朝倉義景 (あさくら よしかげ)
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解説
戦国の世にあって武力に頼らず、話し合いによる平和的全国統一という独特の方針を持つ浅井朝倉家当主。その長い家名も、もとは別の家だった浅井/浅倉両家が対等合併してできたもの。いかにもな悪役面だが、善政を敷いて民に篤く、実子たちにも愛情を注ぐ人徳者。交渉で国をまとめあげる政治的手腕もかなりのものである。いずれ武田家や毛利家とも交渉の席を設けるつもりでいた。さすがに毛利元就相手には交渉が通じるか不安であったようだが…。
国主となったのはランスの年頃よりも少し遅い頃で、それと同時に対話による合併を考え始める。文官に見えてもJAPANの大名らしく武も修めており、ランスと対決した際は唐竹割りを槍で受け、足払いで返礼するといった玄人な応酬をして中々やると評された。
豊富な知識はテキサスにあるダンジョン「お勉強穴」の最深部にある強制勉強机で勉強して身に着けたもの。強制勉強机で勉強させられると10点しか取れない少年が100点を取れるようになるらしい…が、只のみかん箱と蝋燭の組み合わせにしか見えない*1。
娘の一人である雪姫は政略には利用せず、好きな男と結婚させたいと考えていた。が、織田家に滅ぼされると天守閣でランスに犯されてしまう。その後なんとか雪姫を逃がしたが、それが雪姫を不幸に陥れることになるとは思いもしなかっただろう。詳しくは雪姫の項で。
織田家に仕官した当初はランスとは険悪であったが、欲望のままに生きるランスをみて「自分も彼の様に生きられるなら」と3Gにこぼしており、その規格外な行動力はかえって乱世に必要かもしれないと、しだいに認めるようになっていく。飽きっぽいランスに政治向きの話をするのも上手で、最後まで聞き入っていたランスを3Gが驚愕していた。噛み砕いてわかりやすく解説するのが上手いから聞いてて面白いらしい。
ちなみに義景はすでに20名以上もの子をなしており、今もなお子作りに励むという絶倫振りの持ち主。少なくとも閨については(年齢を考慮にいれれば)ランスにも劣らない。儲けた子供たちは政略結婚や謀略等に利用され、武力によらない天下統一の要になっている模様。ターンが回るとときおり出産報告が舞い込んでくる。
ランス10では
JAPANの自由都市地帯方面の援軍の大将として登場。義景自身に際立った武力はないが、自由都市軍は軍事同盟があるとはいえ、各都市軍の寄せ集めに過ぎないため、各都市間の折衝役として交渉術、弁舌、政治感覚にも長けた義景が適任であったらしい。なお雪姫も同行したかったらしいが、危険なので留守番している(義景曰く、ランスを気にしていたらしい)。また老いてもなお盛んで本作でもターンが回ると出産報告が舞い込んでくる*2。
外交と内政の専門家とあって早い段階から第二次魔人戦争終結後の戦後処理まで考えて動いており、ランスと合流後は戦国ランスの時と同様にランスの裏方として各国要人達の交渉と調整を担っていた。ランスが世界総統という立場になったため敬語口調になっており、いずれ大成するという自分の見立ては正しかったと思う一方で相変わらず政治という概念を知らないようなランスに溜息を吐きながらも陰から補佐した。プライベートにおいてもリセットに手紙の書き方を教えたりランスとパステルの喧嘩の仲裁をしたりと、見かけによらず好々爺。
ゲーム的には
僧兵ユニット。合戦能力は並。基本的には内政要員であろう。交渉値が高いのでネゴシエーター義景として活躍できる。
個人戦では槍を使う近接ユニットだが目立った強さは無い。しかし味方の行動値を回復する行動転換を持つ事から長丁場ダンジョンの後方サポーターして地味に有用。
彼の本領は信頼イベントにある。キャラクリ時に1度だけ、所有するすべての国の国力が1段階アップするという破格の特典がつく。中盤以降、領地が増えてからこれを行うとユニット運営が一気にラクになる。国力は1あげるごとに必要な建設値が増加するので、キャラクリの前にいくらか国力を上げておくとキャラクリ効果はさらに増す。キャラクリ達成後も義景に話しかけるだけで配下武将の好感度がランダムで数人アップする。内政面でも独特の旨味をもつ貴重なユニット。
義景の信頼度は雪姫捕獲のフラグにもなっている。捕獲するにはテキサス陥落後一定期間内に義景を信頼までもっていき、国力に余裕を持つことで捕獲イベントが発生する。
ランス10ではレベルを5上げて登場。ボス以外は強制的に引き分け扱いにする停戦交渉を持つ。野良魔物の集団やケイブリス派の魔軍相手だろうがその交渉力は健在である。
人間関係
名台詞
- ふぅ…
- 困ったやつだ。
- これの価値をあの異人はちゃんと分かるのだろうか…
ランスの無茶に振り回されて気苦労が絶えず、大体ため息をついている。 こんな様子だが正史でのランスの無茶っぷりを内政と外交で支えていた名裏方の一人。
- 人間、ストレートな欲望に忠実な方が、行動力があるのかもしれませんな。
3Gと縁側で茶を啜りながらランスの話をしていた時に。 こう見えて性豪な義景からするとランスの考え方はむしろシンプルで好ましいようである。
- リセット「見てていい?ですか?」
- 義景「退屈でないならね」
雪姫宛ての手紙を書く義景と、それを興味津々のキラキラした目で眺めるリセット。 自分も手紙を書いてみたいというリセットに、義景はランスも交えて文字や文法を優しくレクチャーしていた。 彼女が後にシャングリラの外交官になれたのも、義景の教えが一助となっていたのかもしれない。
- パステル「いや、有意義であった。
妾もなんだか、やれる気がする!」 - 義景「それはようございました」
- パステル「ではな!ふふはははは!」
ランスにマジ切れしていたパステル相手でも少し話かければこの通り。 もっとも、翌日には元通りであったため義景はめげずに次の手を考えていた。
画像
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島津家 | 島津四兄弟(島津ヨシヒサ - 島津カズヒサ - 島津トシヒサ - 島津イエヒサ) - 黒姫 - アギレダ |
藤原家 | 藤原石丸 - 月餅 - 黒部 - 坂上田村麻呂 |
その他 | 蜘蛛弾正 - 鶴水 - 傾国 - 紀伊 - まこと - 魂縛り - 石爺 |
*1 後にシィルがここで勉強してヒーリングの効果を強化した
*2 妊娠期間を考えると第二次魔人戦争勃発以前に仕込んだ子供と言うことになる。