ダークランス

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解説 ランス6では ランス・クエスト、マグナムでは ランス10では 人間関係 特記事項 名台詞 名場面 画像 コメント

解説

ランスとフェリスとの間に産まれた息子で、人と悪魔のハーフ。マザコンで父親に対しては反抗期。容姿や感性は父親似。

本来人間と悪魔の間には子が出来ない筈だが、フェリスが不安定なフセイの時(5D)にランスが無理をさせてしまった為、まさかの妊娠が起きたらしい。

フェリスを助けたことで悪魔社会から脱走者として追われている。その戦闘力の成長速度は異常な程で、ランス曰く「流石俺の息子」。フェリスとの逃亡中に父と同じランスアタックを本能的に発動させた。

出生が三魔子の耳に入り呼び出されるまでは、母思い子思いの良い親子であったらしい。手に持つ赤い短剣は三魔子との謁見時に「いい目をしている」とレガシオに気に入られ贈られた剣「グラム」。怒りや悲しみの感情で攻撃力が増すが、現在のダークランスではまだ使いこなせず、普段は人間界の剣を使用している。

悪魔は真の名を知られてしまうと、相手の僕にならなければならないので本名は秘密（マグナムにてフェリスがフェブ…と洩らすシーンがある）。ダークランスの名はシィル・プラインの発案。ゼニガメ、おっぱい君と、あまりにひどい仮の名しか思いつかないランスに、リトルランス、ランスJr.などの例を挙げてみたりするあたり、父親のランスには嫌悪感を見せても、複雑な感情を抱いている模様。ならばローカルランスと答えるランスの所行を見かねたシィルが、せめて…と口添えしたのが今の通称である。

ランス・クエスト マグナムで中二病になる。またトミノメモによると、同じく中二病のアムとミラクルのセンスではドイツ語を使うアムの方が好みらしい。

ランス6では

自分を産んだ為に罪人とされてしまった母を、力も階級も足りない為に助ける事が出来ず、そのやり切れない思いをぶつける為に度々ランスを狙って現れる。ランスを殺して、地獄?で刑罰を受ける母を解放して貰うつもりだったとの事だが、悪魔、とくに刑罰執行者であったネプラカスはそれ程寛容とは言えないので、いずれは脱走するしかなかったと思われる。

ランス一行によってフェリスが助けられた後は、精神に重い障害を負った母を献身的に守って、悪魔の追っ手達と切り結びつつ逃亡する生活を続けている。傷だらけになりながらも初心を貫徹する性格と、死闘を繰り返すうち自然に会得した剣技は奇しくも父によく似たものとなっている。

ランス・クエスト、マグナムでは

その絶望的な状況からか、導く者に所属しており、「漆黒の王子-ﾌｫｱﾘｭｯｹﾝ･ｸﾚｯﾍﾟ-」として父親と対峙する。前回登場した時と異なって、黒い鎧とマントを身に着けている。はぐれてしまった母を捜索中で、彼女はランス城に匿われているのだが、一向に気付いていない。

あるクエストでは、ハニー達と共に初めての冒険をする事になるが、シナリオの展開次第では、ハニー達の懐柔によって眼鏡っ娘フェチに目覚める等、酷い事態が起きてしまう事に。また、別のシナリオ展開では、ハニーキングにその実力を認められて、願い事を叶えて貰う事になり、ダークランスは行方の分からないフェリスに贈り物をしてもらう願い事を言っている。

ランス10では

魔軍と人類の戦争が始まっているが特に興味はなく、現在はフェリス捜索に加えて、ランスを倒すのではなく超える為に、ランスが過去に為した偉業を辿っている。その道中の悪魔回廊でランス一行と再会する。グラムも相当成長している。

カスタム地下の迷宮では、戦闘の際にはぐれてしまったマリアを魔物から救い、迷宮の出口まで連れて行く面倒見の良さを見せた。この時の事件が縁となりマリアには時折、相談に乗ってもらっているようで親密な仲になっている。 マリアからランスの事を色々と聞き、ただの極悪人ではないと理解する。（悪い所は知り尽くしてるから、後は良い所を知れば少しは悪印象が改善されるというマリアの考え。

再び訪れた悪魔回廊で、再度ランス達と再会。その際にフェリスとも漸く再会を果たす。その際、悪魔の追手や天使の手から母を護っているランスの事を素直に認めており、より一層ランスを越える事を目標にするようになる。 （ちなみに、マリアとの行為をダークランスに見せつけると選択すると『マリアの可能性』が解放され、二部で眼鏡ルートが解放される。

+

本編のネタバレ注意!!

RA3年時、魔王となったランスを倒すという使命に駆られ大規模な行動に出る。 かつて人類軍を率いて戦ったランスに匹敵する活動力を発揮し、人類だけでなく、魔軍や悪魔界や天界をも巻き込んだ大事件となった。 しかし、世界の流れを一人で動かすというあまりにも重いストレスにより倒れ、生死の境を彷徨うことになってしまう。 フェリスや周囲に支えられることで一命を取り止め、打倒魔王ランスの妄執から解放される。 以降は幼少期のような危うさは消え、身内を大切にするようになり、身内に害を為すものに対しては一切の容赦がない。特に腹違いの弟や妹にはキャラが崩壊するくらい溺愛しており、その普段とのギャップはかつてのダークランスを知っている者にとってかなりの違和感を与えている。 ランスが親バカなのに対し、ダークランスは重度の兄バカであり、リセットの成長が止まっている事に対して、ランスと全くの同意見で育たなくていいと言い張る。 大怪獣クエルプランに弟妹たちが飲み込まれた際には、自らの危険も顧みずクエルプランの内部に飛び込み、三魔子の一人・レガシオから贈られた宝剣グラムを犠牲にして救い出した。 外見はランスに瓜二つであり、そのことがコンプレックスでもある。志津香曰く「ランスの顔で、絶対にランスがしないような顔をする」とのこと。 かつて患っていた中二病は改善されている様子。 第二部開始時点では大怪獣クエルプランと、それと一緒に現れるネプラカスを追って旅を続けている。 キナニ砂漠ではネプラカスに襲われていたエール一行を肉親だとは気づかずに助け、死国では弟妹達を毒牙にかけんとするネプラカスに対し激昂しながら襲いかかっている。その後も一行とは度々遭遇し、模擬戦を行ったり、闘神大会で応援したりとなにかと手助けしている。 魔王ランスを救おうとするリセットやエールに対し、世界の平和の為にもランスを倒した方が良いとぼやくが、ランスが助かることで喜ぶ周囲の人間の事を想い、ランスを正気に戻す為の戦いに力を貸す事を決める。 宝剣グラムを失っていたことから、翔竜山登頂直前から大怪獣クエルプラン撃退までの間、カオス自身の希望により魔剣カオスのマスターとなった。*1。 正気を取り戻したランスと再会した際には、ランスを「親父」と呼ぶが、それをランスに気持ち悪がられた為、再び「クソ親父」の呼称に戻した。 天使ルートでは、ネプラカスとの戦闘で負傷したダークランスを治療してくれた天使・ヌーク77と行動を共にしている。ヌークの事は妹のように見ている所から見るに、ランス同様かなりの鈍感である。 眼鏡ルートは一部の『マリアの可能性』を解放することで選択可能。ヌークではなくマリアと行動を共にしており、その関係も恋人となっている。 ちなみに、宝剣グラムを呼び寄せる呪文は、 「宝剣グラムよ！主の命に！主の血に応えよ！我は求めん！力の返還を！」 と、若干中二臭い。 血の記憶との死闘の後は、ベストフレンドではない場合「最近この付近で天使だか悪魔だかが出没する」との噂から、闘神都市で別れることとなる。

人間関係

• フェリス / 母ちゃん。何に変えても守りたい存在
  
• ランス / クソ親父。平和の為には居ない方がいい悪人だが凄いやつでもある。いつか超えようと躍起になっていた時期もあった。
  
• リセット・カラー / 良くできた異母妹。溺愛している
• ランスチルドレン / 異母弟妹。全員目に入れても痛くないくらい溺愛している
• マリア・カスタード / 恋人（眼鏡ルート選択時）
  
• ヌーク77 / 妹みたいな存在（天使ルート選択時）
  
• ネプラカス / かつて母を苦しめ、今は可愛い弟妹に危害を加えようとする不倶戴天の仇敵

特記事項

• 最大開放されたグラムは戦闘力のみなら既に魔剣カオスを越えるほど育っているようで、カオスを生贄にして大怪獣クエルプランに呑み込まれたロッキーを救おうと提案したランスに対し、「カオスじゃ無理」と即答している
• ダークランスの自己申告によれば不老の存在であるらしい。
• 現在の所ダークランスが無敵結界無効かどうかは不明。
  これについては作中一度も描写されておらず(魔人と戦う際もカオスを装備)公式のコメントや資料もない。高位の悪魔は無効である様だがダークランスは無階級であり、またハーフであるが故に天使に感知されない等仕様が違い、本人も人間としての側面が強いと言ったこともあり悪魔と同様に扱われるかは疑問である。
• 2部における加入後のシナリオ上の強さの描写に疑問の声が挙がったがこれについても詳細は不明。
  これは魔王級と評されたネプラカスに優位に立ち回れるのならば単独で魔人よりも強いのに魔人相手に仲間全員の力で勝ったことになっていることからの疑問である。
  これについては加入する際にグラムを装備していないことやクエルプランからの救出時に他の兄弟と同様にレベルを吸われた可能性(自身も影響を受け辛いとこぼしていた)が推察されているがあくまで推察なので注意。

名台詞

• おいら、かーちゃん助けたくて…でも…おいらの力じゃあ…む、無理で…
  おいらじゃ、かーちゃん助けられない…うっ…うわーーーーーーーーん!!

  大いに泣け、男の子。そして立ち上がれ!

• くそっ、お前なんか嫌いだ。本当に、大っ嫌いだからな!!

  フェリスを助けたランスにかけた別れの言葉。

• 可哀想に…/ラ「ふふふ、俺様の息子だ。その程度の試練、楽勝だ。がはははは
  またいずれ会う事もあるだろう。ふむ、楽しみだ。」

  彼の境遇に同情する声と、親御さんの一言

• 「そっか、おとーさんが息子に与えた試練なんだね
  おにーちゃん、がんばれー！」

  バベルの塔 数十階から息子を蹴り出す親御さんの教育に対する、妹さんの一言

• 「やっぱりカッケーな、この城……
  　センスがいい……」

  ランス城をうっとり見上げながらつぶやいた一言
  何だかんだ言って、親子です

• 「この呪われし傷-ｽﾃｨｸﾞﾏ-は、その身に刻んだ者以外にも災厄を運ぶ、忌まわしきケガレの証
  　　この傷に触れた者は、またその身に受けし者と同様のケガレを身にまとう事になる」
  　「もう、いいからおにーちゃん傷みせて！」
  

  ランス城裏庭にて、彼の傷を手当しようとしたリセットに向かって言った言葉

• 「あ、困ったことがあったら、すぐに俺に言えよ
  　 どこにいても助けに来てやっから」

  リセットに向けて。旅立ちの前に交わした言葉

• 「いや、しかしな……
  　兄弟姉妹でってのは、
  　ちとインモラルすぎないか？」

  ランス１０より。魔王との決戦前に泊まった温泉旅館にて、気になる相手が居ると答えた際の一言
  直後に悪魔がそれ言うんですかとツッコミを受ける。

• 「よう、親父。
  　体はいいのか？」

  魔王化から正気に戻ったランスを見ての一言
  これまでの彼を知っていればいるほど、信じられない一言

• 「あーっ！　お、おま！
  　人の因縁の相手をー！？」

  復活したランスに一級悪魔ネプラカスを斬り殺された際の一言
  親子2代に渡る因縁の相手を地の文にしてたった2行の説明で殺されたのだからたまったものではない

• 「宝剣グラム！
  　主の命に！主の血に応えよ！
  　我は求めん！力の返還を！」

  グラムを呼び戻す時の呪文
  少年期の名残かクルックーには笑われ、ランスには恥ずかしがられた。

名場面

名場面/ダークランス

画像

ランス・クエスト・マグナム

ランス10

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