬼ババアはブサイクには寛容だと、用意していたシルバレルお面を渡し二人で装着。散々罵倒されぶち切れそうになるランスをリズナはなだめながらなんとかやり過ごす。リズナは進もうとするが、いい加減疲れたランスは嘘に付き合うのはもう終わりだとカマをかける。今なら許してやる、助けてやると言うランスをリズナは信じてみようと何かを打ち明けようとした所に、それはいかんと景勝が横槍を入れ自分はリズナを殺すために彼女が城の外に出るのを待っていた、と嘘を付きプチハニー軍団をけしかける。プチハニーは撃退したが景勝の嘘の言葉を信じたリズナはショックを受け、もう誰も信じないと心に決める。結果的に景勝の目論みは成功しリズナの嘘は続く。
その頃、目を覚ましたシィル達はランス達を探すために外に出ようとしたが、シィルが怪しい光により邪魔され城外に出られない。あてな2号にもランスを探すと逃げられひとりぼっちになってしまったシィルは、和華からこの城の秘密を聞く。この城には和華が逃げないようにと玄武が永久保護魔法というものを掛け、城に残っている最後の一人の人間は外に出る事も歳を取る事もできない。オリジナルの和華は誰かを犠牲にして脱出し、いつしか迷い込んできたリズナもずっと城に捕らわれていた一人であり、そして今捕らわれているのはシィルだ…と。ここまで説明すると和華は眠ってしまい、シィルは絶望に打ちひしがれる。
砂漠を抜けたランス達だが辺りは真っ暗の道。いよいよ出口だと心の中ではやるリズナだがランスはその場を動かなくなる。リズナはもう少しだけ騙されてと願いランスを急かすが、それを早くエッチがしたいと勘違いしたランスはその場でリズナを抱いてしまう。快感で動けないリズナを休憩させている間に満天の星空を見上げていたランスはシィルの事を思い出し、心配になり城に帰ろうとする。引きずられてでもそれを拒絶するリズナに腹を立てながらも理由を聞くランスに、シィルはもう諦めてくれとリズナはお願いする。その時リズナはもう城に戻っても無駄だからと口を滑らせてしまい、とうとうランスの疑心暗鬼も爆発。体に聞いてやると鬼畜モードでリズナを責め立てる。リズナの抱き心地に思わず本題を忘れかけるランスだったが、スイッチの入ってしまったリズナにおあずけを食らわせ本当の事を聞き出す。
真実を知ったランスは最初から本当の事を言えば助けてやったのに、と怒りリズナをひっぱたき一人城に戻る。残されたリズナはまた捨てられてしまった…と火のついた体を慰めるのだった。オアシスまで戻ったランスは生きていたおたま男を再び念入りに斬殺しホテルで一息つくが、おたま男に道連れと建物に火をつけられ閉じ込められる。剣も道具も無くあわや焼け死ぬ所だったランスだが、あてな2号の助けで無事生還を果たし再び城へと急ぐ。
最終章 大脱出
ランスは息も絶え絶えになりながらも全速力で城に到着。ゲンジ達や宴会ハニーに絡まれるが全力であしらいシィルの元へ。城の二階で無事再会を果たした二人とあてな2号は城から出る方法を模索し始める。色々と試してみた結果やはり別の誰かを連れてくるしかないという結論に達したランスは、シィル達を城に残し人間を探しに行く。
城下町にいるのはやっぱり妖怪だけ、バード達を探しに洞窟まで行くが見つけることはできない。リズナを連れ戻せばいいと気付くも、お仕置きしたからもう許そうと砂漠越えの辛さから自分に言い訳し町に戻る。
そんな所に復讐ちゃんが現れるが、モンスターだから身代わりにはならんとランスは軽くあしらう。疲れたランスは城に戻りシィルとエッチ。一息ついている所にまたも復讐ちゃんが襲撃をかける。これも撃退されふらふらの足取りで撤退する復讐ちゃんを哀れむランスに、シィルは依頼人に成功を報告するまで襲撃は行われると説明する。この話がきっかけとなり、復讐ちゃんが任務成功後に行き着く所にいる依頼主をこの城に連れてくる事を思いつく二人。早速ランスは満身創痍の状態で襲撃をかけてきた復讐ちゃんの攻撃で死んだ振りをし、任務完了と思わせることに成功する。依頼人に報告に向かう復讐ちゃんをランスが追跡すると、その先にいたのはバード達。
始末したと聞かされたランスが目の前に現れ驚くバードを半殺しにしたランスは、バードを引きずりコパンドンと共に城に戻る。久々の町景色に喜ぶコパンドンは真の大吉であるランスに乗り換え宣言をするも、自分は女には不自由してないとあまり相手にされず慌てる。ランスを振り向かせるにはエッチをさせなければ…と悩むコパンドンを見てランスは可愛いもんだとほくそ笑むが、とりあえずはとシィルの元へ向かう。そして計画通りバードを城内に残しシィルを脱出させたランス達はいよいよ異世界の出口を目指し出発。城に取り残されたバードはと言えば、脱出を試みては光に跳ね返されを繰り返すその場にやってきた和華を見て早くも恋に落ちる。
オアシスに辿り着きホテルで休憩しようというランス達の前に、おたま男がまたも無事な姿で現れる。また死ぬか?と凄むランスにおたま男は白旗を揚げ、今度は何事も無くランス達は部屋に入った。部屋でランスはコパンドンを散々翻弄した末に遂にエッチに持ち込み処女を奪い大満足。それでもシィル達に比べればまだまだだと言われたコパンドンは、いつかランスを独占しようと燃えるのだった。
一方リズナは自分の行動を省みて深い絶望に沈んでいた。そんなリズナの前に景勝が現れ、ランスが居ない状況を把握から大体の事を把握し今からでも出口に向かうように言う。先ほどの景勝の発言の真意を理解したリズナだったが、もういいと諦めムード。そんな所にモンスターが現れリズナ達は襲われる。景勝の喝でやや立ち直ったリズナはモンスターと闘うも苦戦気味。そこに鬼ババアを倒し砂漠を抜けたランス達が戦闘に加わりリズナを助ける。恐る恐るランス達と対峙したリズナはランスとシィルに土下座で謝る。シィルはそれでリズナを許し、一緒に脱出しましょうと事を済ませようとしたのだが、いまいち納得いかないランスは便乗してお尻叩きの刑をリズナに執行。ついでにエッチしてこれで罪を償った事にしリズナもランス一行に加わる。
ランスは途中に立ち寄った小屋で念願のハーレムプレイを決行。四人を堪能したランスは目覚めた女の子と星空の下でそれぞれ会話をする。元の世界に戻ったら自分達から誰か一人を選んでくれと言うコパンドン。もう隠し事はしないと自分の過去と気持ちを打ち明けるリズナ。寝ぼけるあてな2号。そんな会話を影で聞いてしまい生まれた嫉妬心に自己嫌悪するシィル。
それぞれの思惑を胸に、最後の休息を終えたランス達はとうとう出口を発見する。その周りをずらりと並び守っている大量の血達磨包丁の一匹をなんとか倒したランス達は、そこから出口へと駆け出し光に包まれた…気が付いた場所の近くにあった看板(北 リーザス国境 南 自由都市ジオ と書いてある)でようやく元の世界に戻った事が分かり安堵するランス。全員の無事を確認し家に帰ろうとしたその時、コパンドンがランスを呼び止める。前に言ったように自分達から一人を選んでくれ、と。ペット扱いで不戦勝のあてな2号を除く三人に気持ちを尋ねるランスに、全員がランスとの生活を求める。できれば全員お持ち帰りしたかったと残念がるランスが選んだのは…やっぱりシィルでしたとさ。めでたしめでたし。
コメント
- 執筆お疲れ様です。 -- あかさたな 2013-02-20 (水) 06:39:41