山本乱義

ランスの次男にして、香姫の後を継いでJAPAN国主を務める少年。第二部時点で16～18歳。
若い身の上でJAPANの国主を見事に務めており、自身が世界を統一して平和な世界を実現するという夢を持つ。
同じく世界制覇を目標とするザンスとは犬猿の仲。

母親からは山本家の家宝の短刀・山本丸と愛弓・ラバウルの弓、そして必殺技「疾風点破」を受け継いでいる。
戦闘スタイルは弓による超遠距離攻撃を得意とするが、短刀術にも優れる遠近万能の実力者。

誠実で人当たりがよく、常識的で責任感が強い完璧超人。
常に完璧たれをモットーとし、自分に足らない部分があると自覚すると必ず克服する負けず嫌いの努力家でもある。
その能力の高さもあって周囲に頼られ、本人も期待に応えようとするため苦労性。
ただし異母弟にあたるザンスとは相容れない関係の為、彼と関わる事柄に限っては日頃の寛容さは鳴りを潜め、ある意味年相応の顔を見せる。

端正な顔立ちに加え、困った人がいれば手を差し伸べることを厭わない性格から女性に好意を寄せられる事が非常に多い。
ランスと違い誠実なため、好意に応えることも無碍にすることもできず、結果として苦労を背負い込み続けている。

ランスの息子とは思えない好人物だが、身内に危害を加えられると激昂し苛烈な対応を取る等、根底の部分では共通している。

• 山本乱義は、常に完璧たれと己に課している
  僕がいつまでも弱点をそのままにしていると思ったか？

  乱義という人物を端的に表す台詞
  ザンスに音痴であった事をからかわれたので美声でやり込めた、というしょうもない状況でなければ格好良かったのだが
  ザンスとは真逆の性格に見えて根の部分は同じである事がよく分かるエピソード

• ――山本無敵

  もし改名するとしたら？という質問に対しての答え
  迷いのない澄んだ目で答える乱義に長田君は慄き、ザンスは本気で悔しがった