ポロン・チャオ
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解説
「かえるにょ・ぱにょ~ん」の主人公。兄のピッテン・チャオとは逆に、知の才能に恵まれた心優しい王子。育ちのせいで人を疑う事を知らずお人好し過ぎる面もあるが、国民からは愛されている。ゲーム中はほとんど謎生物パニョンの姿で過ごしているが、本来の姿は栗色の髪に甘いマスクの美少年。
神官として優れているだけでなく、格闘家としてもかなりの実力を持っており、一人旅の頃はモンスターが増える夜間も構わず歩き、デカントの団体も圧し通り、そのまま昼夜を問わず旅を続けて、7日で魔の森まで暢気に分け入ってしまう程。ピッテン曰く、ポロンが危険になる様な相手はこの世にそういるもんじゃない、とか。でも、高い所は苦手気味。さらには道などを覚えない性分で、帰り道を見失ってもあまり気にせず旅してしまうタイプ。
王位には元々就きたくなかったので、珍しいモノ探しの旅も適当な物を見繕って帰る予定だったのだが、正体を隠したニコペリの薬でパニョンに変えられてしまい、その場で偶然悲鳴を聞きつけた女殺しに襲われていた少女達を無力な姿のまま身体を張って助けたのが冒険の始まり。戦いばかりでなく、皆で海で泳いだり酒場でバイトしたりと、楽しく充実した旅を続け、辿り着いた故郷の変事では、父を殺し玉座を簒奪した(ように装った)ピッテン・チャオと、その腹心ニコペリ、彼らの率いる王国軍に仲間達と共に立ち向かった。
エンディングでは無事元の姿に戻り、皆に望まれパランチョの次期国王となる。その後、即位の前に改めて7人の仲間達と共に見聞を広める旅に出立したらしい。
「かえるにょ・ぱにょ~ん」の時から2年後のランス9時点では正式に国王となっている模様。*1
ランス10では
ぱにょんの結末どおり、国元には七人の女の子が居る。同国の者はポロン王の七人の嫁と認識しているが、本人は大事な仲間と考えており邪な気持ちを抱いていない。(※そもそもぱにょんのエロシーンはバッドエンド時のみであり、ポロンによるエロシーンが存在しない*2)
ポロンの代わりに戦争に出陣することを望んだ子も居たが、兄ピッテンたっての薦めでポロン王本人が戦争に参加することとなった。
謎生物パニョンとして冒険した経験から、得体の知れぬ背後から迫る圧迫感(強制スクロール)に非常に敏感で殿戦を得意とする。この辺りは負け戦の殿戦が好きな戦姫と共通する部分がある。
ゲーム的には
ランス10では
コスト3Ap・威力二倍の装甲破壊パンチを扱う数少ないキャラ。
敵支援を一つ排除するとともに、ロック支援である重装甲支援を排除できる唯一の攻撃手段のため主にボス戦の開幕に重宝する。
重めのコストであるため使い勝手は良くないが、通常プレイにおいては他にキバ子くらいしか扱えるキャラがおらず、自由都市方面では宝箱から固定で入手できるため戦略に組み込み易い。
かえるにょ・ぱにょ~んでは
作中謎生物パニョン化しているため攻撃能力を封じられている。
ゲーム中強制スクロールに飲まれないようペースメーカーとして前進し、神魔法による女の子支援を主とする。
わいどにょでは
人間バージョンにて参加。高い再行動率と攻撃力で敵を薙ぎ倒す鬼神の如き活躍を見せる。攻撃モーションが連続パンチからの追い討ち連続キックと、格闘力の高さが垣間見える。
特記事項
- 担当レベル神はトトチャウネ(未登場)だが、ゲーム中では訳あって異次元の神であるヤマネが呼び出される。
- 他の「にょ」シリーズにはアリスやナナスに召喚される形で登場し、かえるにょ国にょアリスでは、格闘キャラ兼唯一の回復ユニット、ままにょにょでは、優秀な格闘系ユニットとして活躍する。
画像
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コメント
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*1 前国王であるペペロン・チャオも息災であるとピッテンが語っているので譲位ということになる
*2 そのため上手にプレイしてしまうと全くエロシーンがないままクリアしてしまう驚愕のエロゲーである