メナド・シセイ -Menad Shisei-

解説

リーザス第3軍「赤の軍」の副将である実力派の少女戦士。元々はただの都市守備隊だったが、リアの女王即位の際に起きたクーデター鎮圧の功績が認められ、17歳にして副将に抜擢される。
青髪ショートのボクッ娘で一見ボーイッシュだが、女の子らしい内面を持っている。素直で明るい性格の持ち主で基本的に人当たりも良い。

かなみとは都市守備隊時代*1にふとしたことから出会い、それ以来の友人同士。
普通の女の子としての幸せに憧れているという共通点から非常に仲が良く、昼休憩の際には一緒にお弁当を食べたりする。一方で嫉妬や羨望といった複雑な感情のためかシィルに対する態度は互いによそよそしく、シィルと仲が良いかなみとは対照的。

技能LVこそ持っていないが料理が上手くかなみのお墨付きで、彼女の作った厚焼き卵を食べたかなみは「堕落の味」と評した。軽食として用意していたにんじんのはちみつ漬けもマリアやスー達に好評で、空腹というスパイスを加味したとはいえにんじんが嫌いなランスでも食べられる程。

ランス01では

リーザス城の門番*2として、本編初登場。

コロシアムに参加したいというランスの話を聞き、自分が持つ参加証を報酬として彼に英雄墓地でのゾンビ退治の助力を依頼した。依頼を受けたランスにどちらが多く退治できるかという勝負を持ちかけられ、その勝敗により両者の関係は大きく変わる。

後に赤の軍副将となる彼女の実力は01の時点で既にランスが驚嘆する程に高く、その時点でのランスが1体ゾンビを倒す間にメナドは2体を倒す程。「何であんな奴が門番なんてやってるんだ…明らかにオーバースペックだろ。」とはランスの評。使用している武器は他の守備隊も使用しているごく普通の一般的な槍だが小柄な彼女が使うには大きすぎて取り回しが悪く、戦い振りを観察したランスは「普通に剣でも使った方がよさそうだが…」と彼女の適性武器を推察する。

ゾンビ退治勝負でメナドが負ける場合、罠*3にはまって窮地に陥ったところを助けられる。ランスが女の子扱いしてくれたこともあってランスに惚れ、そのまま押し切られて墓地で処女を散らすことに。
その場合、通行手形なしでもランスを入城させてしまったり城門前の仕事中でも体を求められれば応じてしまったりかなみに惚気話を聞かせたりと、ベタ惚れモードに変化する。
ランスの方も「意外と馬鹿な男に引っかかりやすいかもしれない」とメナドが女の子扱いされる事に弱いのを心配しており、自分以外の男には気を許さないよう忠告している。

一方、メナドが勝つ場合、ランスとは負けた場合のような恋人関係（？）にはならないが、正史ではベタ惚れ状態が採用された。鬼畜王におけるザラックの存在を考えると、ランスに惚れている方がまだずっとマシと言えなくもない。

ランス03では

01に引き続き登場。
とある貴族を中心としたリーザス脱出集団の護衛に回るも、大規模になりすぎて足が遅くなった事で追いつかれてしまいサウスの街でヘルマン軍相手に抵抗していた。その後、リーザス解放軍がサウスを奪還した際にユランを助けようとしたところでランスと再会する。
リーザス解放軍に合流後は事あるごとにトイレや酒場の奥でランスに襲われたり、宿泊した際にかなみが同室で寝ている*4横で一晩中抱かれたり、金貸してくれの一言で財布ごと取られても抵抗が無く、それでも当人は大好きなランスに必要とされる事に喜びを感じていることもあり「都合のいい女」ぶりが強調されている。その様子を見たかなみは頭を抱えていた。
ランスの側も自分なりに大事に扱っている様子で、シィルが作ったならばお仕置き不可避のにんじんを使った料理を拒否しない、リックがメナドの技量を賞賛し彼女が照れている所を目撃し、嫉妬で激発し斬りかかる等といった行動を見せる。

今作でリアの前でランスを好いた様子を見せたために彼女の警戒対象に入ってしまった様で、彼女のいないリックに「赤の軍に入れてはどうか。手を付けてしまってもいい」と持ち掛けられる。
それに対しリックは「赤の軍は定員が少なく、順番待ちさせている者もいるため上層部の一存でも理由なく加入させるのは問題がある」とやんわり断った。その言を受けたリアもその場は納得し、メナドを赤の軍に入れる理由を作る為の実績を示す場を用意する事となる。

01同様に普段は都市守備隊の備品である槍で戦うが、技能LVが示すとおり剣を握っても申し分ない強さを発揮する。赤将リックからもどこで剣術を習ったかと問われるほど。
そのリックに同道した経験を経てバイ・ラ・ウェイの見よう見まね技「見まねらウェイ」なる妙技を習得。さらにはランスがひょんなことから拾ったリーザスの宝剣クア・パッソを与えられそれが必殺技「クア・ル・レーン」に昇華した。
宝剣をランスからのプレゼントだと解釈し、自己研鑽を重ねた結果である。

鬼畜王では

かなみの友達である事から、戦闘中にかなみがやってきて助けてくれることも。
部下の面倒見も良く、稽古には親身につきあってあげる。

男兄弟に囲まれて育ったらしく男の裸を見慣れており、全裸のランスを見るだけでは動揺しなかった。ボクっ娘な口調なのもその境遇のせい。

男を見る目がなく、部下のザラックにいいように利用され給料はほとんどを取られ体は弄ばれるなど散々な目にあっていて、ついにはザラックにそそのかされて軍費の横領に関わってしまう。
横領行為自体はすぐにバレてしまい、その割に生活がどんどん質素になっている事までマリスに突き止められるのだが、一連の事実の真相にランスが気づいてザラックを処刑すればいずれ立ち直って洋洋たる未来が待っている。横領の罪自体はランスの「これ以上、ほじくってやるな」という指示によって不問となった。
だがランスが気付かず、ザラックを放置していると世界の危機が迫る中、自暴自棄になったザラックによって他の部下達に輪姦され呆然自失となった状態でザラック自らの手によって殺害されるという悲惨な末路になる。

ザラックに入れ込んだ理由は、「初めて女の子扱いしてくれた人だから」
・・・リーザスの女達は男を見る目が無いのかもしれない。

ゲーム的には

ランス03では

終盤でリックと共に加入する。ユニット性能までお手軽かつ高性能。
加入時の初期レベルこそレギュラーメンバー達よりもひと回り以上低いが、少し戦闘に参加させればあっさり追いつく上に体力や筋力の上昇値が高く他のキャラ達をごぼう抜きして一線級に成長する。
「槍攻撃」の威力が良好で、クリアまではこれ1つ強化してやれば事足りる。後は来たるべき星6への足掛かりとして「剣攻撃」を強化しておきたい所。「手加減攻撃」と「即ブロ」を強化するのは後回しでもいいだろう。

リーザス宝剣クア・パッソ入手イベントで強化される剣攻撃系スキル星6「クア・ル・レーン」が凄まじく強く、クリア後のやり込み用ダンジョン「TOWER」の攻略で大活躍する。
リックのバイ・ラ・ウェイを星6にする事が条件なので、最優先で強化をしたい。
クア・ル・レーンの取得により

• 単体火力の強いランス
• 全体火力の強いリック
• 単体火力と全体火力の強いメナド

という、V3のようないいとこ取りの性能になる。
難点は通常攻撃しか無い所で、通常無効を持つウルンセル青に攻撃が通らないので他のキャラでのフォローが必要になる。

人間関係

• ランス / 自分を女の子扱いしてくれた人。
• 見当かなみ / 親友。知る由も無い恋のライバル？
• リック・アディスン / 上司
• シィル・プライン / ランスに最も近い彼女に嫉妬している。
• ザラック / ヤクザな彼氏(鬼畜王)

特記事項

• 強さの理由は弟が子供の頃から騎士を目指していて、その付き合いで剣の修行をしていたらいつの間にか強くなっていたらしい。*5
• リアの戴冠式の日に起こったクーデターをかなみや協力者と共に阻止したことがある。この働きが評価され赤の軍の副将に出世した。
  

かなみ忍伝よりクーデター鎮圧の様子。

©アリスソフト

修得技能

画像

ランス01

ランス1のリーザス城門番

©アリスソフト

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