バイオメタル (メタルマミー)


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登場作品 Edit

ランス4(マニュアル)

解説 Edit

GI350年、当時若干23歳の異才魔術師ルーカ・ルーン(後のM・M・ルーン)が生み出した、人間の細胞を金属質に変え、永遠の生命を手に入れる事が可能になるという、ある意味究極とも呼べる魔法。……しかしながら、その研究は当初の思惑通りには行かず、脳と眼球のみでの永遠という中途半端な効果のまま完璧な形となってしまった。それがメタルマミー、現在はフリーク・パラフィンのみが保有する闘将製作の魔法である。 GI350年、当時若干23歳の異才魔術師ルーカ・ルーン(後のM・M・ルーン)が生み出した、細胞を金属化させる魔法 この魔法の被術者は、金属と化した脳と眼球だけで、朽ちる事なく生き続ける事が出来る。そしてこの脳を傷つけられた場合のみが被術者の死となる。その技術の延長として、闘将闘神などの聖魔教団の代表的な兵器群が生み出されていった。実を言えば、フリークが意図せず生み出してしまったネクロマンサー技術の発展系でもある。 当時すでに老境に達していたフリーク・パラフィンの命を永らえさせるために、全細胞をこのバイオメタルに置き換えて不朽の肉体をつくる、という手段が編みだされた。これにより「寿命」という人材流出を根源的に阻止することに成功したルーンは、次の大きな段階へと進み、やがて魔教団の結成へと繋がっていく。そして聖魔教団の滅びた現代においては、唯一フリークのみが保有している技術でもある*1 闘将にする際、生前の肉体の内、脳、左目、骨格だけを残し、布の筋肉、金属製の皮を着せていくマミー(ミイラ)のような製法であることからメタルマミーの別名がついたと思われる。 バイオメタルの恒久性により、いつまでも朽ちる事なく永久に生き続ける事が出来るが、脳を物理的に傷つけられるとやがて死に至る。魔力供給が途絶えるといわゆる機能停止となり、ふたたび魔力が与えられない限り動かなくなってしまう。 元は若きルーンが既に老齢の恩師フリークに対し、無二の親友、そして優秀な魔法使い*2でもある彼を失いたくないとの思いで不死の技の研究に没頭して完成させた魔法。老衰という優秀な魔法の才の損出を防ぐ技術の開発に成功したルーンの目標は次の大きな段階へと進み、やがて魔教団の結成へと繋がっていく。 このバイオメタル技術を足がかりとして、闘将闘神などの聖魔教団の代表的兵器群が生み出されていった。実を言えば、フリークが意図せず生み出してしまったネクロマンサー技術の発展系でもある。

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Tag: 聖魔教団
*1 ランス9ではついにフリークが斃れたため、この技術は永遠に喪われてしまった
*2 フリークの場合は魔法工学の革命的研究者